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サッカーボランチの役割とは?ポジション別の動き方を理解しよう!

サッカーボランチの役割とは?ポジション別の動き方を理解しよう!

サッカーのボランチは、中盤で攻撃の起点となり攻撃を組み立てる役割と相手選手からボールを奪うディフェンス面での活躍も求められます。サッカーのボランチは、チームの中心位置にポジショニングして広い視野を保ち、的確な判断でゲームコントロールするためコーチング能力や強いメンタルも必要です。

2021.12.16

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公式ライター
poporof

球技好きで、特にプレミアリーグを中心に海外サッカー好きです。国内ではプロ野球好きで、両方とも30年以上の観戦歴があります。知っていると観戦がより楽しめる情報をお伝えしていきます。


サッカーのボランチとは?

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サッカーのボランチとは、セントラルMFでゲームメイクを担う役割のことです。元々、ポジション位置の用語ではなくセントラルMFの役割を表す用語で、日本ではCBの1列前のポジションで守備的MFとも呼ばれています。ポジション位置から、守備的と呼ばれていますが攻撃の組み立てをしたり、ときには得点に絡む動きもしたりします。

ボランチは、中盤からチームを操縦し攻守にわたって試合をコントロールする重要な役割です。

ボランチの意味

ブラジル ボランチ
ポルトガル
日本 守備的ミッドフィルダー(ボランチ)
イギリス ディフェンシブ・ミッドフィルダー
スペイン ピボーテ
イタリア メディアーノ
ボランチの意味は、ポルトガル語でハンドルです。ハンドルを操縦して舵を取る意味合いがあり、サッカーでは中盤でゲームメイクを担当する選手のことを呼びます。サッカーで、ボランチを使用する国はポルトガル・ブラジル・日本だけのローカル用語です。

日本では、Jリーグ創世記にブラジルのスター選手達から影響を受けてボランチが定着しました。ダブルボランチは、英語とポルトガル語をつなげた言葉で日本でのみ使用しています。

ボランチのポジション位置

サッカーのボランチのポジション位置は、日本ではDFの前に位置する守備的MFのことを指します。ボランチは、元々セントラルMFでゲームメイクを担う選手の役割のことでしたが、日本では、ポジション位置を表す用語で使用され始めました。

ボランチは、1人だけではなく2人や3人でもフォーメーション次第で配置され、あまり見かけませんがボランチのポジションを置かないフォーメーションもあります。

ボランチとアンカーの違い

イギリス アンカー
ブラジル プリメイロ・ボランチ
ポルトガル トリンコ
スペイン ピボーテ・デフェンシボ
イタリア インコントリスタ
サッカーのボランチとアンカーは、ポジション位置は同じですがボランチは攻守で重要な役割を持ち、アンカーはディフェンス専門の役割を持っています。アンカーは英語の船の錨が語源で、錨を使用すると船が安定することと同じく、サッカーでも守備専門の選手を中盤の底に置くことで守備が安定することから使用されました。

アンカーと同じ意味で使用される名称は、ブラジルではプリメイロ・ボランチ、ポルトガルではトリンコです。

ボランチの役割

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サッカーのボランチの役割は、攻守両面でゲームをコントロールする役割があります。攻撃時では、攻撃の起点となり攻撃を組み立てることと、状況次第では前線に上がり得点に絡む動きも要求され、守備時ではバイタルエリアを使わせないディフェンスが求められます。

空いたスペースのカバーリングも求められ、CBやSBのカバーをするため攻撃時でも守備のことを考えて的確な判断をしなければいけません。

攻撃的役割

サッカーのボランチの攻撃的役割には6種類あります。

・DFから受け取ったボールを前線につなぐ
・パスを散らして相手守備陣を動かす
・前にスペースがあるならドリブルして全体的に押し上げる
・相手DFの裏を取るパスをだす
・前列の選手を追い越す動きをして的を絞らせなくする
・相手が引いて守っていたらミドルシュートを撃ち前に引き出す

攻撃の起点になり、攻撃を組み立ててチャンスを作ることを求められます。

守備的役割

サッカーのボランチの守備的役割は6種類あります。

・相手選手からボールを奪う
・ボールを持った相手選手にDFとプレスバックする
・背後にいる相手選手のパスコースを切る
・カウンターを受けた場合相手の攻撃を遅らせる
・DFラインが足りない場合加わって対応する
・バイタルエリアのこぼれ球に対応する

