2021年3月20日 更新

持久走とは?長距離走との違いやルールを理解しよう。速く走るにはどうしたらいいの?

持久走とは70%程度の力で一定の距離や時間を走る運動です。中距離走やマラソンは持久走と似たルール・距離のスポーツですが、速さや他人と競うことを目的とする点で持久走とは大きく異なります。持久走を速く走るには、正しいフォームと苦しいときの対処法を知っておくことが大切です。

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持久走とは?

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持久走とは、自身の7割程度の力で一定の距離や時間を走りきる競技です。速く走ることや1位を取ることに大きな意味がある中長距離走と違い、持久走とは自分の目標を達成したり、体力や精神力を鍛えたりすることが目的となります。

文部科学省の学習指導要領では、長い距離を走ることすべてを持久走と扱うため、小中学校では持久走本来の目的を理解せず実施していることが多いです。

持久走の意味

持久走とは、70%程度の力で一定の距離や時間を走りきることで、自身の全力でなく力をコントロールした状態で走りきることに大きな意味があります。70%の力で走る理由は、余力を残すことがフォームの安定や持久力の更なる向上に役立つ効果があるためです。

持久走の大会も順位付けをしますが、走ることに対する能力は個々で異なることから、中・長距離競技ほど順位に意味はありません。

持久走と長距離走の違い

持久走と長距離走の違いは、他人と競うか否かです。どちらも1,000m超の距離を走り続ける競技ですが、長距離が他人との順位や速さを競うことに対し、持久走は前回までの自分より向上することを目指します。小中学校の持久走大会は、本来の持久走の意味でなく、全力で速く走ることを目的とした長距離走同様の競技内容とする場合が多いです。

持久走の目的

持久走とは、5つの目的でするスポーツです。

・持久力の向上
・筋力の向上
・自身の体力や限界を知ること
・自身の精神力と向きあうこと
・自己の目標を達成すること


持久走の最大の目的は、自分のペースで体力や精神力を高めることにあります。目的に沿った持久走をするためには、苦しくても走りきる、5分以内にゴールすると自分なりの目標を立てることが必要で、他人でなく目標を意識して走ることで持久走の効果が期待できます。

持久走の歴史

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持久走とは、マラソンから派生した歴史を持つ競技です。日本の学校教育に持久走が取り入れられた時期は昭和24年で、以来70年以上の長きにわたり小学校高学年以上を中心に体育の授業の歴史ある定番種目とされています。

持久走の起源

持久走とはマラソンから派生した競技で、いつ・どこで考案されたか明確な起源はわかっていません。紀元前から続くマラソンの歴史の中で、全力を出し切るよりも効果的で高い有酸素持久力や筋力を得るための派生スポーツとして持久走が開発され、長距離走や体力づくりの一環で活用されることになったと言われています。

持久走と教育の歴史

持久走と教育の歴史は昭和24年に始まります。持久走は、当初必要な運動と確立されておらず、戦後初の昭和22年小学校学習指導要領では遊戯の一部に組み込まれていました。昭和24年の改定案で、初めて体を作るために必要な競技と高学年の授業に持久走が取り入れられ、以来目的を変えながらも途絶えることなく70年以上学校教育に取り入れられています。

持久走のルール

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持久走には中・長距離と同様のルールがあり、スタンディングスタートをすることやコースの外側から他走者を抜かすことが原則です。しかし持久走はマラソンと違い、厳密にルール違反を取られることが少なく、他走者と楽しく競技をするためのマナー程度に捉えることが一般的になります。

スタート時のルール

持久走のスタート時のルールは3つです。

・スタンディングスタートをする
・前方に準備した足はスタートラインにのせない
・位置についての合図からスタートの合図まで動かない


持久走のスタートでは、一般的に陸上の長距離種目に準じたルールを採用します。学校や気軽な市民行事で持久走を開催する場合、スタート時にルールの細かいチェックをすることは少なく、同じタイミングで出ることのみを重視する傾向がみられます。

抜かすときのルール

持久走には、前の走者を抜かすときにコースの外側から抜かすルールがあります。外側から抜かすことは、短距離走やリレーも同様となる陸上競技共通のルールで、他走者の行動を妨げたり自らがコースインの失格をしたりしないために定められています。持久走で厳密に反則を取られることは少ないですが、マナーの1つと捉え、念頭に入れておくことがベストです。

持久走の距離

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