部活が楽しくない!楽しいと思えない!そう思った時はどうしたらいいの?
部活が楽しくない、楽しいと思えないときは、部活が楽しくない理由を考えることです。人間関係が上手くいかない、他にやりたいことがあるなど、部活が楽しくない理由を整理した上で対処する必要があります。部活を続けるメリットも踏まえ、後悔のない選択をしてください。
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公式ライター Activel_director
部活が楽しくない理由を考えよう
・顧問と合わない
・先輩・友関係が上手くいかない
・練習についていくことができない
・他にやりたいことがある
それぞれの理由について、自分の現状と照らし合わせて考えてみましょう。
顧問と合わない
顧問の部活の指導方針や指導方法に納得ができない場合は、部活が楽しくないと感じます。自分がその部活に熱意を持って真剣に取り組んでいた場合は、一度顧問のやり方に疑問を感じるとなおさら楽しいと思えないかもしれません。指導する立場にある顧問も一人の人間です。
当然性格の不一致、生理的に受け付けないなど相性の問題で受け入れることができないケースもあるでしょう。
先輩・友人関係が上手くいかない
中学・高校の思春期の人間関係は繊細で、ささいなことですれ違い、ちょっとしたことが原因でいじめの対象になってしまうこともあります。先輩や部員から仲間外れ・いじめられている場合は当然部活が楽しくない・行きたくないと感じてしまいます。
また、練習が厳しい運動部では上下関係が厳しく、いじめまがいの先輩からの行き過ぎた指導もあるかもしれません。厳しい上下関係にストレスを感じて部活に行くことが苦痛になることもあります。
練習についていくことができない
練習がハードすぎて自分だけついていくことができないと、居心地が悪くなり、部活が楽しいと思えない時があります。全国大会の常連校で、顧問や部員も部活に対して熱が入っている場合は、自分ひとりが足を引っ張っているような気がして行きたくないと感じることがあるかもしれません。
他にやりたいことがある
部活の他に何かやりたいことを見つけた時、急に部活に魅力を失い、楽しくないと感じてしまいます。バンドのような音楽活動がしてみたい、アルバイトをしてお金が稼ぎたいなど、その時何に興味をもつかは人それぞれです。
自分以外の部員が部活に真剣に取り組んでいると、部活に熱心に取り組むことができない自分に嫌悪感を抱くこともあるかもしれまんせんが、一度離れた興味・関心はなかなか戻ることはありません。
部活が楽しくない時はどうするべき?
親や友人に相談しながら、自分で納得のいく結論を出しましょう。
楽しくない原因の対処法を考える
対処法を考える方法は、楽しくない原因を1つずつ紙に書き出すことです。書き出したそれぞれの原因について、自分で何ができるかを考えてみましょう。
例えば、顧問の指導の仕方に反感を覚えるなら、一度顧問と向き合って自分の意見をはっきりと伝え、納得がいくまで話し合うのも解決するための方法です。頭の中を全部紙に書き出してみると、楽しくない原因の対処法が見えてくるはずです。
友人に相談する
①同じ部の友人
同じ部の友人に相談すると、部活が楽しくないと思っている気持ちに共感し、「一緒に頑張ろう」と励ましてくれるはずです。自分に部活を辞めたくない気持ちがあるのなら、信頼できる同じ部の友人や先輩に相談しましょう。
②部活とは無関係の友人
部活と無関係の友人は、あなたを部活に引き留めてもメリットは無いので、客観的に的確なアドバイスをくれるでしょう。あなたが部活を辞めたいと本心で思っている場合は後押しになるかもしれません。
親に相談する
周りの人間が敵に回っても、親はあなたを見捨てることはありません。安心して気持ちを全てぶつけてください。
中学や高校の時は、部活の取り組み方も内申書に響くことも考えられるので、「楽しくなくても最後まで続けなさい」と取り合ってくれないかもしれません。しかし、部活に行きたくないこと、楽しいと思えない理由を伝えれば、あなたの気持ちに寄り添って一緒に考え、部活を続けることのメリットやデメリットも踏まえた上で、的確なアドバイスをくれるでしょう。
休部する
中学生や高校生のように若い時は、気持ちが真っ直ぐで楽しくないと思ってしまうと、その気持ちから離れることができず、上手く切り替えることができません。しかし、一度部活から離れると、精神的に余裕が生まれ、違う角度から部活動を考えることができます。
楽しいと思えない・行きたくない理由を部活から離れて自分の気持ちを整理しましょう。
部活を辞める
楽しくないと思いながら部活を続けても意味がありません。ただし、部活を辞めるのは最後の手段です。楽しいと思えない原因を考え、親や友人に相談しても気持ちが変わらなければ部活を辞めましょう。
中学・高校の時間は貴重です。楽しくない部活を続けるよりも、自分が楽しいと思えるものを見つけ、有意義な時間を過ごしましょう。
部活で得るものは何?
部活を最後まで続けることで、部活を最後までやり遂げたという達成感や自信、共にやり遂げた仲間との深い絆、かけがえのない思い出を得ることができます。
部活は楽しいことばかりではありません。辛い練習や上手くいかない人間関係に悩み、行きたくないと思うこともあるでしょう。しかし、楽しいことも辛いことも乗り越えた上で、かけがえのないものを得ることができます。
部活をやり遂げたという達成感や自信
遊びたい気持ちを我慢し、土日返上で辛い練習を乗り越えて最後まで部活を続けることは、あなたに自信をつけ、人として大きく成長させます。中学や高校の部活を最後までやり遂げたという自信は、社会人になってからも大きなアピールポイントになります。
最後まで何かをやり遂げたことがある人は、困難なことにぶつかっても簡単に諦めず、達成するための努力を惜しみません。その姿勢は、会社に入ってからも高く評価されます。
共にやりとげた仲間との絆
中学・高校を卒業して離れ離れになっても、共に部活をやり遂げた仲間との絆はその後も途切れません。一番つらく、楽しい時間を共有した仲間は強い信頼関係で結ばれています。大人になってから困難な場面に直面した時も、部活を共にやり遂げた仲間は、あなたのことを受け入れ、支えてくれるでしょう。
かけがえのない体験や思い出
中学・高校時代の部活での辛く楽しい貴重な体験は、大人になってからは味わうことはできません。大人になると、さまざまな誘惑も増え、中学・高校時代のように真っ直ぐに一つのことに打ち込むことができないからです。今は逃げ出したいほど辛いことでも、耐えて乗り越えたあとは必ず良い思い出としていつまでも色褪せることなく残ります。
部活が楽しくない人は少し休んで考えよう!
部活に行きたくない時に無理をする必要はありません。少し疲れているだけのか、何か楽しいと思えない原因があるのかを自分の中で整理することが大切です。部活をやり遂げることで得るものはたくさんありますが、部活だけが全てではありません。自分にとって何が大切なのかを見極め、悔いのない中学・高校時代を送りましょう。
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