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スキーの歴史とは?起源・発祥を歴史年表付きで簡単解説

スキーの歴史とは?起源・発祥を歴史年表付きで簡単解説

スキーの歴史は、紀元前の雪上を歩きやすくする道具が起源です。スキーは、日常生活の道具からスポーツ競技へ時代を経て進化していきました。競技スキーは、北欧の国から世界へ広く普及し国際的なスポーツへ進化していきます。スキーの歴史は、ルーツや時代背景、技術の革新の多様な方面から理解を深めることが可能です。

2021.12.16 ウィンタースポーツ

Writer

田崎瑞子

公式ライター
田崎瑞子

スキーの歴史について

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スキーの歴史は、紀元前に雪山を簡単に歩くための道具​が作られたことが始まりです。当時スキーは、中国がやロシア、北欧の国々で交通手段にされていました。スキーは、北欧の国を中心に世界へ広がり生活の道具から軍隊の訓練用具になり、最終的には冬場のスポーツへ発展します。現代のスキーは、娯楽の1つになり多くの人がスキー場に足を運んだり、競技を観戦したりと人々に受け入れられるスポーツになりました。

スキーの起源・始まり

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スキーのルーツは、紀元前1万年前で雪上を歩きやすくする道具を作ったことが始まりと言われています。スキーは、動物の狩りをするときに使われていた道具でかんじきに似た形状でした。スキーの歴史は、雪の多く降る北欧や中国、ロシアの国々が始まりです。

スキーの語源

スキーの語源は、ノルウェー語で薄い板のことを示すシー(Ski)が由来です。シーの言葉は、古代北欧語源の割った木の意味があり素材と形状が名前の由来になりました。スキーの呼び名は、北欧の地域に徐々に広がり一般的な言葉へ定着していきました。

スキーの発祥国

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スキー発祥の国は、諸説ありますが北欧のノルウェーが有力です。古代スキーの発祥地は、北欧、ロシア、中国と言われています。3つの地域を含む世界のさまざまな地域では、スキーが使用されていた記録が残されています。ノルウェーは、スキーの文献や遺跡が多く残されていることから発祥地で最も有力な場所です。

スキーの発祥の地

スキーの発祥地は、諸説あり詳しい土地は分かっていません。競技の発祥地は、世界で初めてスキー競技会が開催されたノルウェーの首都オスロです。ノルウェーは、スキー板やストックの開発をし、技術を学べるスキー学校を設立することでスキー文化の発展地となりました。

日本のスキーの歴史

日本のスキーの歴史の始まりがいつからかは、諸説あります。1808年に、樺太でスキーを履いた人の記録があり、当時からスキーに似た用具がありました。

現代の形のスキーは、スカンジナビアから1895年に伝わりました。1902年には、陸軍の八甲田雪中行軍で多くの死者を出したことでスキーの必要性が問われ、訓練に取り入れられるようになります。1920年代以降は、スポーツ競技のスキーが国内へ広く普及しました。

スキー道具の歴史

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スキーの道具の歴史は、スキー板とストック、靴で分類することが可能です。シンプルな構造だったスキーは、生活の道具から競技の用具に変わることで多様な変化をとげていきます。スキーの道具は、自由な滑走をするため形状や素材が見直され、時代や技術の変化とともに姿を変えました。

スキー板の歴史

スキー板の歴史は、紀元前に始まりました。当時のスキー板は、薄い板を2つに割ったシンプルな形でした。

1800年代には、現代のスキー板の原型が完成し板と足の部分を固定できる形へ変化をとげます。1895年には、バインディングが考案され足幅の調整が簡単になり、かかとを上げて自由にターンやジャンプが可能になりました。
1928年には、金属のエッジが考えられ走行が容易なスキーの原型となる板が生まれます。

ストックの歴史

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ストックの始まりは、ノルウェーにスキークラブが設立したときに木製の2本式のタイプが使われたことです。ストックは、のちに竹製の材質も使われるようになり、雪面に固定するリングの機能が追加されました。1930年頃には、金属製の耐久性のある現代の形に近いストックが使われるようになります。現代のストックは、競技や種目ごとに形状や素材が異なりさまざまなタイプの商品が発売されています。

