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卓球の促進ルールとは?卓球にも試合時間のルールがある!

卓球の促進ルールとは?卓球にも試合時間のルールがある!

卓球の促進ルールとは、試合進行を促進するためのルールです。この卓球促進ルールは昔、1ゲームに2時間もかかった試合があった為できたルールですが、促進ルール適応後はレシーバーやカットマン、サーバーの心理戦が加熱し、卓球人気をさらに押し上げる結果に繋がりました。

2021.12.16 卓球

卓球の促進ルールとは?

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卓球の促進ルールとは長時間のラリーを禁止する、普段あまり使われない卓球の国際ルールです。卓球の促進ルールがあまり使われない理由は、長時間のラリーが続くことが非常に少なく、途中でスマッシュやカットマンの回転シュートが得点に結びつき、ゲームが終了するからです。

促進ルールはいつから?

卓球の促進ルールは1936年、プラハで開催された世界選手権で、男子団体のポーランドとルーマニアの試合で事件はおこり、新たに設定されたルールです。卓球の1ゲームは通常、5分前後でおわりますが、両チームのキャプテンが一歩も引かず、2時間12分も時間をかけ、選手より先に、首を左右に振っていた審判が倒れてしまい、設定されたのものです。
1936年、プラハで行われた世界選手権のラリー時間には諸説ありますが、1ポイントとるのに2時間以上、試合時間は合計11時間に及ぶ歴史的に非常に長い試合です。
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卓球のラリー時間が問題?

卓球のラリー時間には明確なルールが必要です。卓球のラリーが2時間以上続く試合はかなり例外ですが、トーナメント方式が採用される卓球の国際試合では、30分でも後の試合スケジュールに大きな問題が起こります。卓球の促進ルールが1ゲーム10分以上で適応と定められた理由は、選手や審判の体調だけではなく、スケジュール管理の観点からも算出されたのです。

具体的な卓球の促進ルール

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卓球の促進ルールとは、1ゲーム10分以上ラリーが続いた場合に適応される特殊なルールです。内容はレシーバーが13回返球に成功することでレシーバーに得点が入ります。レシーバー有利のルールですが、合計点数18点以上だと適応されないと、細かな適応条件があり、あまり適応されることはありません。

促進ルールが適応する条件

卓球の促進ルールが適応される条件は2つあります。

・合計点数が18点未満
・1ゲームの試合時間が10分以上継続している


2つの条件を満たしたときに卓球の促進ルールは、マッチが終わるまで適応され、カットマンのプレーも例外ではなく自動的に適応されます。双方の合意で最初から促進ルールを適応する特別ルールでおこなう試合もあります。

促進ルールの内容

卓球の促進ルールが適応されると、まず返球回数を数えるために審判が1人追加されます。適応後の内容はサーブと同時にカウントが開始され、レシーバーが13回返球に成功することでレシーバーに得点が入ります。サーバーには不利なルールですが、攻撃型の選手が多い現代では5分以内に得点が入る試合が多く、適応されにくいルールです。

卓球の促進ルール適用の動画

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福原愛選手が国際大会で卓球促進ルールを適応された試合です。得点が8対7と18点未満でゲーム時間を10分こえ、促進ルールが適応されましたが、福原愛選手のサーブを13回返球することなく得点が決まり試合も終了します。

卓球の促進ルールを適応した結果

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卓球促進ルールを導入した結果、卓球という競技にスピード感と心理戦が加わり、爽快かつ知的なスポーツとして日本でも爆発的人気となります。卓球促進ルールがなければ、競技人口は激減し、オリンピック競技として採用されていません。卓球促進ルールは、普段あまり適応されませんが、今の卓球人気を支える、とても重要なルールです。

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