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野球のグラウンドの寸法とは?塁間・マウンドまでの距離やサイズ情報まとめ!

野球のグラウンドの寸法とは?塁間・マウンドまでの距離やサイズ情報まとめ!

野球のグラウンドには細かい寸法が決められています。グラウンドには、塁間やマウンドまでの距離、バッターボックスの大きさからグラウンドの広さに至るまで細かい決まりがたくさんあります。絶妙に設計された野球のグラウンドの寸法の知識を知れば、野球観戦がより一層楽しくなるでしょう。

2021.12.16 野球

野球のグラウンドとは?

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野球のグラウンドには、ピッチャーマウンドやキャッチャーボックスなど細かく名前がつけられています。まずは、野球には欠かせないメインの3箇所を理解しましょう。

・ベース
・ピッチャーマウンド
・バッターボックス

ベースとは?

グラウンドのなかに4つあるベースとは、日本語でのことです。ベースは、グラウンドにひし形になるように配置されており、一塁ベース・二塁ベース・三塁ベースは正方形ですが、ホームベースのみ五角形の形をしています。4つのベースを結ぶラインの内側が内野となります。
ベースは、4つが並んでいる形が似ていることから、ダイヤモンドと呼ばれています。

ピッチャーマウンドとは?

ピッチャーマウンドとは、ピッチャーが投球をおこなう場所です。マウンドとは英語で土や石を人工的に積み重ねた盛土のことを示します。

野球のマウンドは上から見ると円形で、土を盛って周囲のグラウンドより高くしてあります。ピッチャーマウンドの中央にはピッチャープレートという長方形の板が埋め込まれており、ピッチャーはプレートから足が離れないように投球をします。

バッターボックスとは?

バッターボックスとは、バッターがボールを打つ場所のことで、ホームベースの左右両側に縦1.8m×横1.2mの白線で示した長方形の場所のことを指します。
バッターはバッターボックス内であればどこで構えてもよいですが、バッターボックスから足がはみ出してはいけません。バッターボックスのラインを踏んで構えることは大丈夫ですが、打った後にバッターボックスから足が出てしまうと、たとえ打球がホームランでもアウトとなります。

グラウンドの寸法・サイズ

野球のグラウンドの寸法やサイズは、プロ野球・大学・高校野球と少年野球では3つの違いがあります。

・投球間の距離
・塁間の距離
・バッターボックスの広さ
グラウンドの広さは、公認野球規則のルールブックに記載されています。

グラウンドのサイズ(プロ野球・大学・高校野球)

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塁間の距離 27.431m
マウンドからホームベースまでの距離 18.44m
キャッチャーサークルからネクストバッターサークルまでの距離 11.28m
ホームベースから二塁ベースまでの距離 38.795m
プロ野球・大学・高校野球のグラウンドの寸法は、メートル評価だと端数が出ています。

野球はアメリカ発祥のスポーツで、グラウンドの寸法を計るときにはアメリカの基準にあわせてフィートという単位が使われていました。フィートを日本の単位のメートルに換算すると、中途半端な数字になってしまいます。

グラウンドのサイズ(少年野球)

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塁間の距離 23.0m
マウンドからホームベースまでの距離 16.0m
キャッチャーサークルからネクストバッターサークルまでの距離 9.4m
ホームベースから二塁ベースまでの距離 32.52m
一般の少年野球のグラウンドは、プロ野球のグラウンドと比較すると、塁間は約4m、マウンドからホームベースまでの距離は2m短くなっています。少年野球のグラウンドの寸法は、プロ野球・大学・高校野球と比べると、年齢にあわせて全体的にひと回り小さく設定されています。
一般に学童野球と呼ばれる野球には、少年野球のほかにリトルリーグやボーイズがありますが、それぞれの連盟のルールによって、プロ野球・大学・高校野球とグラウンドの寸法が異なります。

ベースのサイズや置き方

野球のベースの置き方には、細かい決まりがあります。野球のベースの置き方をベースのサイズとあわせて解説します。

一塁と三塁のベースの置き方

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野球のベースのサイズは、1辺が38.1cmの正方形と決まっています。一塁ベースと三塁ベースは、左の図のようにファウルラインの外側に重なるように置きます。誤ってファウルラインの内側に重なるように置かないように注意しましょう。

二塁のベースの置き方

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二塁ベースは、一塁ベースと三塁ベースを結ぶ交点がベースの中心になるように置きます。ラインに端をあわせると勘違いして、右側の図のように置いてしまう人が多いため注意しましょう。
二塁ベースは盗塁でスライディングを受けて動いてしまうことがあります。そういった場合は、ベース本体があった位置が基準となるため、元々二塁があった場所に足があればセーフとします。

