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サッカー日本代表の歴代ユニフォームとは?ワールドカップのデザインとは?

サッカー日本代表の歴代ユニフォームとは?ワールドカップのデザインとは?

サッカー日本代表の歴代ユニフォームは、アディダス、プーマ、アシックスが持ち回りで担当していました。1999年から2020年は、アディダスが製造を担当しています。日本代表のユニフォームは、日本の国土を象徴している海と空を表す青色が採用されています。ワールドカップで着用した日本代表のユニフォームでは、2018年に着用したユニフォームが海外から高く評価されました。

2021.12.16 サッカー

サッカー日本代表のユニフォームとは?

日本代表ユニフォーム | DSC_1162 | takanori00 | Flickr (149708)

サッカー日本代表のユニフォームは、基本カラーは青で、サブカラーに白が使われています。サッカー日本代表の初の国際試合は、1917年に行われた極東選手権でした。1917年の極東選手権では、現在の筑波大学にあたる東京高等師範学校の選手が、日本代表として出場しました。

1930年に開催された極東選手権で、淡青のユニフォームを着用し、1936年のベルリン五輪でも、同じ淡青のユニフォームが採用されました。それ以降、チームカラーとして青が定着します。

青色が使用される理由

サッカー日本代表の歴代ユニフォームで青色が使用される理由は、日本の国土を象徴している海と空の青を表しているためです。前述の1930年の極東選手権で青色のユニフォームが採用された理由は、代表選手の大半を送り出していた東京帝国大学のユニフォームが淡青色だったからです。1930年以降、国際試合で青色のユニフォームが着用されました。

青色以外のユニフォーム

歴代のユニフォームには青色以外の色も存在します。サッカー日本代表の初の国際試合では、現在の筑波大学にあたる東京高等師範学校の選手が日本代表として出場したため、海老茶色のユニフォームを着用しました。1950年から1960年代は、白を基調にしたユニフォームを着用し、1970年代以降は、青と白が交互に採用されています。1988年から1992年は、当時の監督の意向で、日本の日の丸の色である赤が採用されました。

サッカーの日本代表歴代ユニフォーム

2020年

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メーカー アディダス
コンセプト 日本晴れ
採用時期 2020年~
2020年のユニフォームのコンセプトは日本晴れです。サッカー日本代表の選手達が日本晴れのように希望を与える存在であってほしいと願いを込めて作られました。ユニフォームには、迷彩柄のような5色の空模様スカイコーラジュがあしらわれています。日本代表のユニフォームに迷彩柄が取り入れられるのは初めての試みです。日本晴れの文字は、アンビグラムが施されておりひっくり返すと侍魂の文字が浮かび上がります。

2018年~2019年

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メーカー アディダス
コンセプト 勝色
採用時期 2018年~2019年
2018年から2019年に着用されたユニフォームのコンセプトは勝色です。勝色ユニフォームは、サッカーワールドカップロシア大会でも使用されました。ベースカラーは、勝色を意味する深く濃い藍色を使用しています。歴代のサッカー日本代表の関係者やサポーター達の想いを紡ぐことを刺し子柄で表現しました。海外メディアからの評価が高く人気のモデルです。

2016年~2017年

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メーカー アディダス
コンセプト イレブンブルー
着用時期 2016年~2017年
2016年から2017年に着用されたユニフォームのコンセプトは、イレブンブルーです。中央の11本のボーダーは個性が異なるサッカー日本代表の選手達を、中央の赤いラインは12人目の選手となるサポーターを表しています。イレブンブルーのユニフォームは、歴代のユニフォームで最も濃い青を採用しています。黒い色に近い濃い青は海外でも高評価でした。

2014年~2015年

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メーカー アディダス
コンセプト 円陣
着用時期 2014年~2015年
2014年から2015年に着用されたサッカー日本代表のユニフォームのコンセプトは円陣です。円陣はサポーターと選手が団結して闘うことを象徴しています。鮮やかな青色と袖口のネオンピンクが目を引きます。機能面も優れていて当時最軽量でした。2014年サッカーワールドカップブラジル大会で着用され、歴代のユニフォームでも人気のモデルです。

