ラグビー部は男のスポーツのイメージがありますが、男子だからこその面白いあるあるのエピソードが毎日のように生まれます。辛い練習も痛い試合も笑えるネタに変えてしまう愛すべきラガーマンたちの生態、ラグビー部経験者ならきっと共感できるあるあるです。
ラグビー部あるあるとは?
ラグビー部あるあるとは、ラグビー部経験者なら思わずクスッと笑うエピソードのことです。2019年、ラグビーWカップが日本で開催され、空前のラグビーブームが巻き起こりました。サッカー部やバスケットボール部に比べて競技人口が少なかったラグビー部も注目され始めました。現在現役で汗を流している人も、昔ラガーマンだった人もきっと共感できるあるあるがたくさんあります。
男子ラグビー部あるある
男子ラグビー部あるあるには、男子だからこそ共感できる、3つのエピソードがあります。
・先輩
・部室
・体型
先輩には逆らえない?
入部したての後輩は、先輩の存在がとても怖く、逆らうことができません。運動部の上下関係は今も昔も厳しい学校が多く、廊下で出会うと攻撃されたり、合宿でご飯を山盛りにされて困ってもやり返せずに耐え忍ぶことが多いです。
合宿で白ご飯を山のように盛りつけてくるドSな先輩がいる
口は出さずにポカリだけ差し入れてくれるOBの先輩は神
先輩たちにしごかれてきついときに無言でポカリを差し入れてくれる先輩は神に見えます。
ラグビー部の部室あるある
ラグビー部の部室あるあるには臭いにまつわる内容が多いです。運動部の部室はどうしても臭いイメージがありますが、ラグビー部ももちろん例外ではなく、特に夏の練習後のヘッドギアは想像を絶するものがあります。
男子ラグビー部員は女子に遠慮する必要がないため、部室が散らかっていても気になりません。
誰のものかわからないソックスやタオル、シャツが散乱している
ラグビー部員にとっての万能薬、サロメチールが必ず置いてある
怪我がつきもののラグビー部には必須アイテムであるサロメチールの匂いがキツく、汗や大衆と混ざって部室は独特の匂いが充満しています。
ラガーマンの体型あるある
ラガーマンの体型あるあるには、体重にまつわるエピソードが多いです。ラグビー部員たちは、体格のよい新入生を見つけると必ずスカウトにいきます。ラグビーでは体格がよいほうが有利となるため、痩せている選手のなかには、顧問や先輩に1年で体重を10kg増やせと要求されて困惑する人もいます。
新入生で体格がいい子はとりあえず片っ端から勧誘する
試合で自分のポジションの相手が痩せていると俄然やる気
試合のときは、自分のポジション相手が自分よりも体格がよいか悪いかで大きくテンションが変わります。鍛えられた筋肉で体格がよい選手が多いラグビー部員ですが、部活引退後は筋肉が衰えて太る人が多いです。
高校生・中学生のラグビー部あるある
高校生・中学生ラグビー部あるあるには、それぞれの年代や学校生活ごとに共感できるエピソードが含まれています。中学生あるあるにはラグビー部を探すのが困難な悩み、高校生あるあるには、引退にまつわる悩みが多いです。
中学生
中学生ラグビー部のあるあるは、親や兄弟の影響で小さいころからラグビーに親しんでいる子のエピソードが多いです。公立の中学校でラグビー部を探すのは至難のわざで、どうしても中学ラグビー部に入りたい場合は、私立中学を受験したり、越境入学したりすることも検討しなくてはなりません。
親がラグビー経験者で子どもにやらせたいのがきっかけ
小学生のうちからラグビースクールに通っている子が多い
中学ラグビー部がそもそも少なく、近くにないと学校に通うのが大変
経験者が多いこともあり、中学生とは思えない大人顔負けの体格の持ち主もたくさんいます。兄弟で同じラグビー部に所属しているケースも多く、新入部員の弟はレギュラーで活躍している兄のことを同級生に自慢しています。
高校生
高校ラグビー部のあるあるは、高校生らしく学業にまつわるエピソードが多いです。ラグビーの全国大会は秋から冬にかけておこなわれるため、3年生はほかの部活より引退が遅くなります。テスト期間中は死ぬほどキツい日ごろの練習から解放されるため、嬉しい反面、ラグビーができないことに寂しさを感じます。
定期テスト中はラグビーできなくてうずうずするくらいラグビーを愛している
強豪校にスカウトされるのは大体中学ラグビースクール出身者
引退がほかの運動部よりも遅いので、センター試験を半ばあきらめがち
スラムダンクのようなラグビー漫画の誕生を夢見ている
高校ラグビーはまだまだ人気が高い部活とはいえず、新入部員の勧誘に苦労することも多いです。スラムダンクのようなラグビー人気に火がつく漫画が世に出てほしいと本気で願っています。
ラグビー部にしかわからない笑っちゃうあるある
ラグビー部にしかわからない思わず笑っちゃうあるあるは、経験者だからこそ共感できるあるあるです。ラグビーを愛し、日々大好きな仲間たちと練習に励むラガーマンたちには、ルールや試合中・練習中にさまざまなあるあるが生まれます。