守備時は、DFと協力してボールを持った相手選手をバイタルエリアに侵入させないことが大事です。

ゲームをコントロールする力

サッカーのボランチは、ゲーム状況を常時頭に入れながら考え、的確に判断しゲームをコントロールする力が必要です。相手選手からボールを奪ったときに、一旦ゲームを落ち着かせるため近くにいる選手とパスをしながらキープするのか、前線にパスして一気にカウンターを仕掛けるのか、サイドの選手にパスして相手の目線を動かすのか瞬時に判断します。

ボランチは、攻撃時も守備時でもゲーム状況次第で高度な判断力が必要です。

空いたスペースのカバーリング

サッカーのボランチは、攻守どちらでも空いたスペースのカバーリングを意識しなければいけません。SBが攻撃参加した場合やCBが前に出た場合、カウンターを想定し素早く空いたスペースのカバーをしてDFの穴埋めをします。全体的に攻め込みボールを奪われたときは、空いた中央のゾーンやバイタルエリアにいち早く戻ることが重要です。

クロスボールの対応では、DFだけではカバーできないスペースを埋める必要があります。

ボランチに必要な能力

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サッカーのボランチに必要な能力は5種類あります。

・ゲームをコントロールする的確な判断力
・ピッチ上を動き回れる運動量
・相手選手のボール奪取力
・攻撃の起点になる正確なパス
・失点しないためのボールキープ力

サッカーのボランチは、試合をコントロールし攻守にわたった活躍を要求されるため、高い能力と技術が求められます。

ゲームをコントロールする的確な判断力

ボランチの選手 ヨシュア・キミッヒ
所属チーム バイエルン・ミュンヘン
背番号 6
内容 1試合を通したタッチ集
注目ポイント 状況判断に応じた長短のパスとドリブル
サッカーのボランチは、ゲームをコントロールするための的確な判断力が必要です。味方選手からどのタイミングでボールを受け、どのタイミングでどのようなパスを出すのか、攻撃に参加するために前線へ上がった方がよいのか、守備のリスクを軽減するために留まった方がよいのか一瞬で判断できる能力が必要です。

常に広くピッチの状況を把握して、ゲームの先を読み次のプレーをイメージすることで的確な判断がしやすくなります。

ピッチ上を動き回れる運動量

ボランチの選手 デクラン・ライス
所属チーム ウェストハム・ユナイテッド
背番号 41
内容 自陣ボックス前の守備と相手ボックス手前での攻撃
注目ポイント プレミアリーグトップクラスの走行距離と技術
サッカーのボランチは、ポジションが中盤に位置し攻守で活躍が期待され、90分間ピッチ上を動き回れる運動量が必要です。攻撃の厚みを出すためにはボランチが前線に上がることも必要ですし、サイドやDFラインのフォローも必要ですのでピッチの広い範囲でカバーリングしなければいけません。

ただ、闇雲に走ればよいわけではなくゲームの展開を考えて、動き方の質を高めスタミナをセーブすることも重要です。

相手選手のボール奪取力

ボランチの選手 エンゴロ・カンテ
所属チーム チェルシー
背番号 7
内容 ブラインドサイドタックル
注目ポイント 相手選手の足元からボールが離れた瞬間に奪う
相手選手から見えない位置から近づく
サッカーのボランチは、相手選手がバイタルエリアに入る前の中盤の位置でボールを奪うことを求められます。FWからプレスをかける理由の1つは、前線でパスコースを消していき中盤でボールを奪いやすくするためです。ボールを奪取するためには、バランスを崩されない体幹力と最低限のフィジカルの強さが必要です。

相手選手にかわされないために、相手の動き方を予測して先に対応していきます。

攻撃の起点になる正確なパス

ボランチの選手 セルヒオ・ブスケツ
所属チーム バルセロナ
背番号 5
内容 正確なパスと守備力
注目ポイント 攻撃の起点になる正確な縦パス
サッカーのボランチは、攻撃の起点となり攻撃を組み立てていくことを求められ、的確な判断力で正確にパスを蹴れる能力が必要です。ポジションが中盤の低い位置のため、前線と比べてプレッシャーが弱くゲームメイクがしやすくなり、ショートパスを回したり、ロングパスでチャンスを作ったりすることを求められます。

味方選手の動きや特性に合わせて正確にパスを出すため、視野を広くし常に味方選手の位置を確認する必要があります。

失点しないためのボールキープ力

ボランチの選手 セルヒオ・ブスケツ
所属チーム バルセロナ
背番号 5
内容 ターン・フェイント集
注目ポイント 相手から奪われないキープ力
サッカーのボランチは、DFの前で受け取ったボールを奪われると失点する可能性が高くなり、ボールキープ力が必要です。相手選手にボールを奪われ、バイタルエリアに入られてしまうとCBがつり出されピンチを招きます。相手選手の向かってくる方向を察知して、ターンやフェイントで相手をかわす技術が必要です。