2012年~2013年

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メーカー アディダス
コンセプト 結束の一本線
デザイン 2012年~2013年
2012年から2013年のユニフォームは結束がコンセプトです。中央の赤いラインは、日本全国の絆を表した結束の一本線と呼ばれています。結束の一本線は日本が一丸となって、2011年に起きた東日本大震災からの復興を目指すことを表現しています。サッカー女子日本代表のユニフォームではピンク色、フットサル日本代表は黄色が使われました。

2010年~2011年

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メーカー アディダス
コンセプト 革命に導く羽
着用時期 2010年~2011年
デザインコンセプトは、革命に導く羽です。機能面では、特徴が異なるフォーモーションとテックフィットの2タイプのユニフォームが用意されていて選手が選んで使用していました。首元の赤色が特徴的で異彩を放っています。2010年南アフリカW杯でも使用されました。

2008年~2009年

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メーカー アディダス
コンセプト 日本魂
着用時期 2008年~2009年
2008年から2009年のユニフォームのデザインコンセプトは、日本魂です。通称ご来光モデルと呼ばれ、放射状に伸びるゴールドのラインはさらなる飛躍を表現しています。

歴代のサッカー日本代表のユニフォームは、青と白と赤を基調してゴールドが採用されたのは初めてのことで当時斬新な配色として話題となりました。日本魂ユニフォームは2008年の北京オリンピックでも着用されました。

2006年~2007年

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メーカー アディダス
コンセプト 刃文
着用時期 2006年から2007年
2006年から2007年にサッカー日本代表が使用したユニフォームのコンセプトは刃紋です。日本刀をモチーフにして、技術と伝統を表し、国土を囲む海のジャパンブルーから世界に羽ばたいてほしいと願いを込めて作られました。2006年ドイツW杯でも着用されたユニフォームです。日本刀は海外でとても人気があるため、海外メディアから高い評価を得ました。

2004年~2005年

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メーカー アディダス
コンセプト Blue Pride
着用時期 2004年~2005年
2004年から2005年のユニフォームのコンセプトは、Blue Pride、経験と象徴です。濃い青と明るめの青のグラデーションが印象的で、グラデーションモデルと呼ばれています。袖口の国旗や首回りを赤くすることでさりげなく日本らしさを表しています。Blue Prideユニフォームは、2004年のアジアカップと2005年のコンフェデ杯で着用しました。

2002年~2003年

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メーカー アディダス
コンセプト 富士山
着用時期 2002年~2003年
2002年から2003年のサッカー日本代表のユニフォームのデザインコンセプトは富士山です。シンプルなデザインで日本の美を表現し、首周りから袖口の部分は、水面に映る逆さ富士をイメージしています。富士山ユニフォームは、2002年日韓ワールドカップで着用されました。機能面では、裏地にメッシュ素材を使用した二重構造を採用し軽量化されています。2001年までのデザインの襟の色は白が多かったのですが、2002年はデザインを一新して青色が採用されました。

2001年

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メーカー アディダス
コンセプト Future Progress
着用時期 2001年
2001年に着用されたユニフォームのコンセプトは、Future Progressです。歴代で、最も白色が多く使われているモデルです。そのためコントラストモデルと呼ばれています。2001年コンフェデレーションズカップで使用されました。前年のユニフォームのデザインと似通った部分が多く、シンプルなデザインであったため海外メディアの評価はイマイチでした。

1999年~2000年

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メーカー アディダス
コンセプト 機能美
着用時期 1999年~2000年
1999年から2000年に着用されたユニフォームのコンセプトは機能美です。袖周りの白いラインはスピード感にあふれていることから、風モデルと呼ばれています。機能美ユニフォームは、アディダスが侍ブルーのオフィシャルサプライヤーとなって最初に手掛けたウェアで特別なモデルです。シドニーオリンピックやアジアカップでも使用されました。

サッカー日本代表の歴代ユニフォームを作っているメーカーは?

