サッカーフォーメーションの433の戦術メリットとデメリットを解説
サッカーの433のフォーメーションの特徴とは、攻撃に人数を多めに割り当てているので、ゴールシーンが増え、見ている側としてはとてもアグレッシブに見える戦術です。現在のヨーロッパでは433フォーメーションが主流になっています。フォーメーションはそれぞれメリット・デメリットがあり、チームの勝敗を左右する重要な戦術です。
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公式ライター Activel_director
433のフォーメーションの特徴とは?
1966年から主流となり、その後は中盤のプレッシングサッカーに有効な442や352という2トップが主流になり、一時期は下火になりました。しかし近年では中盤のプレッシングを回避するためにサイドアタックを用いられるようになり、再び433が流行しています。
433のフォーメーションのメリット
オフェンス戦術としてのメリット
サイドを突破してクロスを上げたり、中央へ切れ込んでシュートを狙うこともできます。また、両サイドバックのオーバーラップからの連携も有効です。サイドバックとウイングがサイドから攻撃を仕掛けることでディフェンスを外側におびき寄せることができ、理論的に中央にスペースを作りやすくなるというメリットもあります。
ディフェンス戦術としてのメリット
また、ボールを奪われた場合にリトリートを選択した場合には、両ウイングが中盤の選手のポジションまで下がり、4141の陣形や451の陣形に変形させることで、理論的にディフェンシブなフォーメーションで守備することができます。
433のデメリットとは?
対戦相手と分が良くないチームの攻め方の王道として、カウンターを仕掛けやすい陣形を取る傾向にあります。そのため、433フォーメーションを採用する場合にはセンターハーフと最終ラインの間のスペースをケアすることが必要です。
・ディフェンス時には高い位置でボールを奪い、ショートカウンターのチャンス
・中盤の層が薄いのでカウンターアタックを仕掛けられやすいというデメリットも
有名クラブの433戦術とは?
マンチェスター・シティの433戦術
攻撃時に361に変形させることで中盤を厚くし、ボールポゼッション率を高めることができ、同時に守備が中盤に気を取られることでウインガーはサイドでプレーしやすくなります。また、サイドバックの2人がボランチの位置に入るため、カウンターにも備えることができます。守備時には両ウイングが中盤まで下がることで守備の層を厚くすることができます。
リバプールの433戦術
それはウイングの立ち位置です。内側へのパスは諦めて、外側へのパスをさせない位置で守備します。そして内側へパスをさせて中盤の選手がボールを奪うという戦術です。
433のフォーメーションのまとめ
しかし、カウンターアタックを仕掛けられやすいため、リトリートの際には両ウイングが素早く中盤まで戻るなり、センターハーフと最終ラインの間のスペースをケアすることが求められます。現在では欧州リーグの強豪であるバルセロナやマンチェスター・シティ、リバプールなど数々の強豪が採用しており、今最も注目されているフォーメーションです。
サッカーフォーメーションの解説決定版!最強戦術はどれだ?
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