卓球が強くなる方法とは?考え方と具体的な方法を解説
卓球が強くなる方法は、サーブ・レシーブの練習、磨くべき技術を選別する、凡ミスを減らすことを優先する、得点パターンをつくる、多くの試合を経験することになります。また、卓球が強くなる考え方や、上手くなると強くなるの違いを解説します。
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公式ライター Activel_director
卓球が強くなると上手くなるの違いとは?
卓球が強い選手の特徴
卓球が強くなりたいなら、いかに自分のミスを減らせるかを考えていきましょう。
卓球が強くなる方法とは?
・練習時間をつくる努力をする
・練習のための練習をしない
・指導者のアドバイスは一度素直に受け入れる
・練習メニューの目的を考える
・弱点克服ではなく、長所を伸ばす
練習時間をつくる努力をする
例えば中学生であれば、部活が終わった後、夜に自主練習を行うことで練習量を増やせます。社会人であれば、休日の数時間を卓球の練習にあててみましょう。自宅で素振りやボールタッチの練習を行うのも良いですが、練習相手を探して、可能な限り卓球台でボールを打つ時間を増やしましょう。
1人でできる卓球初心者におすすめの練習は、球突きになります。練習場所や時間をどうしても確保できない場合には、自宅で1人でも手軽にできるのでおすすめです。
球突きはボールタッチの感覚を養うのに適した練習で、目標の回数を設定して行いましょう。卓球初心者であれば、まずフォア面だけで50回を目標に行いましょう。
得点につながる練習をする
例えば、前陣での速攻を武器に戦いたいプレーヤーが、中・後陣でのフォアドライアの引き合いに時間を割いている場合です。前陣速攻を目指すのであれば、実際の試合では中・後陣に下がってフォアドライブでラリーする機会は少なく、試合で勝つための練習とは言えません。
もちろんフォアドライブの引き合いは、調子を上げたり、下半身強化のために必要な練習ですが、最短距離で強くなるには優先度の低い練習になります。
指導者のアドバイスは一度素直に受け入れる
卓球の試合で勝つためには、現状の自分に何が必要なのかを把握して、練習する必要があります。卓球初心者の段階で客観的に自分を分析することは難しいので、指導者にアドバイスをもらうことは貴重です。
卓球中級者以上になれば、一旦指導者のアドバイスを素直に聞き入れ、自分で考えて選別することが重要になってきます。
練習メニューの目的を考える
例えば、自分のサーブから3球目攻撃をする練習であれば、試合で自分のサーブから攻撃を仕掛けるパターンを確立するのが目的です。試合で3球目攻撃を成功させることが目的ならば、なんとなく下回転サーブを出していては練習の質が高まりません。
なぜなら、なんとなく出した下回転サーブと自分が実際に使っているサーブでは、返ってくるボールの球質が異なるからです。
弱点克服ではなく、長所を伸ばす
一方で自分の長所を活かす練習は、卓球の試合で勝てるようになるスピードを早めることが可能です。自分の長所が何なのかを明確にして、得意な部分で勝負するための戦術を考えていきましょう。
短期間で卓球が強くなる方法とは?
・サーブ・レシーブの練習
・磨くべき技術を選別する
・凡ミスを減らす
・得点パターンをつくる
・多くの試合(卓球大会)を経験することになります
サーブ・レシーブの練習
卓球の試合でサーブ・レシーブは、どのようなプレースタイルであっても避けることができません。サーブとレシーブはラリーの入り口であり、サーブ・レシーブが上手くできればその後のラリーを有利に進められます。
特にサーブに関しては、卓球で唯一自由に打てるタイミングです。毎日のサーブ練習の積み重ねが強くなる近道になるので、1日30分を目標にサーブ練習を行っていきましょう。
磨くべき技術を選別する
サーブ・レシーブ、フォアドライブ、ツッツキは試合で使う頻度の高い技術であり、卓球初心者が短期間で習得しやすいのが理由です。近年はバックドライブやチキータを得意としている選手が多いですが、バックドライブやチキータは難易度が高いため、短期間で強くなるためには習得しやすい技術を優先して伸ばすことが重要です。
凡ミスを減らす
特にツッツキは地味な技術なのであまり注目されませんが、試合で必ず使う大切な技術です。ツッツキのミスを減らすために、ツッツキ対ツッツキの練習をフォアとバックそれぞれ3分だけでも練習するようにしましょう。
凡ミスが多くなれば、その分だけ得点と精神面の両方で相手を助けることになってしまいます。
得点パターンをつくる
得点パターンの例としては、順横回転でスピードの速いロングサーブをクロスに出し、3球目をクロスにヤマを張って回り込みフォアドライブ(もしくはバックハンドで強打)というパターンです。
この得点パターンを確立するためには、まず順横回転でスピードの速いロングサーブを出せるように練習を行いましょう。
多くの試合(卓球大会)を経験する
大会では緊張感や対戦相手が全く異なり、試合の経験値がないと自分をコントロールすることは難しいと言えます。
例えばインターハイ(全国高校総体)出場を目標とするならば、インターハイ予選が始まるまでにできる限り多くの卓球大会に参加して、さまざまなプレースタイルの選手と試合をしていきましょう。
卓球が強くなる方法のまとめ
卓球が上手くなることを目的としているなら、さまざまな技術をひたすら練習するのも悪くありません。しかし、卓球が強くなることを目的とするならば、得点を奪うためには何をするべきなのかを一度考えてみましょう。
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