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サッカー日本代表のユニフォームを作っているメーカーは、アディダス、プーマ、アシックスの3社が持ち回りで担当していました。1999年にアディダスが侍ブルーのオフィシャルサプライヤー契約を締結し、それ以降アディダスがずっと日本代表の歴代のユニフォームを作っています。

アディダス

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アディダスは、ドイツのバイエルン州に本社があるスポーツ用品メーカーです。1949年に設立されました。スポーツウェアやシューズなどを製造販売しています。サッカーのユニフォームでは、レアルマドリードやマンチェスターユナイテッド、バイエルンミュンヘンなどの歴代のメガクラブのユニフォームを手掛けています。1999年にオフィシャルサプライヤー契約を締結し、歴代の侍ブルーのユニフォームを製造してきました。

アシックス

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アシックスは、日本のスポーツ用品メーカーです。1977年に創業、本社所在地はは兵庫県神戸市で、競技用シューズに強みを持っています。サッカーのユニフォームは、J1のヴィッセル神戸のユニフォームを手掛けています。

プーマ

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プーマは、ドイツバイエルン州を本拠地とするスポーツメーカーです。アディダスの創業者とプーマの創業者は兄弟です。サッカー選手には、人気のブランドでプーマのスパイクは往年のスーパースターが着用していました。サッカーのユニフォームでは、マンチェスターシティやに日本代表の香川選手が所属していたドルトムントのユニフォームを手掛けています。

デザインを担当しているメーカーとは?

歴代のユニフォームのデザインを担当しているメーカーは、ユニフォームを製造しているメーカーです。1999年以降は、アディダス社とサプライヤー契約を締結しているため、アディダスジャパンの社内デザイナーが日本代表ユニフォームのデザインを担当し、日本サッカー協会が侍ブルーのユニフォームのデザインを決定しています。

日本代表の歴代ユニフォームの海外の反応

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日本代表の歴代ユニフォームの海外の反応は、その年によって異なります。特にワールドカップなどの大規模な国際大会が開催されるときには、大会の優勝予想はもちろん出場国のユニフォームのデザインも注目されています。サッカーが人気でない国でも、W杯出場国のユニフォームのデザインをチェックしています。

2018年W杯

2018年W杯ロシア大会で着用されたユニフォームは、白い縫い目と勝ち色と呼ばれる濃い青がマッチして、海外では高評価でした。アメリカのメディアの記事では大会のベストユニフォームとして侍ブルーのユニフォームが選ばれました。イギリスのメディアには、日本の美の原点を追及したデザインと評価されています。

2014年W杯

2014年ワールドカップブラジル大会で着用した日本代表ユニフォームは、シンプルなデザインが高評価を受けています。ブラジル大会で着用したユニフォームは売り上げが歴代最高を記録していて、国内外で人気のあったユニフォームです。

2010年W杯

2010年ワールドカップ南アフリカ大会で着用したユニフォームの海外の反応はイマイチでした。とくに胸元の赤い部分がレッドカードと揶揄されるなど海外メディアの評価は低くめです。ちなみに南アフリカ大会で評価が高かったユニフォームは、セルビア代表のユニフォームでした。

サッカー日本代表歴代ユニフォームのまとめ

ファイル:Japan national football team World Cup 2018.jpg - Wikipedia (142472)

サッカー日本代表歴代ユニフォームを振り返りました。1999年までは、アディダス社、プーマ社、アシックス社の3社が持ち回りで制作していました。1999年以降は、アディダス社がサッカー日本代表のオフィシャルサプライヤー契約を締結したため、2020年まで日本代表のユニフォームを担当しています。2018年のロシアワールドカップで着用したユニフォームのデザインは、海外で高評価を受けています。

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