卓球の横回転サーブの打ち方とは?徹底特集【初心者ガイド】
卓球の横回転サーブは、確実に武器となるサーブですが打つのが難しく、初心者が苦労するサーブの1つです。しかし、やり方のコツを覚えることにより、上手く打てるようになります。まずはサーブのやり方、フォームを覚えることから始めて、横回転サーブを習得していきましょう。
Writer
公式ライター MOSK
卓球の横回転サーブとは?
ですが回転をかけるのが難しく、初心者が苦手とする卓球のサーブでもあります。卓球の回転系サーブの基本である下回転サーブと比べると、初心者は簡単に回転がかけられないと感じるかもしれません。
しかし、卓球の横回転サーブは下回転サーブよりもサーブの軌道をかえることができるので、一度習得することができれば、自分の攻撃の幅を広げることができる強いサーブなのでおすすめです。
習得することができれば、確実に力となってくれる卓球の強いサーブです。ですから初心者の人も苦手だからとさけるのではなく、練習を積んでいきましょう。そうすれば、初心者であったとしても卓球の試合で勝利が近づいてきます。
卓球ラケットの握り方
横回転サーブを打つときのラケットの握りは?
上達に影響するラケットの握り方とは 卓球入門#8【卓球知恵袋】
もし、どちらの種類の握り方にもこだわりがない場合は、シェークハンドをおすすめします。シェークハンドは、表面と裏面の両方の面を使うことができるので両方の面で打つことができ、フェアハンドとバックハンドの切り替えが簡単です。またシェークハンドは攻撃型の選手、守備型の選手のどちらの卓球のプレースタイルでも使うことが簡単なのでおすすめです。
卓球横回転サーブの種類
フォアハンドの横回転サーブ
バックハンドの横回転サーブ
卓球のバックハンドの横回転サーブは、バックハンドのフォームで横回転サーブを打つやり方です。
右利きの場合、フォアハンドは右回転、バックハンドは左回転。左利きの場合は逆で、フォアハンドが左回転、バックハンドは右回転のボールが打ちやすくなっています。この打ちやすい回転を順回転といいます。
では、フォアハンドの横回転サーブから見ていきましょう。
フォアハンドの横回転サーブの打ち方
フォアハンドとは?
卓球 超絶曲がる横回転サーブ
ですがボールの回転のかけ方が横回転なので、下回転がかけられるようになったばかりの人には難しいかもしれません。また卓球での下回転のかけ方とは感覚が違ってくるので、一から感覚をつかむ必要があります。
まずはしっかりと卓球のフォアハンドの横回転のかけ方の基本を覚えて、卓球のサーブの練習をしていくことをおすすめします。
フォアハンドでのやり方
ボールの落下に合わせて、ラケットを引きます。それにあわせて後ろの足に体重を乗せます。ラケットのスイングに合わして、体重を前足に移動させます。
インパクトの瞬間はラケットを下向けにして打ちます。インパクトの時はしっかりと体重移動と合わせて、サーブの威力を上げるようにしましょう。また、トスしたボールが落ちてくる反動を使い、ラケットのスイングもゆっくりから速くと加速するように行いましょう。
手首を使って、体の正面でラケットを振り抜き、次の攻撃に備えるために構えます。
フォアハンドで横回転サーブを打つポイント
横回転サーブが誰でも簡単に切れる方法【卓球知恵袋】
やり方のところでも説明しましたが、卓球のフォアハンドの横回転サーブは体重移動も重要です。これをしっかりと行うことでサーブの威力をあげることができます。
卓球のサーブでの体重移動のやり方は、ラケットを引いた時に後ろの足(右利きなら右足、左利きなら左足)に体重を乗せます。
そしてスイングの時に、後ろの足にかけた体重を前の足に移動させながら打ちます。これで、体重移動の力がボールに伝わり、強いサーブを打つことができます。
この卓球のサーブでの体重移動のやり方は、他のフォアハンドのサーブでも同じことが言えるので、ロングサーブやフォアハンドの下回転の強いサーブを打つ時にもおすすめです。
卓球の横回転サーブでは、強い回転をかけることが重要です。ですからラケットを大きく振るのではなく、基本は手首を使ってコンパクトに素早くラケットを振りましょう。そうすることで、より簡単にボールに強い回転をかけることができます。
バックハンドの横回転サーブの打ち方
バックハンドとは?
バックハンド横・横上回転ショートサーブ【平屋コーチ基本サーブシリーズ】
また卓球のバックハンドの横回転サーブは、スイングのスペースが十分にとれず、ラケットが振りにくいと感じるかもしれません。しっかりと他のサーブとのフォームの違いを把握して、基本のサーブのやり方、フォームを練習して、サーブの打ちにくさを解消し、習得していきましょう。
バックハンドでのやり方
ブチギレ横回転バックサーブ【卓球知恵袋】
前の足に体重を乗せて、ラケットを引きます。この時、ラケットは体の反対側まで引きましょう。
インパクトはラケットの先を下に向けて行い、その後はヒジを引き上げるように素早くラケットを振り抜きます。
サーブを打ち終わった後は、次の攻撃に備えるため、素早く構えます。
バックハンドで横回転サーブを打つポイント
【卓球】超曲がるバックサーブ!
