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カラフトマスを釣りたい!初心者におすすめのタックルと仕掛けとは?

カラフトマスを釣りたい!初心者におすすめのタックルと仕掛けとは?

カラフトマス(樺太鱒)を釣るためのタックルや仕掛けを詳しく紹介します。初めてカラフトマス釣りにチャレンジする初心者の方でも、必要なタックルや仕掛けを準備すれば、簡単に釣ることができます。カラフトマスの釣り方をマスターしましょう。

2023.01.01 釣り

カラフトマスとは?

カラフトマスとは? (98870)

via カラフトマスとは?
分類 サケ目サケ科サケ属
学名 Oncorhynchus gorbuscha
英名 Pink salmon
別名 セッパリ、アオマス、サクラ
分布 太平洋側:岩手県以北、日本海側:新潟以北
カラフトマス(樺太鱒)は、サケ目サケ科サケ属に分類され、セッパリ、アオマス、サクラなどの別名があります。英語ではpink salmon(ピンクサーモン)です。

体長は40~60cm重さ2~2.5kgほどあり、釣り人のターゲットとして人気があります。背は青緑色、腹は銀白色で、尾ビレに黒い斑点があることが特徴です。繁殖期に雄は背中が突起状に変形します。

カラフトマスの生息域

カラフトマスの生息域は広く、北極海、北太平洋、ベーリング海、オホーツク海全域、日本海に分布しています。

日本近海の生息域は、太平洋側では岩手県より北日本海側では新潟県より北です。北海道のオホーツク海と根室海峡に流れ込む河川へ遡上することが多いです。

カラフトマスが釣れる時期

しゅ on Instagram: “機種変後のテストこのコブはコラーゲンですって。#カラフトマス #北の大地の水族館 #hokkaidotrip #hokkaidosgram” (98868)

カラフトマスが河川に遡上するために、岸に近づくタイミングが釣れる時期になります。7月中旬~10月に釣ることができ、8月と9月がベストシーズンです。年によって遡上時期が早かったり、遅かったりしますので、釣り情報を参考にして釣行の計画を立てましょう。

カラフトマスの釣り場

北海道のオホーツク海、太平洋沿岸の堤防や海岸がカラフトマスの釣り場になります。サケは、ほぼ100%の確率で生まれた河川を遡上しますが、カラフトマスは60%ぐらいになりますので、よく釣れる釣り場は年によって違いがあります。

河口周辺はサケ・マス類が釣り禁止のエリアが多く、河川・沼湖でのカラフトマス釣りは禁止ですので注意しましょう。

カラフトマスの釣り方

ヨシヒコ on Instagram: “厳しい闘いでした〜🎣 昨日はヒットのほとんどがスレばかり😅  しかーし、午後になってからバイトしてくれたことに安堵しました‼️ まだ綺麗な個体はいるものの、短いカラフトマスシーズンが終わりを告げようとしてます😢  あっという間に令和元年のカラフトマスが終わる……” (98869)

カラフトマスの釣り方は、ルアーを使用して手軽にできるルアー釣りウキルアー釣り、エサを使用するウキ釣りの3つがあります。それぞれの釣り方の特徴を詳しく紹介します。

ルアー釣り

ルアー釣りは、気軽で簡単なカラフトマスの釣り方です。ロッドとリールは、シーバス用などのものが流用できますので、専用のタックルを用意する必要がありません。ルアーは金属製の板状のスプーン小魚型のミノーを使用します。

釣り方は、ルアーをキャストして一定の速度で引くリトリーブ(タダ巻き)が基本です。カラフトマスのタナである表層近くをできるだけゆっくり引くことがポイントです。引きが強烈ですので、リールのドラグはしっかり調整しましょう。

ウキルアー釣り

アキアジEVAフロートリーダーⅡ

アキアジEVAフロートリーダーⅡ

浮力 45g
ハリス 10号
全長 1.5m
カラフトマスのルアー釣りで表層近くのタナを狙うために、ルアーの上にウキをセットするウキルアー釣りが北海道では一般的に使われます。

