アウトサイドキックの蹴り方の基本と3つのコツ【サッカー上達ガイド】
アウトサイドキックを得意した選手はモドリッチやロベルト・カルロスなど有名選手がたくさんいます。自在に操るおしゃれなキックとされるアウトサイドキックとは、いったいどのようなキックなのでしょうか。サッカーを上達させたいという方必見のアウトサイドキックの蹴り方と基本、3つのコツを紹介します。
2021.12.16
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サッカー
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アウトサイドキックの基本とは?
サッカーで使われる基本的なキックは、インステップキック・インサイドキック・アウトサイドキックの3種類があります。このうちアウトサイドキックの蹴り方は最も難しいキックとされています。
アウトサイドキックは、インサイドキックが足の内側で蹴るの対し、足の外側で蹴ります。つまり足の小指の付け根付近ということです。
アウトサイドキックの基本となるのがアウトサイドドリブルです。サッカーの基本練習として足の甲でボールの芯を捉えるリフティングがあり、インステップキックに効果がありますが、アウトサイドでのリフティングは上級テクニックです。そこで比較的簡単にできるアウトサイドドリブルがおすすめです。
アウトサイドキックは、インサイドキックが足の内側で蹴るの対し、足の外側で蹴ります。つまり足の小指の付け根付近ということです。
アウトサイドキックの基本となるのがアウトサイドドリブルです。サッカーの基本練習として足の甲でボールの芯を捉えるリフティングがあり、インステップキックに効果がありますが、アウトサイドでのリフティングは上級テクニックです。そこで比較的簡単にできるアウトサイドドリブルがおすすめです。
アウトサイドを使ったドリブル
【サッカー基礎】35ドリブル アウトサイド 解説あり
via www.youtube.com
サッカーにおけるアウトサイドドリブルは、足の小指の付け根付近でボールを外に押し出す感覚でドリブルします。
最も一般的な練習方法は、マーカーを等間隔で5つほど直線に置いておき、その隙間をアウトサイドだけを使ってドリブルしていきます。このアウトサイドドリブルの練習のコツは、アウトサイドでツータッチづつ、リズムよく行う点にあります。
どのような状況や失敗があっても、決してインサイドを使わないというルールを設けることが重要です。つまりアウトサイドだけでコントロールすることでアウトサイドでボールをコントロールする感覚を養うことが大切となります。
最も一般的な練習方法は、マーカーを等間隔で5つほど直線に置いておき、その隙間をアウトサイドだけを使ってドリブルしていきます。このアウトサイドドリブルの練習のコツは、アウトサイドでツータッチづつ、リズムよく行う点にあります。
どのような状況や失敗があっても、決してインサイドを使わないというルールを設けることが重要です。つまりアウトサイドだけでコントロールすることでアウトサイドでボールをコントロールする感覚を養うことが大切となります。
アウトサイドキックの蹴り方
【サッカー基礎】21 けりかた アウトサイドキック 解説あり
via www.youtube.com
アウトサイドキックの蹴り方は、軸足をボールの横に置き、蹴り足のアウトサイド、具体的には足首を固定しながら小指の付け根付近から外側をボールの内側の下部分に当てて押し出すように蹴ります。
この押し出すとは、アウトサイドドリブルのように、外側へ押し出すという感覚のフォームです。
ドリブルしながらアウトサイドキックでパスを出す場合は、キックモーションを見せず、ドリブルのタイミングで相手に読まれずにパスを出します。フリーキックやコーナーキックの場合はインステップキックのフォームから蹴り足のアウトサイドに引っ掛け、シュート回転させるという蹴り方で相手を欺くことができます。
この押し出すとは、アウトサイドドリブルのように、外側へ押し出すという感覚のフォームです。
ドリブルしながらアウトサイドキックでパスを出す場合は、キックモーションを見せず、ドリブルのタイミングで相手に読まれずにパスを出します。フリーキックやコーナーキックの場合はインステップキックのフォームから蹴り足のアウトサイドに引っ掛け、シュート回転させるという蹴り方で相手を欺くことができます。
アウトサイドキックの 3つのコツ
コツ①踏み込みの動作
軸足の踏み込み位置は、ボールの真横ではなく、インステップキックよりも少し横か斜め後ろに置きます。この軸足がボールに近すぎると、ボールの内側下部分に蹴り足を当てるため、軸足を蹴ってしまう恐れがあります。
ボールを蹴るひとつ前の動きと軸足を置くとき、もしくは、ボールを蹴るときに、軸足側の腕を引くことがポイントです。この軸足側の腕を引くという動きで体幹に一本の軸ができ、身体を開くようにボールボールが軸足と逆方向にうまく飛ぶようになります。また、この一連の動きはスムーズな動きのため、相手を翻弄することができます。
ボールを蹴るひとつ前の動きと軸足を置くとき、もしくは、ボールを蹴るときに、軸足側の腕を引くことがポイントです。この軸足側の腕を引くという動きで体幹に一本の軸ができ、身体を開くようにボールボールが軸足と逆方向にうまく飛ぶようになります。また、この一連の動きはスムーズな動きのため、相手を翻弄することができます。
