2019年10月21日 更新

アーリークロスとは?サッカーのクロスのやり方や練習方法を解説!

サッカーにおけるアーリークロスとはどういうクロスなのか、センタリングとの違いと共に解説しています。また、サッカーの試合におけるアーリークロスの重要性や、その蹴り方についても解説しています。さらに、アーリークロスの基礎的な練習方法についてもご紹介します。

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アーリークロスは、攻撃の早い段階でクロスボールを供給することから、必然的にロングボールとなります。また、守備陣が戻る前に攻撃を終わらせるため、速いボールを入れなければなりません。したがって、アーリークロスは強くて正確なキックが必要となりますので、アーリークロスを蹴るためにはキック力の強化が必須です。

現在、サッカーにおけるキックの強さ・正確さにおいては日本の選手は海外の選手に敵いません。海外の選手と日本の選手のキックにおいて、そのキックフォームに大きな違いは無いのですが、体幹と軸足の強さに違いがあるといわれています。

この強く・正確なキックを生み出すための土台となる体幹・軸足を鍛えるということが日本の選手に必要なことだといわれているのです。

キック強化の練習

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サッカーのキックでは、足の縦回転の遠心力を使ってボールを蹴り飛ばしますが、この遠心力はとても強いため、身体への負担も大きくなっています。この遠心力の負担を、体幹・軸足を鍛えることによって克服することがキックの強化へとつながります。

この体幹は、一般的なトレーニングでも鍛えることはできます。しかし、それではサッカーのボールコントロールの強化はできず軸足も鍛えられません。そのため、おすすめするのは片足状態で行うリフティングです。片足状態でリフティングをすれば、利き足のボールコントロールを強化でき、それと同時に軸足を鍛えることもできます。また、リフティングを長く続けることで、体幹の強化も期待できますので、毎日の練習に取り入れて継続的に行うことをおすすめします。

アーリークロスの練習方法②

アーリークロスは球種が多い方が有利

サッカーのアーリークロスはその時の状況によって、入れるボールの種類が変わります。例えば、受け手のフォワードが完全にディフェンダーの裏に抜け出ることが分かっているような場合では、スルーパスに似たグラウンダーの早いストレートのクロスボールが良いでしょう。また、ディフェンダーとの競り合いになりそうな長身のフォワードの場合は、フォワードが合わせやすいようなカーブのかかった高いボールのクロスが選ばれます。

このように、アーリークロスを入れる際の状況は様々です。そのため、アーリークロスの出し手側は、カーブなどのキックの種類をなるべく多く持っている方が、様々な状況に対応することができるため有利であるといえます。そして、アーリークロスの出し手側はその状況に応じたベストな球種をいつでも選択できるように練習するのです。

キックの球種を増やす練習

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アーリークロスのキックの球種を増やす練習を行う際には、まず静止したボールを蹴るフリーキックの練習で自分が習得していない変化のキックを練習します。その変化のキックを蹴れるようになったら実際のアーリークロスでフォワードの動きに合わせて変化させてみるようにします。

アーリークロスの球種で一番使用するのは、ベッカムも得意としていたカーブボールでしょう。カーブボールとは、ボールを足のインサイドで擦り上げるように蹴り、回転をかけるボールです。

また、カーブボールに似たような球種でスライダーボールという球種もあります。スライダーボールとは、インフロントでボールの中心を少しだけ外して蹴って回転をかけるボールです。スライダーボールには、ボールスピードが比較的速いというアーリークロス向きの利点もあります。

アーリークロスの練習方法③

アーリークロスにはピンポイントの精度が必要

アーリークロスは、確実に得点を奪うためによりピンポイントで合わせることが必要となります。そのため、日々の練習時からアーリークロスの出し手側は、受け手側の選手のクセやリズム等も把握し、受け手側が合わせやすいクロスボールを練習時から意識して蹴っておく必要があります。練習時から意識しておくと試合においてもその呼吸が合って、クロスのタイミングが合うようになります。

アーリークロスを上げる状況はその時々において様々であるため、練習時においてもなるべく様々な状況を想定した練習を行うことが必要となります。練習時により多くの状況でのアーリークロスをどれだけたくさん蹴っているかが、サッカーの試合におけるアーリークロスの精度を左右するといっても過言ではありません。

クロスの精度を上げる練習

Inside the Lines: Crossing and Finishing

アーリークロスの精度を上げる練習方法として、まず、練習ピッチを4つのマーカーで均等に分けて、そのラインに沿うように縦にマーカーを置きます。次に、ピッチのライン近くを走ってゴール前にクロスボールを上げたら、次にゴール前にアーリークロスを上げます。その次には、ペナルティゾーン近くまでドリブルし、グラウンダーのクロスを上げ、ここまでを1サイクルとして繰り返します。

この練習方法はあくまで実践形式のクロス練習方法であるため、あえてアーリークロス以外のクロスを上げる練習が取り入れられています。

実際の試合ではアーリークロス以外のクロスを上げる場合もありますので、クロス全体の精度を上げることで、アーリークロスの精度も上がる効果が期待できます。さらに、両足で練習しておくのが理想です。

アーリークロスについてのまとめ

Football Soccer Players · Free photo on Pixabay (50960)

アーリークロスは普通のクロスボールと似たようなものでありながら、実際に狙った通りに成功させて得点を奪うためには、かなり難易度が高いものであるということがわかったと思います。

現代のサッカーではカウンターの戦術が重視される傾向があることから、アーリークロスの重要性もこれからさらに強まっていくでしょう。今からアーリークロスの技術を磨いておくことは非常に重要です。日々の練習から、自分自身のキックの強さ・正確さを見直し、味方にクロスボールを正確に合わせることを意識し続けるようにしましょう。
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