大胸筋を鍛えてバストアップ?もう小さい胸を気にしない【女性のお悩み】
大胸筋の筋トレはバストアップに効果的です。大胸筋が鍛えられて大きくなれば、バストを土台から持ち上げてくれるため、サイズアップが叶います。今回は、胸にコンプレックスを抱える女性のために、小さいバスト・おっぱいが垂れる原因を解説し、バストアップに効果的な大胸筋の鍛え方をご紹介します。
Writer
公式ライター 真秀美
大胸筋の筋トレはバストアップに効果的!
女性のバストは年を重ねるごとに下垂しやすくなっていきます。単純に加齢による身体の変化に起因するものや、ライフスタイルが影響するものまで原因は様々です。しかし、大胸筋や小胸筋などの胸周りの筋肉を筋トレで鍛えることで下垂を防ぎ、バストを大きく見せることもできるのです!今回は小さいバスト・おっぱいが垂れる原因を解説し、バストアップに効果的な大胸筋・小胸筋の鍛え方についてご紹介します。
バストは女性の大切なシンボル
「バスト」と「チェスト」
言葉の使われ方でもわかるように「バスト」は女性の胸を表す特別な表現なのです。女性のシンボルとも言えるバストですから、大きく・美しくバストアップしたいという気持ちはごく自然のことでしょう。
理想のおっぱいとは
理想のおっぱいの条件
・乳頭間隔がウエストよりも狭く、外に広がっていない
・トップバストの高さは肩とウエストの中間で、垂れていない
・理想のバストサイズはCサイズ
・ヒップサイズとあまり差がなく、バランスのとれた大きさ
ここからは「小さい胸」と「おっぱいが垂れる」原因についてそれぞれ解説していきます。
小さいバストの3つの原因とは?
小さいバストの原因①遺伝
それぞれのホルモンのバストへの働きを以下にまとめました。
エストロゲン:乳腺を増やす
プロゲステロン:乳腺を発達させる
バストサイズへの影響を及ぼす遺伝要因は、大胸筋の発達のしやすさとストレス抵抗力です。遺伝によって筋肉量が少ない・筋肉が発達しにくければ、バストの土台となる大胸筋の量の少なさがバストサイズに影響します。また、ストレス耐性が弱ければ、ホルモンバランスを崩しやすく、乳腺の増加・発達がしにくくなり、バストが大きく育つことが難しくなります。
小さいバストの原因②思春期の無理なダイエット
思春期は自分の容姿について悩んだり、モデルや女優に憧れを抱いたりもします。この時期に無理なダイエットをすると、女性ホルモンの分泌が上手くいかなくなり、バストの成長が鈍化する原因になります。
小さいバストの原因③生活習慣
おっぱいが垂れる5つの原因
おっぱいが垂れる原因①姿勢が悪い
猫背が心配な方は、まずはストレッチやヨガなどで肩甲骨周りをほぐしましょう。背中が丸まらないように顎を引き、背筋を伸ばすように意識して生活することも大切です。
おっぱいが垂れる原因②血流が悪い
肩こりや頭痛は上半身の血行不良のサインでもあります。デスクワークなどで長時間同じ体制をしている方は、こまめに体を動かし筋肉に刺激を与えましょう。体を動かすことで脳にも酸素や栄養素がスムーズに届き、集中力アップ・思考力アップにも効果的です。
おっぱいが垂れる原因③ブラが合っていない
クーパー靭帯とは、バストの中で乳腺組織や脂肪組織を大胸筋につなぐ弾性のある繊維束です。クーパー靭帯が傷ついたり伸びたりすると、バストは下垂しやすくなります。
バストのサイズは気がつかないうちに変化しているものです。定期的にバストサイズを測り、適切なサイズのブラジャーをつけるようにし、「締め付け」や「揺れ」からバストを守りましょう。
おっぱいが垂れる原因④急激なバストサイズの変化
また、産後や閉経後も下垂しやすいタイミングです。女性は妊娠するとエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が増し、バストが大きくなりハリも出てきます。しかし、出産するとこれらの女性ホルモンの分泌量が低下するため、乳腺が減少していく傾向にあると言われています。産後はバストサイズが大きく変化するため、ボリュームや形にも影響しやすくなります。閉経後は女性ホルモンの分泌量が急激に減少するため、特に下垂しやすいタイミングでしょう。
おっぱいが垂れる原因⑤加齢
また、歳を重ねるにつれて運動量が少なくなると筋肉量も低下してしまいます。姿勢を支える脊柱起立筋や腹筋群、バストの土台となる大胸筋が衰えることが、バストの垂れ・トップバストの位置が下がる原因となるのです。
バストアップのために鍛える筋肉は大胸筋?
