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プロ野球の球団ランキング!セリーグ・パリークでファンクラブ会員数の多い順位とは?

プロ野球の球団ランキング!セリーグ・パリークでファンクラブ会員数の多い順位とは?

プロ野球の観客動員数では、セリーグの球団が上位を占めています。2005年以降の16年間の日本シリーズではパリーグ球団が13回の優勝でパリーグ球団の方が実力があると言われています。セリーグでは読売ジャイアンツや阪神タイガース、パリーグでは福岡ソフトバンクホークスが人気のプロ野球球団です。

2023.01.03 野球

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プロ野球の12球団の観客動員数ランキング

 (235548)

順位 球団名 2020年総観客動員数
1位 広島東洋カープ 537,857人
2位 福岡ソフトバンクホークス 532,723人
3位 阪神タイガース 517,944人
4位 読売ジャイアンツ 492,526人
5位 横浜DeNAベイスターズ 467,700人
6位 千葉ロッテマリーンズ 389,995人
7位 中日ドラゴンズ 378,006人
8位 東京ヤクルトスワローズ 360,593人
9位 オリックスバファローズ 333,559人
10位 埼玉西武ライオンズ 330,120人
11位 北海道日本ハムファイターズ 276,471人
12位 東北楽天ゴールデンイーグルス 236,084人
日本のプロ野球は、2020年観客数が最多の広島東洋カープ、2年連続セリーグ優勝の読売ジャイアンツ、4年連続日本一の福岡ソフトバンクホークスが人気の球団です。プロ野球の2020シーズンは、新型コロナの影響で無観客試合や観客数制限があり、年間の観客動員数は2019シーズンに比べ950万人減少しました。集客面ではセリーグの球団のほうがパリーグ球団より人気があります。

プロ野球の球団ランキング【セリーグ】

セリーグ球団は2012年の巨人を最後に8年連続で日本一の座をパリーグ球団に奪われています。しかし、観客動員数ではパリーグ球団に大差をつけています。巨人、阪神は毎年観客動員数トップを争う人気のある球団です。広島は2016年の25年ぶりリーグ優勝、横浜は2016年のCS初進出をきっかけに人気が上昇しました。

第6位:中日ドラゴンズ

2020年成績 3位
ファンクラブ会員数 約120,000人
2020年観客動員数 378,006人
2019年観客動員数 2,285,333人
2018年観客動員数 2,146,406人
主な人気選手 大野雄大、大島洋平、根尾昂
中日ドラゴンズは2020年、8年ぶりにAクラス復帰を果たしました。2019年にノーヒットノーランを達成したエースの大野雄大や、2018年に甲子園春夏連覇しドラフト1位で入団した根尾昂が人気です。ドラゴンズは本拠地がある愛知県名古屋市を中心に東海地方で根強い人気があります。マスコットキャラクターのドアラはバク転のパフォーマンスに加えて、自由奔放な性格で他球団のファンからも愛されています。

第5位:東京ヤクルトスワローズ

2020年成績 6位
ファンクラブ会員数 約100,000人
2020年観客動員数 360,593人
2019年観客動員数 1,955,578人
2018年観客動員数 1,927,822人
主な人気選手 山田哲人、青木宣親、村上宗隆
2020年はセリーグ最下位だった東京ヤクルトスワローズは、観客動員数もセリーグ最少でした。ヤクルトは傘を使った応援スタイルが有名でファンクラブの会員数も増加しています。タレントの出川哲郎や磯山さやかがヤクルトファンで有名ですが、安倍晋三前首相もヤクルトスワローズのファンです。マスコットキャラクターのつば九郎はフリップを使って笑いを誘う破天荒キャラで、契約更改をするマスコットでも話題を集めます。

第4位:横浜DeNAベイスターズ

2020年成績 4位
ファンクラブ会員数 約90,000人
2020年観客動員数 467,700人
2019年観客動員数 2,283,524人
2018年観客動員数 2,027,922人
主な人気選手 山崎康晃、佐野恵太、宮崎敏郎
横浜ベイスターズは2012年からDeNAベイスターズに変わり人気が上昇したチームです。2011年は6,500人に届かなかったファンクラブの会員数は2018年に90,000人を突破しました。地元の子供たちにチームのロゴ入りキャップを無料配布したり、本拠地の横浜スタジアムを人々が集うコミュニティボールパーク化を進めて地域と一体感のあるチームづくりを図り観客動員数も伸びました。

