卓球のカットマン用ラケットはどのように選ぶのがいいの?
卓球のカットマン用ラケット選びのポイントを、攻撃型カットマンと守備型カットマンに分けて紹介します。攻撃型はカットマンの選び方は、適度な弾みがあり、特殊素材を使用しているもの。守備型カットマンは、弾みを抑えた木製ラケットを選ぶことがおすすめです。記事の中では、カットマン初心者向けのおすすめラケットも解説しています。
2021.12.16
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卓球
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卓球のカットマン用ラケットとは?
via www.amazon.co.jp
カットマン用ラケットとは、カットマンのために設計された卓球のラケットになります。卓球の戦型によってラケットに求められる要素は異なり、カットマンに求められる安定感や回転のかけやすさを重視したカットマン用ラケットが数多く販売されています。
カットマンが攻撃型用の卓球ラケットでプレーすることも可能ですが、カットマンとして守備で得点を奪うためには適していない場合が多いです。卓球のカットマン用ラケットにもさまざまな特徴を備えた商品が存在しているので、自分の目指す卓球のプレースタイルに合わせてカットマン用ラケットを選んでいきましょう。
カットマンが攻撃型用の卓球ラケットでプレーすることも可能ですが、カットマンとして守備で得点を奪うためには適していない場合が多いです。卓球のカットマン用ラケットにもさまざまな特徴を備えた商品が存在しているので、自分の目指す卓球のプレースタイルに合わせてカットマン用ラケットを選んでいきましょう。
カットマン用ラケットの特徴
卓球のカットマン用ラケットの特徴は、弾みがおさえられている、重量が比較的重い、ブレードが大きい傾向にあります。
卓球のカットマンにとっては、この3つの要素が重要であり、カットマン用ラケットの多くが当てはまる特徴です。
卓球のカットマンにとっては、この3つの要素が重要であり、カットマン用ラケットの多くが当てはまる特徴です。
弾み過ぎない
via pixabay.com
卓球のカットマン用のラケットは、基本的に弾み過ぎないようにつくられているのが特徴です。ラケットが弾み過ぎないことで、カットが相手コートにおさまりやすくなり、カットマンとして粘り強くプレーすることが可能になります。
カットマンでラケットが弾み過ぎてしまうと、攻撃時には威力が出やすいものの、カットを安定して打つことが難しくなってしまいます。特にカット初心者であれば、カットを安定させるために弾み過ぎないカットマン用ラケットがおすすめです。
カットマンでラケットが弾み過ぎてしまうと、攻撃時には威力が出やすいものの、カットを安定して打つことが難しくなってしまいます。特にカット初心者であれば、カットを安定させるために弾み過ぎないカットマン用ラケットがおすすめです。
重量が比較的重い
卓球のカットマン用のラケットは、重量が比較的重いという特徴があります。ラケットの重量が重いことで、相手選手の強烈なボールにもはじかれることなく、カットを安定させることができます。
攻撃のことを考えた場合、卓球ラケットの重量が重いとスムーズに振ることが難しいですが、カットの安定感を重視するのであれば重量の重いカットマン用ラケットを選択していきましょう。
攻撃のことを考えた場合、卓球ラケットの重量が重いとスムーズに振ることが難しいですが、カットの安定感を重視するのであれば重量の重いカットマン用ラケットを選択していきましょう。
ブレードが大きいラケットが多い
卓球のカットマン用ラケットは、基本的にブレードが大きく設計されています。卓球ラケットのブレードとは、グリップを除いた丸い部分を指します。カットマン用ラケットはブレードが大きいことによって、スイートスポットが広くなり、さらに重心が先端になることが特徴です。
重心が先端になることで重量は重く感じますが、カットが振り抜きやすくなって相手のボールに押されづらくなります。卓球のカットマンは、相手の威力あるボールに対し1本でも多く返球することが重要なので、ブレードの大きいラケットが向いています。
重心が先端になることで重量は重く感じますが、カットが振り抜きやすくなって相手のボールに押されづらくなります。卓球のカットマンは、相手の威力あるボールに対し1本でも多く返球することが重要なので、ブレードの大きいラケットが向いています。
カット用ラケットはストレートグリップが主流
via www.amazon.co.jp
卓球のカットマン用のラケットを選ぶ時に、グリップ形状はストレートを選ぶプレーヤーが多いです。卓球ラケットのストレートグリップとは、呼び名の通り一定の太さでまっすぐの形をしたグリップになります。
カットマンはバック面に異質ラバーを貼る場合がほとんどで、プレー中にラケットを反転させる機会が多いのが特徴です。ラケットをスムーズに反転されるために、カットマンの中では瞬時に持ち替えやすいストレートグリップが好まれています。
カットマンはバック面に異質ラバーを貼る場合がほとんどで、プレー中にラケットを反転させる機会が多いのが特徴です。ラケットをスムーズに反転されるために、カットマンの中では瞬時に持ち替えやすいストレートグリップが好まれています。
攻撃型カットマンのラケット選びとは?
