パルクール初心者が絶対知っておきたい着地の重要性【入門ガイド】
パルクール初心者の方は、着地方法をきちんとご存知ですか?かっこいい技にトライする前に、一番重要な着地の仕方についてマスターしましょう。怪我やトラブルを軽減するためにも、着地の基本のやり方は重要です。これからパルクールに挑戦したい初心者の方は、ぜひチェックして下さい。
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公式ライター Activel_director
パルクール初心者が知っておくべき着地失敗の危険性
また、初心者の方がパルクールに対して恐怖を感じる点も、着地なのではないでしょうか。着地の基礎さえマスターしてしまえば、パルクールはずっと楽しいスポーツになります。今回は、まだパルクールをやったことのない初心者の方でもわかるよう、着地の重要性と基礎のガイドをご紹介します。
パルクール初心者への着地の基本
Parkour – Landing and Rolling
パルクール基本着地①ランディング
PARKOUR ACADEMY (HOW TO LAND)
ランディングとは、足と手を使って着地の衝撃を分散させる技です。やり方は、膝のクッションを活かし、衝撃を和らげます。ランディングは、別名4点着地とも呼ばれています。4点着地の由来は、足と手それぞれ4つの点で地面を捉えて着地することです。
ランディングは高低差に関係なく、パルクールの着地の基本となる動きです。ランディングができていない状態では、パルクールは危険なので、無理して動画の真似をしないようにしましょう。4点着地の他に、3点着地という着地方法もあります。初心者の方は、もしかしたら目にした機会が多い着地方法かもしれません。
Three Point Landing
もともとアニメの表現から生まれたという3点着地は、パルクールでの応用も可能ですが、体重分散の観点から見れば、4点着地の方が安全性は勝るでしょう。あくまでパフォーマンスの一環として3点着地を習得する分には問題ありませんが、3点着地で全ての着地をクリアしようとするのは大変危険です。
パルクール初心者の方は、つい見栄えにこだわって着地のやり方をスマートにしようとしてしまうのですが、3点着地はパルクールの中では一般的な着地ではありませんので、できる限り4点着地を目指すことを勧めます。
パルクール基本着地②ローリング
PARKOUR SAFETY ROLLS Tutorial – Forward Roll, Side Roll, Back Roll
着地の瞬間、ロール(体を回転)させることで、体や足にかかる衝撃を分散させるやり方です。パルクール初心者の方は、動画のように静かに柔らかくローリングを決めるのは難しいと思います。初心者の方は、焦らず、少しずつ体の動きを確認しながら取り組みましょう。
5点着地
初心者の方は、動画ガイドのような高い位置からローリングを実践するのは絶対にやめてください。初心者の方向けの練習方法もこちらの記事で後ほど紹介します。
パルクール初心者へ伝えたい着地の基本的な考え方
基礎①衝撃を吸収する
私たちの体は、ある程度のバネで着地に対する衝撃を緩和することができますが、筋肉の使い方を知らなければ、そのダメージを体に受け止めることになってしまいます。高いところから落下して怪我や死亡を招くのは、体外・体内関わらず私たちの体が破損するからです。初心者の方に伝えたいのは、意外と人の体は脆いということです。
パルクールを楽しむにあたり、常にこの危険と隣り合わせであることを意識しなければなりません。パルクールの着地方法は、そういった危険から私たちの身を守るための技です。
パルクールというと、かっこいい技につい目がいきがちですが、まずは着地方法の基礎を体得することから、初心者の方はスタートしましょう。
基礎②着床面積を広くする
通常のジャンプで着地する二足よりも、手を1本加えた3点着地の方が安定します。さらに、両手で支える4点着地の方が柔軟性が増します。そして、背中全体で体重を分散するローリング(5点着地)をマスターすれば、最大限に面積を広げられます。
このように、パルクールの基本的な着地の体系は出来上がっています。初心者の方は、よく技の名称ややり方に集中しすぎてその本質を忘れてしまいがちですが、面積を広げることを意識して着地を丁寧に行えば、自然とその時々に必要な着地方法を選択することができるでしょう。
パルクール初心者の着地の練習方法
基礎①高低差の少ない場所で練習
「これじゃ着地にランディングやローリングが必要ない」と感じる場所かもしれませんが、初心者の方には、その程度の高低差で始めるやり方が正解です。
「PKロール」パルクールの始め方 3−1
ランディングやローリングのやり方は、極論を言えば、高低差がない場所でも練習できます。初心者の方は、まず、地面に対していかに柔らかく体を使えるかを確かめるためにも、高低差の少ない場所で練習を始めましょう。
基礎②着地点が柔らかい場所で練習
ご自宅に畳がある方は、畳での練習がベストです。適度な硬さがあり、柔軟性もあるので怪我はしません。
特に、パルクールは屋外でかっこよく動くイメージが強いので、屋内での地道な練習はあまりイメージが沸かないかもしれませんが、安全に習得していくためには一つの手段と言えるでしょう。
パルクールの着地の危険性
どのスポーツも、体を使う以上ある程度の危険性ははらみますが、その中でもパルクールは特に危険性の高いスポーツと言えます。
パルクールが原因で大怪我をしたケースや、死亡につながったケースも世界を見れば数あります。
ですので、初心者の方にはその危険性を十分に理解していただき、初心者用のガイドを確認しながら練習して欲しいです。
パルクールのやり方は人それぞれですが、着地に対する基礎の考え方は共通です。
初心者の方でこれからパルクールを楽しみたいと考えている方は、ぜひ着地について真剣に考え、やり方をしっかりとマスターして下さい。
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