正確なトラップや多少もち上がれるドリブルの技術も必要で、キープできれば味方選手をフリーにできます。

ボランチの動き方

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サッカーのボランチは、チームのポジションの中心に位置してFWやDF、サイドの選手との距離感を意識して動くことが大切です。ピッチの中央にずっといる訳ではなく、サイドの選手のカバーをしたり、攻撃に厚みをもたらすため前線に上がったりしながら守備時には中央のゾーンに戻り、相手選手にバイタルエリアを使われない様に防ぎます。

周囲と距離感を保つ動き方が大事で、パスも出しやすくなり効果的な守備もできます。

ボールの受け方

ボランチの選手 チアゴ・アルカンタラ
所属チーム リヴァプール
背番号 6
内容 ロールターン
注目ポイント 受ける前の位置確認とターンして相手をかわす
サッカーのボランチは、DFからボールを受ける時は手選手の位置や向かってくる方向を確認し、前を向くことを意識してボールを受けます。攻撃の起点になる選手にはマークが付くので、動きながらパスコースを作り相手が付いてくるなら再度動き直しが必要です。

パスを受けたら、マークを外し前に向くためにターンやフェイントで相手選手をかわします。相手選手の位置や向かってくる方向次第で体の向きを変えかわしやすくします。

ボールの出し方

ボランチの選手 ジョルジーニョ
所属チーム チェルシー
背番号 5
内容 パス集
注目ポイント 攻撃を組み立てるパス
サッカーのボランチは、試合の状況を把握しながらどこから攻撃するのかを瞬時に考えパスを供給します。相手の守備位置を見て高ければ裏を狙ったり、低ければ中盤でパスを回して相手の守備のギャップを突いたりしながらチャンスを作ります。

パスは、ゆっくりつなぎながら早い縦パスを通したり、ショートパスを何本かつないだ後に一気にロングパスを出したり長短や緩急をつけ味方選手がフリーで受けるスペースを作ることも必要です。

ポジショニング

ボランチの選手 遠藤航
所属チーム シュトゥットガルト
背番号 3
内容 ポジショニング解説
注目ポイント ポジショニングからのビルドアップ
サッカーのボランチのポジショニングは、全体的なポジションの中心で中央を意識してプレーします。FWやSB、DFとの距離感を大切にしながら中心にいる動き方が大事で、360度見渡しパスを散らせて攻撃をコントロールするには中心にいることが重要です。

守備時では、中央のゾーンやバイタルエリアを意識したポジショニングをして、DFラインやサイドの選手が距離感を取りやすくすることで組織的な守備が効果を発揮します。

ボランチが上手くなる方法

サッカーのボランチが上手くなるには、攻撃時は正確なパスとトラップ、守備時はボール奪取の技術を身に付けることです。正確なパスを出すためには、ボールを受ける時にボールを止めるトラップの技術も必要です。相手に取られない位置や蹴りやすい位置にボールを置くことで正確なパスが出しやすくなります。

相手や味方選手の位置を把握することも正確なパスを出すために必要で、ボールを奪うための動きやフィジカルも重要です。

正確なパスを出せるコツ

ボランチの選手 中村憲剛
所属チーム 川崎フロンターレ(2020年引退)
背番号 14
内容 ボールを扱う基礎技術
注目ポイント ボールの止め方・置き方・蹴り方
正確なパスを出せるコツは、パスを蹴る手前の動作が大切です。受けたボールをきちんと止めて自分の蹴りやすい位置に置けるかどうかで、パスの精度が変わります。ボールを蹴る前に相手や味方の位置を確認しておくことも大切で、ボールを蹴る瞬間はボールをきちんと見ます。

普段から正確にボールを止めたり、基本的なインサイドキックで正確にパスを出したりすることを心がけて練習し、味方選手の特徴も把握しておきましょう。

ボールを奪われないトラップのコツ

ボランチの選手名 セルジ・サンペール
所属チーム ヴィッセル神戸
背番号 6
内容 トラップの極意
注目ポイント トラップするときの体の向き
ボールを奪われないトラップのコツは、相手選手がどの方向から向かってきているのか把握することです。向かってくる方向の逆側にトラップしてボールを動かせば、相手選手の足から遠い位置になり奪われることがありません。トラップをするときには、自分の周辺の状況の把握や次にプレーするイメージを持っていることが重要です。

