剣道部のあるあるは、剣道愛があるからこそ生まれる、思わず笑ってしまう剣道部あるあるです。剣道部は日本文化や礼儀を重んじる部活の1つなため、他の部活に比べて真面目なイメージがありますが、練習や試合での面白いあるあるエピソードがたくさんあり、剣道経験者なら絶対共感できます。
剣道部あるあるとは?
剣道部は他の部活に比べて礼儀や文化を重んじていたり、防具が多かったりと大変な場面があるため、剣道部員にしか理解できないエピソードがたくさんあります。厳しい練習に苦労しながらも明るく部活を楽しむ、剣道部ならではの面白いあるあるを集めました。
剣道部あるある
学生時代に剣道部の部活を経験された人や、現在剣道部の部活を頑張る人なら誰でも共感できるあるあるを6つのシチュエーション別に集めました。
・剣道着
・剣道の素振りの練習
・剣道の追い込み練習
・剣道部の合宿
・剣道の試合
・新入生に向けての部活動紹介
剣道着
剣道をするときには欠かせない剣道着ですが、剣道初心者は必ず1度は防具の装着に悪戦苦闘するため、さまざまなあるあるが生まれます。
剣道着を着ているときに、トイレに行きたくなったら大変。
剣道特有の大きな声は、剣道着を着ていないと恥ずかしく出せない。
剣道着が短過ぎて、袴の隙から下着がみえてる奴がいる。
剣道着で大変なのは、なんといってもトイレと匂いの管理です。剣道着は手入れを怠ると悪臭やカビが発生するため、定期的に洗濯や天日干しが必須となります。
しかし、剣道着は剣道部員にとっては心の支えでもあり、普段気弱な人でも、剣道着を着た途端に自信がついて大きな声がだせるようになります。
剣道の素振りの練習
素振りは、剣道部にとって最も基本の練習で、上級者にとっても重要なため、毎日必ず練習メニューに入っています。厳しい練習で知られる素振りの練習には、練習に苦労する部員ならではのあるあるがあります。
剣道初心者のときは足と手を動かすタイミングが全くあわない。
マメができたか否かで、真剣に素振りをしていたか判断される。
棒状の物を持つと素振りしたくなり、体が勝手に動く。
素振りは一見簡単なイメージがありますが、実は慣れるまでは手と足のタイミングをあわせられなかったりと難易度が高く、しんどい練習です。さぼらずに素振りの練習をやっているかどうかは、手にできるマメで判断されています。普段から素振りの練習を欠かせない剣道部員たちは、棒を持つとついつい無意識に振る傾向があります。
剣道の追い込み練習
久力強化と打突力強化を目的におこなわれる剣道の追い込み練習は、剣道部員にとって恐怖です。あまりの辛さに、恋人がいる部員だけを妬んで厳しくしてしまうといったあるあるもありました。
追い込み練習を受ける側の人は、背後に感じる恐怖心との闘い。
傍から追い込み練習をみると、異様な光景であることに気付く。
追い込み練習をサボるためにわざと防具の紐を解く奴がいる。
追い込み練習は、剣道の練習でも特に過酷なため、わざと防具の紐を解いて休もうとする人がでるほどです。辛く苦しい追い込み練習は、我を忘れて必死に取り組むため、練習中に嫌なことを忘れられるといったメリットがあります。
精神力が鍛えられる追い込み練習は、はたから見ると異様な光景にみえるほど厳しく、剣道部員のなかには、恐怖を感じている人もいるほどです。
剣道部の合宿
剣道部の夏の合宿は毎年夏休みにおこなわれます。辛いことが多いですが、強くなるためには乗り越えなければならない剣道部の壁です。部員と終日を共にする合宿では、思い出に残る多くのあるあるが生まれます。
ただでさえ道具が多いのに着替えなども追加されて、合宿初日の午前中で既にヘトヘト。
合宿は練習こそツラいものの、夜は修学旅行気分で楽しい。
夏休みの思い出を聞かれると「合宿の追い込み練習」が真っ先に思い浮かぶ。
剣道部の合宿は、暑いなか剣道着への着替えを繰り返すだけでも辛く厳しいです。声が枯れてヘトヘトになりますが、夜は修学旅行気分を味わえるので楽しい思い出として記憶に残ります。合宿では、剣道部の活動のなかでも、特に印象的なあるあるが生まれる大きなイベントです。
剣道の試合
剣道の試合では、相手の外見だけを見て実力を判断することができます。厳しい試合のなかで、ときには、思いもよらないハプニングあるあるが生まれます。
袴から防具まで真っ白の学校をみると、本能的にビビる。
剣道部員たちは、メガネで坊主の人や真っ白い防具をつけている学校の人は強いと思い込んでいます。汗が目に入ったり、相手の口臭や変な声といった思いがけないハプニングが発生して試合に集中できなくなることもあります。