via pixabay.com
カットマンの中にもさまざまなプレースタイルが存在し、大きく分けると「攻撃的カットマン」と「守備的カットマン」の2つに分けることができます。攻撃的カットマンは、自分から攻撃を仕掛けることも多く、ラケットには攻撃時の威力を求める必要があります。
攻撃的カットマンのラケットの選び方は、カットと攻撃のバランスを考えてラケットを探していくことが重要になってきます。
攻撃的カットマンのラケットの選び方は、カットと攻撃のバランスを考えてラケットを探していくことが重要になってきます。
カット用でも適度な弾みが必要
攻撃的カットマンがラケットを選ぶ時には、カットマン用ラケットの中でも弾みの良いラケットを選ぶことをおすすめします。カットマン用のラケットは、一般的な攻撃用ラケットと比較して弾みがおさえられていますが、ある程度反発するラケットでないと攻撃時の威力を出すことが難しくなります。
攻撃を仕掛けて得点を奪うためには、カットマン用ラケットの中でも反発力のあるラケットを選ぶようにしましょう。
攻撃を仕掛けて得点を奪うためには、カットマン用ラケットの中でも反発力のあるラケットを選ぶようにしましょう。
特殊素材を使用したラケットを選ぶ
攻撃的カットマンがラケットを選ぶ時には、特殊素材を使用した卓球ラケットがおすすめです。木材と特殊素材(カーボンなど)を組み合わせたラケットは、木材のみのラケットと比較して弾みが良くなります。
カットマン用のラケットは木材のみでつくられた商品が多いですが、攻撃的カットマンを目指すなら特殊素材を使用したラケットもチェックしましょう。
特に攻撃力をアップさせたい場合に、木材ラケットから特殊素材ラケットに変更するのは効果的な手段です。
カットマン用のラケットは木材のみでつくられた商品が多いですが、攻撃的カットマンを目指すなら特殊素材を使用したラケットもチェックしましょう。
特に攻撃力をアップさせたい場合に、木材ラケットから特殊素材ラケットに変更するのは効果的な手段です。
守備型カットマンのラケット選びとは?
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守備型カットマンのラケット選びは、安定してカットを打てることを意識しましょう。守備型のカットマンが得点を奪うためには、まず相手より1球でも多く粘ることが重要です。粘り強くボールを拾って、相手にプレッシャーを与えていかなければなりません。
相手に威力のあるボールを打たれても、球威に押されることなく安定してカットできるラケットを選んでいきましょう。
相手に威力のあるボールを打たれても、球威に押されることなく安定してカットできるラケットを選んでいきましょう。
弾みをおさえたラケットに注目
守備型のカットマンであれば、弾みをおさえたカットマン用ラケットをチェックしましょう。反発力が弱いことで、相手に威力のあるボールを打たれたとしても、カットで相手コートにおさまりやすくなります。
また弾みをおさえた卓球ラケットは、思い切ってカットを振り抜きやすいのもメリットです。反発力のあるラケットでは、相手コートにおさまるように力加減をしてスイングしなければなりません。ラケットの弾みがおさえられていることで、強烈に回転のかかったカットを相手コートにおさめやすくなります。
また弾みをおさえた卓球ラケットは、思い切ってカットを振り抜きやすいのもメリットです。反発力のあるラケットでは、相手コートにおさまるように力加減をしてスイングしなければなりません。ラケットの弾みがおさえられていることで、強烈に回転のかかったカットを相手コートにおさめやすくなります。
木材ラケットを選ぶ
守備型のカットマンがラケットを選ぶ時には、木材のみでつくられたラケットがおすすめです。近年ではさまざまな特殊素材を使用したラケットが販売されていますが、木材ラケットは回転をかけやすく球離れが遅いのでカットを安定させるのに最適です。
木材ラケットは3枚合板や5枚合板、7枚合板といった種類が存在しています。張り合わせる木材の数が増えるほど打球感が硬く、弾みが良くなるのが特徴です。初心者カットマンには、ソフトな打球感でカットを安定させやすい5枚合板の木材ラケットをおすすめします。
木材ラケットは3枚合板や5枚合板、7枚合板といった種類が存在しています。張り合わせる木材の数が増えるほど打球感が硬く、弾みが良くなるのが特徴です。初心者カットマンには、ソフトな打球感でカットを安定させやすい5枚合板の木材ラケットをおすすめします。