第3位:阪神タイガース

2020年成績 2位
ファンクラブ会員数 約150,000人
2020年観客動員数 517,944人
2019年観客動員数 3,091,335人
2018年観客動員数 2,898,976人
主な人気選手 藤浪晋太郎、近本光司、大山悠輔
2019年にプロ野球史上最多の年間3,091,335人の観客動員数を記録した阪神タイガースは、本拠地の関西を中心に人気のある球団です。2003年のリーグ優勝時には歓喜のあまり大阪の道頓堀に飛び込むエピソードから阪神は熱狂的なファンの多い球団です。熱狂的な阪神ファンは虎キチと呼ばれることが多く、巨人に強い敵対心を持っています。

第2位:広島東洋カープ

2020年成績 5位
ファンクラブ会員数 約50,000人
2020年観客動員数 537,857人
2019年観客動員数 2,223,619人
2018年観客動員数 2,232,100人
主な人気選手 鈴木誠也、菊池涼介、森下暢仁
広島カープは2016年に25年ぶりに優勝を機に人気も上昇し、2018年までリーグ3連覇を果たしました。2020年シーズンは5位に終わりましたが、観客動員数は12球団で1位でした。カープファンの女性はカープ女子と呼ばれ話題になり、女性ファンの割合も増えました。カープのファンクラブの女性比率は約42%です。セリーグのその他5球団のファンクラブ女性比率は30%前後で、カープの女性人気の高さが伺えます。

第1位:読売ジャイアンツ

2020年成績 1位
ファンクラブ会員数 約150,000人
2020年観客動員数 492,526人
2019年観客動員数 3,027,682人
2018年観客動員数 3,002,347人
主な人気選手 坂本勇人、菅野智之、岡本和真
12球団ダントツの38回のリーグ優勝を誇る読売ジャイアンツは言わずと知れた人気のあるプロ野球団です。プロ野球12球団の中で最も歴史のあるチームで、親が巨人ファンで巨人ファンになった人が全国に多くいます。読売ジャイアンツは王貞治や長嶋茂雄、松井秀喜、坂本勇人と多くのスター選手を輩出していることが人気の秘訣で、プロ野球界随一の認知度を誇ります。

プロ野球の球団ランキング【パリーグ】

パリーグ球団はセパ交流戦、日本シリーズでセリーグ球団に勝ち越し、強い球団が多いです。4年連続日本一で柳田悠岐、千賀滉大、松田宣浩の日本代表選手が揃う福岡ソフトバンクホークスが人気です。イケメン選手が多い千葉ロッテマリーンズや北海道日本ハムファイターズは女性ファンから支持されています。

第6位:オリックスバファローズ

2020年成績 6位
ファンクラブ会員数 約40,000人
2020年観客動員数 333,559人
2019年観客動員数 1,733,998人
2018年観客動員数 1,625,365人
主な人気選手 山本由伸、吉田正尚、山岡泰輔
オリックスバファローズは2015年から6年連続でBクラスですが、山本由伸や吉田正尚ら日本を代表する選手がいるチームです。2004年のプロ野球界再編でオリックスと近鉄が合併し、多くのファンがつくと思われましたが、チームは低迷しファンも減少しています。しかし、12球団で最高額の年会費180,000円のファンクラブや、球界初のダンス&ヴォーカルユニットのBsGirlsの話題性もあるチームです。

第5位:埼玉西武ライオンズ

2020年成績 3位
ファンクラブ会員数 約110,000人
2020年観客動員数 330,120人
2019年観客動員数 1,821,519人
2018年観客動員数 1,763,174人
主な人気選手 森友哉、山川穂高、金子侑司
パリーグ最多の優勝回数を誇る西武ライオンズですが、観客動員数は多いとは言えません。2021年3月に本拠地メットライフドームの改修工事が完了しました。バックネット裏のグラウンドレベルで飲食しながら観戦が楽しめるシートの新設や、グッズショップのリニューアルがあり、心地よく観戦を楽しめる環境が整いました。西武は2019年に初めてファンクラブ会員数が10万人を突破し、順位とともに人気も上昇しています。

