2020年8月22日 更新

野球のノックの打ち方とコツ!上手に守備練習をさせてあげよう

ノックとは、野球の守備力向上を目的に行われる練習方法の1つです。ノックは内野ノック、外野ノック、シートノック、連続ノックの4種類があります。ノックを上手に打つためには、基本的なノックの打ち方と正しい練習方法を身につける必要があります。

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野球のノックとは?

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野球のノックとは、守備練習の1つノックを打つ人をノッカーと呼び、ノッカーは片方の手でバットを持ちもう片方の手でボールを持ちます。ノックは、ノッカーがボールをトスしてノックを受ける選手に向かって打球を打ち、選手が打球を処理する守備練習です。

ノックは実戦に近い練習で、さまざまな場面を想定して打球の強さや方向を変える必要があるため、プロのレベルではノックを専門とするスタッフが存在します。

ノックの具体的な種類

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野球のノックの種類は大きく分けて4種類あります。

(1)内野ノック
(2)外野ノック
(3)シートノック
(4)連続ノック

内野ノック

内野ノックとは、内野手の守備練習のために行われるノックをさします。一般的には、1塁手、2塁手、3塁手、遊撃手、捕手が内野ノックに参加し、基本的な流れに沿っておこなわれます。

(1)ボール回し
(2)ゴロ捕球からの1塁送球
(3)ゴロ捕球からの併殺プレー
(4)ゴロ捕球からのバックホーム送球

(5)キャッチャーフライ

ノックを受ける順番は、3塁手から時計回りにノックを受ける流れが最も基本的です。

外野ノック

外野ノックとは、外野手の守備練習を目的に行われるノックをさします。一般的には、左翼手、中堅手、右翼手が外野ノックに参加し、内野ノックと同様に基本的な流れが決まっています。

(1)ゴロ捕球、フライ捕球からの2塁送球
(2)ゴロ捕球、フライ捕球からの3塁送球
(3)ゴロ捕球、フライ捕球からのバックホーム送球


ノックを受ける順番は、左翼手から時計回りにノックを受ける流れが最も基本的です。

シートノック

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シートノックとは、各選手がポジションについて行われる、実戦を想定したノックをさします。シートノックは練習試合や公式戦の開始前に選手のウォーミングアップ目的でおこなわれ、基本的なシートノックの流れが存在します。

(1)内野ノック、外野ノックを同時間に別々にノックする
(2)各外野手がポジションにつき、左翼手から順番に外野ノックをする
(3)外野のノックが終了次第、内野がバックホーム練習を最後にする

連続ノック

連続ノックとは、内野手を対象に連続的に行われるノックをさし、基本的には少人数に対してノックを行います。連続ノックで期待できる効果は主に3つあります。

(1)内野手の守備範囲の強化
(2)内野手の球際強化
(3)体力の向上


連続ノックの場合はインターバルが短く送球する必要がないため、捕球後はボールケースにボールを入れておくことが一般的です。 

ノックの打ち方

ノックの打ち方は、大きく3つのステップに分けられます。

(1)トスを上げる
(2)ステップを踏む
(3)トスを打つ


ノックを打つ場合、3ステップを必ず実行する必要がありますが、打つノックの種類にあわせてトスの上げる高さやバットの軌道、体の重心の位置が異なります。

トスの上げ方

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トスの上げ方は、打球を打つポイントからボールを10cmから15cm上げます。トスを高く上げすぎると打つ姿勢から目線がずれてしまうため、あまりボールを上げすぎないのが重要です。

ノックのトスは、右打者の場合は右手で上げるとスイングがしやすく強い打球となります。左手で上げるとバットのコントロールが簡単になり、打球の打ちわけがしやすくなります。

ゴロの転がし方

ゴロの転がし方のポイントは3つあります。

(1)トスを低めに上げる
(2)バットは上から下に振り下ろす
(3)ボールの真中からやや上面をバットで叩く


高いバウンドのゴロを打つ場合は、可能な限りボールの上面を打つことを心がけ、反対に低いゴロを打つ場合は極力バットを水平に出し、ボールの真中あたりをとらえる必要があります。実戦ではどちらのゴロも想定されるため、ノッカーは必要に応じて打ち分ける必要があります。

フライの打ち方

フライの打ち方のポイントは3つあります。

(1)トスはベルト位置から少し高い位置にあげる
(2)バットの軌道は水平か少し振り上げる
(3)ボールの中央から少し下面をバットで打つ


トスが低い場合は、ライナー性に近い打球になります。必要に応じて上手く力調整することは非常に重要ですが、フライはゴロを打つことと比較し、力が必要になるため、ボールをとらえる瞬間にバットを振り切る意識を持つことが大切です。

キャッチャーフライの打ち方

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