パルクール!筋トレやトレーニング方法・メニュー【初心者上達向け】
パルクールに興味がある、始めてみたいと思っている方向けにパルクールの筋トレメニューやトレーニング方法についてご紹介したいと思います。パルクールは危険を伴うスポーツなので、最初の体作りはとても大切になります。まずは基礎的な筋トレを行いパルクールをする上での体を作り上げましょう。
Writer
公式ライター Activel_director
パルクール強化のための筋トレを始める前に!
それは、全身のストレッチとウォームアップです。
スポーツ全般への基礎的なことですが、しっかりと行っていきましょう。全身のストレッチに関しては初心者、上級者を問わず、必ず筋トレ前と筋トレ後に必ず取り入れてください。
また、ストレッチは体のケア以外にも体を柔軟にして体の可動域が広がりパルクールのパフォーマンスが向上する効果もあります。なので、筋トレ前と後のストレッチはパルクールをする上で必須事項です。
ストレッチ&準備運動
屈伸、伸脚、伸脚深く、前後屈、体の回旋、跳躍、首回し、手首足首、アキレス腱伸ばし、深呼吸、
屈伸の後にひざ回し、アキレス腱伸ばしのあとに腕伸など最低限しっかりと行いましょう。
ウォームアップ
ウォームアップをすることによって血流が上がり、身体は動きやすくなり、筋トレを行う際に本来の力を発揮できるようになります。
内容としては、軽めのランニングを5分ほど、ジャンプを3分ほど、軽いダッシュなどを行いましょう。
パルクールのトレーニングの種類について
この記事では、パルクール初心者向けに①筋力トレーニングにクローズアップして紹介します。
①筋力トレーニング
長時間走り抜けるため必要な筋力を鍛えるトレーニングとなります。
②バランス系トレーニング
③技系トレーニング
技系のトレーニングには、パルクールの技を単体で行うトレーニングと様々な技を連続して行うトレーニングに分けられ、連続しておこなうトレーニングはより実践に近いトレーニングになります。
パルクール向け筋トレで必要なこと
自重トレーニングの重要性とは?
それは、器具を利用した筋トレをした場合、自重で支える必要以上の筋トレを行うことで、無駄な筋肉がついて逆に体が重くなってしまうことが考えられます。
そのため、自身の体重を利用した筋トレである自重トレーニングを取り入れていきます。
例えば、「SASUKE」という番組を見たことはあるでしょうか。障害物を乗り越えてゴールを目指すテレビ番組の競技なのですが、出場選手を見ていると筋トレをガチガチにした選手よりも、ちょっと細身の選手の方が活躍しています。
身体を動かして、アクロバティックな動きを求められるパルクールの動きを極めるなら無駄な筋肉を省き、自分の体に合ったトレーニングメニューが必要になるのです。
この項目では初心者が場所を選ばずできる、腕立て伏せ、腹筋、スクワット等についてご紹介したいと思います。
筋トレをする時はプライオリティの原則
筋トレ(筋力トレーニング)をおこなう時に、最初におこなった筋トレ種目の効果が最も大きく、その後の筋トレ種目ほど効果が小さくなります。そのため、優先順位の高い筋トレ種目を最初におこなうことをプライオリティの原則といいます。
なお、プライオリティの原則は優先性の原則または種目配列の原則とよばれる場合もあります。
その為、全身をバランスよく鍛えたい場合は、動員される筋肉が大きいかつ多い種目を先におこない、動員される筋肉が小さいまたは少ない種目を後から行うようにしましょう。
パルクール向け筋トレメニュー
パルクール向け筋トレメニュー:スクワット
パルクールは着地する際、すごい衝撃を受けますのでしっかり足の筋トレをしましょう。
①スクワット
背筋をまっすぐに保ちそのまま、膝をゆっくり曲げてください。膝の曲げる位置は体が下りるところまでで大丈夫です。
②片足スクワット
壁に片手をついて、片足でスクワットしてください。負荷はかなりかかりますが、ここまでできるようになればある程度筋肉がついてきている証拠です。
パルクール向け筋トレメニュー:腕立て伏せ
腕立て伏せは非常に多くのやり方があり、筋トレの仕方によって、効いてくる部分がことなりますので、自分に合った方法で徐々に筋肉をつけていく方法を段階別に紹介します。
