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安全進塁権とは?野球のルールをわかりやすく解説!

安全進塁権とは?野球のルールをわかりやすく解説!

安全進塁権とは、打者や走者がアウトになることなく安全に次の塁に進むことができる野球のルールです。安全進塁権はホームランや四球の野球でよく見るプレーや、故意にボールの進路を邪魔する行為が該当します。ドーム球場では、屋根の隙間にボールが入ると二塁打となる特別ルールも存在しています。

2021.12.16 野球

Writer

hiro0716

公式ライター
hiro0716

元体育会系でWEBライターのhiroです。大学卒業までの10年間、陸上競技に打ち込んでいました。今もフルマラソンを走ったりと健康の為に運動を続けています。筋トレやトレーニング方法、食事管理などスポーツ経験者としての知識も提供可能です。また、スポーツ観戦も大好きですので、様々なスポーツの魅力を伝えていければと思います。

安全進塁権とは?

安全進塁権とは、打者や塁に出ている走者がアウトにならず安心して決められた塁まで進むことができる野球の公式ルールです。安全進塁権が適用になる場面は、相手選手の守備ミスや違反行為に対するペナルティや打球がグランドから出てプレー継続することが難しい場面となります。攻撃側は、ルールが適応されることで安全に塁を進めることができ、チャンスを広げることで試合を有利に進めることが可能です。

安全進塁権のルール

安全進塁権は、日本野球の公式ルールで公認野球規則に規定されています。公認野球規則は、プロ野球だけではなく高校野球を含んだ日本で行われている公式戦すべてに適用されるルールです。安全進塁権は、打者に与えあれる場面と走者に与えあれる場面の2つが存在し、2つの規則は内容で進塁できる数が異なります。

安全進塁権が与えられた場合

安全進塁権が起ったときは、納得がいかないからと進塁を拒否することはできず必ず決められた数の進塁をする義務があります。進塁するときも試合中のルールに則り正しい手順を踏んで進むことが必要で、一塁に走者がいて三塁に進む場面では、マウンドを横切って行くことは許されずきちんと二塁を踏んでから向かうことが必要です。安全に進むことができるからと安心してベースを踏み忘れるとアウトになるため注意しましょう。

安全進塁権のドーム球場での特別ルール

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ドーム球場では、屋根があることから天井や照明器具に打球が当たったときはドーム球場独自のルールが定められています。東京ドームでは、天井に当たり落ちた場合はプレイ続行で落ちてきた球を取ればアウトになりますが、天井に挟まったて落ちてこない場合はフェアの位置なら二塁打が適用されます。ドーム球場では、球場で高さや広さが異なることから球場ごとにルールが異なりドームならではの試合を楽しむことが可能です。

打者に安全進塁権が適応されるケース

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打者が安全進塁権を与えられたときは、1~4個の進塁ができる4つのケースがあります。安全進塁権は、あまり耳慣れない言葉で難しく感じることもありますが、馴染みのあるホームランや四球も安全進塁権のルールに基づいたプレーとなります。

テイクフォーベース

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テイクフォーベースとは、4個の進塁が与えられ柵越えホームランが該当します。ホームランは、プレイングフィールドの外へボールが出たことになり、プレー継続ができない状態となることから4個の進塁が認められることになります。審判が明らかにホームランと判断した場合は、たとえ空を飛ぶ鳥に当たってボールが落ちてきても4つの進塁をすることが可能です。

テイクスリーベース

テイクスリーベースとは、野手が自分の帽子やグローブ、マスクの道具を使ってフェアボールの進路を変える行為​が行われたことで3つの進塁が与えられます。試合中のプレーでは、三遊間を抜けるヒット性の打球を取れないからとショートの選手がクラブと手から外して投げつけてボールに当てたりと故意にボールの進路を邪魔した場合が該当しますが、野球の試合では滅多に見ることができない珍しいケースです。

テイクツーベース

2つの進塁が与えられるテイクツーベースには、次の3つの場面があります。

・野手が道具を使って送球の進路を変えた場合
・ワンバウンドしたボールが柵を超えた場合
・投げたボールがスタンドに入った場合


打者の打った球が強いと勢いよく跳ね上がりそのままスタンドに入ることもありワンバウンドしたボールが柵を超えた場合は、エンタイトルツーベースと言い二塁打が与えられます。

テイクワンベース

1つの進塁が与えられるテイクワンベースには、次の3つの場面があります。

・投手が四球や死球を与えた場合
・投手の投球や送球がスタンドに入った場合
・投球が捕手、審判のマスクに挟まって取れなくなった場合


投手がピッチャーゴロを一塁に投げるときに暴投となりスタンドに入った場合は、走者が必要以上に進むことを防ぐことからボールデットとなり1つの進塁が与えられることになります。