コツ②助走の角度
アウトサイドキックの助走は蹴り足側から入ります。インステップキックやインサイドキックの場合には軸足側から助走に入るのが一般的ですが、アウトサイドキックの場合は逆に、蹴り足側から入るとアウトサイドで蹴りやすくなります。
また、アウトサイドキックを初めて練習するという人や、どうしても上手に蹴ることができないという人は、長い助走をつけることでタイミングを取りにくくしている可能性があるので、最初は助走無しで、1ステップか2ステップから初めてみると早くコツを習得することができます。
また、アウトサイドキックを初めて練習するという人や、どうしても上手に蹴ることができないという人は、長い助走をつけることでタイミングを取りにくくしている可能性があるので、最初は助走無しで、1ステップか2ステップから初めてみると早くコツを習得することができます。
コツ③インパクトの場所とフォロースルー
アウトサイドキックのインパクトの場所は、ボールの内側の下部分です。
このボールの場所に蹴り足の小指から外側を当て、擦るように蹴ります。この時にボールを蹴り上げるようなフォロースルーをすることで浮き球になり、蹴り足を下方向にフォロースルーすることで低い弾道のアウトサイドキックになります。
このようにボールの威力や弾道は、フォロースルーで自在に変えることが可能です。蹴り足のフォロースルーは、自然な流れで軸足方向へ巻き付けるようにすることで、ボールの飛ぶ方向と逆になり、このフォロースルーが相手ディフェンスを欺く手助けになります。いつも通りの自然なキックのフォロースルーがフェイントになるわけです。
このボールの場所に蹴り足の小指から外側を当て、擦るように蹴ります。この時にボールを蹴り上げるようなフォロースルーをすることで浮き球になり、蹴り足を下方向にフォロースルーすることで低い弾道のアウトサイドキックになります。
このようにボールの威力や弾道は、フォロースルーで自在に変えることが可能です。蹴り足のフォロースルーは、自然な流れで軸足方向へ巻き付けるようにすることで、ボールの飛ぶ方向と逆になり、このフォロースルーが相手ディフェンスを欺く手助けになります。いつも通りの自然なキックのフォロースルーがフェイントになるわけです。
アウトサイドキックの効果的な使い方とは?
相手の意表をつきたい時
アウトサイドキック神パス&ゴール
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サッカーにおけるアウトサイドキックの効果的な使い方としては、相手の意表をつく使い方です。
それでは具体的にどのような場面で効果的かといいますと、ドリブルをしている時があげられます。インサイドキック、インフロントキック、インサイドキックの場合には一定のキックモーションからパスがされるので、ディフェンスからすればタイミングを読みやすいといえます。
ドリブルしながらアウトサイドキックでパスを出す際には、小さなキックモーション、極端に言えば、ほぼキックモーション無くパスができるので、ドリブルしながらいつの間にかパスをしていたというような意表を突くパスという表現になります。
それでは具体的にどのような場面で効果的かといいますと、ドリブルをしている時があげられます。インサイドキック、インフロントキック、インサイドキックの場合には一定のキックモーションからパスがされるので、ディフェンスからすればタイミングを読みやすいといえます。
ドリブルしながらアウトサイドキックでパスを出す際には、小さなキックモーション、極端に言えば、ほぼキックモーション無くパスができるので、ドリブルしながらいつの間にかパスをしていたというような意表を突くパスという表現になります。
体の向きと逆方向に蹴りたい時
サッカー上達 アウトサイドキック 直角方向にパス
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アウトサイドキックの究極のパスは90度のパスです。身体の向きと逆方向に蹴るという事で、主に中央からディフェンスを避けるようにサイドにドリブルしながら、身体はタッチライン側に向けながらアウトサイドキックでバイタルエリアにパスを出します。
身体の向きと逆方向にパスが出せれば、ボールホルダーに1人のマークがついても、他のディフェンスのインターセプトの予測能力をはるかに超えるパスコースを持つことができる、つまりプレーの幅を広げることができるので、ディフェンスにとっては最も嫌な選手になります。
身体の向きと逆方向にパスが出せれば、ボールホルダーに1人のマークがついても、他のディフェンスのインターセプトの予測能力をはるかに超えるパスコースを持つことができる、つまりプレーの幅を広げることができるので、ディフェンスにとっては最も嫌な選手になります。
プロサッカー選手の驚愕のアウトサイドキック
リカルド・クアレスマ
【サッカー】こんなにオシャレなキックはない!曲がりまくるアウトサイドの芸術!【クアレスマ】Ricardo Quaresmat Wonderful Goals, Skills & Assists
