ヨガでなぜ痩せるのか?痩せる方法と期間やおすすめポーズとは?
ヨガはなぜ痩せるのか?痩せるためにはどんな方法をとればいいのか?効果の現れる期間はどのくらいか?好転反応の期間は?ヨガはシェイプアップに効果的ですが「なぜ痩せるのか」を理解している人は少ないかもしれません。今回は、話題のヨガダイエットに関する疑問にお答えします!
Writer
公式ライター 真秀美
ヨガはシェイプアップに効果的な運動
ヨガの効果の1つにシェイプアップがあります。ダイエットに効果的な運動は、ヨガ以外にもたくさんありますが「女性らしいキレイな身体」を目指すにはヨガが一番の近道かもしれません。 今回は、ダイエットを成功させたい人に読んでほしいヨガのシェイプアップ効果とヨガで効率的に痩せる方法についてご紹介したいと思います。
記事の最後に、ダイエットのための痩せるおすすめレッスンもご紹介しています。
ヨガの9つの痩せる効果
「なぜヨガで痩せるのか?」そんな疑問にお答えするため、9つのシェイプアップ効果について解説していきます。
これからヨガでダイエットをしようと考えている方はもちろん、ヨガで痩せた経験のある方も必見の内容です!痩せるメカニズムを理解し、ワンランク上のヨギー・ヨギーニにレベルアップしちゃいましょう!
ヨガの痩せる効果①むくみ改善
むくみの改善は痩せるための第一歩です。 「夕方になると脚がパンパンになる」「朝起きるとまぶたがはれている」などの症状は、むくみのサインです。そして、ダイエットの大敵となるむくみはリンパ管と静脈の滞りによって発生します。
リンパ管は、全身細胞から老廃物(不要な脂肪やタンパク質)を受け取り、リンパ節というフィルターを介して静脈に体水分を流します。リンパ節が、大きなゴミ(細菌などの有害物質)をキャッチすることで、静脈の流れを良くします。
ヨガでは、ポーズで全身の筋肉を刺激し、適度な負荷によって筋肉量の増加が期待できます。普段使われていなかった筋肉が目覚めるため、むくみづらい身体作りにもおすすめです。
ヨガの痩せる効果②便秘改善
便秘解消と言えば、食物繊維・水分摂取を思い浮かべる方も多いと思いますが、便秘の原因は食事だけでなく、運動・ストレス・加齢なども関わっています。
ヨガでは、腹式呼吸やお腹をねじるポーズで腸管をほどよく刺激し、排便に必要なお腹周りの筋力アップも期待できます。辛い便秘がなくなれば、ポッコリお腹も解消し、美肌も手に入ります。
ヨガは「キレイに痩せる」を叶えるにはピッタリの運動でしょう。
ヨガの痩せる効果③体脂肪燃焼
ヨガでなぜ痩せるのか…?
それはヨガが、体脂肪燃焼に効果的で、ダイエットに適した運動だからです。 運動は大きく分けて有酸素運動と無酸素運動の2つに分類できます。
また、ヨガのポーズの中には片足で全身を支えるなど、筋肉に負荷がかかるものもあり、無酸素運動の要素も含みます。ヨガは有酸素運動でありながら、無酸素運動の効果も得られるいいとこどりのダイエット法なのです。
ヨガの痩せる効果④筋力アップ
女性らしくキレイに痩せるためには、メリハリのあるボディラインを作る必要があります。ヨガは無酸素運動の効果も得られるため、バストアップ・ヒップアップも期待できます。ヨガのポーズでは、四肢や体幹など、全身の筋肉がバランス良く鍛えられるため、筋力がアップします。
筋力とは、筋肉が収縮するときに生まれる力を意味し、筋肥大と神経系の機能改善によって筋力は向上します。
ヨガの痩せる効果⑤基礎代謝量の増加
基礎代謝量とは、ヒトの生命活動に最低限必要なエネルギー量を指します。1日中寝たきりだったとしても、呼吸の活動・体温の維持・心臓の拍動などで無意識的にエネルギーは消費されます。何もしなくてもエネルギーが消費されるので、基礎代謝量が増加すれば、身体は太りにくい体質へ変化していきます。
基礎代謝量を増加するには、身体を構成する筋肉量の割合を高くする必要があります。ヨガの適度な負荷は、筋力アップにつながるため、基礎代謝量の増加が期待できるのです。 食事のコントロールだけに頼ったダイエットでは、ダイエット後のリバウンドが心配されます。ヨガによるダイエットで基礎代謝量を上げておけば、前者よりも体型をキープしやすくなります。
ヨガの痩せる効果⑥姿勢改善
「痩せたのに太ももが太い」
「痩せたのにお尻が大きい」
痩せたのにも関わらず、理想の体が手に入らなかった経験はありませんか?
