サッカーのボールボーイとは?悪質なボールの渡し方や嫌がらせとは?
サッカーのボールボーイは試合でピッチの外に出たボールを拾い、選手に渡すのが仕事です。サッカーのボールボーイの悪質な対応にはアウェイチームにボールをすぐに渡さない、わざと強く投げるなどがあります。ホームチームの下部組織の選手が担当することが多いことが理由のひとつです。
Writer
公式ライター Activel_director
サッカーのボールボーイとは?
ボールボーイはもともと、男性が担当することが多かったためにボーイと呼びますが、女性が担当する場合にはボールガール、中立な立場からボールパーソンと呼ばれることもあります。
サッカーのボールボーイの仕事内容
サッカーの試合ではフィールドの外にボールが出てもプレイ時間は止まらないため、高い集中力と素早い対応力の求められる仕事です。
サッカーのボールボーイに向いている人
・サッカーの経験、知識がある人
・健康で素早い対応ができる人
・素直で、公平な判断ができる人
サッカーのボールボーイの仕事の魅力
ボールボーイは地元のユースチームの選手が担当することが多いですが、選手にとってレベルの高いプレーを間近で見れることは、お金には替えられない大きな財産となります。
サッカーのボールボーイの給料
サッカーのボールボーイは地元のクラブのユースチームの選手や、学校のサッカー部員がボランティアで担当することも多く、ボランティアの場合は無償ですが、交通費や食事の支給があるのが一般的です。
サッカーのボールボーイの悪質な対応の例
2014年3月:レアル・マドリードvsアトレティコ・マドリード
早くリスタートをしたいレアルのロナウド選手がボールボーイにボールを要求すると、ボールボーイは知らんぷりをし、ボールを地面に放り投げました。
2017年4月:ジェフユナイテッド千葉vs徳島ヴォルティス
徳島DF馬渡 ボールボーイにキレて一発退場
2019年9月:ユービル・タウンvsブロムリー
サッカーのボールボーイはなぜ嫌がらせをするか?
ボールボーイは本来、フェアプレーの精神を持ち中立な立場で、試合の進行を妨げてはいけません。しかし、悪質な対応が起こる理由は、ホームチームの下部組織の選手であることや、ファンであること、身内であることが多いからです。
ホームチームに対する愛着
ホームチームの有利になるために、相手チームに対する嫌がらせや遅延行為が発生します。
チームとの関係性
2013年にチェルシーのアザール選手が、対応の遅れたボールボーイに対する暴行で退場になりましたが、遅延行為をしたボールボーイはホームのスウォンジー幹部の息子でした。
サッカーのボールボーイのアルバイト情報
ボールボーイのアルバイトの探し方
主なイベント会社
・シミズオクト
・エール・クリエート
・テツ・コーポレーション
サッカーのボールボーイは基本的にクラブのユースチームの選手や、地元のサッカー部の選手が担当することが多く、一般公募が出る機会は少ないため、求人をまめにチェックする必要があります。
ボールボーイの応募年齢
Jリーグの多くのチームではボランティア組織が運営されています。希望するチームのホームページからボランティア募集の情報を探し、直接問い合わせをするのが確実な方法です。
サッカーのボールボーイからスターになった選手
ラウール・ゴンザレス
生年月日 | 1977年6月27日 |
身長/体重 | 180cm/74kg |
ポジション | FW |
所属クラブ | 1994-2010:レアル・マドリード |
2010-2012:シャルケ | |
2012-2014:アル・サッド | |
2015-2016:ニューヨーク・コスモス |
アトレティコで2年間を過ごした後レアル・マドリードのユースに移籍し、2年後にトップチームデビュー、初年度からリーグ制覇に貢献し、スペインを代表するフォワードに成長しています。
マテオ・コバチッチ
生年月日 | 1994年5月6日 |
身長/体重 | 176cm/77kg |
ポジション | MF |
所属クラブ | 2010-2013:NKディナモ・ザグレブ |
2013-2015:インテル・ミラノ | |
2015-2019:レアル・マドリード | |
2018-2019:チェルシーFC(loan) | |
2019-:チェルシーFC |
試合後に握手を求めるマテオ少年と、素通りをするリバプールのスティーブン・ジェラード選手の写真で、ボールボーイ時代の苦い想いはコバチッチに奮起を決意させ、キャリアに大きな影響を与えています。
ファビオ・カンナバーロ
生年月日 | 1973年9月13日 |
身長/体重 | 175cm/75kg |
ポジション | DF |
所属クラブ | 1992-1995:ナポリ |
1995-2002:パルマ | |
2002-2004:インテル・ミラノ | |
2004-2006:ユヴェントス | |
2006-2009:レアル・マドリード | |
2009-2010:ユヴェントス | |
2010-2011:アル・アハリ |
カンナバーロはボールボーイの経験の中でマラドーナのプレーを間近で見て、ボールに対する執念や情熱を学び、世界の頂点を掴んでいます。
サッカーのボールボーイはプレイヤーの1人
間近でプロの選手のプレーを見れば、学ぶことや感じることはたくさんあります。ボールボーイの仕事を通して得られることは、サッカーの見識はもちろん人間的な成長です。
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