新入生に向けての部活動紹介
上手くいけば有望な新入生を集めることができる新入生に向けての部活紹介は、剣道部にとっての1年に1回の大イベントです。男子部員たちは、新入部員の獲得よりも可愛いマネージャーが入ってくることを切実に願っています。
優秀な新入生よりも、可愛いマネージャーが入ってきて欲しい。
野球部の紹介で目を輝かせていた新入生が、剣道部の紹介では下を向いている。
剣道部員はここぞとばかりに張りきってよいところを見せようとしますが、そういうときに限って声が裏返ったりと言った悲しいあるあるの事態に陥ります。新入生に向けての部活動紹介の日は、野球部やサッカー部に比べると人気がないことを改めて痛感させられる悲しい1日です。
男子剣道部あるある
男子剣道部のあるあるは、やんちゃな生徒ばかりが気になる中学生期と、異性を気にして臭いのケアを始める高校生期で違いが大きな違いがでています。男子剣道部ならではの共感できるあるあるを、年齢や関係別に3つに集めました。
・中学生
・高校生
・部員同士の関係
中学生
男子中学生の剣道部員は、思春期に突入して一生で最も身体的成長を遂げるため、1年生のときに買った剣道着が3年生ではパツパツで着られなくなる場合がほとんどです。
1年生のときに買った剣道着も、3年生になるとパツパツ。
割とおとなしい性格で真面目な人が多い男子剣道部員は、練習試合の相手がやんちゃな学校に当たることを最も恐れています。中学生ではヤンキーが登場するようになり、剣道部の竹刀が狙われることが多いです。
高校生
高校生の剣道部員は、異性の存在がちらつき始め、剣道着や防具のケアに敏感になります。常にファブリーズを持ち歩き、なかには香水をつけだす人もいます。
弓道部には親近感が沸くが、柔道部にはライバル意識が沸く。
女子からモテるために、剣道着に香水付ける奴が出てくる。
高校では、毎年新入生が上級生を倒すといった大波乱のストーリーが生まれます。弓道部には親近感を寄せるのに、なぜか柔道部にはライバル心がでてしまうのが高校生男子剣道部員の不思議あるあるです。
部員同士の関係
剣道は個人競技ですが、毎日学校生活やプライベートで行動を共にする部員同士は、絆が深まり超えて家族のような関係です。
団体競技ではないが、仲間同士の友情は防具より硬いと思っている。
漫画・しっぷうどとうをみんなで回し読み。何巻か行方不明に。
剣道部員たちは、仲間同士の友情は防具より硬いと言うほど仲がよく、歳をとっても付き合いが続くことが多いです。剣道漫画のしっぷうどとうを部員みんなで愛読する習わしがあります。
女子剣道部あるある
女子剣道部員は、恥じらいを隠せない中学生時代と、深く剣道にハマった高校生期ではあるあるに違いがでています。女子剣道部ならではのあるあるを、年齢や関係別に3つにわけて集めました。
・中学生編
・高校生編
・部員同士の関係
中学生編
女子剣道部員のほとんどは、友達に誘われて中学生から剣道を始めています。
思春期真っ只中の女子中学生は、みんなの前で声を出すのが恥ずかしいといった、練習での恥じらいの気持ちを持っています。I♡剣道グッズを集めたり、イケメンの先輩の恋バナで盛り上がるといった練習以外の楽しみを見つけるのがうまいです。
高校生編
高校女子剣道部員たちには、他の部活に目移りしたり、男子には見せられない1面を隠し持っています。
女子剣道部員たちは、元剣道部でアイドルになった乃木坂46・高山一実に憧れを持っている人が多いです。剣道着の匂いや、たくさん食べることを男子生徒に知られたくないといった年頃の乙女ならではの悩みを持っています。
部員同士の関係
女子剣道部員には、男子には理解してもらえない、女子同士ならではのあるあるが存在します。長年剣道を続けている女子は、どうやっても隠し切れないしみついた剣道部感を消す方法に悩んでいます。
男子よりもイケメンな部員が1人はいる。本気で付き合えると思っている。
休みの日は部員とプリを取りに行くが、全く盛れず剣道部感を隠しきれない。
女子剣道部には、必ず男前キャラな女子が存在します。イケメン女子部員と過ごすうちに、いつしか本気で付きあえるのではないかといった錯覚に陥る傾向が強いです。絆を重んじる女子剣道部員は、引退する先輩から貰った防具を宝物として大切に使います。
剣道部のマネージャーあるある
剣道部員にとって、マネージャーはなくてはならない大切な存在です。常に部員が練習に打ち込めるよう気を配るマネージャーたちには、部員とは一味違った、マネージャーならではのあるあるがあります。
怪我をしたときにマネージャーは大活躍!