トラップは、ボールに対し体を半身にしてスペースが広い方面で受けるとボールを奪われにくくなります。

ボールを奪うためのフィジカルのコツ

ボランチの選手 山口蛍
所属チーム ヴィッセル神戸
背番号 5
内容 ボール奪取とサイドチェンジ
注目ポイント ボールを奪う前の予測と間合い
サッカーのボランチは、自分以上の体格の大きい相手選手とマッチアップすることもよくあり、単なるフィジカル勝負ではなく間合いや体の当て方が大切です。間合いを詰めて接近することでボールをいつでも突っつける状態になり、相手にプレッシャーをかけ奪いやすくします。裏を取られそうになったらファウルを選択する判断も必要です。

上手に体を当てて相手のバランスを崩すことや、相手とボールの間に身体を入れることも重要です。

ボランチの選手の特徴

ボランチの選手は、全体のチームポジションの中心にいてゲームをコントロールするため、声を出してコーチングする必要があり強いリーダーシップが求められます。正確なパスで攻撃を組み立てたり、相手選手からボールを奪ったりするためプレッシャーに勝てる強い心が必要です。

ゲームをコントロールするには、試合状況を把握して分析し的確な判断でプレーしなければならず、常に冷静さを保つことを求められます。

コーチングできる強いリーダーシップ

サッカーのボランチは、チームをコントロールするためにプレーだけではなく声を出して指示を出すことも重要です。チーム全体のポジションの中央にいて360度見渡せ、前線の選手やDF、サイドの選手とも均等な距離にいるためコーチングするには適したポジションです。

時には、チームのためを思い嫌われることも言わなければならず、日頃から信頼関係を作り強い心を持ってリーダーシップを発揮することを求められます。

プレッシャーに負けない強いメンタル

サッカーのボランチは、相手選手とボールを競り合う機会も多く強いメンタルを持って奪いにいくことがとても重要です。デュエルで勝つには、フィジカルコンタクトを恐れたり弱気になったりせずに、相手選手に向かって行ける強いメンタルが必要です。

コーチングする立場であり、正確なパスを出して攻撃をコントロールするためには、自信がなかったりプレッシャーを強く感じていたりすると、チーム自体が不安になり負けてしまいます。

的確な判断ができる冷静な性格

サッカーのボランチは、全体を見渡して状況判断しながらゲームをコントロールするため常時冷静でいることが大切です。すぐに感情的になると、周囲の状況が見えなくなり的確な判断ができず相手チームが有利になるため、自分で自分の心をコントロールする力と相手の挑発にのらない忍耐力も必要です。

ボランチが冷静さを失ってしまえば、司令塔の役目は果たせず、DFラインのバタつく原因になり失点を許してしまいます。

ボランチの代表的な選手

ボランチの選手は、攻守で活躍が求められさまざまな能力が必要ですが、選手個々で得意なプレーや特徴が違いチーム戦術に合致するかどうかも大きなポイントです。セルヒオ・ブスケツ選手は、守備力もありますがキープ力と攻撃の組み立てに定評がある世界でトップクラスのボランチで、攻撃重視のFCバルセロナに合います。

長谷部誠選手は、日本を代表するボランチで視野の広さとリーダーシップに定評がある選手です。

セルヒオ・ブスケツ

選手名 セルヒオ・ブスケツ・ブルゴス
国籍 スペイン
生年月日 1988年7月16日
身長/体重 189cm/76kg
所属クラブ FCバルセロナ
セルヒオ・ブスケツ選手は、名門FCバルセロナの黄金期を長年支えてきたキープ力が優れているボランチです。ブスケツ選手は、身長189㎝の長身でフィジカルも優れディフェンス力もあり相手選手からボールを奪うことも得意ですが、正確なパスからの展開力も優れていて得点に絡むプレーができます。

非常に優れているのがキープ力で、ボールを受けてから複数のターンを使いわけて相手をかわすプレーは魅力的です。

長谷部誠

選手名 長谷部誠
国籍 日本
生年月日 1984年1月18日
身長/体重 180cm/73kg
所属クラブ 浦和レッズ
ヴォルフスブルク
ニュルンベルク
フランクフルト
長谷部誠選手は、日本代表やブンデスリーガーで数々の監督に信頼されてきたリーダーシップの高いボランチです。常にピッチ全体を見渡して、相手や味方の位置を確認し次の行動を予測したうえで瞬時に判断するポジショニングは抜群で、スピードやパワーがあまりなくても競り勝てます。

試合の状況判断力や戦術理解力も高くさまざまなポジションで活躍でき、強いメンタルで的確にコーチングしチームを束ねていける選手です。

ボランチはサッカーで重要なポジション

サッカーのボランチは、攻撃の組み立てだけではなくディフェンス面での活躍も求められプレー内容次第でチームの勝敗を左右する重要なポジションです。ボールを扱う技術やフィジカルの強さだけではなく、視野の広さやリーダーシップも求められるため早めに適性を見極めることも大切です。

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