2019年12月6日 更新

大潮・中潮・小潮・長潮・若潮とは?潮の満ち引きを理解しよう【釣り用語解説】

海の潮の満ち引きの大きさや状態を表す言葉として、大潮・中潮・小潮・長潮・若潮という用語が用いられます。この潮の干満は、海の生活や漁師などが海で釣りをするときに気にしているものです。潮の干満自体は月と太陽の引力によって引き起こされます。大潮・中潮・小潮・長潮・若潮のそれぞれの言葉について知っておきましょう。

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大潮・中潮・小潮・長潮・若潮とは?

潮の満ち引きと月の関係とは?

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潮の満ち引きとは、地球の引力に引き寄せられた海面が、月の引力と太陽の引力で引き起こされる海面の水位の変化です。

潮の動きが大きいと、海中で魚の餌になる生物や有機物も大きく流動することから魚が活性し釣果期待できます。このように、海辺の釣りでは釣果が、潮に満ち引き影響されますので、潮汐を知っておくことは非常に大切です。
潮汐とは?
読み方は”ちょうせき”で、潮の満ち引きのことを指す釣り用語。

なぜ潮の流れが大事なのか?

Pier Shore Coast - Free photo on Pixabay (92116)

潮の流れがなぜ重要なのでしょうか?

それは海に生息する魚などの生き物のエサとなるプランクトンと酸素が、潮の流れによって運ばれてくるからです。潮の流れが大きいほど、プランクトンなどのエサが多く運ばれることで、より大きく動く大潮の時に、魚が多く集まってきます。

潮の流れが小さい時は、魚が全く居ないことはありませんが、活動的ではないため当たりがくるチャンスが少ないといわれています。
潮の満ち引き

潮の満ち引き

大潮とは?

大潮は潮の流れが強く、潮の干満差がもっとも大きい状態で、新月または満月の前後数日間起きます。

干満差が大きいということは、より大きく潮が動くので、海中の酸素濃度が上昇し、プランクトンや魚の動きが活発になります。潮の流れで運ばれてきたプランクトンを食べる小さな魚がまず集り、その後、その小さな魚を食べる大きな魚が集まります。よって、この魚の動きがもっとも活発になる潮が大きく流れる大潮が一番釣果が上がりやすいといわれています。

さらに狙う時間帯は、潮が上げ始めと下げ始めがもっとも食いつきがよいため、上げ止めの時間と下げ止めの時間から待機して潮が動き出すタイミングを狙いましょう。
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大潮は、魚の活性が最も高くなる潮回り

中潮とは?

中潮とは、大潮と小潮の間の期間で、2つの場合があります。

①大潮の前の中潮(小潮→中潮→大潮)
②大潮の後の中潮(大潮→中潮→小潮)


この2つの中潮には、どのような違いがあるのでしょうか?

【①大潮の前の中潮(小潮→中潮→大潮)の場合】
中潮から大潮へ向かう段階ですので、潮の上げ始めの段階から潮の満ち引きが大きくなります。


【②大潮の後の中潮(大潮→中潮→小潮)の場合】
大潮から中潮へ潮の流れが下がり始めるタイミングのため、釣果があるとされています。
中潮で釣れる魚
アジ・イワシ・メバル・カレイ・コチなど
中潮は、大潮の次に活性が高くなる潮回り。

小潮とは?

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大潮の逆で、潮位の差が小さい状態で、上弦の月や下弦の月の前後数日間起きます。旧暦の3〜6日、12〜13日、18〜21日、27〜28日ころをさします。

小潮のメリットは、干潮の差が小さいのでポイントが干上がることが少なく、昼夜問わず狙うことができます。

よく小潮のデメリットとして、地合いの少なさがあげられます。ですが、小潮は地合いが来るときは少ないのですが、地合いが少ない分、地合いの時間が長くなります。そのため、潮の流れがゆっくりで釣れるタイミングを意識することで釣果アップが狙えます。

長潮とは?

長潮とは、小潮を1〜2日過ぎたころで、潮の干満差が更に小さくなり、小潮が終わりきるの状態のことです。満潮・干潮の変化が非常に穏やかで、長く続くように見えることから、長潮と呼ばれています。月の形状が半月になる上弦や加減の月のことをさし、旧暦の8日、22日の前後数日間となります。

一般的に長潮は、潮の流れが悪いためあまり釣れないとされています。

若潮とは?

小潮末期の長潮を境に、大潮にむけて潮の干満差が次第に大きなっていく状態です。小潮から大潮にかけて潮が再び大きくなる状態を「潮が若返る」といい、長潮の翌日が若潮と呼ばれています。

一般的に若潮は、潮の流れが悪いためあまり釣れないとされています。
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