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サッカーが上手い人は何が違うの?共通する性格や特徴とは?

サッカーが上手い人は何が違うの?共通する性格や特徴とは?

サッカーが上手い人の共通する性格や特徴は、ポジションやテクニックによって違いがあります。守備を主にするディフェンダーは相手の攻撃にも粘り強い性格で立ち向かい、攻撃を主にするフォワードの上手い選手は絶対負けたくない勝気な性格で何度もゴールを狙います。またパスの上手い選手は次のプレーを考えてパスする予測能力があり、ドリブルの上手い選手はディフェンダーとの駆け引きにも長けたIQの高さがあります。

2024.04.02 サッカー

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サッカーが上手い人とは?

サッカーが上手い人は、ボールを扱う技術力、足の速さや持久力などの身体能力、失敗を恐れることのない精神力に優れている人が多いです。さらに細かく見ていくと、ポジション別に上手い人の共通する性格は、ポジションでの役割をこなすことに適した性格であることも多く、テクニック別に上手い人の共通する特徴は、そのテクニックに応じた身体的特徴や頭脳を持ち合わせています。

ポジション別のサッカーが上手い人の性格

ポジション別にサッカーが上手い人の性格は、それぞれの役割に応じたプレーをするため、性格もポジションによって上手い人の性格は変わってきます。それぞれのポジションの役割を理解し、自分の性格を分析し、自分に合うポジションを選ぶことはサッカーが上手くなるための条件の一つとなります。

ゴールキーパーが上手い人の性格

ゴールキーパーが上手い選手は、フォワードの守備を破り抜いたシュートを最後は一人で守り切らなければいけない立場であり、PKではチームの勝敗を左右するため、メンタルが人一倍強い人が多いです。

日本代表のゴールキーパーを長く努めている川島永嗣選手は、2018年のロシアワールドカップのコロンビア戦、セネガル戦の続く失点でパッシングされてしまいます。それでも川島永嗣選手は、次のポーランド戦ではほとんど決まったと思われたヘッディングシュートを止め、好セーブを決めるメンタルの強さを見せました。

ディフェンダーが上手い人の性格

ディフェンダーが上手い選手ははシュートをブロックするため、相手選手をマークしてプレッシャーを掛け続け、時にはボールを奪い取り攻撃に転ずることもあり、ボールに対しての執着心があり、粘り強い性格があります。

サッカーの名門インテル・ミラノでサイドバックとしてプレーしていた長友佑都選手は、体の大きいフォワードにも競り勝つ体幹と粘り強さが特徴です。2022年のキリンチャレンジカップのブラジル戦では、レアルマドリードで活躍するフォワードのヴィニシウス・ジュニオールにひるむことなく粘り強くプレスしシュートさせず、途中交代をさせました。

ボランチが上手い人の性格

ボランチが上手い選手は、得点へと繋がりやすいバイタルエリアで、攻守を巧みにこなし、熱くなりがちな試合展開のなか、適切な判断で試合をコントロールする冷静さがあります。
日本代表で長くキャプテンを務めていた長谷部誠選手は、2014年からフランクフルトに在籍。2022年5月、タイトル獲得が決まる試合で途中出場したときは、ボールを持っても焦らず、冷静に状況を判断しパスコースを探して攻撃を繋いでいき、時には相手チームの急所を突くロングシュートも放ち、リーグ優勝に寄与しています。

ミッドフィルダーが上手い人の性格

ミッドフィルダーの上手い選手は、フォワードのシュートをアシストしたり、自らもゴールを狙ったりと相手チームのフォワードのしつこくて強いプレスに負けることなく、攻めていく強気な性格を持っています。

日本代表で長く活躍した本田圭佑選手は、2014年ミラン移籍後初の試合で途中出場し、敵チームのフォワードに臆することなく強気に攻めていきました。試合に敗れてはしまいましたが、本田圭佑選手の出場で攻撃が好転し地元メディアに評価され、存在感あるデビュー戦となりました。

ウィングが上手い人の性格

ウィングが上手い選手は、フォワードと連携してシュートのタイミングを作り出すため、ゴール間際までボールを運ぶドリブル、パスなどを迷いなく行う自分のプレーに自信を持つ自己肯定感が強い性格の持ち主です。
16歳でガンバ大阪入りした堂安律選手は、練習を重ね上手くなっていくことで自信を深め、海外の有名選手と対戦しても、自分がいつも1番だと強い気持ちで挑んでいます。2021年の東京オリンピックの強豪メキシコとの試合では、堂々としたプレーで得点に繋がるアシストや自身のPKで得点し、勝利に貢献しました。

フォワードが上手い人の性格

フォワードの上手い選手は、相手チームのフォワードに囲まれても、それにもめげず何度もゴールを狙いシュートしていく負けず嫌いな性格があります。
「大迫勇也選手も負けず嫌いで、高校サッカー選手権大会で2位になったは、あまりの悔しさに銀メダルを外してしまったぐらいです。2018年のワールドカップのコロンビア戦では大迫勇也選手には相手チームのマークが付きまといましたが、ひるむことなく挑み相手チームを翻弄して勝利しました。

