2019年10月27日 更新

ジンガとは?ブラジル仕込みの上半身の使い方と練習方法とは?

サッカーは世界共通のスポーツとして根付いていますが、各国によってその特色は違います。今回はブラジルサッカーの特色とされるジンガに注目し、ブラジル仕込みの上半身ののリズミカルな動作のマスターまで、ジンガのやり方と練習方法を徹底解説していきたいと思います。

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ロビーニョ

まっくん on Instagram: “#ザスパクサツ群馬#jleague#jリーグ#ロビーニョ” (37571)

元ブラジル代表、レアルマドリードで活躍したロビーニョは多彩なドリブルテクニックを持つことから「ドリブルキング」や「フェイント百科事典」というニックネームがつけられるほどの足技を駆使する世界的ドリブラーです。

その人々を魅了するドリブルの原点にはジンガにあります。172cmという小さな身体ながら、ジンガステップを武器に大きなディフェンダーを翻弄する姿は見ている観衆を常にワクワクさせました。

ブラジルのジンガ対スペインのティキタカ

ジンガはブラジル文化に根付いたサンバやカポエラの独特のリズムやステップのやり方をサッカーに自然と応用されたブラジルサッカーの源となっています。ブラジルサッカーにはジンガが源となっていますが、同じく強豪国のスペインサッカーの源はティキタカです。

ティキタカとは、バルセロナのサッカー戦術でいう細かいパスワークを駆使するポゼッションサッカーです。細かいスペースを作りだし、卓越したボールコントロール技術でワンタッチでパスを回してゴールに迫ります。ワールドカップで対戦する可能性のあるブラジルのジンガ対スペインのティキタカの対決は非常に興味深いものになります。

ジンガへの批判

EL Golazo FC on Instagram: “【EL Golazo FCスクール】  本日のスクールへの参加ありがとうございました!! EL Golazo FCは毎週火曜日、木曜日にボールコーディネーションスクールを行なっています。  思い通りに身体を動かせるように。 思い通りにボールを扱えるように。…” (37578)

ジンガに対しては、「パスを出さない」「試合で役に立たない」というような批判的意見が目立ちます。「ボールキープ力」「ボールコントロール能力」「ボールコーディネーション能力」の向上というジンガの目的を失念してしまうと「パスを出さない」「試合で役に立たない」といった批判を浴びることになります。

「パスを出さない」

ジンガのトレーニングは個人の能力を向上させるためのトレーニングです。サッカーをやる上ではある程度の個人テクニックは必要です。確かにポゼッションサッカーが主流となりつつある現代ではパスのほうが重要視されがちです。

しかしジュニア年代で求められるテクニックは個人技です。つまりボールコントロール能力、キープ力、コーディネーションという個人技を伸ばすべき年代にジンガを練習することはそれなりに意味があるといえます。

「試合で役に立たない」

ジンガは試合においても非常に役に立ちます。トラップテクニック、ドリブルテクニック、オフザボールの際のマークを外すステップなど、どれもジンガを習得していれば成功率は遥かに上がるはずです。
ただ単にトラップやドリブル、オフザボールのトレーニングをするのではなく、違った視点からリズムやボールコントロール技術を学べるジンガをトレーニングメニューに入れることで効果が違ってくると言えます。

ジンガのやり方

FC.FERVOR_official on Instagram: “ジンガトレーニング🇧🇷 足元の技術を向上させるために取り入れています🙆‍♂️ ジンガの解説動画や宿題をこれから出していくのでお楽しみに👍  #サッカー  #サッカー少年  #テクニック  #自主練  #ジンガ  #宿題  #子供  #サッカー日本代表  #サッカー部…” (37577)

ジンガとは上半身の力を抜き、ゆらゆらとウエーブさせながら、足を素早くステップさせることでボールを足から離さないイメージでまとわりつかせるやり方で行います。
相手ディフェンダーが至近距離にいてボールを奪われそうになった際には、緊急回避としてボールを足から離さずに軸足の裏を通しながらバックステップでスペースを作る際にも非常に有効なやり方です。

相手ディフェンダー数人に囲まれてしまった場面では、上半身を揺らしながら素早いジンガステップでボールを放さずにキープできれば、ディフェンダー数人をそのまま引きつけておいてフリーの味方選手へパスを出し、チャンスを生みだすことができます。

上半身の動きが大事な理由

Kengo Kawai on Instagram: “7歳。ジンガステップ 16タッチ ルーティーン。 タッチ数増えた。 ・ ・ サイクルあるから、フリードリブルではないか。 もはや、ジンガなのか、street moveなのか。又、それらは同じなのか。 どっちでもいとっか。 ・ 1日1サイクル×100回 ・…” (37579)

ジンガとはボールコントロールやステップなど、足元が重要だと誤解されがちですが、実は上半身の動きが重要です。上半身の動きと下半身の動きが連動するやり方ではじめてボールキープ力という効果があらわれます。

その理由は、上半身の力を抜いてウエーブさせることで相手の当たりをまともに受けることが無くなり、さらにリズムの変化で相手を翻弄させることができるからです。そしてバランスを保つうえでも上半身は非常に重要な役割を担います。ジンガとは足元のボールコントロール技術やステップだけが優れていても、やり方として上半身の動きが伴っていなければ全ての効果は得られないわけです。

ジンガの練習方法

Ken on Instagram: “ペレ🇧🇷⚽️でも子供の頃マラドーナ🇦🇷が好きだった 笑その後フリット🇳🇱南米の個人技は美しい✨✨特にブラジル🇧🇷#ジンガ #zinga” (37582)

ジンガの練習方法について、日本でジンガを推奨している土屋健二氏が考案したやり方、ジンガA、ジンガB、ジンガC、ジンガABCを中心に紹介していきます。土屋健二氏のジンガのやり方は日本サッカー界では認知度が高く、個人技術を中心にしたサッカー戦術を取り入れる宮城県の聖和学園サッカー部も土屋健二氏のジンガのやり方をトレーニングメニューに採用しています。

ジンガの練習方法①ボールタッチ

サッカー ボールタッチ 基本

ジンガの練習で必要なボールタッチを紹介します。やり方ですが、まずはボールを置いて左右の足で交互にタッチする練習です。これを「タップ」と呼びます。右、左、右、左と「1,2,1,2」とリズムよくタッチしていきます。

ポイントはボールが動かないようにタッチしていきます。
次に「1,2,1,2,足裏でずらす」という動きを繰り返します。
タップができるようになってきたら、「3拍子です」

3拍子は「1,2,3,1,2,3,1,2,3」の3の場面で足と足を交差させ、タッチするほうの足は甲の部分でタッチします。この動作を交互に繰り返します。ボールタッチとは、リズミカルなステップをふむことに役立ちます。

ジンガの練習方法②ジンガA

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