2017年5月9日 更新

レジスタサッカー!レジスタとは?気になる意味合いとポジション紹介

サッカーでは様々なポジションがあります。 フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーの4種類に分けられることが多いですが、それぞれのポジションにおいても特殊な呼び名を付けられる選手がいます。 その一つにレジスタと言われるポジションもあるのです。

  
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レジスタとは

レジスタとは、サッカーにおける選手のポジションを現しています。
本来の意味はコンピューターの頭脳という意味です。
フォーワードやディフェンダーといった括りではなくて、一種の特別な才能を指すポジションとしてレジスタがあります。
サッカーにおいてレジスタの意味とは、中盤の下がり目の位置、よく言われるボランチというポジションからゲームメイクをする特徴のある選手の事を言います。
ボランチというポジションは、守備の1番手で相手の攻撃の出どころを潰す役割を担うことが多いですが、そのポジションから様々なパスを駆使してゲームの流れを作っていくのがサッカーの中で特別な名称としてレジスタと呼ばれています。

レジスタの特徴

サッカーにおけるレジスタの意味とは、周りが良く見えていること、そしてパスの精度が高く、長いパスも短いパスも正確に通すことができるのが大きな特徴といえます。
これはトップ下の選手にも必要な能力と言えますが、試合全体を把握して、リズムを代える能力を備えているサッカー選手とも言えます。
トップ下と大きく違っている特徴としては、サッカーにおいてチーム全体の動きを把握して、チームという生き物を動かす指令を出していく意味のあるポジションであり、直感的な右脳とは違って、理論的に考える左脳的な役割を果たしていくのがレジスタなのです。

レジスタの魅力

レジスタと言われる選手が作り出すサッカーの魅力と言えば、やはりサッカー全体を把握してチーム全体をコントロールするところにあります。
レジスタとはゲームメイクをする役割を果たしていますが、トップ下に配置される選手と違って、一瞬のひらめきによるパスは少ないです。
これは、ポジションが下がり目ですので、トップ下の選手のようなひらめきよりも全体を活かす意味のある効率的なパスワークをするためです。
サッカーをあまり知らない人が一見すると、それは面白みに欠けるという場合もあるかもしれませんが、サッカーを知る人ほど、レジスタがいることで展開が早くもなりますし、ゆっくりにもなり、ピッチ全体をコントロールしているという意味を実感することができるので魅力にあふれた選手と言えます。

レジスタ選手と言えば

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サッカーのレジスタ選手と言えば、真っ先に思い浮かぶのは元イタリア代表のピルロと言えます。
彼の持ち味はそのゲームメイクの高さと、ピッチ上のすべてを把握しているようなパスセンスにあります。
レジスタ選手の意味を最も良く示していて、体現している選手とも言えます。
何よりも、ピルロがいたからこそ、サッカーの世界でレジスタと言われる名称ができたとも言えるのです。
ピルロのポジションはボランチの位置でありますが、その一番の役割はゲームメイクに秀でていたことです。
ピルロは長短のパスや速攻、遅攻の舵取りを行ってチームを効率よく連動させる選手です。

ピルロ

ピルロとは元イタリア代表のサッカー選手で現在はアメリカでプレーしています。
レジスタと言えばこの人のためにあるような言葉です。
チーム全体の頭脳という意味をプレーで表してくれます。
もともとはトップ下の選手でありましたが、チーム事情によって1列下がり目になったことで、才能が大きく花開いた選手と言えます。
フィジカルが強いわけではありませんし、ディフェンス力という部分では物足りなさもあるかもしれませんが、類稀なるパスセンスとゲームをコントロールする力でイタリア代表でも長い間中核を担ってきた選手であります。

