2020年11月20日 更新

サッカーボールが白黒の理由とは?気になる色の疑問を解決

なぜサッカーボールは白黒なのだろうかと思ったことはないでしょうか?今でこそさまざまなデザインのサッカーボールが販売されていますが、昔はあの白黒の普遍的なサッカーボールだけでした。そんな長年疑問に思われている問題を今回は解決いたします。

50,529 view お気に入り 0

サッカーボール誕生の由来とは?

 (195553)

サッカーボールの話をする前に・・・まずサッカーボールが誕生した由来を説明します。

サッカーというスポーツの由来は、1863年に設立されたイギリスの学生が球体を蹴っていたことが始まりです。

その後フットボール協会が設立されましたが、その当時は今のように科学技術もなかったことからどのように公式球を作るか決まっていませんでした。

そこで、動物の膀胱に皮革を縫いつけた球体を製作。これが、サッカーボール誕生の由来です。ここから改良を重ねて現在のサッカーボールが生まれました。

もともとサッカーボールは白黒ではなかった!

 (16779)

なぜサッカーボールは白黒なのかという疑問を解決すると前述しましたが、そもそも最初は白黒ではありませんでした。

サッカーボールのもともとの色は茶色。サッカーボールが誕生した1800年代後半は茶色の革が一般的で、サッカーボールにもそのまま茶色の革が使用されました。

1930年にはワールドカップの第1回大会が開催。サッカーボールの色が白黒に変わったのは前述した通り1960年代ですから、1930年開催のワールドカップは茶色のサッカーボールを使用していたことになります。

サッカーボールが白黒になった理由とは?

それはTVの普及にアリ!

サッカーボールが白黒になった理由はTVにあります。アメリカや欧米諸国では一般的だったテレビが日本でも販売を開始し国中が画面の中に釘付けとなりました。

しかし、その当時のテレビの色は白黒でサッカーボールは茶色のため白黒テレビでは白一色になり見えにくいという事態が起こってしまったのです。

そうして誕生したのが白黒のサッカーボール。この白黒サッカーボールはテルスターと名付けられ
1968年に開催されたメキシコオリンピックから使用されます。

白黒サッカーボールの比率

 (103872)

皆さんは白黒サッカーボールが白黒どれぐらいの比率で組み合わされていると思いますか?白黒サッカーボールの比率は白が20枚、黒が12枚。
なぜこの比率かというと、数学者アルキメデスが考えた多面体の法則を利用しているからです。

また、この白黒サッカーボールを製作したのは日本のスポーツメーカーであるモルテン。アディダスからの依頼で同メーカーが見やすい白黒のサッカーボールの製作し、その後サッカーボールを作る際にこの比率が採用されるようになりました。

白20枚・黒12枚の比率で作られたサッカーボールが見やすい理由

なぜ白20枚・黒12枚の比率で作られたサッカーボールが見やすいのか?その理由は、白色を多めにすることで黒色が浮いて立体的に見えるからです。

前述した通り昔のテレビは白黒でした。そのため、一色のサッカーボールでは見えにくいのが難点。しかし、黒色なら白色に見えるサッカーボールのポイントになり認識できます。
反対に黒の比率が多いと、ピッチの色が白黒テレビでは黒色になるので転がっている時に見えにくいです。これが白20枚・黒12枚の比率で作られた理由。

サッカーボールはワールドカップと共に進化している

1970年アメリカ大会 テルスター

 (10736)

世界で初めて使用された白黒サッカーボール。前述した白20枚・黒12枚の比率で構成されており、
テルスターという名前はテレビが普及したこの当時の時代背景が由来です。

日本のスポーツメーカーであるモルテンが世界で初めての白黒サッカーボールを製作。
1970年のアメリカワールドカップで初めてスポーツブブランドとスポーツメーカーが製作しました。サッカーボールの定番であり、全てのサッカーボールの基礎と言えます。

1978年アルゼンチン大会 タンゴ

 (16770)

テルスターを2大会連続で使用した後アディダス社が新たなサッカーボールを発表。

タンゴと呼ばれるそのモデルは白黒の比率が同じですが大幅にデザインを変えています。独特な曲線で描かれた黒のラインはパスやシュートでボールが動くたびにクールに見えることを目的としており、タンゴという名前もイタリアで誕生したリズミカルな音楽が由来。

テルスターが白黒サッカーボールの発祥なら、タンゴはデザインを重視した白黒サッカーボールの発祥と言えるでしょう。

1986年メキシコ大会 アステカ

 (16771)

タンゴが誕生してから8年後、また新たなサッカーボールが誕生。デザインは白黒カラーでタンゴと変わらないのですが黒いラインに開催国であるメキシカンな模様を描いているのが特徴です。
なぜアステカという名前なのか、それに関してもこのようなデザインが理由でしょう。

ここからワールドカップで使用される公式球は、その国の文化や歴史などに関連したデザインが流行。ワールドカップというものをより国際的で権威ある大会として意識づけされていきます。

1990年イタリア大会 ユニコ

47 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

ボールボーイとは?プロ野球のバイト求人はどうやって探せばいいの?

ボールボーイとは?プロ野球のバイト求人はどうやって探せばいいの?

ボールボーイは球審にボールを補充したり、バット引いたりする役割があり、プロ野球のボールボーイはグラウンド整備やバッティング練習のサポートをします。試合をスムーズに進めるため、ボールボーイには迅速な行動と専門性が求められます。応募方法は、球場や求人情報サイトでの応募が一般的です。
21153114h | 157 view
バレーボールの最高到達点とは?歴代記録を男女や世代別にランキング形式で紹介!

バレーボールの最高到達点とは?歴代記録を男女や世代別にランキング形式で紹介!

バレーボールの最高到達点はジャンプしたときに、地面から上に伸ばした指先の高さのことです。バレーボールの最高到達点の歴代最高はロベルトランディー・シモン選手で、384cmを記録しています。日本代表の男女記録は福澤辰哉選手の355cmと、荒木絵里香選手の312cmです。
kohizuka6 | 570 view
サッカーのボールボーイとは?悪質なボールの渡し方や嫌がらせとは?

サッカーのボールボーイとは?悪質なボールの渡し方や嫌がらせとは?

サッカーのボールボーイは試合でピッチの外に出たボールを拾い、選手に渡すのが仕事です。サッカーのボールボーイの悪質な対応にはアウェイチームにボールをすぐに渡さない、わざと強く投げるなどがあります。ホームチームの下部組織の選手が担当することが多いことが理由のひとつです。
kohizuka6 | 881 view
ディレイインサービスとは?バレーボールのルールをわかりやすく解説!

ディレイインサービスとは?バレーボールのルールをわかりやすく解説!

バレーボールのディレイインサービスとは、主審がサービス許可の笛を吹いた後、8秒以内にサーブを打たなかったときに取られる反則です。ディレイインサービスはバレーボールの試合の遅延行為とみなされ、試合進行に影響がでるために設けられました。主審は両手の指で8を表してサービス失敗とします。
まる蔵 | 177 view
Aパスとは?Bパスなどのバレーボールのパスを詳しく解説!

Aパスとは?Bパスなどのバレーボールのパスを詳しく解説!

Aパスとは、セッターがかまえた位置に正確に返すレシーブのことです。セッターを一歩も動かすことなく返したAパスは、自分のチームの攻撃パターンをすべて使うことができ試合を有利に運ぶことができます。Bパスはセッターを1~2m動かすパスで、C・DパスはBパスより乱れたパスです。
まる蔵 | 167 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

oms20017 oms20017