キレイに痩せるために、姿勢の改善は必須です。 骨と骨を繋いでいるのは関節ですが、関節の可動域を左右するのは、関節の構造と骨格筋です。関節の構造は自分の力で変えられませんが、骨格筋の機能を向上させることで、姿勢を改善することはできます。
筋肉は使わないと萎縮し、硬くなります。普段の生活で、無意識のうちに使う筋肉に偏りが生じると、使われない筋肉は細く硬くなっていきます。立位や座位をキープするために使われない筋肉の仕事を使う筋肉がカバーするため、全身の筋肉バランスが崩れ、姿勢が悪くなるのです。
ヨガのポーズは、関節をさまざまな方向へ動かしてバランスをとっていくため、表層部の筋肉だけでなく、深層部の筋肉も刺激します。普段使われない筋肉を刺激することで筋肉の機能が高まり、姿勢改善へ繋がりキレイに痩せるのです。
「股関節が柔らかくなって痩せた」
「ねじりのポーズで下半身がスッキリした」
「肩甲骨の動きがスムーズになったら痩せた」
ヨガのポーズが姿勢改善に繋がり、実際に痩せたという声もたくさんあります。
ヨガの痩せる効果⑦食欲のコントロール
食欲のコントロールに影響する要因の1つに、レプチンという神経伝達物質があります。レプチンは、食事によって脂肪細胞にエネルギーが蓄積されると分泌され、脳の満腹中枢にサインを送り、私たちに満腹感をもたらします。 しかし、過度なストレスや緊張によってレプチンの分泌量は低下します。また、暴飲暴食によるハイカロリーな食事(脂質・糖質に偏った食事)は、レプチン受容体の機能(感受性)を鈍くします。
ヨガを続けることで心がリフレッシュすれば、食べ過ぎ・飲み過ぎの防止に繋がるかもしれません。食事内容を見直す余裕も生まれ、より良い食生活へとステップアップできるでしょう。
ヨガの痩せる効果⑧ホルモンのバランスを整える
体内には何種類ものホルモンが存在し、臓器の働きをコントロールしています。ホルモンの分泌は、多すぎても少なすぎてもいけないため、全身のさまざまな臓器が互いにサインを送りながら絶妙に調節しています。
しかし、ホルモンは繊細でストレスや不摂生な生活習慣が原因で乱れを生じることがあります。これを放っておくと自律神経に乱れが生じ、身体に悪影響を及ぼします。女性の場合では、生理不順・不正出血・不妊などが挙げられます。
ヨガによって運動習慣をつけ、ストレスを解消できれば、次第にホルモンの乱れも改善していくでしょう。女性特有の疾患予防にも、ヨガはおすすめです。
ヨガの痩せる効果⑨規則正しい生活習慣
ヨガは自律神経を整える効果があるため、寝不足・不眠などの生活習慣の乱れの改善におすすめです。 自律神経には、活動時に優位になる交感神経と休息時に優位になる副交感神経があります。交感神経が優位な時は、副交感神経が劣位になるというように、シーソーのごとく互いにバランスをとりながら働きます。
何かとストレスの多い現代では、交感神経が優位になりがちです。 ヨガで自律神経のバランスを整え、活動と休息の時間にメリハリをつけましょう。
寝不足・不眠の状態では、キレイな身体を作ることはできません。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、体脂肪をエネルギーに変え、筋肉の回復・成長を促します。美肌や発毛にも関わるため、「キレイに痩せる」に睡眠は欠かせません。就寝前には瞑想がおすすめで、良質な睡眠へと導いてくれます。
瞑想・リラクゼーションヨガ
ヨガで効果的に痩せるための5つの方法
もちろん、個人の生活リズムがありますので、痩せるために必ず守らなければならないルールというわけではありません。どうすればヨガで効率的に痩せるのかをまとめてみました。参考程度に、軽い気持ちでチェックしてみてください。
痩せる方法①水分をしっかり摂る
ヨガに最も適している飲み物は水と言われています。お腹を冷やさないよう常温で、馴染みのある軟水がおすすめです。補給の仕方はレッスン前後をメインに、時間をかけてゆっくり飲むようにしましょう。レッスン中は、喉を潤す程度にしましょう。
お茶や麦茶は利尿作用・体を冷やす作用が強く、かえって水分を奪ってしますリスクがあります。スポーツドリンクなどには糖分が含まれますので、余分なカロリーを摂ってしまい、ダイエットには不向きでしょう。
痩せる方法②食後2時間は空けましょう
しかし、食後は消化活動のために血液が内臓に集まります。そのため、食後にヨガを行うと、ポーズをとるための血液が不足し、十分な効果を得られなくなってしまいます。また、消化のために必要な血液も分散されてしまい、内臓にも負担がかかってしまいます。消化が十分に行われていない状態で運動すれば、お腹を痛めてしまうリスクもあります。
効果的に痩せるには、空腹時のヨガがおすすめです。最低でも食後2時間は空け、全身の筋肉に血液が充足するタイミングで行いましょう。1日の生活リズムのなかにヨガを組み込み、痩せるヨガ習慣を確立しましょう。
