卓球サーブの練習方法とは?初心者が1人でもできる練習メニューを紹介
卓球のサーブ練習は、練習した分だけ上達しやすい技術となります。その理由は、対戦相手に左右されない唯一のタイミングで打てるためです。具体的な卓球のサーブの練習方法は、転をかける方法・正確なトス上げ・フォームを習得することです。サーブを練習する時に意識することは、回転量やサーブの長短を意識することとなります。初心者の方がサーブが上達する練習方法を紹介します。
Writer
公式ライター Activel_director
卓球のサーブ練習の重要性とは?
卓球のサーブは、対戦相手に左右されない唯一のタイミングになるので、練習した分だけ上達しやすい技術だと言えます。サーブの質が高まれば、サービスエースや3球目攻撃で得点を奪いやすくなり、試合での勝率が確実に上がります。
サーブの練習方法
・サーブのフォームをマネする
・1人で卓球台を使ったサーブ練習
・回転をかけるコツを掴む練習
・トスを正確に上げる練習
4種類の練習方法は、サーブの基本から上達するための内容となっています。
サーブのフォームをマネする
新しいサーブを習得しようとしても、完成形のイメージがなければ練習することができません。例えばYGサーブを習得したい場合には、YGサーブをよく使っているトップ選手のスイングやボールの捉え方、ラケットの動かし方を観察しましょう。
サーブをマネすることからスタートすると、完成形のイメージがあるので上達しやすいと言えます。
1人で卓球台を使ったサーブ練習
【卓球】丹羽孝希選手のサーブ練習【琉球アスティーダ】
【1人で卓球台を使ったサーブ練習方法】
①カゴにボールを30球以上用意する
②サーブを出す時の邪魔にならない場所にカゴを置き、1球1球試合のように構えてサーブを出す
③カゴにあるボールがなくなったら、散らばったボールを拾って練習を再開する
1人で卓球台を使ったサーブ練習の練習時間は、1日30分以上行うのが理想です。練習時間を確保できるのであれば、サーブ練習は毎日行うことをおすすめします。
もしサーブ練習の時間を30分以上確保するのが難しい場合は、1日5分でも構わないので、できる限り毎日取り組むことを重視しましょう。
回転をかけるコツを掴む練習
【回転をかけるコツを掴む練習】
①ボールとラケットを用意する
②ラケットを床と並行になるように構える
③トスを上げて、ボールの底をこするようにスイング
④床についたボールが自分のところに戻ってくるように練習する
トスを正確に上げる練習
卓球初心者にとってトスを真っ直ぐ上げることは難しいので、上手くできるまで繰り返し練習しましょう。
【トスを正確に上げる練習】
①ボールをラケットを持たない方の手の平にのせる
②手の平を広げたまま、ボールをトスする
③ボールが真っ直ぐに上がることを意識する
サーブ練習で意識する4つのこと
・回転量を重視
・サーブの長短を意識する
・同じフォームで数種類の回転を出す
・プレースタイルに合ったサーブを練習する
回転量を重視
サーブを習得する時には、サーブミスを恐れて思い切り回転をかけられない場合があります。しかし、回転量の多いサーブを習得することは、卓球が上達するための重要なポイントです。
まずは、卓球台におさまらなくても良いので、回転量を重視してサーブ練習を行い、サーブを切る感覚を身につけましょう。
サーブの長短を意識する
サーブの長短を意識して練習することは、卓球の試合でサーブを正確にコントロールできるようになります。ショートサーブを練習する場合は、相手コートでサーブが2バウンドすることを意識します。ロングサーブを練習する場合は、相手のコートのエンドラインを意識して練習しましょう。
また、ハーフロングサーブを練習することもおすすめです。ハーフロングサーブは、相手コートで2バウンド目が卓球台から出るか出ないかギリギリの長さにコントロールします。
サーブの長短をコントロールする時、第1バウンドを落とす位置に注目してみましょう。ショートサーブを出す場合には、第1バウンドをネットに近い位置にコントロールすると、相手コートで2バウンドしやすくなります。
ロングサーブを出す場合には、第1バウンドをエンドライン付近に落とすようコントロールすると、相手コートの深くにサーブが入りやすいです。
同じフォームで数種類の回転を出す
いくつかのサーブを習得し、回転を数種類覚えても、それぞれのフォームが全く違うと、相手にどの回転なのかわかってしまいます。違う回転のサーブを同じフォームで出せると、相手はサーブの回転を判断する材料が少なくなりますので、サーブでチャンスを演出しやすくなります。
プレースタイルに合ったサーブを練習する
自分の特徴を活かせるサーブを出すことで、サーブからの得点力を上げることができます。
例えば、下回転打ちが得意な選手は、相手にツッツキレシーブさせるために下回転系のサーブを練習しましょう。台上処理が苦手で、ラリー重視でプレーしたい場合には、大きなラリーに発展しやすいロングサーブを練習していくことがおすすめです。
卓球のサーブ練習は勝利への近道
卓球の試合で唯一自由に打てるのがサーブであり、サーブの質を高めることは得点力を上げることにつながります。
サーブと一言でいってもさまざまな種類が存在しているので、自分のプレースタイルに合ったやり方をを徹底的に練習していきましょう。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。