
バドミントンのハイバックの打ち方!コツやポイントを解説
バドミントンでハイバックを打つことができれば自分の攻撃の幅を広げることができます。バドミントンでのオーバーヘッドと違い初心者には難しいですが、繰り返し練習してコツをつかめば必ず習得できます。今回はそんなバドミントンのハイバックについて見ていきましょう。
2022.12.30
|
バドミントン
Writer
Index
バドミントンでのハイバックとは?
via pixabay.com
バドミントンでのハイバックとは、頭よりも高い位置でシャトルをとらえる、バックハンドのストロークの打ち方です。バドミントンのハイバックは、バドミントンのフォアハンドのオーバーヘッドストロークに比べると、相手に背中を向けて打つことになるためコツをつかめないと難しいですが、相手のコート奥に確実に返球できれば、体勢を立て直して次の攻撃につなげることができる便利な打ち方です。
またクリアやドロップ、カットなどを打つ時に用いる打ち方ですので、バドミントンの試合で勝ち進んでいきたいと考えているのなら、絶対にマスターしなければならない打ち方とも言えます。
ですから、確実にハイバックの打ち方を自分のものにして、バドミントンでのハイバックを自在に使えるようになりましょう。
またクリアやドロップ、カットなどを打つ時に用いる打ち方ですので、バドミントンの試合で勝ち進んでいきたいと考えているのなら、絶対にマスターしなければならない打ち方とも言えます。
ですから、確実にハイバックの打ち方を自分のものにして、バドミントンでのハイバックを自在に使えるようになりましょう。
バドミントンのハイバックを打つ時の握り方
バドミントンのハイバックを打つ時のラケットの握り方は、サムアップグリップという握り方をします。サムアップグリップという握り方はバックハンドで打つ時の握り方で、フォアハンドで打つ時の握り方であるイースタングリップから、バックハンドを打とうとする時に握り替えます。
サムアップグリップの握り方は、イースタングリップから手の中でグリップをわずかに回転させ、親指の腹をラケット面の延長線上に押しつけて握ります。握り方のコツは親指の腹をしっかりとグリップに押しつけることです。
またバドミントンでのラケットを振る時のコツはリストスタンドです。ラケットを正しい握り方で握ったら、手首を親指の付け根の方向に曲げてラケットを立てましょう。この時に、ラケットと腕の角度がほぼ直角になった状態をリストスタンドと言います。バドミントンのラケットを振る時のコツは、このリストスタンドを保つことが前提となります。
サムアップグリップの握り方は、イースタングリップから手の中でグリップをわずかに回転させ、親指の腹をラケット面の延長線上に押しつけて握ります。握り方のコツは親指の腹をしっかりとグリップに押しつけることです。
またバドミントンでのラケットを振る時のコツはリストスタンドです。ラケットを正しい握り方で握ったら、手首を親指の付け根の方向に曲げてラケットを立てましょう。この時に、ラケットと腕の角度がほぼ直角になった状態をリストスタンドと言います。バドミントンのラケットを振る時のコツは、このリストスタンドを保つことが前提となります。
バドミントンでのハイバックの打ち方
バドミントン 遠くへ飛ばすハイバックショット【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】
ハイバックの打ち方です。
via www.youtube.com
ラケットを正しい握り方で握り、リストスタンドを保ったまま、左足を軸に方向転換します。そして右肩を引き、相手に背中を向けます。
次に打点の下あたりに向かって右足を大きく踏み出します。と同時に右わきを締めてラケットを引きます。
それからリストスタンドのまま、右ひじを真上に移動させるイメージでスイングを開始します。そして相手に背中を向けたままインパクトを行い、素早く手首を返して、シャトルを弾き飛ばします。
シャトルを飛ばした後は、小さなテイクバックで正面に向き直り、リストスタンドを保ちながら、次の攻撃に備えます。
これがバドミントンでのハイバックの打ち方の一連の流れです。正面に向き直って打ち終わることができるので、次の攻撃にもスムーズに入ることができます。
次に打点の下あたりに向かって右足を大きく踏み出します。と同時に右わきを締めてラケットを引きます。
それからリストスタンドのまま、右ひじを真上に移動させるイメージでスイングを開始します。そして相手に背中を向けたままインパクトを行い、素早く手首を返して、シャトルを弾き飛ばします。
