2021年7月29日 更新

サッカーボランチの役割とは?ポジション別の動き方を理解しよう!

サッカーのボランチは、中盤で攻撃の起点となり攻撃を組み立てる役割と相手選手からボールを奪うディフェンス面での活躍も求められます。サッカーのボランチは、チームの中心位置にポジショニングして広い視野を保ち、的確な判断でゲームコントロールするためコーチング能力や強いメンタルも必要です。

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サッカーのボランチとは?

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サッカーのボランチとは、セントラルMFでゲームメイクを担う役割のことです。元々、ポジション位置の用語ではなくセントラルMFの役割を表す用語で、日本ではCBの1列前のポジションで守備的MFとも呼ばれています。ポジション位置から、守備的と呼ばれていますが攻撃の組み立てをしたり、ときには得点に絡む動きもしたりします。

ボランチは、中盤からチームを操縦し攻守にわたって試合をコントロールする重要な役割です。

ボランチの意味

ブラジル ボランチ
ポルトガル
日本 守備的ミッドフィルダー(ボランチ)
イギリス ディフェンシブ・ミッドフィルダー
スペイン ピボーテ
イタリア メディアーノ
ボランチの意味は、ポルトガル語でハンドルです。ハンドルを操縦して舵を取る意味合いがあり、サッカーでは中盤でゲームメイクを担当する選手のことを呼びます。サッカーで、ボランチを使用する国はポルトガル・ブラジル・日本だけのローカル用語です。

日本では、Jリーグ創世記にブラジルのスター選手達から影響を受けてボランチが定着しました。ダブルボランチは、英語とポルトガル語をつなげた言葉で日本でのみ使用しています。

ボランチのポジション位置

サッカーのボランチのポジション位置は、日本ではDFの前に位置する守備的MFのことを指します。ボランチは、元々セントラルMFでゲームメイクを担う選手の役割のことでしたが、日本では、ポジション位置を表す用語で使用され始めました。

ボランチは、1人だけではなく2人や3人でもフォーメーション次第で配置され、あまり見かけませんがボランチのポジションを置かないフォーメーションもあります。

ボランチとアンカーの違い

イギリス アンカー
ブラジル プリメイロ・ボランチ
ポルトガル トリンコ
スペイン ピボーテ・デフェンシボ
イタリア インコントリスタ
サッカーのボランチとアンカーは、ポジション位置は同じですがボランチは攻守で重要な役割を持ち、アンカーはディフェンス専門の役割を持っています。アンカーは英語の船の錨が語源で、錨を使用すると船が安定することと同じく、サッカーでも守備専門の選手を中盤の底に置くことで守備が安定することから使用されました。

アンカーと同じ意味で使用される名称は、ブラジルではプリメイロ・ボランチ、ポルトガルではトリンコです。

ボランチの役割

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サッカーのボランチの役割は、攻守両面でゲームをコントロールする役割があります。攻撃時では、攻撃の起点となり攻撃を組み立てることと、状況次第では前線に上がり得点に絡む動きも要求され、守備時ではバイタルエリアを使わせないディフェンスが求められます。

空いたスペースのカバーリングも求められ、CBやSBのカバーをするため攻撃時でも守備のことを考えて的確な判断をしなければいけません。

攻撃的役割

サッカーのボランチの攻撃的役割には6種類あります。

・DFから受け取ったボールを前線につなぐ
・パスを散らして相手守備陣を動かす
・前にスペースがあるならドリブルして全体的に押し上げる
・相手DFの裏を取るパスをだす
・前列の選手を追い越す動きをして的を絞らせなくする
・相手が引いて守っていたらミドルシュートを撃ち前に引き出す

攻撃の起点になり、攻撃を組み立ててチャンスを作ることを求められます。

守備的役割

サッカーのボランチの守備的役割は6種類あります。

・相手選手からボールを奪う
・ボールを持った相手選手にDFとプレスバックする
・背後にいる相手選手のパスコースを切る
・カウンターを受けた場合相手の攻撃を遅らせる
・DFラインが足りない場合加わって対応する
・バイタルエリアのこぼれ球に対応する

守備時は、DFと協力してボールを持った相手選手をバイタルエリアに侵入させないことが大事です。

ゲームをコントロールする力

サッカーのボランチは、ゲーム状況を常時頭に入れながら考え、的確に判断しゲームをコントロールする力が必要です。相手選手からボールを奪ったときに、一旦ゲームを落ち着かせるため近くにいる選手とパスをしながらキープするのか、前線にパスして一気にカウンターを仕掛けるのか、サイドの選手にパスして相手の目線を動かすのか瞬時に判断します。

ボランチは、攻撃時も守備時でもゲーム状況次第で高度な判断力が必要です。

空いたスペースのカバーリング

サッカーのボランチは、攻守どちらでも空いたスペースのカバーリングを意識しなければいけません。SBが攻撃参加した場合やCBが前に出た場合、カウンターを想定し素早く空いたスペースのカバーをしてDFの穴埋めをします。全体的に攻め込みボールを奪われたときは、空いた中央のゾーンやバイタルエリアにいち早く戻ることが重要です。

クロスボールの対応では、DFだけではカバーできないスペースを埋める必要があります。

ボランチに必要な能力

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