卓球のラバーを張り替える理由
卓球のラバーは、表面の素材がゴムがでできていて、酸化による劣化と球の摩耗による劣化が生じるため、定期的な張り替えが望ましいです。コンスタントに新しくすることで、ラバーの性能によい状態と悪い状態が出ることなく、安定したコンディションで取り組むことができます。
スポーツショップや卓球専門店では張り替えを有料で請け負っていますが、ラケットの状態を考慮しながら、自宅で挑戦してみましょう。
スポーツショップや卓球専門店では張り替えを有料で請け負っていますが、ラケットの状態を考慮しながら、自宅で挑戦してみましょう。
張り替えのタイミングとは?
使用頻度 | 張り替え時期 |
---|---|
毎日3~5時間 | 2~4週間 |
毎日1~2時間 | 1~2か月 |
週2~3日 | 2~3か月 |
週1~3日 | 3~5か月 |
張り替えるタイミングは、ラケットの使用頻度と練習時間で異なります。日々の練習量と使用する頻度が多いと消耗は激しくなり、球が弾まなくなったり回転がかかりにくくなります。あまり練習の頻度が多くない場合でも、酸化して緩やかに劣化し、表面が白っぽくなります。
使用頻度を参考にしながら、ボールの引っ掛かりが弱くなったり、表面のツヤがなくなった症状が出ていないか、ラケットを観察して定期的に張り替えましょう。
使用頻度を参考にしながら、ボールの引っ掛かりが弱くなったり、表面のツヤがなくなった症状が出ていないか、ラケットを観察して定期的に張り替えましょう。
張り替えのメリット
ラバーを張り替えるメリットは、ラバーが持つ性能を維持し続けながらプレーができることです。
張り替えをせず使い続けると、ゴム部分は磨り減りスポンジ部分は弾力がなくなり、ラバーが持つ弾む力や回転力は衰えます。
思い描いた弾道のサーブをしたり、安定したレシーブをするためには、ラバーの性能が著しく落ちる前に新しく張り替える必要があります。定期的に張り替えて最大限のパフォーマンスを出しましょう。
張り替えをせず使い続けると、ゴム部分は磨り減りスポンジ部分は弾力がなくなり、ラバーが持つ弾む力や回転力は衰えます。
思い描いた弾道のサーブをしたり、安定したレシーブをするためには、ラバーの性能が著しく落ちる前に新しく張り替える必要があります。定期的に張り替えて最大限のパフォーマンスを出しましょう。
ラバーを貼るときの道具の選び方
ラバーを貼るときに使用する道具は3点です。
①ハサミ・カッター
②接着剤
③保護シート
ハサミとカッターは、よく切れるものを用意しどちらを選んでも構いません。両方用いることで仕上がりがきれいになる場合があります。接着剤はラケットの保護のために、必ず卓球ラバー専用のものを用意します。
裏ソフトラバーを新たに貼るときには保護シートを使用する方がきれいに切れるため、用意すると安心です。
①ハサミ・カッター
②接着剤
③保護シート
ハサミとカッターは、よく切れるものを用意しどちらを選んでも構いません。両方用いることで仕上がりがきれいになる場合があります。接着剤はラケットの保護のために、必ず卓球ラバー専用のものを用意します。
裏ソフトラバーを新たに貼るときには保護シートを使用する方がきれいに切れるため、用意すると安心です。
カッター
カッターは、ラバーをラケットに張り付けたあと、ラケットからはみ出た部分をカットするときに使用します。手の大きさに合ったものを選ぶと、余計な力を入れずに切ることができます。
カットした断面がガタガタと粗くなるのを防ぐため、よく切れる刃を用意することが必須です。折る刃式は事前に折って新しい状態で使用しましょう。机を傷つけないように、切る前にカッティングボードや新聞紙を机に敷いて保護します。
カットした断面がガタガタと粗くなるのを防ぐため、よく切れる刃を用意することが必須です。折る刃式は事前に折って新しい状態で使用しましょう。机を傷つけないように、切る前にカッティングボードや新聞紙を机に敷いて保護します。
ハサミ
ハサミは、ラバーをラケットに貼り付けたあと、はみ出している箇所を切るときに使用します。カッターとハサミはどちらを使っても構いません。ラバーの種類で切りやすさが変わるため、実際に試してみて自分にあった使いやすいものを選びましょう。
ハサミは紙を切るような文具用ではなく、裁ちバサミがきれいに切れます。おすすめのハサミは、大型ではなく、ラケットの形に添ってカットできる小回りの利く中型です。
ハサミは紙を切るような文具用ではなく、裁ちバサミがきれいに切れます。おすすめのハサミは、大型ではなく、ラケットの形に添ってカットできる小回りの利く中型です。
接着剤
接着剤は、卓球ラバー貼り付け専用のものを使用します。家庭用のりや接着剤は、ラケットを傷める原因になるため使いません。
卓球ラバーを貼り付ける接着剤の特徴は、3つの分類に分かれます。
【トロトロ系】
・粘度が強いため、接着強度が強い
・塗るとき伸びにくいので、塗りムラができやすい
【サラサラ系】
・伸びやすく、塗りやすい
・塗り方にムラがあると接着力が安定しない
【トロトロとサラサラの中間】
・塗りやすく、接着強度も強い
・値段が高め
卓球ラバーを貼り付ける接着剤の特徴は、3つの分類に分かれます。
【トロトロ系】
・粘度が強いため、接着強度が強い
・塗るとき伸びにくいので、塗りムラができやすい
【サラサラ系】
・伸びやすく、塗りやすい
・塗り方にムラがあると接着力が安定しない
【トロトロとサラサラの中間】
・塗りやすく、接着強度も強い
・値段が高め
保護シート
保護シートは、汚れの付着と酸化を防止するためのフィルムです。普段からラケットに貼り付けることで、ラバーの性能が劣化しにくくなり長持ちします。裏ソフトに使用し、粒高には使用しません。
張り替え前に保護シートを貼り付けることで、張り替えるときのラバーの伸びを防ぎ、切るときの失敗を防ぎます。張り替えに必ず必要なものではありませんが、日頃から使用するため張り替えのときに用意することがおすすめです。
張り替え前に保護シートを貼り付けることで、張り替えるときのラバーの伸びを防ぎ、切るときの失敗を防ぎます。張り替えに必ず必要なものではありませんが、日頃から使用するため張り替えのときに用意することがおすすめです。
卓球のラバーの貼り方
フリー・チャックⅡでラバーを貼る方法
via www.youtube.com
ラバーの張り替え手順は大きく5つになります。
①古いラバーを剥がす
②接着剤を塗る
③接着剤を完全に乾かす
④ラケットとラバーを貼り合わせる
⑤ラケットからはみ出たラバーを切る
古いラバーを丁寧に剥がし、ラケット面に接着剤の膜が残らないようにきれいな状態にします。新しいラバーとラケット面にスポンジで接着剤をムラなく伸ばしたあと、接着剤が透明になるまで完全に乾かしてから貼り付けます。最後にラケットの形に添ってラバーを切り取って完成です。
①古いラバーを剥がす
②接着剤を塗る
③接着剤を完全に乾かす
④ラケットとラバーを貼り合わせる
⑤ラケットからはみ出たラバーを切る
古いラバーを丁寧に剥がし、ラケット面に接着剤の膜が残らないようにきれいな状態にします。新しいラバーとラケット面にスポンジで接着剤をムラなく伸ばしたあと、接着剤が透明になるまで完全に乾かしてから貼り付けます。最後にラケットの形に添ってラバーを切り取って完成です。