卓球のサイドテープの役割と選び方を解説!ゼロから丁寧に貼り方も紹介
卓球のサイドテープの役割は、ラバーの剥がれを防ぐ、ラケットの保護、ラバーの保護、見た目の変化、重量の調整です。また、卓球のサイドテープの種類は、ビニール素材、布素材、植毛タイプ、パワーテープの4種類があります。数多くの商品の中から、目的に合ったサイドテープを選びましょう。
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公式ライター Activel_director
卓球のサイドテープの役割
・ラバーの剥がれを防ぐ
・ラケットの保護
・ラバーの保護
・打球感の変化
・見た目の変化
まずはこの5つをそれぞれ見ていきましょう。
ラバーの剥がれを防ぐ
ラケットを卓球台にぶつけてしまうことで、ぶつけた部分のラケットとラバーに隙間ができる可能性があります。ラケットとラバーの間に隙間ができると、次第にラバーが剥がれてきてしまいます。
サイドテープを貼ることによって、卓球台にラケットをぶつけても、ラケットとラバーに直接衝撃が加わるのを防いでくれます。
ラケットの保護
卓球のラケットは卓球台にぶつけたり床に落としてしまうと、その衝撃によってラケットのサイド部分がへこんでしまう可能性があります。また、場合によっては木が割れてしまうことも珍しくありません。
ラケットのサイド部分をサイドテープで保護することで、ラケットに直接衝撃が加わるのを軽減してくれ、お気に入りのラケットを長く愛用するのに役立ってくれます。
ラバーの保護
ラケットを台にぶつけたりすることで、ラバーの側面が削れてしまう場合があります。サイドテープを貼ることによって、ラバーの側面をテープが保護し、ラバーの側面が削れる可能性を低くすることが可能です。
打球感を変化させる
サイドテープを貼るということは、サイドテープでラケットの側面を覆うことになり、打球感がの変化に影響してきます。ラケットの打球感の好みは人それぞれなので、こもったような打球感が好きな選手はサイドテープを試してみましょう。
見た目の変化
卓球のサイドテープの種類
・ビニール素材
・布素材
・植毛タイプ
・重量調整テープ(サイドバランサー、パワーテープ等)
ビニール素材、布素材、植毛タイプは、ラケットやラバーを保護する目的で貼るサイドテープであり、重量調整テープはラケットの重量や重心を変えるために使用されます。それぞれの種類の特徴を、箇条書きで紹介していきます。
ビニール素材
・デザインが豊富
・商品数が多い
布素材
・他の素材と比較して軽量
・比較的安値な商品が多い
・布テープのような見た目ながら、接着力や耐久性は十分
植毛タイプ
・起毛加工が施されている
・耐衝撃性に優れている
・ビニール素材のサイドテープと比較して、見た目が柔らかい印象
重量調整テープ(サイドバランサー、パワーテープ等)
・ラケットの重量調整に使用
・重量調整テープを貼る位置によって、ラケットの重心を変えることも可能
重量調整テープ(サイドバランサー、パワーテープ等)でラケットの重心を変化させることができますが、ラケットの重心が先端寄りになることで、遠心力が使いやすくなります。
重心が先端になることで重量が重く感じますが、遠心力を使ってボールの威力を上げることが可能です。特にフォアハンドを大きくスイングする選手には、遠心力が使いやすいラケットが好まれます。
適切な卓球のサイドテープの選び方とは?
サイドテープの種類は、ビニール素材、布素材、植毛タイプ、重量調整テープの中から、目的に合った種類を選びます。サイドテープの幅は、ラケットの板厚に合わせて選びましょう。
卓球サイドテープの種類を決める方法
卓球のラケットやラバーを保護する目的なら、ビニール素材、布素材、植毛タイプを選び、ラケットの重量調整が目的であれば、重量調整テープを選択していきましょう。
安価なサイドテープを探している場合には、他の素材と比較して安く販売されている布素材のサイドテープがおすすめです。
サイドテープの幅の大きさを決める方法
例えば、ラケットの板厚よりも2mm大きいサイドテープを貼った場合、ラケットの板から1mmずつサイドテープがはみ出ることになります。このはみ出たサイドテープによって、ラバーのスポンジ部分を保護することが可能です。
ラケットとラバーの厚さより、幅の大きいサイドテープを貼ることはルール違反になるので注意しましょう。
ラケットの板厚よりも幅が大きいサイドテープを貼ることで、ラバーを貼り替える時にサイドテープも剥がさなければなりません。
一度サイドテープを剥がしても再利用することは可能ですが、接着力が弱まってしまいます。試合中にサイドテープが剥がれてしまわないよう、ラバーを貼り替えると同時に、サイドテープも貼りり替えるのが無難です。
サイドテープの貼り方の例
・卓球のラケットのみ保護する場合の貼り方
・卓球のラケットとラバーを保護する場合の貼り方
・重量調整テープ(サイドバランサー、パワーテープ等)とサイドテープを両方貼る
ラケットのみ保護する場合の貼り方
[卓球]サイドテープって何?何の意味があるの?
①ラケットのグリップ付近(ラバーの貼りはじめ部分)からサイドテープを貼る
②ラケットの側面に沿って、ズレないようにサイドテープを貼っていく
③反対側のグリップ付近(ラバーの貼りはじめ部分)まで貼ったら、ハサミで丁寧に切り離す
サイドテープを貼る時には、ラバーを貼りはじめている部分から反対側まで、サイドテープを貼っていくようにしましょう。
理由は、ラケットを握ったときに、手にサイドテープが当たってしまうと感覚が変わってしまうからです。卓球のラケットは、握った時のフィット感や感覚が重要なので、サイドテープはラバーを貼りはじめている部分からスタートするようにしましょう。
ラケットとラバーを保護する場合の貼り方
①ラケットの板厚よりも幅の大きいサイドテープを用意する(サイドテープがラケットとラバーの厚さを超えないよう注意)
②ラケットからはみ出ないようにラバーを貼る
③ラケットのグリップ付近(ラバーの貼りはじめ部分)からサイドテープを貼る
④ラケットの側面に沿って、ズレないようにサイドテープを貼っていく
⑤反対側のグリップ付近(ラバーの貼りはじめ部分)まで貼ったら、ハサミで丁寧に切り離す
重量調整テープとサイドテープを両方貼る
【重量調整テープとサイドテープを両方貼る方法】
①重心や重さを確認しながら、最適な量の重量調整テープをラケットに貼る
②ラケットのグリップ付近(ラバーの貼りはじめ部分)からサイドテープを貼る
③ラケットの側面に沿いながら、重量調整テープが隠れるようにサイドテープを貼っていく
④反対側のグリップ付近(ラバーの貼りはじめ部分)まで貼ったら、ハサミで丁寧に切り離す
好みや用途に合ったサイドテープを探す
サイドテープと一言でいっても、幅やデザイン、触り心地は商品によってさまざまです。サイドテープを購入するのであれば、卓球ショップやスポーツショップで実物を見てみることをおすすめします。
ネット通販での購入は便利ですが、自分のイメージと実物にギャップが生まれる可能性があります。店舗に足を運んで、自分好みのサイドテープを探してみてください。
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