塁間の距離

プロ野球・大学・高校野球の塁間の距離はアメリカのグラウンドの大きさに由来して設定されているため、少年野球の塁間の距離はプロ野球・大学・高校野球の塁間の距離よりも少し短くなります。

塁間の距離(プロ野球・大学・高校野球)

塁間の距離 90フィート・27.431m
ダイヤモンド1周 110m
プロ野球・大学・高校野球の塁間の距離は、アメリカの単位では90フィート、日本の単位では27.431mダイヤモンド1周は約110mです。塁間の距離はホームベースと二塁を起点にして測られ、ホームベースの右側の交点が一塁、左側の交点が三塁となります。一塁から三塁までは、127フィード31インチ3/8で、38.795mとなります。
プロ野球で足の速い選手は、塁間を約3.5~4秒、ダイヤモンド1周を13秒台~14秒台前半で走ります。盗塁では、ランナーがスタートしてから二塁ベースに滑り込むまでの時間は約3.5秒、俊足のランナーだと約3.2秒です。

塁間の距離(少年野球)

組織 塁間の距離 ホームベースから塁間までの距離
ボーイズリーグ(中学生) 18.44m 27.431m
ボーイズリーグ(小学生) 15.367m 22.86m
少年軟式(高学年) 16m 23m
少年軟式(低学年) 14m 21m
リトルリーグ 14.02m 18.29m
少年野球の塁間の距離は、小学生までは大人と同じサイズだと大きすぎるため年齢にあわせたひと回り小さいサイズですが、中学生からはプロ野球・大学・高校野球と同じサイズになります。

ピッチャーマウンドの高さとサイズ

プロ野球・大学・高校野球と少年野球では、ピッチャーマウンドの高さとサイズが異なります。少年野球では、マウンドからホームベースまでの距離の規格はプロ野球・大学・高校野球と違いますが、マウンドの高さだけは同じです。

マウンドの高さと距離(プロ野球・大学・高校野球)

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ピッチャーマウンドの高さ 25.4cm
アメリカの単位 10インチ
マウンドの直径 5.486m
プレートの幅 15.2cm
プレートの長さ 60.9cm
プレートとホームベースの距離 18.44m
プロ野球・大学・高校野球のマウンドの高さは25.4㎝です。マウンドの直径は5.486mで、プレートの幅は15.2cm、ホームベースの距離は18.44mです。
ボールは150km/hで約0.41秒、140km/hで約0.44秒で、マウンドからキャッチャーミットに到達します。

マウンドの高さと距離(少年野球)

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ピッチャーマウンドの高さ 25.4cm
マウンドの直径 4.572m
プレートの幅 13cm
プレートの長さ 51cm
プレートとホームベースの距離 16m
少年野球では、マウンドの高さはプロ野球・大学・高校野球と変わりません。しかし、マウンドの直径は4.572m、プレートは幅13cm、長さ51cmと小さくなります。ピッチャープレートからホームベースまでの距離も16mと短いです。​​

バッターボックスの寸法・サイズ

バッターボックスは、右打ちと左打ちの人にあわせて左右に1つずつあります。バッターボックスの周りにはキャッチャーボックスや、周囲を囲むダートサークルと呼ばれる円もあり、細かい企画が存在しています。

バッターボックスの規格(プロ・大学・高校野球)

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バッターボックスの規格 縦1.828m 横1.219m
左右の打席の間の距離 0.7366m
キャッチャーボックスの規格 縦1.74m 横1.092m
ダートサークルの規格 直径3.96m 広さ49.2㎡
バッターボックスの規格は、縦1.828m、横1.219mの長方形です。バッターボックスは通常打席と呼ばれ、左右の打席の間の距離は0.7366m、約2.4フィートです。

バッターボックスの後ろにある四角はキャッチャーボックスと呼ばれ、縦1.74m、横1.092mあります。ダートサークルの直径は3.96m、広さは約49.2㎡です。

バッターボックスのサイズ(少年野球)

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バッターボックスの規格 縦1.5m 横0.9m
左右の打席の間の距離 0.641m
キャッチャーボックスの規格 縦1.47m 横0.901m
ダートサークルの規格 半径3.3m 広さ34.2㎡
少年野球のバッターボックスの規格は、縦1.5m、横0.9mです。左右の打席の間の距離も0.641mと短くなります。キャッチャーボックスの規格は、少年野球の場合はバッターボックスの規格とほぼ同じとなります。ダートサークルは半径3.3mで広さは約34.2㎡です。

ネクストバッターサークル寸法とサイズ

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野球のグラウンドには、一塁側と三塁側にネクストバッターサークルと呼ばれる場所があります。ネクストバッターサークルは試合の円滑な進行のために、重要な役割を果たしています。

