卓球のブロックマンが勝つ方法とは?【卓球初心者ガイド】
卓球のブロックマンとは、ブロックを主戦技術としてプレーする選手です。ブロックマンが勝つための方法は、さまざまなバリエーションのブロックを使って、チャンスボールを逃さず攻撃することです。また、卓球のブロックマンの戦術は、ブロックのコース取りを工夫し、ロングサーブからの展開を増やすようにします。さらに、レシーブではツッツキを使って試合を組み立てましょう。
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公式ライター Activel_director
卓球のブロックマンとは?
卓球のブロックは守備的な技術なので、ブロックで得点を奪うことは簡単ではありません。ブロックを主戦技術としてプレーする場合には、さまざまな工夫を凝らして得点を奪うことが重要になります。
ブロックマンの強み
積極的に攻撃を仕掛けるプレースタイルと比較して、ブロックマンのプレーはリスクが少なく、簡単に失点しないのが特徴になります。
ブロックマンの弱点
ブロック主戦でプレーしていると攻守を切り替えるタイミングが難しく、チャンスボールがきても攻撃できなかったり、慌てて攻撃して打ちミスが増えたりしてしまいます。
ブロックしながらも、常に攻撃できるタイミングを伺うことが重要になります。
ブロックマンの戦術
・コース取りを工夫
・ロングサーブからの展開
・レシーブで優先するポイント
コース取りを工夫
ブロックは攻撃的なボールと比較してスピードが遅いため、コース取りを工夫して相手を揺さぶることが重要です。例えば、相手が回り込みフォアドライブを多用する場合には、まず相手のバック側にツッツキを送ります。相手が回り込んでフォアドライブを打ってきたところを、打点の早いブロックで相手のフォア側に返球します。
スペースが大きく空いたコースにブロックすることで、相手の体勢を崩して有利な展開に持ち込むことができます。
ロングサーブからの展開
ロングサーブを出すことによって、相手のレシーブを限定することができ、3球目からブロックで待ちやすくなります。ロングサーブを出して、相手が苦しい体勢でドライブする状況をつくれば、3球目のブロックが得点につながる可能性が高くなります。
ブロックに自信がある選手は、ロングサーブに対して相手がドライブしてくることを嫌がらないので、ロングサーブを積極的に出すことができるのもポイントです。
レシーブで優先するポイント
相手のサーブの回転や長さによって、選択するレシーブは異なってきますが、ブロックに自信がある場合はツッツキレシーブを上手く使うことが重要になります。ツッツキでレシーブすると、相手は自分でしっかりと回転をかけてドライブしなければならないので、体勢が崩れやすくてドライブミスを誘うこともできます。
厳しくツッツキを送ることができれば、ブロックで相手を振り回しやすい状況をつくれるので、ブロックを主戦にする場合はツッツキの質を高めていきましょう。
ツッツキと対照的なレシーブ方法は、フリックやチキータなどの上回転系レシーブになります。上回転系のレシーブで返すと、相手は上回転を利用してドライブを打つことができるので、力を加えなくてもスピードのあるボールが打ててしまいます。
卓球のブロックマンが勝つ方法
・ブロックのバリエーション
・ツッツキの質を高める
・カウンター攻撃を仕掛ける
・チャンスボールを逃さない
・クセのあるラバーを使用
ブロックのバリエーション
ブロックと一言でいっても、数多くの種類が存在しています。下回転を加えたカットブロックや、相手コートで伸びるブロック、表ソフトラバー特有のナックルブロックなど、さまざまなブロックを組み合わせることで得点につながりやすくなります。
ブロックはまずラケットに当ててコートに入れることが最優先ですが、ブロックマンとして勝つためにはブロックのバリエーションを増やして、相手に嫌がられるプレーを目指しましょう。
ツッツキの質を高める
ブロックマンにとってツッツキは、相手にドライブを打たせるための重要な技術であり、鋭いツッツキは直接得点を奪うことも可能です。ツッツキが甘くなってしまうと、相手は威力のあるボールを打ちやすくなります。相手に気持ちよく打たせてしまっては、防戦一方になってしまいやすいです。
効果的なブロックをきめるためにも、相手が強打しづらいツッツキを習得しましょう。
カウンター攻撃を仕掛ける
ブロックマンと言っても、相手の攻撃に対してブロックのみでは慣れられてしまいます。ブロックで相手を揺さぶりながら、要所でカウンタードライブやスマッシュを狙うことが重要になります。
カウンター攻撃が決まれば、相手はカウンター攻撃があることを意識します。相手にカウンター攻撃を意識させることで、攻めている最中でもプレッシャーを感じさせることができます。プレッシャーを感じている状態では、通常のブロックに対する攻撃もミスが増えていきます。
チャンスボールを逃さない
ブロックで相手を振り回してチャンスを演出できたとしても、チャンスボールに対する攻撃をミスすると台無しになってしまいます。ブロックで振り回してチャンスボールがきたら、力まずにしっかりコースを突いて攻撃することを意識しましょう。
ドライブやスマッシュのスピードがそれほど速くなくても、相手の嫌がるコースに打てば得点につながりやすいと言えます。打つコースに迷ったら、相手のフォアミドルを狙って攻撃するようにします。
クセのあるラバーを使用
裏ソフトラバーはブロックのコントロールがしやすいですが、相手にとって打ちやすい球質になってしまいます。表ソフトや粒高ラバーでブロックすれば、ブロックに変化が生まれるので、ブロックでの得点力がアップします。
裏ソフトラバーを使用するとしても、例えば粘着ラバーを使用すれば、ブロックした時にクセ球が出やすくなるのでおすすめです。
ブロックマンのプレースタイル
表ソフトラバーを使用することで、ナックルブロックを出しやすくなり、ブロックの変化で得点が奪えるようになります。表ソフトのブロックでチャンスを演出して、裏ソフトラバーの回転量の多いドライブで攻撃を仕掛けるスタイルがおすすめです。
卓球のブロックマンと言っても、ブロックのみで試合に勝つのは不可能なので、いかにブロックでチャンスをつくれるかを考えていきましょう。
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