テクニック別のサッカーが上手い人の特徴

テクニック別のサッカーが上手い選手は、足が速いなど身体的特徴や次の動きを考えて動ける判断力など知的特徴があります。身体的特徴も知的特徴もテクニック別に合わせたトレーニングしたり、試合で経験を積むことによりレベルアップしていくことも可能です。

パスが上手い選手の特徴

サッカーのパスが上手い選手は、味方選手とディフェンダーの位置を確認し、ディフェンダーをかわし、味方選手が次の動きにスムーズにいけるよう、状況に合わせたパスのルートと速さを即座に判断する予測能力が優れています。
マンチェスター・シティに在籍するケビン・デ・ブライネ選手のパスは、スルーパスを得意とし、2021年のレスター・シティとのリーグ戦で、ディフェンダー5人並んだラインを抜けるスルーパスをし、得点に貢献しました。状況を一瞬で判断し、ボールのルートを見つけたプレーは、ケビン・デ・ブライネにしかできないプレーと称賛されました。

ポジショニングが上手い選手の特徴

サッカーのポジショニングが上手い選手は、攻撃ではディフェンダーの間に位置しパスを受けやすくし、守備では相手の攻撃のスペースが狭まるように、常にピッチ上の情報を集める視野の広さが特徴です。
バルセロナに在籍するセルヒオ・ブスケツ選手は、ディフェンダーの動きを観察しながらボール後方に位置して、パスコースのスペースを確保し、味方選手へディフェンダーカットされにくい的確なパスをします。絶妙なポジショニングは、ビスケツにUEFAチャンピオンズリーグ 2018-19シーズンでパス成功率93%の結果をもたらしました。

オフザボールの動きが上手い選手の特徴

サッカーのオフザボールの動きが上手い選手は、ボールを持っていなくても、ボールが次にどこに行き、その先はどうなるのか予測して、相手よりも先に動いてボールをカットしたり、死角を突いてパスを受けたりするため、俊敏な動きをします。フォワードのポジションでのオフザボールの動きは、視線と動きを相反するフェイクを入れて、マークを剥がしてすばやく動きパスを受けシュートや次のパスをします。
マドリード在籍のルイス・スアレス選手は、ボールを自ら触ることなく、味方選手を誘導し得点につなげるプレーで、バルセロナ時代には、リオネル・メッシ選手をアシストして多くの得点をあげていきました。

ドリブルが上手い選手の特徴

サッカーのドリブルが上手い選手は、ボールさばきの技術も優れていますが、ディフェンダーをかわすため、フェイクも巧みで駆け引きが上手いIQの高さが特徴です。
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手は、パスやシュートの技術も優れていますが、ドリブルは特に神業と言われるほどで、ボールを受けるとすばやくドリブルを始め、多くのディフェンダーをかき分けてシュートやアシストをしています。元スペイン代表でバルセロナの監督を務めたことのあるジョゼップ・グアルディオラは「メッシを止められるディフェンスなど存在しない」と絶賛しています。

ヘディングが上手い選手の特徴

サッカーのヘディングが上手い選手は、ボールをクリアにするときやヘッディングシュートするとき、相手選手と競り合いながらヘディングする場合があり、フィジカルの強さとより高く飛ぶための瞬発力に優れています。
パリ・サンジェルマンFCに在籍しているセルヒオ・ラモス選手は、184㎝の長身を生かしたゴール前の強気なヘッディングシュートで多くの得点を入れています。レアルマドリードに在籍していた2014年のCL決勝戦では、周りにいるフォワードをものともせず、短い助走でのタイミングの良い完璧なヘッディングシュートを決め、優勝に貢献しました。

シュートが上手い選手の特徴

サッカーのシュートが上手い選手は、シュートを確実に入れるため、体の軸がズレないフォームでミート力のあるシュートを打つことができますが、これは蹴る足の遠心力に負けない体幹の強さがあるからです。
プレミリアリーグやセリエの得点王になったクリスティアーノ・ロナウド選手は、ペナルティーエリア内では、多くのマークを払った後でもバランスを崩すことなくシュートします。オーバーヘッドシュートやミドルシュートも安定したフォームでシュートできるのは、鍛えてきた強い体幹のおかげです。

サッカーが上手い人から学ぶこと

サッカーが上手い人から学ぶことは、サッカーのポジションをこれから選ぶ人にはポジション別に特徴があり、自分の性格と照らし合わせて選ぶ参考になることです。また上手い人と性格が違うからとあきらめるのではなく、意識することで気持ちを切り替えて、ポジションの役割を身につけていくことも重要です。
テクニック別にサッカーが上手い人から学ぶことは、自分のテクニックを上達させるには、体を鍛えることも大切ですが、試合を有利に運ぶための思考力を持つことの大切さもわかります。

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