①壁を使った腕立て伏せ
まずは、壁に手をついてください。そして壁に向かって腕立て伏せをします。
②壁から少しずつ立ち位置を変える
壁を使った腕立て伏せができるようになったら、立ち位置を徐々に壁から離して腕立て伏せをしてください。離れた分だけ徐々に負荷が増えていきます。
③床での腕立て伏せ
壁から離れることができたら、床で腕立て伏せをしてください。ここまできたら、ある程度筋肉は付いてきています。
④段差を利用した腕立て伏せ
足の位置を段差をつけて腕立て伏せをすることで、より腕への負荷がかかります。すこしずつでいいので、高さを上げていってください。
パルクール向け筋トレメニュー:腹筋
①膝をおなかに持ってくる筋トレ
腹筋をするのが難しいという方は、ます、あおむけになって膝をそろえておなかに持ってくることからはじめてください。頭をあげるのはきついかもしれませんが、足ならば可能かと思います。
②膝と頭をおなかに持ってくる腹筋
膝と頭を同時に起こす腹筋を行ってください。ここまで来たなら、ある程度筋肉はついてきていると思います。
③普通の腹筋
①,②の工程をクリアしたなら可能かと思います。
④足の位置を高くする腹筋筋トレ
足の位置を高くすることで、より負荷がかかる筋トレができると思います。
パルクール向け筋トレメニュー:背筋
多くの筋肉は、体を支える上で、表・裏の関係になっています。両方をしっかりバランスよく鍛えないと姿勢が悪くなり、しっかりとして力が発揮できなくなってしまいます。
背筋の最低限の筋トレは背筋ポーズをとって、できるだけ背筋をつかっているのを意識しながらキープしましょう。回数と時間は1分×3セット程度をまず行います。
パルクール向け筋トレメニュー:懸垂
回数はとりあえず気にせず順手・逆手で行うことが重要です。
パルクールの技系の動作トレーニング
①ランディング(Landing)
②PKロール(PK Roll)
③ヴォルト(Vault)
④クライムアップ(climb up)
どれも、パルクールをするのに必要な初心者向けの技術になります。パルクールは動きがアクロバティックですが、ここで紹介する技はどれも大切な基礎技術なので初心者の段階で動きのトレーニングを行い習得しましょう。
①ランディング(Landing)
高い位置から降りる場合、衝撃を吸収する技術が求められます。高いところから降りる技なので、最初は低い位置からの着地をしてください。この技は高いところから降りるだけと考えますが、することで着地する筋肉が付いてきますのでいい筋トレになると思います。
PARKOUR ACADEMY (HOW TO LAND)
ランディング(Landing)のやり方
練習際、足に負担がかかり、骨折することがあります。必ず最初は低い位置からはじめて、徐々に高さを上げていってください。
②PKロール(PK Roll)
PARKOUR ACADEMY (PARKOUR ROLL)
PKロール(PK Roll)のやり方
言葉で言っても分かりにくいと思いますが、柔道の前回り受け身と同じです動きになります。
この技をマスターすることで、より安全なプレイができるよになります。また、動きの練習になりますが、それだけで筋トレにも十分なるので是非行ってください。
③ヴォルト(Vault)
また、ヴォルト(Vault)の中には種類があります。
1両手で障害物を掴んで乗り越える「トゥーハンドヴォルト」
2障害物から近い足から飛ぶ「レイジーヴォルト」
3障害物を滑るように飛ぶ「スライドモンキー」
などがあります。
技の練習法
障害物に斜め方向で接近し、飛び越える障害物を片手で掴みます。障害物に近い側の脚を振り上げて逆側の脚で踏み切ります。その後、振り上げた脚で障害物を越えます。態勢を整えながら着地する。(場合によっては、ライディング、PKロールを使ってください。)
パルクールの練習方法!技とあわせて動画付きで紹介【初心者OK】 – Activeる!
パルクールの筋トレやトレーニングメニューのまとめ
他の記事でもパルクール技のトレーニングや、そもそもの筋トレの記事がありますので、
合わせてご覧ください。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。