部活を辞める時のベストな理由6選！伝えられた方も納得できる答えとは？

部活を辞めるときに考えるべきことは次の3つです。

①部活を辞める理由
②最初に相談する相手
③辞めた後の生活

部活を続けていると、楽しいことはもちろん辛いことや嫌なこともたくさんあります。辞めたいのに無理に続ける必要はありません。

しかし、辞めたいと思った時はすぐに行動に起こさず、辞めるための計画を練ってから行動するようにしてください。

まず初めに、部活を辞めるための理由を考えます。

部活を辞めるときは、理由の伝え方が大切です。自分が部活を辞めたい理由を相手に納得してもらう必要があります。部活を辞めたいと相談するときに、本当の理由を伝えていい相手と伝えてはいけない相手がいます。

どちらの理由も伝える可能性がありますので、本当の理由に加えて言い訳も考える必要があります。

最初に相談する相手は家族で、両親に相談する前に話しやすい兄や姉に相談することもおすすめです。家族の中でも、自分より年齢が上で部活を経験している人に相談してください。

大学生であれば、信頼のおける友人や恋人でもいいです。あなたの部活での苦労や悩みを経験を踏まえて聞いてくれます。

家族には本当の理由を伝えて大丈夫です。本当の理由を伝えた上で、本当に辞めるべきなのかを相談しましょう。

辞めた後の生活もイメージしてみてください。部活を辞めますので、部活に充てていた時間に余裕ができます。

部活に費やしていた時間を無駄にしないような生活が送れれば、部活を辞めたことでメリットが生まれます。

まだ具体的に何をするかイメージできない人は、やってみたかったことを書き出してみてください。思いついた答えが、部活を辞めるための言い訳に使える可能性もあります。

では部活を辞めたい本当の理由を考えてみてください。言い訳は考えず、まずは自分が部活を辞めようと考え始めた出来事やきっかけを思い返してください。

理由が明確になった後で、部活を辞めたい本当の理由が言い訳になるかどうかを判断する必要があります。

人間関係が辞めたい理由の人は多いです。部活をする中でたくさんの人と関わります。

・同学年の部員
・先輩
・後輩
・顧問
・コーチ

人間関係がうまくいかないとプレーの質や、モチベーションに大きな影響がでます。さらに、部活が精神的な苦痛となって私生活でもストレスが溜まる場合もありますので、無理せず早めに家族や友人に相談してください。

他のことに興味をもった場合も部活を辞める1つの理由になります。

・他のスポーツに興味を持った
・別の趣味に時間を使いたい

今の部活も楽しい場合は辞めるかどうか迷います。しかし、限られた学生時代で興味をあることに挑戦することはとても大切なことです。1度部活を辞めてもまた興味が出たら再度チャレンジすることができます。ぜひ思い切ってさまざまなことに挑戦してください。

物理的に時間が足りない場合も、辞める理由として考えられます。
時間が必要な場合は次のようなケースです。

・学費が足りず、アルバイトを増やさなければいけない
・親の体調が悪く家事をしなければいけなくなった
・受験のために塾に行きなさいと親に言われた

部活があることで他のことをやることが難しい場合は残念ですが、部活を辞めなければなりません。本当の理由が時間が必要の場合は、辞める時の言い訳にも使うことができます。

意欲の低下によって、部活に行きたくなくなる場合もあります。しかし、時間が経つとやる気は回復することもありますので必ずしも辞める必要はないです。

許されるのであれば、少しの間部活を休んで過ごしてみると、部活に戻りたくなる可能性もあります。

練習しても中々成果が出ず、辞めたくなったとしても努力を重ねることで結果が出る可能性は高いです。諦めずに継続することで忍耐力や継続力が身に付きます。

辞めてもいい場合
意欲の低下で辞めてもいい場合は、頑張って練習して成果の出しているのに、顧問に気に入られておらずレギュラーになれない。試合に出られないなど。

怪我でや入院で現役復帰が難しい場合も、部活を辞める理由です。自分はプレーできないのに、楽しそうにプレーをしている他の部員を見ることはとてもつらいです。

怪我や病気の場合は、相談された側もアドバイスがしずらいので、自分で辞めるか決断する必要があります。

怪我や病気のため、選手として活躍できなくてもマネージャーやトレーナーとして仲間を支える選択肢もあります。

部活を辞める納得がいく理由とは、相手がそれならしょうがないと反論ができないような言い訳です。ズバッと納得がいく理由を伝えることでスムーズに部活を辞めることができます。

しかし、納得がいくからと言って家族の病や死などのバレそうな嘘の理由を口実にしてはいけません。

家族の事情が絡んでいる場合は、納得がいく理由になりやすいです。

・親が共働きなので妹や弟の保育園へ迎えに行かなければいけない
・親の体調が悪いので介護をしなければならない

家族絡みの理由を口実にすると解決策がなく、アドバイスもしずらいです。顧問や部員も納得して退部を認めてくれます。

金銭的な問題も、プライベートな事情なので反論がしにくく納得しやすい理由です。

・親から仕送りがもらえなくなったので、バイトをしなければいけない
・親が病気になり、手術などでお金がかかるため、部活に使うお金がもらえなくなった

金銭的な手助けをできる間柄でないと部活を辞めることを止められません。しょうがない理由ですので、渋々納得してくれる場合が多いです。

部活を辞めたいときに言わない方がいい理由もあります。理由によっては、説得されて辞められない場合や、辞められたとしてもその後の人間関係が悪化する場合もあります。

冒頭で、部活を辞めるための言い訳を考える必要があるとお伝えしましたが、本当のことを伝えないこともうまく辞めるためのコツです。

本当の理由を考えて、言わない方がいい口実だと感じた場合は、うまい言い訳を考える必要があります。

顧問の先生と合わないことが理由のときは、伝えるべきではありません。部活の場合は、最終的に顧問の承認を得ないと部活を辞められない場合が多いです。本人にあなたが原因で辞めますと伝えなければなりません。想像しただけでゾッとします。