ゆっくり巻いてもウキの浮力によってルアーが自重で沈むことがなく、一定のタナ維持することができます。

ハヤブサアキアジEVAフロートリーダーⅡは、ハリスに専用のウキと小物がセットされたウキルアー仕掛けで、初心者の方に便利です。フロートの浮力が45gありますので重いルアーにも対応できます。

ウキ釣り

カラフトマス釣りで確実に釣果を得たいなら、ウキ釣りがおすすめです。2~3号程度の磯竿を使用して、ウキを遊動式にセット、ハリをタコベイトなどで飾りアピールする釣り方が北海道流になります。

赤く染めた短冊のイカがエサの定番。堤防などで置き竿にしてアタリを待つことができますので、のんびり釣りを楽しみたい人に最適です。
カラフトマスのウキ釣りでの餌は、イカがおすすめ (99559)

サケ釣りのルアーや仕掛け
サケはアキアジと呼ばれることがあり、サケ釣り用のルアーや仕掛けは商品名に「アキアジ」がよく使われています。専用のルアーやウキルアー釣りに使用するウキ(フロート)、ウキ釣り用の仕掛けが販売されています。サケ釣り用ですのでカラフトマスに最適です。
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カラフトマスのルアー釣り用タックルとは?

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ルアー釣りのおすすめのタックルは、専用のタックルを用意する必要はなくシーバスや大型トラウトのタックルなどが流用できます。理由は、カラフトマスはサケの中では小型の魚となるためです。

【おすすめロッド】
長さが6~9ft、硬さがミディアムライト(ML)・ミディアム(M)が適しています。8~9ftの長いロッドは遠投性が高く、広範囲を攻めることができます。


【おすすめリール】
リールは、2500~3000番のスピニングリールが使いやすく、カラフトマスの強い引きに対応するためドラグ性能が安定しているメーカー品をおすすめします。


【ライン】
ラインは、ナイロンやPEラインにリーダーとして根ズレに強いフロロカーボンを50cm~1mぐらい結びます。ナイロンラインは電車結びなど簡単な結び方でよいですが、PEラインはFGノットなどの結束強度が高い結び方が必要になります。

ルアー釣り用のおすすめロッド

ダイワのルアーニスト86M

ダイワのルアーニスト86M

全長 2.59m
自重 158g
ルアー 7~35g
ナイロン 8~16lb
PE 0.6~1.5号
ダイワのルアーニスト86Mは、値段も安く初心者入門用ロッドとして購入しやすいです。価格以上の性能や耐久性があるコストパフォーマンスのよいモデルといえます。

ルアーニスト86Mは、カラフトマスのルアー釣り以外にエギングやロックフィッシュなどいろいろな対象魚に幅広く対応しています。初心者の方は夏以外の季節に他の釣りも楽しめるロッドを選ぶことをおすすめします。

ルアー釣り用のおすすめリール

シマノの17セドナ2500S

シマノの17セドナ2500S

自重 245g
最大ドラグ力 4.0kg
ギア比 5.0
カラフトマスのルアー釣りを始める初心者の方は、遠投性が高いシマノの17セドナ2500Sがおすすめです。1号のPEラインが100m付属していますので、ラインを購入する必要がなくお買い得な商品になります。

1号のPEラインはカラフトマスのルアー釣りに適したサイズで、他の多くのルアー釣りに対応できます。リールの自重が245gと軽いため、入門用リールとしておすすめでランガンや長時間の釣りでも疲れることがありません。

ルアー釣りのおすすめな仕掛け

カラフトマスのルアー釣りは、スプーンやミノーを使用します。カラフトマスのタナは50cm~2mぐらいと浅く、ルアーアクションはゆっくり一定の速さで巻くため、重いルアーはタナをキープしにくくなりますので、軽いルアーが適しています。

カラフトマスのウキルアー釣り用タックルとは?