ネクストバッターサークスルの意味

ネクストバッターサークルの意味は、次のバッターが待機する場所です。プロ野球・大学・高校野球では、次の打者はネクストバッターサークルで素振りをしながら待っていますが、少年野球では座って待っていることがマナーとされています。
公式ルールでは、次の打者がネクストバッターサークルにいなければならないといった決まりはありません。あくまで試合の円滑な進行のために、ネクストバッターサークルで待つことが望ましいとされています。

ネクストバッターサークルのサイズ

ネクストバッターサークルのサイズは、プロ野球・大学・高校野球では直径1.52m、広さ約1.81㎡ですが、少年野球では直径1.3m、広さ約1.3㎡となります。ネクストバッターサークルの位置は、プロ野球・大学・高校野球ではキャッチャーボックスから11.28m、少年野球では9.4mとなります。
ネクストバッターサークルはダートサークルから非常に近いため、ファウルボールに注意が必要です。

コーチズボックスの寸法・サイズ

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一塁側と三塁側にはコーチズボックスと呼ばれる場所があります。コーチズボックスとはランナーに支持を与える場所を意味しており、なかにはランナーの走塁をサポートするランナーコーチがいます。

コーチズボックスの意味

コーチズボックスとは、一塁側と三塁側にあるランナーコーチがランナーに支持を与える場所のことです。ランナーは走っていると、打球を見て自分の走塁を判断することが難しくなるため、コーチズボックスからランナーコーチが指示を出し、ランナーの走塁をサポートします。
ランナーコーチは打球のスピードや飛んだ位置、守備の様子、グラウンドの広さなどの状況を瞬時に判断し、ランナーに伝える必要があります。ルール上では、ランナーコーチがコーチズボックスから出ることは禁止されていますが、ランナーに指示を出す場合にのみボックスから出ることが許されます。

コーチズボックスのサイズ

コーチズボックスのサイズは、プロ野球・大学・高校野球で縦3.05m、横6.09m、少年野球では縦2.54m、横5.144mです。

スリーフットラインの寸法・サイズ

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ホームベースと一塁ベースの間に引かれているラインのことを、スリーフットラインといいます。スリーフットラインの意味や引き方を解説していきます。

スリーフットラインの意味

スリーフットラインの意味は、一塁ベースの手前に書かれたファウルラインに平行なラインです。スリーフットラインとファウルラインの間をスリーフットレーンといい、バッターランナーは基本的に、守備の邪魔にならないようにスリーフットレーンのなかを走らなければならないといった決まりがあります。
タッチを避けるためにわざとスリーフットレーンからはみ出して走るとアウトになります。

スリーフットラインの引き方

スリーフットラインは、次の順番で引きます。スリーフットラインもプロ野球・大学・高校野球と少年野球では長さが異なります。

【プロ野球・大学・高校野球のスリーフットラインの引き方】
①ホームベースから13.72mの位置からファウルグラウンド側に向かって91.4㎝ラインを引く
②一塁に向かって、ファウルラインと平行に14.634mのラインを引く

【少年野球のスリーフットラインの引き方】
①ホームベースから11.5mの位置から91.4㎝ラインを引く
②ファウルラインと平行に一塁に向かって12.414mのラインを引く
91.4cmとは、アメリカの単位に換算すると3フィートです。

野球グラウンドの他の距離

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野球のグラウンドにはほかにもさまざまな規格があります。外野フェンスまでの距離とホームベースからセカンドベースまでの距離を解説していきます。

外野フェンスまでの距離

外野フェンスまでの距離は、プロ野球・大学・高校野球で76.199m以上になります。ルール上、両翼は97.534m以上、センターは121.918m以上が望ましいとされています。

少年野球では両翼70m以上、センター85m以上です。
両翼とは本塁と一塁・三塁とを結ぶファウルラインの延長線上、センターとは本塁と二塁を結ぶ直線の延長のことを指しています。

ホームベースからセカンドベースまでの距離

ホームベースからセカンドベースまでの距離は、プロ野球・大学・高校野球で38.795m、少年野球では32.52mです。
ホームベースからセカンドベースを結ぶラインは、日本では教育の面からグラウンドが日陰になるように調整されます。しかし興行目的で野球をするアメリカでは、日中の試合で観客席が日陰になるのを防ぐために東北東に伸びていることが望ましいとされています。

野球のグラウンドの距離感は絶妙

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野球のグラウンドのベース間の27.431mの距離は、ギリギリアウト、ギリギリセーフの緊迫した場面を演出してくれる絶妙な設計です。グラウンドの広さも、会心の当たりがホームランになるように上手く計算されています。

グラウンドの緻密に設計された距離感は、手に汗握る1つ1つのプレーを生み出し、グラウンドの広さを知ることで野球観戦をいっそう楽しくしてくれます。

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