顧問は学校の先生でもありますので、部活を辞めても教室で顔を合わせなければなりません。今後の関係性を考えて、理由を顧問の先生が合わなかったと伝えることは避けてください。

部員との人間関係が原因の場合も言わない方がいいです。顧問の先生に本当の理由を言った場合、それが部員に伝わってしまう可能性があります。

理解のある顧問であればいいですが、顧問が辞める側の気持ちを考えず犯人捜しをするために部員のいじめが原因で辞めたなどと言ってしまうと、部活を辞めたあとでもいじめが悪化する可能性があります。

トラブルを避けるためにも、人間関係全般の理由は言わないことをおすすめします。

やる気がなくなったと顧問に伝えると、説得されてスムーズに辞めることができない場合が多いです。

顧問に伝えるときは、やる気がなくなったではなく他にやりたいことができたと話してください。しかし、他にやりたいことについて詳しく聞かれる可能性が高いので、事前に準備をしておく必要があります。

中学校の部活を辞めるための納得のいく理由は、他分野に興味を持ったため挑戦したいと言い訳することがおすすめです。

中学校では小学校のクラブとは違い、週に5日～6日活動する部活も多く、部活がある日は他のことに取り組む時間があまりありません。

加えて、中学生になると活動範囲や交友関係が広がりますので、他分野への興味は顧問の先生も止めにくいです。

他のスポーツや分野に興味を持ったと理由を伝える場合は、他分野の詳細まで考えましょう。次のようなことまで考えておくと、より納得しやすい理由になります。

・他に興味を持った分野はなにか
・興味を持ったきっかけ
・部活との両立が難しい理由

理由が本当の理由ではない場合は、学校の部活にない分野を選んでください。部活にあるスポーツを理由にしてしまうと、他の部活に入部しないと嘘だとバレてしまいます。

高校での部活を辞める理由は、勉学に関する理由をおすすめします。高校に入ると授業のレベルやスピードも上がる場合が多いです。

大学受験を控える高校生では部活も大切ですが、それ以上に勉強も大切です。そこで勉学を理由にすれば顧問の先生も納得してくれやすいです。

大学受験に専念しろと親に言われたと伝えることがおすすめです。または、部活の時間帯から塾に通うことになったと伝えることも効果的な理由です。

理由に親が出てくることで、部活を辞めることに対して親の同意も得ていることが分かりますので、反対しにくくなります。

高校卒業後に進学しないと考えている場合は、使わない方がいい理由です。進学予定がないのに勉学を理由に部活を辞めることはおすすめしません。

①家族からの同意を得ていることを伝える
②実際の進路も高校卒業後は進学する予定のみ有効

大学で部活を辞める理由は、金銭や勉学に理由にすることをおすすめします。大学まで部活を続ける場合、サークルと比べて活動時間やレベルが上がる場合が多いです。

さらに大学では、講義やゼミ活動、バイトなどやらなければならないことが中学・高校と比べて増えますので、顧問も退部を理解してくれる場合が多いです。

金銭的に苦しいのでバイトを増やしたいと言い訳するのも有効的です。大学では、奨学金と親からの仕送りだけで生活できる人もいれば、金銭的な援助はなくすべて自分のバイトで賄わなければならない人もいます。
金銭的な理由を伝えればしょうがないと理解してくれる場合が多いです。

専門的な分野の勉強に専念したいと伝えることもおすすめします。大学では、講義以外でもゼミの研究や調査などで時間がとられることが多くあります。勉学が忙しく部活に参加できなくなってしまった場合は顧問も納得してくれます。

しかし、本当は勉学が理由でない場合は、すぐにわかってしまいますので注意してください。

資格取得を口実にすることも効果的
資格は、大学の勉強とは別物なので嘘がバレることはありません。しかし、取得したい資格の内容などについて詳しく聞かれる可能性もありますので準備をしておいてください。

サークルの部活を辞めるときに納得させる理由は、部活へのステップアップと他の分野への興味です。

サークルは顧問がいない場合がほとんどで、辞めるときはサークル長に伝える場合が多いいので、部活動に比べて辞めやすくなります。しかし、サークルの交友関係はとても大切ですので、よい関係でいることができるような辞め方をしてください。

部活に入って本格的にやりたいと伝えることは、ステップアップになりますので納得してくれる確率が高いです。

サークルは部活に比べて活動日数も少なく、遊びに近い感覚で活動していることも多く、入ってから思っていたのと違うと感じることもあります。

もっと本気で取り組もうと思った時は、部活に入りたいと伝えて辞めてください。しかし、本当に部活に入る場合にだけ有効です。

他に興味のあることが出てきたと伝えることは、サークルを辞めるときに有効的です。

興味のある内容は趣味でも勉強でもバイトでも何でも構いません。自分が他のことに興味を持ち、サークルに顔を出す時間が無くなってしまったと伝えれば大丈夫です。

サークルは強制参加ではない場合も多いです。時間的に参加することが難しい時は辞めずに休む選択肢を選んだ方が、サークルの友達との良好な交友関係は続きやすいです。

部活を辞めるベストな理由は中学・高校などのタイミングで変わります。辞めるときに必要な共通点は、初めは親や恋人、親友の信頼がおけて部活の経験がある人物に相談することです。事前に相談することで客観的な意見を聞くことができ、上手な言い回しを考えることができます。

ぜひ納得できる方法で部活を辞めて、新たな生活へ踏み出していきましょう。