2021年10月4日 更新

ゴールキックでオフサイドになる場合とは?図説で詳しく解説!

ゴールキックでオフサイドになる場合はサッカーのルール上反則になることはありません。競技規則の11条で定められ、ゴールキックはどこでも受け取ることが可能です。しかしゴールキックからオフサイドにつながるケースはいくつかあります。例えばキーパーからのパントキックをオフサイドポジションで受け取った場合はオフサイドの反則です。

22,569 view お気に入り 0

オフサイドとは?

 (131351)

オフサイドとはサッカーの競技規則11条で定められているルールであり反則です。ルールがあることでスポーツとして公平な立場で試合を進められています。オフサイドが定められていないと簡単にゴールが入るスポーツになってしまうので、現在のサッカーでは長く守り続けられている規定の1つとして重要な役割を果たすものです。
 (137226)

そもそもオフサイドとは?

サッカー​のオフサイドとはゴールキーパーを除いて1番後ろのプレイヤーを追い越した位置でパスを受け取ることをさします。ゴール前での待ち伏せを防ぐためのルールです。しかしキーパーが1番後ろのプレイヤーではない場合は、理論は適応されません。

上の図だと黄色いオフサイドラインの先の青いプレイヤーがオフサイドポジションに位置するのでボールを受け取ると反則となります。

戻りオフサイドとは?

 (137227)

戻りオフサイドとは、オフサイドポジションにいたプレイヤーがオフサイドラインを気にして戻りながらパスを受け取ることです。通常のオフサイドと同様にゴール前で待ち伏せする形に似ているので定められています。

ピッチ内からは一見オフサイドに見えませんがパスを出したときの位置をピッチ外の審判が確認し旗をあげた場合反則となります。

ゴールキックでオフサイドは適用されるのか?

 (131977)

ゴールキックによるオフサイドの反則は適応されません。通常のオフサイドとは異なり例外パターンの1つですが競技規則で定められています。
極端ですが相手チームのキーパー目の前をめがけて蹴ったゴールキックを受け取ることもオフサイドは適応されません。
また、ゴールキックのキッカーは守備側の任意であり必ずゴールキーパーでなくてはいけない決まりはないです。

ゴールキックから考えられるオフサイドの可能性①

勘違いしているケースとして、キーパーからのパントキックやドロップキックです。前者後者ともにゴールキックではないので受け取った場合はオフサイドが適応されます。
通常オフサイドポジションでボールを受け取った場合反則となりますが、ゴールキックは試合を再開するためのキックなのでオフサイドになることはありません。

ゴールキックから考えられるオフサイドの可能性②

ゴールキックを相手チームがヘディングで跳ね返したときにオフサイドポジションにいたプレイヤーがボールを受け取った場合です。ゲーム再開後のプレーですので通常通りオフサイドが適応されます。こちらもヘディングした瞬間の位置で決まります。

2019年ゴールキックのルール改正により副審はヘディングでの跳ね返しに対するオフサイドの判定が正確にとりやすくなりました。

ゴールキックから考えられるオフサイドの可能性③

ゴールキックをグランダーで味方に渡し、受け取ったプレイヤーがロングボールを蹴った先がオフサイドポジションの場合です。ゲーム再開後のプレーですので可能性②とおなじようにオフサイドとなります。オフサイドの判断は競技規則第5条および11条によって主審に決定権がありますが、横のラインから見れる副審の判断が重要となっています。総じて1度インプレーされた場合は通常通り反則です。

ゴールキックとオフサイドルール変更の歴史

ゴールキックとオフサイドルール変更の歴史は、イングランドで定められたルールから現在も不定期で変更され続けています。スポーツとして最適なルールが時代とともに変わっているからです。2019年にも大きな改正があり、なかでもゴールキックをペナルティエリアのゴールラインから蹴る規定がなくなり仲間はペナルティエリア内でパスを受け取ることが可能となりました。

ルールの誕生

19世紀のイングランドで誕生したフットボールですが、当時は現在のようなルールが一切定められていなくオフサイドの反則もありませんでした。ルールの少ないなか続いていたフットボールでしたが、1863年にルール変更の働きがありました。会議のなかでハンドの反則をめぐる対立が生まれ1848年にイートン校とラグビー校の間で競技連盟を設立しケンブリッジ・ルールが定められたことからオフサイドが生まれました。

ルール変更

1848年以降はボールより前にいるプレイヤーは反則という規定がありましたが、1866年大幅に変わり3人制オフサイドが定められました。1925年には改めて変更があり現代のルールである2人制オフサイドが定められました。3人制オフサイドが定められてからも大きな変化がなく2人制にする見直しがされました。

ゴールキックでの直接ゴールは認められていませんでした。正確にはルールが無かったのだと思います。しかし1997年の改正でゴールキックの直接ゴールが正式に認められました。
3人制オフサイドとは、ゴールからボールの間にゴールキーパーを含め相手プレイヤーが3人以下のときにボールを越した位置にいるプレイヤーがパスを受け取ることです。
45 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

サッカーの監督の年収はどのくらい?海外リーグやJリーグ・高校サッカーの給与事情

サッカーの監督の年収はどのくらい?海外リーグやJリーグ・高校サッカーの給与事情

サッカーの監督の年収は所属するリーグやカテゴリーによって開きがあります。海外リーグの監督は12~28億円、J1リーグの監督は2億~数千万円と国内と国外でかなりの差があります。学校関係の監督の年収は教員であることが多いため300~500万円と教員としてのお給料がほとんどであることが多いです。
サッカーのアシストの定義とは?ゴールに関わるパスを詳しく知ろう

サッカーのアシストの定義とは?ゴールに関わるパスを詳しく知ろう

サッカーのアシストは、世界で統一された公式規則がないためリーグや大会で定義が違い、Jリーグでは公式に記録も表彰もしていませんが、プレミアリーグやリーグ・アンでは公式に記録し表彰しています。サッカーのアシストは、プレミアリーグが採用しているOpta社の定義が基準になり参考にされています。
元Jリーガーの現在とは?セカンドキャリアについて考察してみた!

元Jリーガーの現在とは?セカンドキャリアについて考察してみた!

元Jリーガーのセカンドキャリアは、タレントに転身する人やサッカー指導者になる人とさまざまです。特に日本酒を世界に発信する会社を設立した中田英寿氏やバラエティ番組にひっぱりだこの武田修宏氏の活躍が目覚ましいです。会社員に転身した元Jリーガーも多く、あらゆる分野で第2の人生を歩んでいます。
サッカーの試合中に死亡や事故となってしまったケースとは?

サッカーの試合中に死亡や事故となってしまったケースとは?

サッカーの試合中に死亡や事故となってしまったケースには、心臓病・選手同士の交錯・ボールの直撃・壁や用具の激突・パフォーマンスの失敗・落雷事故があります。観客も、サポーターの暴動・運営や施設の問題で事故になってしまったケースがありました。サッカーの試合中の死亡や事故を防ぐ対策は年々強化されています。
アッレグリ戦術とは?マッシミリアーノ・アッレグリ監督の戦術を解説!

アッレグリ戦術とは?マッシミリアーノ・アッレグリ監督の戦術を解説!

アッレグリ戦術とは、世界的に有名なマッシミリアーノ・アッレグリ監督が考案した、選手の個性を充分に活かすためのサッカー戦術です。アッレグリの名を轟かせるきっかけとなった変則フォーメーションや、クロスボール戦術をはじめとした具体的な方法を、実践例と併せて解説します。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

Act Act