サッカーの楽しい練習メニュー10選！ジュニアが面白く意欲的に取り組める

サッカーの面白い練習とは常にボールを使って飽きさせない工夫がされた練習のことです。走力メニュー中心のボールを使わない体力を使うだけの練習では、飽きやすく楽しさを感じることができません。楽しんで練習をするためには、遊び心を入れることを忘れないようにしましょう。

少年サッカーで楽しいと感じるメニューとは、ボールを使った遊び心を持った練習のことです。普段の練習にボールを使った遊び心のあるメニューを入れて取り組むだけで、子供たちの意欲が大幅にアップします。

楽しいと感じないメニューとは、体力を使うだけの練習のことです。特に、坂道ダッシュや砂浜ランニングをはじめとする走力メニューやボールを使わない筋トレだけの体力強化メニューは、子供たちにとっては楽しい練習とはなりません。

楽しいパス練習メニューのおすすめは、3角形ダイレクトパスです。3角形ダイレクトパスは、テンポよくリズミカルにパスを回すところが楽しいと人気です。

【3角形ダイレクトパスのやり方】
①3人1組を作る
②3個のマーカーで3角形になるような形を作る
③各マーカーに人が居る状態でボールを回す

【ポイント】
・ハイスピードで回す
・ボールは常にゴロで返す

パス練習メニューの2つめのおすすめは、サッカーゴルフです。サッカーゴルフは、誰が先に的をあてることができるのかを競争できる楽しさがあります。

【サッカーゴルフのやり方】
①1人ずつ準備する
②先に的を置く
③１回だけ蹴る

【ポイント】
・強く蹴らない
・コントロールを意識する

トラップ練習メニューのおすすめは、サッカーテニスです。サッカーテニスは、1対1で勝敗を決め、チーム内でトーナメント方式で競争させると楽しくすることができます。

【サッカーテニスのやり方】
①1対1で対面になる
②来たボールは1タッチで返す
③1回だけ蹴る

【ポイント】
・足元でコントロールできる感覚をつかむ
・体重移動を意識する

トラップ練習メニューの2つめのおすすめは、トラップ＆キャッチです。トラップ＆キャッチは、トラップした体の部分ごとに点数を変えて点数を競争させる楽しさがあります。

【トラップキャッチのやり方】
①1対1の対面になり、なるべく長い距離を保つ
②来たボールを1タッチでトラップする
③トラップした後手でキャッチをする

【ポイント】
・体のどの部分でコントロールできるのか感覚をつかむようにする
・体重移動を重視してする

リフティング練習メニューのおすすめは、サッカーテニス・リフティングです。サッカーテニス・リフティングは、1対1で勝敗を決め、チーム内でトーナメント方式で競争すると楽しんでもらえます。

【サッカーテニス・リフティングのやり方】
①1対1の対面になる
②センターラインをつける
③来たボールは5タッチで返す

【ポイント】
・3回はリフティングをする
・ファーストタッチのコントロールを意識する

リフティング練習メニューの2つめのおすすめは、異種ボールリフティングです。異種ボールリフティングは、誰が長くリフティングできるのか回数を競争すると楽しいです。

【サッカーテニス・リフティングのやり方】
①野球ボールやテニスボールを使ってリフティングをする
②地面に落とすと終了

【ポイント】
・ファーストタッチのコントロールを掴むようにする
・体のバランス感覚をつかむように意識する

シュート練習メニューのおすすめは、クロスバー当てです。クロスバー当ては、縦バー・横バー・クロスバーで点数を変え、当てた点数を競争させるようにすると楽しんでもらえます。

【クロスバー当てのやり方】
①ボールを地面に置いた状態で蹴る
②縦バー・横バー・クロスバーと当てる場所を変えて挑戦する

【ポイント】
・強くボールを蹴らない
・軸足に体重を乗せる
・コントロールを重視してする

2つめのシュート練習メニューのおすすめは、ダイレクトボレーシュートです。ダイレクトボレーシュートは、キッカーとキーパーの対決にして、ゴールした数とセーブした数を勝負させると楽しいです。

【ダイレクトシュートのやり方】
①キッカーとキーパーの間にパサーをつける
②キッカーはパサー方面にむかう
③パサーから投げられたボールをダイレクトでシュートをする

【ポイント】
・正確に蹴れるようにボールとの歩幅を調整する
・軸足を強く固定する

ドリブル練習メニューのおすすめは、3角形の鬼ごっこです。3角形の鬼ごっこは、ボールをドリブルしながら鬼ごっこをする遊び心のある楽しい練習です。

【3角形の鬼ごっこのやり方】
①2人1組で鬼と逃げを決める
②3角形を作る
③3角形の外側で素早くドリブルし、タッチすると交代

【ポイント】
・逃げるだけでなく、鬼と向き合えるようににドリブルをする
・足とボールを当てるタッチを多くする

ドリブル練習メニューの2つめのおすすめは、ボール取りゲームです。ボール取りゲームは、ボールを多く取れるように競争させると楽しいと感じてもらえます。

【ボール取りゲームのやり方】
①大き目の円を作り、鬼とボールは真ん中にセッティングする
②逃げは鬼のすきをつき、ボールを取りに行く
③取ったボールは円の外に出せれば成功

【ポイント】
・ボールは蹴らずに、必ずドリブルで円の外に出す
・鬼の先の行動予測をする

サッカーでは、面白い練習法を取り入れて自発的に練習に取り組む姿勢を作ることが大切です。自発的にする練習は、質が高く、試合中に自分で考えて行動することができる力を生みます。

サッカーでは、選手だけでなく、指導者も成長していかなければなりません。普段の練習メニューに面白い練習方法を取り入れて子供たちの意欲をアップさせ、チーム全体の競争心を高めましょう！