痩せる方法③ヨガ後すぐの食事は控える
しかし、この吸収率の高い運動後30分以内のゴールデンタイムを利用する方法もあります。 タンパク質・ビタミン・ミネラルを豊富に含む食品をこの時間で摂取すれば、筋肉を効率的に育てることができます。手軽に栄養補給できるプロテイン等を利用しても良いでしょう。
ゴールデンタイムの栄養補給は、あくまでも補食として考え、メインの食事はバランス良くしっかり摂りましょう。補食を利用する場合は、カロリーオーバーとならないよう注意してください。
痩せる方法④理想は週3~4回
もちろん、ヨガの効果を感じる期間には個人差がありますので、この回数じゃなければいけないというものではありません。その人の体質やヨガの内容によっては、週1~2回でも効果が出ることもあります。しかし、筋肉を育てるために効率的な休息時間は48~72時間であるため(超回復の原理)、強度の高いヨガであれば、1日置き・2日置きが効率的でしょう。
強度の低いヨガや呼吸法のみであれば、毎日行っても良いでしょう。自分の生活スタイルに合わせて、継続しやすい頻度を見つけてください。
痩せる方法⑤しっかり睡眠をとる
ヨガで自律神経が整えば、夜の睡眠も良質なものへと変わっていきます。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、体脂肪をエネルギーに変え、筋肉の回復・成長を促します。 せっかく身体が睡眠モードに入ろうとしているのに、それを妨げるような行為は控えましょう。
<睡眠を妨げる行為>
・寝る直前のスマホやPC作業
・寝る直前の食事
・熱いお風呂(42℃以上)
・過度のアルコール摂取 など
休息時間はしっかり確保し、身体が変化する期間をできるだけ早めてあげましょう。
ヨガを初めてどのくらいの期間で痩せるのか?
「どのくらいの期間で身体にどんな変化が現れる?」
ダイエットは、効果を感じ始めるとモチベーションが上がりますが、実際に痩せるまでの期間は、不安や疑心を感じて鬱々とした思いをするかもしれません。ここからは、身体への変化や痩せる期間について解説していきます。
痩せる予兆?不調を感じる期間【好転反応】
<ヨガの好転反応の例>
・下痢、便秘
・眠気
・倦怠感
・ニキビ、吹き出物
・頭痛 など
症状の重さや期間には個人差があり、1週間という短い期間で終わる人もいれば、半年以上もの期間続いてしまう人もいるようです。身体が浄化されている期間ですので、希望を持って乗り越えましょう。
ヨガダイエットは3ヶ月頃から痩せる?
頻度や内容にもよりますが、1~2か月頃から身体の変化を感じる方が多いようです。
<1~2か月頃に感じる変化>
・むくみにくくなった
・お通じの調子が良い
・疲れにくくなった など
また、3ヶ月頃になると「痩せた」「見た目がスッキリした」などの嬉しい変化を実感する人が多いようです。 身体の細胞の生まれ変わる期間は、腸管内の上皮細胞が数日、肌が約1ヶ月、筋肉が約2ヶ月、血液が約4ヶ月と言われています。この期間を目安に、自分の身体の変化を感じてみると、ダイエットのモチベーションアップに繋がるかもしれません。
痩せるヨガのおすすめレッスン3選
痩せるおすすめレッスン①体をほぐすヨガ
しかし、ヨガで効率よくダイエットをするのであれば、お腹から体をねじるポーズや、股関節を大きく開くポーズをとることも多くなってくるでしょう。まずは、こちらの動画で骨盤回りをほぐし、ポーズをとりやすい身体へと準備していくことをおすすめします。
骨盤回りの緊張がほぐれれば、むくみ・便秘の改善も期待できます。ゆるやかなレッスンですが、デトックス効果・姿勢改善効果で「キレイに痩せる」を実感しましょう。
体が硬い方に15分YOGA|骨盤とお尻の緊張をほぐすヨガ#102
痩せるおすすめレッスン②代謝アップヨガ
猫と牛のポーズ・立ちねじりのポーズ・三角のポーズ・戦士のポーズⅢなど、ダイエット効果の高いポーズが盛り込まれた動画です。ポーズのやり方がわからない人は、下の記事で各ポーズを練習してからトライしてみましょう。
【ヨガダイエット】全身に効く20分フローヨガ
痩せるおすすめレッスン③全身のシェイプアップヨガ
縦に割れた腹筋・女性らしいくびれなど、お腹周りをキレイにしたい女性もいると思います。そんな女性の悩みに応えるようなレッスン内容となっています。健康的に痩せるためには筋力の維持・向上は必須となります。強い身体は強い精神と作り、やがて理想の自分へと変えてくれるでしょう。
全身引き締めヨガダイエット|全身フローヨガ (15分)
ヨガでキレイに痩せるを実現しよう!
「ヨガでなぜあの子は痩せたのか?」
「どうしてヨガで痩せるのか?」
そんな疑問を持っていた方も、ヨガのシェイプアップ効果に納得できたはずです。 日常にヨガを取り入れて、キレイに痩せるを実現しましょう!
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