マネージャーは、部員が怪我をしたときに1番活躍します。常に部員たちの傍でサポートしているマネージャーは、防具の匂いだけで持ち主を判別できるようになるほどの実力を持っています。
怪我をした部員にテーピングを巻いているとき、なぜだかドキドキする。
怪我の処置のために避けられている防具が、臭いだけで誰の物かわかる。
処置の技術など野球部やサッカー部のマネージャーには負けたくない謎の反骨精神を持っている。
剣道部のマネージャーは、部員を支える気持ちがとても強く、なぜか野球部やサッカー部のマネージャーには負けたくないといった謎の強い反骨精神を持っています。特別な好意を持っているわけではないのに、なぜか男子部員に処置する間はドキドキしてしまいます。
剣道部の顧問あるある
剣道部だった人のほとんどが、自分の部活の顧問は厳しかったと言います。顧問を恐れる部員のなかには、車の車種とナンバーを覚えたり、足音だけで顧問かどうか判断できるようになる人もいます。
うちの顧問が1番厳しい!
剣道部の顧問は、特に礼儀には厳しいです。剣道部が礼儀正しいのは、顧問のおかげです。顧問の教えは、社会人になった後も役に立ちます。
怒られているときは、竹刀で殴られるのではと心配になる。
出張や会議で顧問が来ないと分かった瞬間、全員のテンションがMAXに。
普段の授業は睡眠タイムだが、顧問の授業だけは超真面目。
剣道部員たちは、顧問の授業だけは超真面目に受けて、残りの先生の時間は睡眠時間にあてています。毎日、怒られるたびに竹刀で殴られるのではないかと怯え、出張や会議で顧問が来ない日を心待ちにしています。
剣道部の恋愛あるある
中学生や高校生の剣道部では、恋愛禁止の規則がある場合が多いです。しかし、なかには、恋愛感情を止められずに他の部活の部員と交際しはじめる人もいます。剣道部の部員は、野球部やソフトテニス部に彼氏や彼女ができることが多いです。
何部とのカップルが多い?
剣道部では、部内での立ち位置によって、交際相手の部活が変わる傾向が強いです。
男子剣道部員は茶道部と、女子剣道部員は野球部と付きあうことが多い。
キャプテンだけは女子ソフトテニス部と付きあっている。
マネージャーへ恋愛感情はないが、他の部の人と付きあっていると少し嫉妬する。
剣道部のキャプテンは花形なテニス部、他の部員は文化的な茶道部と交際することが多いです。剣道部の女子は、野球部から人気があります。男子剣道部員のなかには、マネージャーに対して特別な恋愛感情を持っていないにけれど、マネージャーが他の部活の人と付きあいだしたら嫉妬してしまう人も多いです。
剣道部あるあるまとめ
剣道部には、剣道部員だからこそ共感できる多くのあるあるが存在します。剣道部員が厳しい練習を乗り越えていけるのは、仲間がいるおかげです。厳しさのなかにたくさんの笑えるエピソードが生まれる剣道部の日々は、部員たちにとってのかけがえのない財産になり、誕生したあるあるも一生の笑い話として語り継がれます。