バストアップで鍛える筋肉①大胸筋
大胸筋のバストアップ効果
大胸筋上部:バストを上に持ち上げる。下垂防止効果。
大胸筋中部:内側はバストを中央に寄せる。外側はシルエットをキレイにみせる。
大胸筋下部:バストのボリュームアップ。バストラインが整う。
大胸筋全体をバランス良く鍛えることで、おわん型の美しいバストを手に入れることができます。
バストアップで鍛える筋肉②小胸筋
また、美しいバストをつくるために必要な酸素・栄養・女性ホルモンは小胸筋を通じて届けられます。バストアップを叶えるには、小胸筋の血流やリンパの流れを良好にすることが重要になります。ストレッチや筋トレで小胸筋のコンディションを整えてあげることもバストアップのために必要なプロセスとなります。
大胸筋を鍛える!バストアップトレーニング5選
今回紹介する筋トレの主なターゲットは大胸筋ですが、筋力の少ない女性では小胸筋にも十分効きます。デスクワーク中心の方など、日常生活で胸を大きく動かさない人は小胸筋がコリやすい傾向がありますので、ストレッチやマッサージでコリをほぐしてあげる習慣をつけましょう。
大胸筋も鍛えられるバストアップトレーニング①
ウォールプッシュアップ(壁腕立て伏せ)
鍛える筋肉:大胸筋、三角筋、上腕三頭筋 など
ハマスポエクササイズ 壁腕立てふせ
①壁に向かい、腕の長さより少し離れた位置に立つ
②足は肩幅に開く
③肩幅で肩の高さに壁に手をつく
④息を吸いながら肘を曲げて上体を倒し、そのまま1秒キープ
⑤息を吐きながら腕を伸ばす
⑥④⑤を10~15回繰り返す
<バストアップ筋トレのポイント>
・床からかかとが離れないよう注意しましょう。
・手根部(手のひらの付け根)に体重がかかるようにしましょう。
・お腹が出っ張らないように注意しましょう。お腹に力を入れると、体幹が固定できます。
大胸筋も鍛えられるバストアップトレーニング②
ニープッシュアップ(膝つき腕立て伏せ)
鍛える筋肉:大胸筋、小胸筋、前鋸筋、上腕三頭筋 など
正しい腕立て伏せでバストトップをキープする!<1分美トレ>
①肩幅以上に腕を広げ、肩の高さで両手を床につく
②両膝を揃えて床に置き、両足は床からは離す
③上体を下ろすときに息を吐き、腕を伸ばすときに息を吸う
④③を10~15回繰り返す
⑤手の位置を手のひら半個分後ろに下げ、小刻みにアップダウンを10回程度行う
<バストアップ筋トレのポイント>
・お腹が前に出ないように意識し、腰が反らせないように意識します。頭の先からお尻までまっすぐの状態を維持します。
・体を下ろすときは肩甲骨を寄せるように意識します。
大胸筋も鍛えられるバストアップトレーニング③
プッシュアップ(腕立て伏せ)
プッシュアップは自分の体重で行う鍛え方ですが、普段筋トレをしていない方にとっては強度の高いトレーニングになります。体幹部をまっすぐ維持することがポイントで、身体を下ろすときにお尻から落ちてしまわないようフォームに気をつけましょう。
鍛える筋肉:大胸筋、小胸筋、前鋸筋、上腕三頭筋 など
腕立て伏せのやりかた workout exercises at home to lose weight
①肩の真下に手首を置き、頭から足先まで一直線になるようプランクの姿勢を作る
②息を吐きながら体を下ろし、吸いながら腕を伸ばす
③10~15回繰り返す
<バストアップ筋トレのポイント>
・体幹をまっすぐ維持し、頭やお尻から下ろさないように注意しましょう。頭の先から足の先までまっすぐな状態を意識し、しっかり大胸筋を鍛えましょう。
・肘を曲げるときは外に開かず、身体と並行方向に曲げるよう意識しましょう。
・手の位置を肩幅よりもやや狭くなるように置くと、大胸筋中部内側へのトレーニング効果が高まります。
大胸筋も鍛えられるバストアップトレーニング④
インクラインプッシュアップ
通常のプッシュアップと同じく、大胸筋をメインとした胸周りの筋肉が鍛えられますが、インクラインプッシュアップでは特に大胸筋下部を鍛えられ、バストラインを美しくみせる効果が期待できます。
鍛える筋肉:大胸筋、小胸筋、前鋸筋、上腕三頭筋 など
①床よりも高い位置(ベンチなど)に肩幅で手を置く
②斜めの状態で、頭からかかとまでをまっすぐに維持する
③斜めの状態で腕立て伏せを10~15回行う
<バストアップ筋トレのポイント>
・手のつく位置を肩幅よりも広くすると大胸筋下部に、狭くすると上腕三頭筋(二の腕)に効きます。
・ベンチがない場合は、椅子やテーブルなどを代用してもOKです。その際は、安全に行うための強度があるかどうか、事前にチェックしてください。
大胸筋も鍛えられるバストアップトレーニング⑤
合掌のポーズ
今回紹介するバストアップトレーニングの中で、最も手軽に行える大胸筋の筋トレ方法です。大胸筋上部や大胸筋中部内側に効くため、バストを「寄せて上げる」効果が期待できます。
鍛える筋肉:大胸筋、小胸筋 など
バストアップ効果アリ♡大胸筋の筋トレ方法
①背筋を伸ばし、両手を合わせる
②両手を押し込むようにして、胸に力を入れる
③そのまま顔の前まで腕を上げ、5秒間キープ
④おへその位置まで下げ、5秒間キープ
<バストアップ筋トレのポイント>
・猫背の状態では大胸筋へのトレーニング効果が下がるため、姿勢を良くして行いましょう。
大胸筋を鍛える筋トレでバストアップは叶う
バストを大きく・美しく見せるには、バストアップに効果的なトレーニングを継続することが重要です。筋トレの他にも、普段の姿勢を正すことやブラジャーのサイズを定期的に見直すこともキレイなバストを維持するために必要なプロセスです。女性のシンボルであるバストを大胸筋の筋トレで美しく維持し、いつまでも魅力的な女性でいましょう。
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