卓球サーブのルールとは?誰でもわかるように丁寧に解説【初心者ガイド】
卓球のサーブの基本ルールを覚えましょう!サーブは試合のスタートの合図となるだけでなく、卓球のサーブに細かいルールがあります。例えばボールの持ち方1つとってもルールが決められて、トスのあげ方・高さなどいくつかのルールが定められています。
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公式ライター Activel_director
卓球サーブのルールとは?
卓球の試合で勝つために重要になるサーブですが、サーブの出し方にはさまざまなルールが定められています。ルールを守ってサーブを出せないと、反則で相手に点数を与えることになります。
卓球のラリーは全てサーブからスタートしていくものなので、しっかりとサーブのルールを覚えるにしましょう。
実際の卓球大会でサーブの反則を指摘されるのか?
明らかに違反のサーブであれば指摘される可能性が高いですが、一般のオープン大会は、試合に負けた選手が次の試合の審判を行う敗者審判制が導入されていることが多いです。
サーブに限らずある程度ルールを守れていれば、反則で相手に点数を与えることなく試合を行えることも把握しておきましょう。
中・小規模なオープン大会では、サーブのルールに厳しくありません。しかし全国大会やその予選など重要な大会では、サーブはルールに沿って厳しく判定されます。卓球が上達するにつれてルール通りにサーブを出すことが求められるので、卓球初心者の時からしっかりとルールを覚えていくことをおすすめします。
卓球サーブの基本的な9つのルール
卓球の試合ではサーブは2本交代で行う
卓球が21点制だった時代はサーブ権は5本交代でしたが、現在の11点制になってからサーブ権は2本交代に変更されました。
自分のコートにワンバウンドさせる
テニスのサーブであれば、ノーバウンドで相手コートに打ち込むのがルールですが、卓球のサーブは第1バウンドを自分のコートに落とすことで球のスピードや威力が半減するように考えられています。
ボールの持ち方に関するルール
トスを上げる前に一旦静止させる
一旦静止することはルール通りサーブを行うだけでなく、サーブの精度を高めるためにも大切なポイントになることもあります。1球1球戦術を考えながらプレーするにも、サーブ時の時間の使い方を意識してみましょう。
卓球台よりも上からトスを開始する
卓球サーブのトスの高さ
卓球のネットの高さが15.25cmなので、卓球のネットより高くトスを上げれば問題ありません。試合中に1球ずつトスの高さを確認するわけではないので、明らかに16cmより低いというトスでなければ反則をとられる心配はありません。
トスは垂直に上げる
【ルール通り出すために】サービス簡単矯正法【16㎝・垂直・フリーハンド】
明かにトスが曲がっていなければフォルトになる可能性は低いので、トスはできる限り垂直に上げるように意識していきましょう。
サーブを出すときのフリーハンド
一昔前であれば、サーブを打つ瞬間にフリーハンドを使って回転やコースがバレないように隠すことが可能でしたが、現行のルールでは相手にサーブを打つ瞬間が見えなければなりません。トスを上げたら、素早くフリーハンドを引くことを意識しましょう。
サーブがネットに触れた場合
しかし、サーブがネットに触れて相手コートに入らなかった場合には、サーブミスで相手の得点になります。
サーブミスが多いと、相手に得点が入り試合に負ける可能性が高まります。
ダブルスサーブのルール
基本的なサーブのルールはシングルスと同じ
ダブルスでサーブを打つ順番
ダブルスのローテーション例
選手A・選手Bペア
選手C・選手D(相手ぺア)
①レシーブする選手Aは、相手選手Cのサーブを2本レシーブする。
②2本レシーブが終了したら、選手Aにサーブ権が移動して相手選手Dがレシーブする。
③選手Aのサーブが2本終了したら、選手Bは相手選手Dのサーブをレシーブする。
④このローテーションを繰り返す。
⑤1セット終了したら、次のセットはローテーションを変更する。
(1セット目に相手選手CのサーブをレシーブしたAは、2セット目に相手選手Dのサーブをレシーブする)
ダブルスのサーブは対角線上に出す
サーブがこの対角線上のエリアに入っていないと、サーブミスで相手に得点が入ってしまいます。シングルスと比較してダブルスのサーブは対角線上に限定されているので、難易度が高くて得点の期待度が低いことを把握しておきましょう。
サーブを打つ順番を間違えた場合
もしもダブルスでサーブの順番を間違えた場合には、気づいた次のプレーから正しい順番に戻すようにしましょう。サーバーが間違っていたからといって、それまでの得点が無効になるようなことはありません。
サーブのルール変更の歴史
さらに2002年になると、身体やウェアでボールを隠してサーブを出すことが禁止されます。改正前はフリーハンドなどでボールのインパクトを隠すことで、相手にサーブの回転やコースを判断されづらい出し方が可能でした。
サーブのルール変更によって困ること
これから卓球を始める場合には違和感がないでしょうが、ルール改正によって現在のサーブの出し方になる以前から卓球に取り組んでいるプレーヤーにとっては、現在のルールに合ったサーブになるまで練習しなおさなければなりませんでした。
今後サーブのルールが改正させる可能性はゼロではないので、そのときは変更したルールに沿ってサーブを変えることの難しさを痛感することになります。
・今後もサーブのルールが変更される可能性がある
卓球サーブのルールで重要なのはトスとフリーハンド
卓球を上達するためには、サーブを思い通りに出せるように練習することが大切で、反則にならないようなサーブを習得していきましょう。
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