スキー靴の歴史

スキー靴がいつから使われたのかは、スキーが発祥したときの記録がないため詳しくは分かっていません。1893年には、編み上げ式のブーツで滑ることが主流になります。

1965年には、靴の後ろを紐でしばることでかかとを安定させるタイプが完成しました。現在ではアルペンやクロスカントリーの競技毎にスキーにあった形状や素材の靴がさまざまなメーカーで作られています。

スキー競技の歴史

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スキー競技の歴史は、ジャンプとクロスカントリーに分類されます。ジャンプとクロスカントリー競技は、ノルウェーを起源に始まりました。競技は、ノルウェー国内だけではなくヨーロッパ、海外へと徐々に広まりを見せ、ルールの改善を経てオリンピックの国際大会がさかんにおこなわれるようになります。

スキージャンプの歴史

スキージャンプの歴史は、ノルウェーのテレマーク地方で始まりました。当時のテレマーク地方では、スキーで山を滑ることが流行っていました。山をスキーで下る遊びは、スキージャンプの起源になります。スキージャンプは、次第に多くの人が競技を始めるようになり1877年には、初めて競技会が開催されました。ジャンプ競技は、北欧の国以外に拡大していき、1924年にノーマルヒルが冬季オリンピックの種目になりました。

クロスカントリースキーの歴史

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クロスカントリ―スキーは、スキーのルーツ​と言える種目です。クロスカントリーは、紀元前から雪の上の作業を容易にするために生活に密着する動作で存在し最も古いスキーの種類です。古い歴史を持つクロスカントリーは、1776年にノルウェーのトロムソで初めて競技スポーツが開かれます。クロスカントリーは、競技人口を伸ばし1924年にオリンピック種目となりました。

スキーの歴史年表

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スキーの歴史年表は、3つの時期に分類されます。
・紀元前
・1879年~1911年
・1923年~現代

紀元前には、雪山の移動をする道具のスキーが誕生します。当時スキーは、雪の多い地域の狩りや交通手段に使われていました。1769年には、スキー競技が始まり世界各国や日本に文化の広がりを見せます。1920年代以降には、スキーのスポーツ競技のルールが整い国際大会が盛んにおこなわれるようになります。

紀元前~

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紀元前1万年前 木の板で雪上を移動する道具が発明される
紀元前2500年前 北欧、中国、ロシアでスキーが生活に使われるようになる
850年代 軍隊に導入されスキー部隊が編制される
戦でスキーが使われるようになる
1769年 ノルウェーで競技スキーが始まる
1808年 樺太でスキーを装着した人の絵が見つかる
紀元前の年表は、スキーの起源や時代の流れで変わる使用方法を知ることが可能です。雪が多く降る地域の生活の道具だったスキーは、時代が変わると軍隊の訓練や戦に使われるようになります。戦乱が落ち着いた後には、ノルウェーで競技用スキーのスポーツの文化が誕生します。

1879年~1911年

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1879年 ノルウェーで世界初のスキー競技大会の開催
1880年 ノルウェーでスキークラブが設立される
1883年 スキー連盟の設立
1893年 バインディングが考案される
1895年 日本へスキーが伝わる
1902年 八甲田雪中行軍遭難事件
スキーの必要性が問われる
1910年 国内で始めてスキーが作られる
1911年
ハンガリー帝国軍人のレルヒ少佐が日本陸軍にスキー技術が伝えられる
1879~1911年の年表は、スキーの道具の進化や競技の広まりの歴史を知ることができます。1883年には、競技の広まりとともにスキー連盟が発足されます。スキーは、1895年に正式に日本へ伝わりました。日本の近代スキーの歴史は、陸軍で技術が広まったことが始まりです。