おすすめのカットマン用ラケット3選
初心者におすすめしたいラケット
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メーカー | スティガ |
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素材 | 木材5枚合板 |
グリップ | ストレート、フレア、CJP、MJP、SHC |
初心者カットマンにおすすめしたいラケットは、スティガ社のカットマン用ラケット「ディフェンシブ クラシック」になります。木材のみの5枚合板でつくられており、コントロール性能に優れたラケットです。相手の球威に負けず、しっかりとカットでおさえやすいのもポイントになります。
グリップの種類はストレートとフレアに加えて、CJP(細いストレート)、MJP( 細いフレア)、SHC(短いストレート)の5種類が展開されています。自分にとって握りやすいグリップを選べる点も、初心者カットマンにとって魅力的なポイントです。
グリップの種類はストレートとフレアに加えて、CJP(細いストレート)、MJP( 細いフレア)、SHC(短いストレート)の5種類が展開されています。自分にとって握りやすいグリップを選べる点も、初心者カットマンにとって魅力的なポイントです。
守備重視のラケット
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メーカー | ヴィクタス |
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素材 | 木材5枚合板 |
グリップ | ストレート、フレア |
守備重視のカットマンにおすすめのラケットは、ヴィクタスのカットマン用ラケット「Koji Matsushita ディフェンシブ」になります。ラケット表面にボールの弾みを抑えるシルバーハート材を採用し、カット時は抜群の安定感を誇る1本です。
カットで何本も粘り、守備で得点を重ねていくようなプレースタイルなら、非常に使いやすく感じられるカットマン用ラケットです。
カットで何本も粘り、守備で得点を重ねていくようなプレースタイルなら、非常に使いやすく感じられるカットマン用ラケットです。
攻守のバランス重視のラケット
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メーカー | スティガ |
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素材 | 木材5枚+2枚( インナーカーボン) |
グリップ | ストレート、フレア、CJP、MJP、SHC |
攻守のバランスを重視するカットマンにおすすめのラケットは、スティガ社の特殊素材を使用したカットマン用ラケット「ディフェンシブ プロ」になります。木材5枚とカーボン2枚を組み合わせることによって、攻撃時に鋭いボールを打ちやすく、カットと攻撃時の威力を両立したいカットマンに最適なラケットです。
また、カットやツッツキに回転を加えやすいという特徴もあります。カットに質の高さを求めながら、攻撃での得点を増やしていきたいカットマンは、ぜひ1度チェックしてみてください。
また、カットやツッツキに回転を加えやすいという特徴もあります。カットに質の高さを求めながら、攻撃での得点を増やしていきたいカットマンは、ぜひ1度チェックしてみてください。
レベルに合わせてラケットを変更する
via pixabay.com
カットマン用ラケットを選ぶ時には、自分のプレースタイルやレベルに合ったラケットを選択することが重要です。守備重視のカットマンや初心者カットマンは、弾みがおさえられてカットが安定しやすいラケットが適しています。しかし、対戦相手のレベルが高くなっていくと、守備だけで得点を奪うことは困難です。
現代卓球でカットマンが勝つためには、カットの安定感はもちろん、攻撃のクオリティーの高さが求められる傾向にあります。カット技術の向上に伴って、攻撃力を求めてラケットを選んでいきましょう。
現代卓球でカットマンが勝つためには、カットの安定感はもちろん、攻撃のクオリティーの高さが求められる傾向にあります。カット技術の向上に伴って、攻撃力を求めてラケットを選んでいきましょう。
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