シャビ

シャビは元スペイン代表のサッカー選手で、現在はカタールでプレーしています。
もともとはバルセロナの下部組織からトップチームに上がった選手ですが、グアルディオラの後継者という位置づけで、選手登録されて、そのままポジションを獲得した形になります。
シャビも下がり目の位置からゲームをコントロールする力に長けていて、ゲームを通して効果的なパスを沢山供給できるのが魅力的な選手と言えます。
ピルロとは違うのが、スペインサッカーの特徴とも言えるショートパスが多い点にあります。
大きなパスやカウンター気味のパスよりはチーム全体にリズムを持たせる意味あるショートパスが多いのが特徴的です。

シャビ・アロンソ

シャビ・アロンソも元スペイン代表の優れたレジスタと言えるサッカー選手です。
シャビ・アロンソはボランチ型のレジスタとして万能タイプであるとも言えます。
フィジカルにも優れていますので、ボール奪取能力にも長けたレジスタです。
ピルロに似たタイプではありますが、短いパスよりも長いパスが特徴の選手でもあります。
スペイン代表やバルセロナではショートパスをつなぐ選手が多い中ではリズムを代える大事な役割を果たしていました。
残念ながら引退してしまいましたが、スペイン代表とバルセロナの黄金期を担ったサッカー選手の一人です。

レジスタサッカー

レジスタを要するサッカーをレジスタサッカーと言います。
レジスタサッカーとは、中盤の下がり目のポジションからボールが供給できるレジスタがいてこそできる早い仕掛けと遅い仕掛けを効率良く展開するサッカーとなります。
通常、カウンターサッカーに主流を置いていると、細かなパスワークが苦手であったり、細かなパスワークを求めるチームであればカウンターサッカーをすることが少なかったりします。
しかし、レジスタという選手がいれば、試合の流れで臨機応変に対応していくことが可能となります。
トップ下に位置しているゲームメーカーと異なるのは、決定的なパスの2つ、3つ前の段階のパスを供給することができる点です。

レジスタサッカーの長所

レジスタサッカーを行う上での長所とは、安定した戦い方ができるということに尽きます。
レジスタは、サッカーの試合の流れを読み、90分の試合の中でいかに勝つことができるのかを考えることのできる選手でもありますので、こういった選手がいれば、どのような相手と試合をするとしても、90分を通しての決定的なチャンスメイク、勝つための意味あるパスワークをしてくれると信じることができます。
それゆえに監督としても使いやすいですし、ムラが少ない分、コンスタントに成果を上げてくれる貴重な戦力として見ることができますので、レジスタがいるサッカーチームは戦いが安定できるということが長所となります。

レジスタサッカーのフォーメーション

レジスタサッカーを行うためのフォーメーションとはレジスタの配置を考えたシステムの組み方になります。
サッカーにおいてはフォーメーションが大事と言われることもありますし、優れた選手が大勢いればフォーメーションは意味をなさないとも考えられます。
レジスタを要するサッカーをするのであれば、フォーメーションは大事な要素を締めてくるもので、レジスタをどこに配置して、攻撃のタクトを振るわすのかでそのチームのサッカーは大きく変わってきます。
レジスタを要するサッカーで有効なフォーメーションはメジャーなところではこの3つになります。

3-5-2

レジスタを活かす意味のあるサッカーのフォーメーションの1つに3-5-2があります。
このシステムであれば、ディフェンシブハーフの位置に居ながらゲームをコンダクトすることができるので、レジスタを十分に活用できるサッカーを展開することができます。
しかし、ポイントとして考えなければいけないのは、レジスタを活かすためにもう一人のディフェンシブハーフには守備力の高い選手を起用することで、よりバランスの良いチーム編成をすることができます。

4-4-2

4-4-2システムとは、サッカーにおけるメジャーなフォーメーションでありますが、こちらもダブルボランチという形が一般的になっていますので、レジスタを配置するならそのポジションになってきます。
こちらも二人で守備の一番手を担うのも仕事なわけですから、レジスタを置いたサッカーチーム作りを考えるのであればパートナー選びが何よりも重要なポイントになってきます。
レジスタがゲームコントロールをするのであれば、前線には動ける選手がいることも大事であり、レジスタサッカーの要の1つとも言えます。
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