シャトルを飛ばした後は、小さなテイクバックで正面に向き直り、リストスタンドを保ちながら、次の攻撃に備えます。
これがバドミントンでのハイバックの打ち方の一連の流れです。正面に向き直って打ち終わることができるので、次の攻撃にもスムーズに入ることができます。
バドミントンのハイバックを打つ時の注意
バドミントンのハイバックを打つ時のコツは、テイクバックの時にラケットを完全に静止させないことです。静止させてしまうと、溜め込んだ力が逃げてしまうからです。ですからバドミントンのハイバックでは、テイクバックからスイングへと体を止めずに行いましょう。
そしてスイングを開始すると、ラケットのヘッドが少しずつ下がり、グリップエンドが天井を向いているようにします。
それからスイングをしていきインパクトの時のコツは、身体の真上よりもやや前方でシャトルをとらえることです。身体から離れた位置でシャトルを打つと、ラケットが寝てしまい力が伝わらなくなるからです。しっかりと力が伝えられるように、自分の身体のやや前方で打つことに注意して、インパクトを行いましょう。
そしてスイングを開始すると、ラケットのヘッドが少しずつ下がり、グリップエンドが天井を向いているようにします。
それからスイングをしていきインパクトの時のコツは、身体の真上よりもやや前方でシャトルをとらえることです。身体から離れた位置でシャトルを打つと、ラケットが寝てしまい力が伝わらなくなるからです。しっかりと力が伝えられるように、自分の身体のやや前方で打つことに注意して、インパクトを行いましょう。
初心者がバドミントンのハイバックを打つ時に気をつけること
初心者がバドミントンのハイバックを打つ時に気をつけることは、まずはグリップの正しい握り方、ハイバックの正しい打ち方を覚えて、それを打つ時に毎回正確にできるようにしましょう。これが前提です。
この次に初心者がバドミントンでハイバックを打つ時に気をつけることは次の2つです。ハイバックを打つ時の感覚をつかむことと、インパクトのタイミングを合わせることができるようになることです。では1つずつ説明していきます。
この次に初心者がバドミントンでハイバックを打つ時に気をつけることは次の2つです。ハイバックを打つ時の感覚をつかむことと、インパクトのタイミングを合わせることができるようになることです。では1つずつ説明していきます。
初心者がバドミントンのハイバックで気をつけること①感覚をつかむ
バドミントンのハイバックでは、相手に背を向けたままインパクトをしなくてはいけません。正面を向いてインパクトをする打ち方に比べて、初めは打つ時の感覚がつかみにくいです。特に初心者は、打つことに慣れるのに時間がかかる場合も多いでしょう。
ですから初心者はハイバックで打つ感覚をつかむことが大切です。そのためのコツはまず、ハイバックの打ち方での素振りを繰り返して、ハイバックのスイングに慣れましょう。それからシャトルを使ってのハイバックを打つ練習を繰り返しましょう。そうすれば、バドミントンでのハイバックでの打ち方の感覚をつかめるようになっていきます。
ですから初心者はハイバックで打つ感覚をつかむことが大切です。そのためのコツはまず、ハイバックの打ち方での素振りを繰り返して、ハイバックのスイングに慣れましょう。それからシャトルを使ってのハイバックを打つ練習を繰り返しましょう。そうすれば、バドミントンでのハイバックでの打ち方の感覚をつかめるようになっていきます。
初心者がバドミントンのハイバックで気をつけること②タイミングを合わせる
初心者がバドミントンでハイバックを打つ時は、タイミングを合わせることにも気をつけなければいけません。バドミントンのハイバックでは相手に背を向けてインパクトをしなければなりません。それだけに、シャトルをインパクトするタイミングを合わせることは慣れるまでは難しいです。ですから初心者は、インパクトするタイミングを合わせられるようになるまで、しっかりと練習を繰り返しましょう。
またシャトルを遠くへ飛ばすことを意識しすぎると、フォームが崩れてミスショットになりやすいです。ですから初心者のうちは、飛距離を伸ばすことよりもタイミングよくインパクトができるように心がけて練習していきましょう。
またシャトルを遠くへ飛ばすことを意識しすぎると、フォームが崩れてミスショットになりやすいです。ですから初心者のうちは、飛距離を伸ばすことよりもタイミングよくインパクトができるように心がけて練習していきましょう。