走者に安全進塁権が適応されるケース

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安全進塁権は、走者にのみ適用されるケースもあります。走者に適用される場面は、塁に走者がいることが条件となり走者がいない場合は適用されません。

ボーク

ボークとは、投手の反則行為で打者や走者に不利になる動作をすることです。走者がいないとボールカウントが1つ増えるだけですが、走者がいると1つ進塁することができ三塁に人がいると得点が入ることになります。

ボークになる代表的な動作は次の3つです。

1.セットポジションで止まらずに投げる
2.投げる動作を途中で止める
3.打者が構える前にボールを投げる


判断が難しく故意でない場合もボークになるため注意が必要です。

フェアボールが審判に触れた場合

フェアボールが投手や野手に触れる前に審判に当たった場合は、ボールデットとなり進塁が認められます。ボールデットになる場面は、フェアボールが審判に直接当たった場合のみで投手や野手が先に振れたボールが審判に当たった場合はプレー続行です。一塁と三塁の審判はファールゾーンに立っているため、審判に触れて進塁が認められるケースは二塁審判のみとなります。

野手がベンチやスタンドに入った場合

野手が飛んできたボールをキャッチした後に勢い余ってベンチやスタンドに入ってしまった場合は、安全進塁権が認められ走者には1個の進塁が与えられます。ベンチやスタンドに人が入った場合は、プレイゾーン外となることからボールデットが認められることになります。

盗塁時の打撃妨害

走者が盗塁を試みたときに打者が打撃妨害を受けた場合には、ボールデットとなりますが盗塁は認められ進塁することができます。ただ、一塁と二塁に走者がいて一塁の走者だけが盗塁を試みた場合は、二塁走者が進塁できず結果的に一塁走者の盗塁も認められなくなります。

安全進塁権の具体的な例

安全進塁権には、普段の試合でもよく見ることができるホームランや四球も含まれますが、大半が珍しいプレーが多くあまり見る機会はありません。なかには故意に行われる場面もありますが、プレーをしている張本人も思わずビックリする場面が多いです。

オーティズ事件

試合日 2008年5月4日
対戦カード 千葉ロッテ 対 西武ライオンズ
場所 千葉マリンスタジアム
選手 ホセ・オーティズ
2008年に起こったオーティズ事件はクラブ投げ付け事件とも言われ安全進塁権が適用されるなかでも故意にクラブをボールに投げつける珍しいプレーになります。千葉ロッテのオーティズ選手は、二塁を守っているときに一二塁間を抜けたあたりをライトが取りに行くところで自分のクラブを投げ付けてボールを止めてしまいます。投げ付けた行為でボールデットとなり打った選手は3塁まで進むことができたプレーです。

ボールが観客席に投げ入れられた事件

試合日 2015年7月20日
対戦カード 日本ハムファイターズ 対 東北楽天イーグルス
場所 札幌ドーム
選手 西川遥輝
日本ハムの西川選手は、6回の1アウト一塁の守備でレフトを守っていた場面で相手選手が打った平凡なレフトフライを捕球した直後に後ろを振り返り観客席にボールを投げ入れてしまいます。投げ入れた直後に周りの選手の違和感を感じて気付いたのか立ち尽くしてしまいます。投げ入れた行為で一塁にいた選手は一気に三塁まで進むことができましたが、後続の選手をピッチャーが抑えることができ失点に繋がることはありませんでした。

ドーム球場での天井弾

試合日 2016年11月13日
対戦カード 日本 対 オランダ
場所 東京ドーム
選手 大谷翔平
大谷選手は、東京ドームで行われたWBC強化試合のオランダ戦で7回表に6点のビハインドの厳しい中で代打で登場します。3球目に放った打球はライトへ高く上がりホームランかと思われましたが天井の隙間に吸い込まれてしまいます。しばらくプレーが中断した後、特別ルールで二塁打が適用されることになりました。攻撃側は、ホームラン級の当たりが二塁打扱いとなり残念な気持ちになりそうですが非常に珍しい場面です。

安全進塁権の8つのケースを理解しよう

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安全進塁権は打者と走者に与えられる場合があり合わせて8個の代表的なケースがあります。打者には1~4つまで進塁できる場面があり、走者にはボークや暴投でボールがスタンドに入りプレーが中断するケースがあります。ドーム球場では、ホームラン級の打球がドームの屋根の隙間に入ることで二塁打になることもあり、たくさんのルールが存在し安全進塁権の8つのケースを理解することで野球を楽しむことが可能です。

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