スイングのスペースは、トスを上げた方の手をしっかりと横に引いてつくりましょう。こうすることで、簡単に体の前にスペースをつくることができ、サーブを打つことができます。
また卓球のバックハンドの横回転サーブでは、インパクトの時は必ずラケットを立ててラケットの頭を下に向けておきます。
インパクトの時にラケットが寝て面が上を向いてしまうと、卓球の下回転サーブになってしまいます。しっかりとラケットの先を下に向けて、面をキープしつつサーブを打ちましょう。
ヒジを大きく上げて、ラケットを振り上げるようにラケットを振り抜くと、ラケットの面がキープできて、横回転のボールを打つことができます。
横回転サーブの注意点とは?
①振り子のように振る
②ラケットを振り切る
卓球の横回転サーブは、基本的にラケットを振り子のようにラケットを振ると上手く打つことができます。またボールの強い回転が大事な卓球のサーブなので、コンパクトに素早くラケットを振り切るということが大切になります。
では、それぞれを詳しく見ていきましょう。
横回転サーブを打つときの注意点①
振り子のように振る
横回転サーブのかけ方を徹底分析!サイドスロー解説【卓球知恵袋】
また振り子のようにラケットを振る時は、ラケットの面の向きに気をつけましょう。ラケットの面が寝てしまった場合、下回転のサーブになってしまいます。ラケットの面は寝かせず、面をキープしてサーブを打ちましょう。
横回転サーブ打つときの注意点②
ラケットを振り切る
また、ラケットにあててボールを打つというよりは、振り子のようにラケットを振ってボールをこすって打つというイメージでラケットを振ると上手くボールに強い回転がかけられます。ここでも手首の使い方が重要になるので、手首を上手く使って、強い横回転サーブを打てるようにしていきましょう。
横回転サーブの初心者の簡単上達法とは?
まずは基本とフォームをしっかり覚える
初心者向け!横回転サーブのコツ【卓球知恵袋】
卓球の横回転サーブは強い回転が上手くかけられるかが重要になります。ですから初心者の人も、横回転が上手くかけられているかどうかに意識をおきながら練習をしていくと、上達のスピードが速まります。
また、フォアハンドとバックハンドでは体重移動の仕方が違ってきます。体重移動ができているのといないのとでは、サーブの威力が違ってきます。フォアハンド、バックハンドともに体重移動を行いながらサーブを打てるようにすることにも、意識をおいて練習していくと卓球の試合で使えるサーブを初心者の人も身につけることができます。
横回転サーブをきめるコツ
黄金の横回転サーブのコツ【卓球知恵袋】
それはインパクトの位置でボールの回転に変化をつけることです。卓球の横回転サーブでは、振り子のようにラケットを振りますが、振り子の下に向かう途中でインパクトを行うと横下回転になり、上に上がる途中でのインパクトは横上回転がボールにかかります。
横下回転は横回転に下回転を交ぜた回転で、横上回転は横回転に上回転を交ぜた回転です。ですから、ボールの軌道も純粋な横回転サーブとは違ってきます。
横下回転、横回転、横上回転のサーブは基本のやり方、フォームは変えずに、インパクトの位置を変えるだけで、簡単に打ち分けることができるのでおすすめのサーブです。同じモーションで3種類のサーブを出すことができるので、この3種類のサーブを使い分けることができれば、強力な武器となるので、打ち分けられるように練習していくことをおすすめします。
横回転サーブの練習方法
素振りとサーブの打ち込みで身体に覚えさせる
横回転サービスの上下
卓球の横回転サーブでは、ボールに横回転がしっかりとかけられているかが重要です。
横回転がかけられているかが不安なら、ボールの回転の確認を行うことをおすすめします。ボールの回転の確認には、床に向かってサーブを打つ練習をおすすめします。この練習では、床に向かってサーブを打ち、バウンドの仕方によって、どんな回転がボールにかかっているかが簡単に分かります。横回転がボールにかかっていたらバウンドごとに横に曲がっていくはずです。
もし横に曲がっていかないのなら、そのままサーブの床打ちを続けましょう。相手のコートに入れる必要がないので、回転のことだけを考えて思い切りサーブを打つことができるので、卓球で横回転をかける感覚を簡単に身につけることができます。
卓球の横回転サーブの打ち方のまとめ
打てないからといって諦めるのではなく、素振りや打ち込みなどの様々な種類の卓球のサーブ練習を積んでいきましょう。そして、卓球の技術を上げていきましょう。
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