ルール編
ラグビーのルールは、シーズンごとに頻繁に変わることが多いため、ラグビー部員や経験者でも把握しきれない部分があります。
試合を見に来る親は大体ルールわかっていないので応援が「行けー!」になりがち
ラグビーの試合を見に来ている人はたいていルールを把握できていないため、とりあえず行けー!だけで応援している場合が多いです。ラグビー部員たちは、ルールがわからない人達からアメフトと同じだと思われるのを嫌がります。
試合編
試合中は、思わずクスッと笑いそうになるハプニングが起こることもあります。ラグビーは、プレーが始まると激しくぶつかりあうため、ルールのある喧嘩と揶揄されることもあるほど激しいスポーツです。試合中には怪我がつきものですが、アドレナリンがでているため、ほとんどの場合は試合が終わるまで怪我に気付きません。
試合中は怪我をしても気づかない。何なら骨折していても気づかない
フォワードとバックス、お互いのミスにいらいらしがち
独走を夢見ているが、いざ独走状態になると意外とどうしたらよいかわからなくなる
ラックの下敷きは痛くて苦しいけど、実は休憩場所でもある
ポジションが違うと、お互いのミスに対してイライラすることもありますが、決してオールフォーワンの精神は忘れません。なかには、独走のチャンスを生かせなかったり、試合前に感情が高ぶって涙してしまう人もいます。ラックの下敷きになったときは苦しいですが、休憩できる場所だとポジティブにとらえています。
練習編
練習中のあるあるは、面白いものから辛いものまで、後世まで語り継がれるエピソードがたくさん生まれます。とにかく練習がきついラグビー部では、授業中や合宿の朝に思わず雨や怪我を祈らずにはいられません。
ほかの運動部はちょっとした怪我で練習を休めるのがうらやましい
入部したてのころ、スクリューパスを投げたくてスクリューパスの練習ばかりする
スクラムのときの温度上昇は凄まじく、夏は激しい匂い、冬には湯気がでます。入部したてのラグビー部員たちは、スクリューパスの練習ばかりする傾向があります。
ラグビー部のマネージャーあるある
ラグビー部のマネージャーあるあるは、ラグビー部を支えるマネージャーたちにまつわるあるあるです。夏の暑い日も雨で泥まみれになっても文句を言わず献身的にサポートしてくれるマネージャーたちに、部員は頭が上がりません。マネージャー目線からのラグビー部あるあるには、マネージャー経験者だからこそ共感できるものが多いです。
マネージャーには頭が上がらない!
ラグビー部員たちは、夏の炎天下では冷たいポカリで部員の熱中症対策をし、雨の日は泥だらけでも文句を言わずに献身的に支えてくれるマネージャーに、頭が上がりません。
夏にぬるいポカリを渡すなんて、マネージャーの意地が許さない
常に部員のために努力するマネージャーは、3年目になるとタッチジャッジやスクリューパスを習得して、練習を効率的にサポートしてくれます。
ラグビー部の顧問あるある
ラグビー部の顧問あるあるは、部員なら誰しも共感できる顧問の先生にまつわるあるあるです。ラグビー部の顧問の先生は厳しいながらも熱血な先生が多いといわれますが、ときにお茶目な思わず笑っちゃうエピソードが生まれ、部員たちの心を和ませます。
熱血顧問の思わず笑っちゃうあるある
熱血顧問の思わず笑っちゃうあるあるとは、いつもは厳しい顧問の先生から、ふとした瞬間に垣間見えるギャップがあるエピソードのことです。
3年の引退試合の前日、一人一人に言葉を掛けるシーンで名前を間違えて呼ぶ先生
ラスト1本!と言いながら、実際は気が付かずに10本以上やらされていることがあります。なかには、3年の終わりなのにもかかわらず名前を間違えて呼ばれてしまい、周りの部員が笑いをこらえるのに必死だったといった面白エピソードもありました。
ラグビー部の恋愛あるある
ラグビー部の恋愛あるあるは、強靭な見た目とはギャップがある一途でシャイなラガーマンたちの甘酸っぱいエピソードが集まっています。
一途でシャイなラガーマンたち
見た目とは違い、優しい性格で恋愛に奥手のラガーマンは、いざ好きになると彼女に一途です。シャイなラガーマンは、彼女ができても恥ずかしさから下校時間をずらしたり、人前では話せないこともあります。
試合では熱いのに、彼女と2人きりになるとシャイになる
見た目はデカくて怖そうだけど、彼女ができるとまっすぐ一途な恋愛するやつが多い
学生時代から付きあった彼女と早くに結婚する人も多い
一途なため気持ちがぶれることがないため、学生時代から付きあっている彼女と早くに結婚するラガーマンも多いです。
ラグビー部あるあるまとめ
ラグビー部のあるあるには、男子の部活だからこそ共感できる、練習や合宿・試合を含めたさまざまな面白エピソードがあります。
ラグビーを愛する選手たちにとっては、仲間と乗り越えた経験が全て一生の宝となり、ラグビー部で経験したエピソードはずっと大切に語り継がれていきます。