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ウキルアー釣りのおすすめのタックルは、長めのロッドを使用し、ハリスの長さの自由度を高めましょう。理由は、カラフトマスが泳ぐ層のタナの深さにハリスの長さを調整できるためです。

【おすすめロッド】
初心者の方は9ft、ミディアムライト(ML)のシーバスロッドが最適です。


【おすすめリール】
ナイロンライン3号が150m巻ける大きさのスピニングリールが適しています。ダイワの2500番、シマノなら3000番になります。


【ライン】
ウキルアー釣りは、ウキとルアーがあるこで自重が重いので簡単に遠投ができます。そのため扱いやすいナイロンラインの使用がおすすめです。


【仕掛けの特徴】
ルアーに中通しウキをセットして、カラフトマスのタナをキープすることを可能にしています。ルアーの自重より浮力が大きなウキ(フロート)を選びます。

ウキルアー釣り用のおすすめロッド

シマノのルアーマチック S90ML

シマノのルアーマチック S90ML

全長 2.74m
自重 155g
ルアー 6~28g
ナイロン 4~16lb
PE 0.6~1.5号
シマノのルアーマチックS90MLは、幅広いルアーゲームに対応するオールラウンダーロッドです。9ftの長さがあると遠投性が高く、ハリスを長くすることができカラフトマスのウキルアー釣りに適しています。

ルアー釣り以外のサビキ釣りやウキ釣り、チョイ投げ釣りなども可能になりますので、いろいろな釣りを楽しみたい釣り初心者に最適です。

ウキルアー釣り用のおすすめリール

ダイワの16クレスト 2500

ダイワの16クレスト 2500

自重 275g
最大ドラグ 4kg
ギア比 4.7
ダイワの16クレスト2500は、ライントラブルを激減させるABS II・クロスラップ・ツイストバスターIIなどを搭載した入門用リールです。トラブルなく快適に釣りを楽しむための機能が充実したスタンダードモデルといえます。3号(12lb)のナイロンラインが150m巻くことができ、カラフトマスのウキルアー釣りに対応しています。

ウキルアー釣り用のおすすめ仕掛け

北海サーモンGTルアーセット

北海サーモンGTルアーセット

ルアー 45g
全長 1.5m
フック 24号
ハリス 10号
ナカジマの北海サーモンGTルアーセットは、ウキ止めやシモリ玉などの小物からルアーまですべてが揃ったカラフトマスのウキルアー仕掛けです。コストパフォーマンスがよく、初心者の方もラインに結ぶだけの便利な仕掛けです。

カラフトマスのウキ釣り用タックルとは?

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【おすすめロッド】
カラフトマスのウキ釣りのロッドは3号の磯竿が最適です。仕掛けの自重が軽いため、5.3mなど長い竿が遠投性が高くなります。


【おすすめリール】
3~5号のナイロンラインを150m巻くことができる大きさの3000~4000番のスピニングリールを使用します。長い磯竿でカラフトマスの強い引きを吸収できますので、メーカー品の入門モデルぐらいの性能で対応できます。


【おすすめ仕掛け】
仕掛けは、フロロカーボンのハリスをサルカンを使用して結束して、ウキ止め、シモリ玉、ウキ、ウキストッパー、針と多くのパーツが必要です。針にタコベイトなどで装飾してアピールします。

1つ1つのパーツを選び、仕掛けを作ることは釣りの楽しみですが、初心者の方は仕掛けがセットになったものを使用すると簡単です。

ウキ釣り用のおすすめロッド

シマノの17ホリデー磯3号 450PTS

シマノの17ホリデー磯3号 450PTS

シマノ 17 ホリデー磯 3号 450
全長 4.45m
自重 205g
錘負荷 5~8号
ハリス 3~7号
シマノ17ホリデー磯3号450は、カラフトマスのウキ釣りにおいて、4.5mはハリスの長さの自由度と遠投性のバランスがよく、初めて磯竿を使う方でも使いやすいロッドです

錘負荷が5~8号と幅広く、サビキ釣りやカゴ釣りなど他の釣りに対応できますので、いろいろな釣りを楽しむことができます。

ウキ釣り用のおすすめリール

シマノの19シエナ C3000

シマノの19シエナ C3000

自重 250g
最大ドラグ 8.5kg
ギア比 5.0
シマノの19シエナC3000は、カラフトマスのウキ釣りに適したナイロンライン3号が150m付属したお買い得なリールです。ラインはメーカーが多く種類が豊富なため、釣り初心者の方には選ぶことが難しいので最初は付属品を使用して慣れていきましょう。