第4位:北海道日本ハムファイターズ

2020年成績 5位
ファンクラブ会員数 約120,000人
2020年観客動員数 276,471人
2019年観客動員数 1,970,516人
2018年観客動員数 1,968,916人
主な人気選手 西川遥輝、中田翔、清宮幸太郎
日本ハムファイターズは2004年に北海道に移転してから17年間で5回のリーグ優勝、日本一2回を果たしています。新庄剛志、ダルビッシュ有、大谷翔平のスター選手を輩出したほか、清宮幸太郎、吉田輝星ら期待の若手も多いチームです。2023年には新しい本拠地の北海道ボールパークが開業予定で、多くの地元ファンの増加が見込まれます。日本ハムは西川遥輝や中島卓也、谷口雄也のイケメン選手が多く女性ファンが多いです。

第3位:東北楽天ゴールデンイーグルス

2020年成績 4位
ファンクラブ会員数 約100,000人
2020年観客動員数 236,084人
2019年観客動員数 1,821,785人
2018年観客動員数 1,726,004人
主な人気選手 田中将大、浅村栄斗、松井裕樹
東北楽天ゴールデンイーグルスは2020年シーズンの観客動員数が12球団ワーストでした。2021シーズンの楽天は、2013年の日本一に貢献した田中将大がメジャーから復帰し日本の野球チームが注目されるきっかけになりました。2021年にファンクラブの最低価格が1,000円から10,500円に上がりました。他球団は2,000円台から4,000円ほどが多いため、楽天のファンクラブは高額なファンクラブです。

第2位:千葉ロッテマリーンズ

2020年成績 2位
ファンクラブ会員数 約100,000人
2020年観客動員数 389,995人
2019年観客動員数 1,665,891人
2018年観客動員数 1,665,133人
主な人気選手 荻野貴司、藤原恭大、佐々木朗希
千葉ロッテマリーンズは2019年シーズンの観客動員数が12球団ワーストでしたが、2020年は全体6位のリーグ2位まで伸び、シーズンの好成績に繋がりました。マリーンズはジャンプやタオルを回す応援スタイルが定番で、応援歌のかっこよさも定評のあるチームです。女性ファンが投票でイケメン選手のランキングを決めるイケメン5と呼ばれるイベントがあり、荻野貴司や藤原恭大の甘いマスクを持つ選手が人気です。

第1位:福岡ソフトバンクホークス

2020年成績 1位(日本一)
ファンクラブ会員数 約150,000人
2020年観客動員数 532,723人
2019年観客動員数 2,656,182人
2018年観客動員数 2,566,554人
主な人気選手 柳田悠岐、千賀滉大、周東佑京
福岡ソフトバンクホークスは4年連続で日本一に輝いている強いプロ野球団です。2020年シーズンまで28年連続で観客動員数パリーグ1位で人気と実力を兼ね備えたチームといえます。期間限定のユニフォームを配布する鷹の祭典や、女性ファン限定ユニフォームを配布するタカガールデーと魅力的なイベントが多いことも人気の要因です。本拠地の九州以外に、南海時代の大阪もファンが多く、イベント開催時には満員となります。

プロ野球の球団で人気のセ、実力のパは本当?

年度 セリーグ パリーグ
2020 2,574,626人 2,068,952人
2019 14,867,071人 11,669,861人
2018 14,235,573人 11,315,146人
2017 14,024,019人 11,115,444人
2016 13,848,988人 11,132,526人
日本のプロ野球は毎年セリーグの観客動員数がパリーグを上回っています。2005年に始まったセパ交流戦はセリーグ通算966勝、パリーグ通算1098勝とパリーグ球団が大きく勝ち越し、2005年以降の日本シリーズはパリーグ球団が13勝3敗と大差をつけています。好きなプロ野球団といえば巨人か阪神が多かったですが、すべての球団がファンサービスを工夫し、新規ファン獲得を狙う傾向が強いです。

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