フェデラーのサーブの凄さとは?フォームや打ち方を徹底解説!
フェデラーのサーブの凄さとは、コントロールが抜群でどの種類のサーブでも一定のフォームで打てることです。フェデラーのサーブフォームは、常に同じスイングスピードであり、回転量を少し変化させるだけで打ち分けられるよう一定に保たれています。フェデラーのファーストサーブとセカンドサーブのアプローチの違いは、サーブ精度が高いためほとんどありません。
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公式ライター Activel_director
フェデラーのサーブとは?
2018年のATPツアーでは、フェデラーのファーストサービスのポイント取得率が全体の4位、セカンドサーブのポイント取得率が全体の2位というデータが出ています。ファースト、セカンドともにポイント取得率の上位に位置しているのは、グランドスラムの優勝経験を持つ選手の中でもフェデラーしかいません。
フェデラーのサーブの特徴
スピンがかけられたボールは相手の前でバウンドが微妙に変化し、対応することが難しいという状況を作り出しています。
フェデラーのサーブの凄さ
フェデラーのサービスエース数
それでもエースを決められるのは、どの種類のサーブでもフォームが一定であり一見してわかるものではないため、相手選手の対応が遅れてしまうからです。
フェデラーのフラットサーブの凄さ
フェデラーのフラットサーブは、無駄のないモーションで球の打ち出しがとてもなめらかです。顔の位置もほとんどぶれることがなく、綺麗なフォームを作り出しています。
フラットサーブのフォーム
グリップはコンチネンタルグリップで、ラケットを下から上に放り投げるイメージで打ちましょう。ラケットの面が下から上に動きながらボールに当たるため、縦回転がかかります。
フラットサーブを打つコツと方法
スイングに無理な力をかけてしまうと、関節がダメージを受けます。脱力して打つことは肘への衝撃も軽減し、怪我の予防にも繋がります。
フェデラーのフラットサーブを動画で解説
Roger Federer Serves from Back Perpsective in HD
フェデラーのスピンサーブの凄さ
スピンサーブのフォーム
ラケットの握りは、フラットサーブのコンチネンタルではなくバックハンドイースタンをおすすめします。バックハンドイースタンに握ることによって面が伏せ気味になり、ボールの上をたたきやすくなります。
スピンサーブを打つコツと方法
ボールに縦回転を加えて沈むようにコートへと入れるスピンサーブは、回転を加えることを意識しながらも、ボールにしっかり力を伝えなくてはならない難しいサーブです。
フェデラーのスピンサーブを動画で解説
【フェデラー】相手が空振り!?超エゲツないツイスト、キックサーブ【サーブ】
フェデラーのサーブフォームを見てもわかる通り、インパクト時に頭よりも肘の位置を高くしていることがわかります。
フェデラーのスライスサーブの凄さ
また、フェデラーがスライスサーブを打つときはフラットサーブとほぼ同様のフォームで打つことができます。手首の位置だけを調節し、球をコントロールしている点がとても凄いです。
スライスサーブのフォーム
そのため、トスの位置は斜め前方にし、ラケットの面が斜めの形でインパクトできるように心がけましょう。
スライスサーブを打つコツと方法
フェデラーのスライスサーブを動画で解説
フェデラーがやるサーブ練習のパターン(Federer Serve Practice)
ファーストサーブとセカンドサーブの違い
テニスには、ファーストサーブ(1回目)とセカンドサーブ(2回目)があります。1回目のサーブがそのままポイントになる、もしくは相手のコートに入ればファーストサーブは成功となり、ゲームが動き出します。
しかし、ファーストサーブが相手のコートに入らずに失敗(フォルト)してしまった場合は、2回目のセカンドサーブとなり、これに失敗してしまうと相手にポイントが入ってしまいます。
ファーストは攻撃的に、セカンドは確実に
失敗してもセカンドサーブのチャンスが残っているファーストサーブは、コースを突いた高速フラットサーブなどが選択されるケースが多いですが、後がないセカンドサーブはコースが甘めの回転系サーブが選択される傾向にあります。
フェデラーのファーストとセカンドのアプローチ
それは、フェデラーのサーブの精度がとても高く、失敗のできないセカンドサーブの場面でもファーストサーブと同じくらいリスキーな攻めのショットを放つことができるからです。
また、スピンサーブやスライスサーブといった回転系サーブのキレも鋭い上に、センターとワイドへ打ち分けるなど戦術面での巧みさもみられ、高確率でエースを奪っています。
フェデラーのサーブは安定感抜群!
フェデラーのサーブは、どの種類もまったく同じフォームから繰り出されるため的が絞りにくいサーブです。常に相手よりも優位に試合を進められるのが強さの秘密といえるでしょう。
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