ウキ釣り用のおすすめ仕掛け

がまかつのA1スーパーアキアG パーフェクト仕掛

がまかつのA1スーパーアキアG パーフェクト仕掛

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ウキ 6号(30g)
20号
ハリス 8号
幹糸 10号
がまかつのA1スーパーアキアGパーフェクト仕掛は、遠投性がよくトラブルの少ない円錐ウキを採用して、タコベイトと針までセットになっていますのでラインに結ぶだけでカラフトマスを釣ることができます。
カラフトマスのタナは浅く、根掛かりして仕掛けをロストすることは少ないので、予備の仕掛けは1つあればよく、仕掛けセットを2つ準備すると安心して釣ることができます。

ウキ釣り用のエサ

カラフトマスのエサは、食紅で赤く染めたイカがよく使われます。赤色に反応がよく、染めた色が薄くなったらエサを交換しましょう。サンマやソーダガツオ、バイオベイトなどのエサもあります。針に赤やピンクのタコベイトやイカナゴベイトで装飾してアピールします。
 

カラフトマスを釣るために持っておきたい道具

偏光グラス

カラフトマスを釣るために持っておきたい偏光グラス (99579)

水中がはっきりと見える偏光グラスは、釣りの必須アイテムです。

その理由は、カラフトマスの群れを見つけることが、釣果を得るための最初のステップになるためです。日中は夏の強い日差しが海面に反射して、海の中は見えづらいので、偏光グラスを使用して早くカラフトマスの群れを見つけましょう。

ランディングネット(タモ)

ダイワのランディングポール2

ダイワのランディングポール2

カラフトマスは体長が40~60cmと大きくて重いため、ランディングネット(タモ)を使用して確実に取り込みます。足場が高い漁港や堤防では必要なアイテムです。サーフや河口も浅瀬を引きずると、カラフトマスが暴れてバラシの原因になりますので、ランディングネットを使用しましょう。

クーラーボックス

ダイワのライトトランク4 VSS3000RJ ゴールド

ダイワのライトトランク4 VSS3000RJ ゴールド

カラフトマスは川を遡上する産卵期は脂が乗って、とても美味しい魚です。メスなら新鮮なイクラを食べることができます。鮮度がよい状態で持ち帰るために、大きなクーラーボックスを用意しましょう。カラフトマスは寄生虫(アニサキス)がいる可能性が高く、刺身で食べることは危険があります。

カラフトマスを釣るにはどうしたらいいの?

カラフトマスを釣るには、群れを見つけることが重要です。群れを探してランガンするか、回遊してくるまで待つか、選択する必要があります。ルアー・ウキルアー釣りならランガン、ウキ釣りはゆっくり待つことをおすすめします。

カラフトマスの群れを見つけることができた場合、次の2つのことを実践できれば確実に釣果を得ることができます。カラフトマスは、初心者の方でも大きな釣果が期待でき、強い引きを楽しむことができます。

カラフトマスの群れより少し遠い所にキャストする

カラフトマスの群れより少し遠い所にキャストする (98889)

via カラフトマスの群れより少し遠い所にキャストする
カラフトマスの群れより遠い所にルアーや仕掛けを投げ入れて、リールをゆっくり巻いて群れの中を攻めます。たくさんのカラフトマスが泳いでいる群れを見つけると群れに向かってキャストしたくなりますが、驚いて散ってしまいますので注意しましょう。

カラフトマスの泳ぐ向きを確認して、キャストして狙う場所を決めます。回遊する場所は潮目や川の流れ込みなどで、エサが豊富にあります。定期的に回遊する可能性が高く、狙い目のポイントになります。

カラフトマスのタナの位置に合わせる

カラフトマスのタナの位置に合わせる (98871)

via カラフトマスのタナの位置に合わせる
カラフトマスが泳いでいる水深より深いところにあるルアーやエサに反応しないので、タナを調整することが大切です。カラフトマスの反応がない場合は、落ち着いてタナを変えて攻めましょう。

ルアー釣りは巻くスピードを速くする、軽いルアーに変えるとタナが浅くなります。ウキルアー釣り・ウキ釣りはウキストッパーの位置を変えてタナを調節します。

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