バドミントンでハイバックを使うショット
バドミントンでハイバックを使うショットには、ハイクリア、ドリブンクリア、ドロップ、カットなどがあります。今回はこの4種類のショットを見ていきましょう。
バドミントンでハイバックを使うショット①ハイクリア
クリアとは相手コートのバックバウンダリーラインぎりぎりを狙うショットです。ハイクリアは天井に向かって高く遠くへ飛ばすショットです。相手をバックバウンダリーライン付近に追いやって、次の攻撃体勢を立て直すことが主な目的のショットです。しかし、同時に相手にも時間的猶予を与えることになるので、打ったらすぐに守備体勢をととのえなければなりません。
バドミントンのこのショットのポイントは、バックバウンダリーラインぎりぎりのところに垂直に落下するショットを打つことです。垂直に落下するショットは、もっとも打ち返すことが難しいので、相手のミスを誘える場合もあります。
バドミントンのこのショットのポイントは、バックバウンダリーラインぎりぎりのところに垂直に落下するショットを打つことです。垂直に落下するショットは、もっとも打ち返すことが難しいので、相手のミスを誘える場合もあります。
バドミントンでハイバックを使うショット②ドリブンクリア
ドリブンクリアはハイクリアよりも低い軌道で、相手が追いつけないスピードのある球を放つショットです。ハイクリアよりも攻撃的なショットで、コントロールされたスピードのあるショットを放つことができれば、相手に甘い球を上げさせることができます。
バドミントンのこのショットのポイントは、床と平行に直線的に飛んでいき、バックバウンダリーライン上で急速に落下するような軌道のショットを打つことです。高い打点でシャトルを正確にとらえることができれば、エースを狙うことも可能です。
バドミントンのこのショットのポイントは、床と平行に直線的に飛んでいき、バックバウンダリーライン上で急速に落下するような軌道のショットを打つことです。高い打点でシャトルを正確にとらえることができれば、エースを狙うことも可能です。
バドミントンでハイバックを使うショット③ドロップ
バドミントンでのドロップとカットは、速度やコースに変化をつけながらネット際に落とすショットです。相手をネット際へ走らせて体勢をくずし、エースを狙える甘い球を上げさせることが目的のショットです。
バドミントンでのドロップは、ネットを越えたらすぐに沈み込むように落ちるショットです。クリアやスマッシュを打つと見せかけておいてネット際に落とせば、フェイントになり、相手に甘い球を上げさせることができます。
バドミントンのドロップのポイントは、ハイクリアなどで相手をコート後方へ押し下げたところで打つと効果的です。ドロップは打つタイミングが重要です。効果のある場面で打つようにしましょう。
バドミントンでのドロップは、ネットを越えたらすぐに沈み込むように落ちるショットです。クリアやスマッシュを打つと見せかけておいてネット際に落とせば、フェイントになり、相手に甘い球を上げさせることができます。
バドミントンのドロップのポイントは、ハイクリアなどで相手をコート後方へ押し下げたところで打つと効果的です。ドロップは打つタイミングが重要です。効果のある場面で打つようにしましょう。
バドミントンでハイバックを使うショット④カット
バドミントンでのカットはドロップよりもスピードが速く、減速が急速なショットです。シャトルの外側をこするイメージで、方向に変化を与えて打つショットです。
カットはスピードがあるぶん、ドロップよりも球足が長くなります。ですがハイクリアやスマッシュとの見分けがつきにくいという利点があり、相手を惑わすことができます。
バドミントンのカットのポイントは、カットを打つことを見破られないようにすることです。カットを打つことを見破られないようにするには、スマッシュを打つ時と同じようにスイングスピードを落とさずに振り抜くことが大切です。それができれば、スマッシュがくると思って下がった相手に対して、スピードのある球をネット際に落としてエースを狙うことも可能です。
カットはスピードがあるぶん、ドロップよりも球足が長くなります。ですがハイクリアやスマッシュとの見分けがつきにくいという利点があり、相手を惑わすことができます。
バドミントンのカットのポイントは、カットを打つことを見破られないようにすることです。カットを打つことを見破られないようにするには、スマッシュを打つ時と同じようにスイングスピードを落とさずに振り抜くことが大切です。それができれば、スマッシュがくると思って下がった相手に対して、スピードのある球をネット際に落としてエースを狙うことも可能です。