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リカルド・クアレスマは、アンダー世代からポルトガル代表として活躍する選手で、幼いころからスポルティング・リスボンのアカデミーで育ち、17歳でトップデビューを果たした優れた選手です。そんなクアレスマは相手を手玉にとる変幻自在のアウトサイドキックで有名で、観客を魅了してきました。
クアレスマの代名詞ともされるアウトサイドキックは芸術で、相手に寄せられてもドリブルしながらでも正確にアウトサイドでコントロールすることができます。
両足で蹴れなければ一流ではないとする指導者をあざ笑うかのような正確なアウトサイドで、革新的な利き足を持った人気選手です。さらにラボーナまで正確にやってのける選手です。
クアレスマの代名詞ともされるアウトサイドキックは芸術で、相手に寄せられてもドリブルしながらでも正確にアウトサイドでコントロールすることができます。
両足で蹴れなければ一流ではないとする指導者をあざ笑うかのような正確なアウトサイドで、革新的な利き足を持った人気選手です。さらにラボーナまで正確にやってのける選手です。
ラボーナとは?サッカーのおしゃれな足技の蹴り方と練習方法
相手ディフェンスのタイミングをずらして絶妙なクロスをあげるネイマール、ゴールキーパーのタイミングをずらしてボレーシュートを決めるCロナウド。どれもラボーナという足技によるものです。ここではラボーナを詳しく解説し、そのおしゃれな蹴り方と練習方法を紹介します。
ロベルト・カルロス
伝説のアウトサイドフリーキック - ロベルト・カルロス
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こちらの動画は当時ブラジル代表として活躍した悪魔の左足をもつロベルト・カルロスの35メートルのフリーキックです。
1997年のフランスとの親善試合の場面で、ロベルト・カルロスは伝説のアウトサイドキックを披露しました。左足から放たれたアウトサイドキックは、まるで子供のおもちゃのボールのよう不規則な軌道でゴールへ吸い込まれました。
後にフランスの科学者のチームがこのフリーキックを研究し、ロベルト・カルロスのフリーキックはまぐれではなく、ボールへの打撃力が十分であれば選手はボールへの重力の影響を最小限にできるという研究結果を残しました。ロベルト・カルロスはアウトサイドキックでボール全体に力を加え、高速でボールを動かしたということです。
1997年のフランスとの親善試合の場面で、ロベルト・カルロスは伝説のアウトサイドキックを披露しました。左足から放たれたアウトサイドキックは、まるで子供のおもちゃのボールのよう不規則な軌道でゴールへ吸い込まれました。
後にフランスの科学者のチームがこのフリーキックを研究し、ロベルト・カルロスのフリーキックはまぐれではなく、ボールへの打撃力が十分であれば選手はボールへの重力の影響を最小限にできるという研究結果を残しました。ロベルト・カルロスはアウトサイドキックでボール全体に力を加え、高速でボールを動かしたということです。
ルカ・モドリッチ
モドリッチ
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バロンドールのタイトルを獲得したモドリッチのアウトサイドキックは魔法のようなキックとして有名です。相手ディフェンスはモドリッチが繰り出すアウトサイドにタイミングが合わず、気が付いた時にはパスが通っていたというシーンを幾度となく目にします。
利き足の右足から繰り出されるアウトサイドキックを使ったパスは、味方でさえもいつパスがくるかわからないということから、一瞬たりとも気を緩めることができません。モドリッチのアウトサイドキックを使ったパスは味方をも欺くような、観衆がどよめくパスといえます。
利き足の右足から繰り出されるアウトサイドキックを使ったパスは、味方でさえもいつパスがくるかわからないということから、一瞬たりとも気を緩めることができません。モドリッチのアウトサイドキックを使ったパスは味方をも欺くような、観衆がどよめくパスといえます。
アウトサイドキックの重要性とは?
アウトサイドキックを使うメリットは、インステップキックやインサイドキックに比べてモーションが格段に小さいので、相手ディフェンスのタイミングをずらしてパスを出したり、シュートを打つことにあります。
特に中盤を司る選手にとっては非常に有効なキックで、レアル・マドリードのモドリッチやリカルド・クアレスマはアウトサイドの使い手として有名です。フリーキックの際には壁を作るディフェンスやゴールキーパーをも惑わすことができ、大きな武器になります。
その最たるアウトサイドキッカーが元ブラジル代表のロベルト・カルロスです。アウトサイドキックをマスターして、ディフェンスの意表を突くキックを炸裂させましょう。
特に中盤を司る選手にとっては非常に有効なキックで、レアル・マドリードのモドリッチやリカルド・クアレスマはアウトサイドの使い手として有名です。フリーキックの際には壁を作るディフェンスやゴールキーパーをも惑わすことができ、大きな武器になります。
その最たるアウトサイドキッカーが元ブラジル代表のロベルト・カルロスです。アウトサイドキックをマスターして、ディフェンスの意表を突くキックを炸裂させましょう。
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