ソフトボールのグラウンドの寸法とは?塁間・マウンドまでの距離やサイズ情報まとめ!
ソフトボールのグラウンドの寸法には規定があり、塁間・マウンドまでの距離や本塁から外野フェンスまでの距離、ピッチャーマウンド、バッターボックスに特徴があります。ソフトボールは野球に似たスポーツですが、距離が短いという特徴があり、グラウンドの規格を知ることでプレーのスピード感が理解できます。
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公式ライター Activel_director
ソフトボールのグラウンドとは?
①グラウンドの大きさや塁間の距離
②マウンドから本塁までの距離
③ピッチャーマウンドの規格
④バッターボックスの大きさ
ソフトボールのグラウンドの寸法・サイズ
①マウンドから本塁までの距離
②塁間の距離
③本塁から外野フェンスまでの距離
マウンドから本塁までの距離
性別・年代 | マウンドまでの距離 |
---|---|
男子 | 14.02m |
女子(革ボール・高校女子) | 13.11m |
女子(ゴムボール) | 12.19m |
小学生 | 10.67m |
塁間の距離
性別・年代 | 塁間の距離 | 本塁から二塁までの距離 |
---|---|---|
男子・女子 | 18.29m | 25.86m |
小学生 | 16.76m | 23.70m |
本塁から二塁までの距離は、本塁下端から二塁ベースの中心までの距離を測ります。
本塁から外野フェンスまでの距離
性別・年代 | 本塁から外野フェンスまでの距離 |
---|---|
男子 | 68.58m以上 |
女子 | 60.96m以上 |
小学生 | 53.34m以上 |
国際ルールでは2002年から、本塁から外野フェンスまでの距離が男子76.20m以上、女子67.06m以上と規定されていますが、日本ソフトボール協会(JSA)では既存施設の問題などが理由で改正を保留しています。
ソフトボールのマウンドの寸法・サイズ
・ピッチャーサークルとは?
・ピッチャーサークルの測り方
・ピッチャーサークルにおけるルール
ピッチャーサークルとは?
ピッチャーサークルには、野球のマウンドのような高低差はなく、平坦な場所に設けられています。
ピッチャーサークルの測り方
ピッチャーサークルのルール
【走者がベースについていた場合】
・走者は次の塁には進めない
【走者がベース間にいた場合】
・走者は進塁か帰塁を決めて一方向へ走らなけばならない
・1度帰塁する素振りをしてから進塁を試みた場合、走者はアウトになる
いずれの場合も、ピッチャーがボールを持ち、両足がピッチャーサークル内に入っていることが条件です。
ソフトボールのバッターボックスの寸法・サイズ
・バッターボックスとは?
・バッターボックスの測り方
・バッターボックスにおけるルール
バッターボックスとは?
ソフトボールのバッターボックスは野球のバッターボックスと比べて縦に長く、横に短いのが特徴で、性別・年代による違いはありません。
バッターボックスの測り方
縦ラインと横ラインを結んだ長方形の部分がバッターボックスとなります。
バッターボックスのルール
ライン上に足が接地していれば問題ありませんが、ラインを越えて足が出ていた場合には、ヒットやホームランを打ったとしてもバッターはアウトとなります。スラップやセーフティーバントをするときには、バットにボールが当たった瞬間の足の位置に注意することが必要です。
ソフトボールのベースの種類・規格
・ダブルベースとは?
・ダブルベースのルール
ダブルベースとは、白色とオレンジ色の2つのベースがあわさったソフトボール特有のベースのことで、プレーにまつわる3つのルールがあります。
ダブルベースとは?
選手 | 使用するダブルベースの色 |
---|---|
打撃走者 | オレンジ色 |
守備者 | 白色 |
※ダブルベースのサイズ
縦横:38.1cm
ダブルベースは、1994年に開催された世界女子ソフトボール選手権大会から使用されるようになり、1997から日本ソフトボール協会のルールに採用されました。
ダブルベースのルール
【バッターのルール】
・バッターが一塁を駆け抜ける場合に、原則オレンジ色のベースを踏まなければならない
【守備者のルール】
・白色のベースを使用します。
【フェア・ファールのルール】
・打球が守備者に触れなかった場合白色に当たればフェア、オレンジ色に当たればファールになる
守備者がアウトのタイミングでオレンジ色のベースを踏んだ場合は、アウトが成立しません。
ソフトボールはスピード感のあるスポーツ
ソフトボールのグラウンドの広さや規格を知っておけば、プレーのスピード感がわかり、さらに試合観戦の楽しみ方の幅が広がります。
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