バドミントンのハイバックの練習
バドミントンのハイバックの打ち方を習得するには練習が必要です。打ち方、打つタイミングを身につける必要があります。反復練習を繰り返して、バドミントンの試合の中の必要な場面で、ハイバックを打てるようにしましょう。
バドミントンのハイバックの練習①ハイバック
ハイバックの打ち方素振りとシャトル打ち(腕振りと回外による)
ハイバックの素振りとシャトル打ちです。
via www.youtube.com
バドミントンのハイバックの練習は、まず素振りでバドミントンのハイバックの握り方と打ち方を体に覚えさせましょう。この握り方と打ち方がしっかりとできなければ、ハイバックを打つことはできません。ですから、まずはしっかりと素振りで正しい握り方、打ち方を覚えましょう。
握り方と打ち方を覚えたら、シャトルを使ってハイバックで打ってみましょう。バドミントンのハイバックでは、打つ時のタイミングを合わせることが大切です。これは実際にシャトルを打ち込んでみないと分かりません。何回も何回もハイバックでシャトルを打つ練習を繰り返しましょう。この練習を繰り返し、ハイバックの打ち方を完璧にできるようになったら、バドミントンでのハイバックを使ったショットの練習に進みましょう。
握り方と打ち方を覚えたら、シャトルを使ってハイバックで打ってみましょう。バドミントンのハイバックでは、打つ時のタイミングを合わせることが大切です。これは実際にシャトルを打ち込んでみないと分かりません。何回も何回もハイバックでシャトルを打つ練習を繰り返しましょう。この練習を繰り返し、ハイバックの打ち方を完璧にできるようになったら、バドミントンでのハイバックを使ったショットの練習に進みましょう。
バドミントンのハイバックの練習②ハイバックを使うショット
ハイバッククリアを飛ばすための練習方法
ハイバックでのクリアの打ち込みの練習です。
via www.youtube.com
バドミントンのクリアは、まず打ち込みの練習を行います。次に左右の打ち分けが大事なので、ストレートとクロスの打ち分けの練習をしましょう。そしてクリアのコントロールをつける練習として、1対1で場所を変えずにネットを挟んで打ち合う練習を行いましょう。ハイクリアとドリブンクリアを交互に打ち合うことにより、クリアのコントロールを磨くことができます。
バドミントンのドロップとカットの練習は、まずネットのぎりぎりの高さを狙って連続で打ち込む練習を行いましょう。ドロップとカットは、ネットの近くを狙って打つ必要があります。そこを狙って打てるようになりましょう。
ネットのぎりぎりの高さを狙って打てるようになったら、ドロップとカットを打ち合うミニゲームを行いましょう。ショットのコントロールを磨くことができます。
バドミントンのドロップとカットの練習は、まずネットのぎりぎりの高さを狙って連続で打ち込む練習を行いましょう。ドロップとカットは、ネットの近くを狙って打つ必要があります。そこを狙って打てるようになりましょう。
ネットのぎりぎりの高さを狙って打てるようになったら、ドロップとカットを打ち合うミニゲームを行いましょう。ショットのコントロールを磨くことができます。
バドミントンのハイバックの打ち方のコツやポイントのまとめ
バドミントンのハイバックの打ち方は、相手に背を向けて打たなければならないので、感覚やタイミングをつかむまでは難しいです。しかし、バドミントンのハイバックの打ち方の練習を繰り返すと打てるようになります。
バドミントンでハイバックが打てるようになれば、バドミントンのハイバックを使ったショットであるクリアやドロップ、カットなどもバドミントンの試合で使うことができるようになります。そうなれば、バドミントンの試合でより勝利を近づくことができるでしょう。
そのためにも繰り返し練習を行い、バドミントンでハイバックを打てるようになりましょう。
バドミントンでハイバックが打てるようになれば、バドミントンのハイバックを使ったショットであるクリアやドロップ、カットなどもバドミントンの試合で使うことができるようになります。そうなれば、バドミントンの試合でより勝利を近づくことができるでしょう。
そのためにも繰り返し練習を行い、バドミントンでハイバックを打てるようになりましょう。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。