1923年~2021年現在

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1923年 全日本スキー選手権大会の開催
1924年
第1回冬季オリンピックの開催
国際スキー連盟の発足
1925年 全日本スキー連盟の発足
1928年 日本人が初めてオリンピックスキー種目へ出場
1936年 アルペン競技がオリンピック種目となる
1956年 コルチナダンペッツオリンピック開催
猪谷千春が日本人初の銀メダル獲得
1968年 グルノーブルオリンピック開催
日本人女子選手が初めてスキー競技に出場
1972年 アジア初の札幌オリンピック開催
笠谷幸生がアジア勢で初の金メダルを獲得
日本人選手のメダルラッシュ
1998年 長野オリンピック開催
女子モーグル競技で里谷多英が金メダル獲得
日本人選手のメダルラッシュ
1923年から現代までの年表は、国際的なスキーの発展を知ることが可能です。1924年には、国際連盟の発足を皮切りに各国でスキー連盟の立ち上げがされました。

スキー競技は、1924年にオリンピックの正式種目となり世界へ広がります。スキー文化は、日本に普及し1982年に初めて国内選手がオリンピックに出場します。現代では、男子選手だけではなく女子選手も多く活躍するようになりました。

スキーの歴史を記した本

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スキーの歴史を記した本は、3つの種類に分類されます。

・スキーの始まり、起源
・国内冬季オリンピック
・スキーのルールや技術

スキーの歴史は、起源や技術、時代の多様な視点から学べます。

日本スキー教程

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タイトル 日本スキー教程
著者 公共財団法人全日本スキー連盟
出版社 山と渓谷社
日本スキー教程は、スキーの始まりや近代スキーの発展を学べる1冊です。本の構成は、スキーの歴史と技術が細かく解説がされています。日本スキー教程は、用語や理論が学べるためスキーの基本的な事項を抑えるのに最適な本です。

あのスキーはどこへいった?

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タイトル あのスキーはどこへいった?
著者 西澤保祐
出版社 河出書房新社
あのスキーはどこへいった?は、日本のスキーの歴史と国内初のスキーメーカーが世界の進出した経緯が知れる本です。本の内容は、日本初のスキーメーカーのNISHIZAWAが世界のスキーブランドになった成功と撤退の経緯をメインに記されています。あのスキーはどこへいった?は、日本のスキーの時代の流れによる変化の歴史を学べる1冊です。

流れ星たちの長野オリンピック

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via amzn.to
タイトル 流れ星たちのオリンピック
著書 角皆優人
出版社 潮出版社
流れ星たちのオリンピックは、フリースタイルスキーの技術の発展と当時の時代背景を学べる1冊です。本の内容は、1988年の長野オリンピックを軸に日本を代表する選手達の苦悩や進化が記されています。流れ星たちのオリンピックは、スキーに詳しくない人でも当時の技術の変化や時代の移り変わりの歴史を学べる本です。

日本スキー・もうひとつの源流

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via amzn.to
タイトル 日本スキー・もうひとつの源流
著者 中浦皓至
出版社 北海道大学出版会
日本スキー・もうひとつの源流は、明治時代に陸軍でスキーが使用され国内へ普及した由来を知れる本です。陸軍でスキーが導入された経緯や時代とともに明治から大正の時代にスキー文化が日本国内へ広がっていく流れが知れる1冊です。

スキー技術の歴史と系統-ターンへの挑戦

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タイトル スキーの技術の歴史と系統 ターンへの挑戦
著者 中浦皓至
出版社 北海道大学出版会
スキー技術の歴史と系統ターンへの挑戦は、スキーの黎明期からの歴史と技術の変革を学べる本です。内容は、世紀におよぶスキー技術と指導法の移り変わりが詳しく分析され記されています。スキーのテクニックの起源や変化を知りたい人に最適な1冊です。

スキーの歴史を知って理解を深めよう

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スキーの歴史は、紀元前からと古く人類の生活と共に変化していきました。スキーは、生活の手助けをする道具から、軍隊の訓練道具へ変化し最終的にスポーツ競技へ進化していきました。日本のスキーの歴史を記した本には、国内で盛り上がりを見せた冬季オリンピックを舞台に書かれた書籍も多く、当時の時代背景やスキーの発展の由来を知るきっかけとなります。

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