2020年11月20日 更新

アンダーハンドパスの基本のコツを学んでしっかり練習しよう【上達ガイド】

バレーボールの基礎は、アンダーハンドパスとオーバーハンドパスです。ここでは初心者の方やアンダーハンドパスが苦手な方のために、コツや練習方法を解説します。バレーボールはレシーブが基本で一番重要となりますので、繰り返し練習して体得してください。

87,557 view お気に入り 0

バレーボールのレシーブの基本・アンダーハンドパス

バレーボールの基礎といえばオーバーハンドパスとアンダーハンドパスです。これらは基本をおろそかにして間違った形のまま練習しても上達しません。まずは正しいフォームを覚えて、自然とその体勢に入れるように練習しましょう。
ここではアンダーハンドパスの基礎について詳しく解説します。初心者の方やうまくアンダーハンドパスができない方は、今一度基礎を見直してレシーブの達人を目指してください。

バレーボールのアンダーハンドパスの3つの基本

まず足を肩幅より少し大きく開き、膝を軽く曲げ、片足を半歩ほど前にして構えます。その際、開きすぎても狭すぎても安定しないので、自然に前の足に重心がかかるくらいの幅に調節しましょう。腰を落とす際に、真下に落とすことを意識して、決して腰を後ろに引かないように注意しましょう。かかとを少し浮かすような感覚で、前方にへ重心をかけます。
なぜ前後に足を開くかというと、前後左右そして斜めに素早く動くためです。両足が揃っていると初動が遅れ、ボールに対して対応できなくなります。

アンダーハンドパスの基本①手の形

 (61258)

アンダーハンドパスの手の形は、片方の手にもう片方の手の甲を乗せて、包み込んで親指を合わせます。そして肘は絶対に曲げないようにしっかり締めて、胴体と両手が二等辺三角形になるように構えます。この際に、親指を前に少し倒すようにすると、自然と肘が伸びます。
この時に両手の親指を重ねてしまうと、手の組み方がずれて腕の向きに偏りが発生してしまいます。上図のように、両手の親指の付け根の掌の側面をつけて、親指の高さをフラットにしましょう。

アンダーハンドパスの基本②構え方・ボールを捉える位置

 (61256)

腰を落として構えて、腕と太ももを平行にするくらいの角度でボールを受けます。当てる場所は、上図のピンクのゾーンです。これより前の手先や、肘裏近くになってしまってもボールが安定しないので、常にこの場所でヒットすることを心がけましょう。
肘を伸ばし、なるべく腕の内側にボールが当たるように面を作ります。面が大きいほどレシーブ後のボールが安定します。そして、両手に均等にボールを当てることも大事なコツです。いつもこの場所にボールを当てるためには、手を振り回すのではなくフットワークが必要になるので、ボールの正面に入る基礎練習を欠かさないようにしましょう。

アンダーハンドパスの基本③ボールの運び方

バレーボールのアンダーハンドパスでは、ボールを「打つ」のではなく「運ぶ」のが基本です。腕だけを振って飛ばすのではなく、膝の屈伸を使って目的の場所に運ぶ感覚です。
初めから肘を絞めすぎて猫背になったり肩に力を入れすぎないないように、レシーブする瞬間だけ肩と肘を絞めます。また、棒立ちになったり後ろに体重が乗っていると、素早くボールの正面に移動できなくなるので、常にボールに対処できるような体勢でいることが重要です。コツは、後ろから前へ、体全体でボールを前方に押し出すことです。前には素早く動くことができますが、前に出すぎていると胸元より上に来たボールの処理が難しくなってしまいます。

アンダーハンドパスをする4つの場面

バレーボールのアンダーハンドパスを使う場面は主に4つで、レセプション・ディグ・チャンスボール・二段トスです。基本は一緒ですが、それぞれ力の入れ方や処理のやり方が違ってきます。ただし、ボールの下に素早く移動することや、腕の正しい位置にボールをヒットさせることは全ての場合において必須項目です。アンダーハンドパスの基本を覚えた後は、それぞれの場面で使い分けができるように練習に取り入れていきましょう。

①サーブレシーブ(レセプション)

サーブレシーブはディフェンス側のファーストプレーであり、これができないと次の攻撃につながらない重要なプレーですが、苦手な人も多く難しいプレーでもあります。
サーブレシーブが難しい原因は、サーブを打つ選手とレセプションを行う選手の距離が長くタイミングが取りにくいことにあります。レセプションのコツは、何と言ってもボールの落下地点に素早く入ることです。そしてしっかりセッターに正対して低い位置でレシーブします。それには、早い段階でサーブの軌道を読む技術も必要になります。
もう一つ大切なのは声を出すことです。練習の時から声掛けをして、お見合いや他の選手とぶつかるようなことのないようにしておきましょう。

②スパイクレシーブ(ディグ)

ディグとは、相手チームからのスパイクをレシーブすることです。この際に気をつけることは、絶対に腕を振らずにボールの勢いを止めることです。強いスパイクの場合は、むしろ腕を引くくらいの感覚でレシーブするとうまくいきます。
スパイクが来る時には、腰を落としスパイカーに正対しすぐに動けるように構えます。その際にはかかとを浮かせて軽くステップすると、早いボールにも対処できます。そしてしっかりとボールを引き付けてディグするのですが、ボールは腕に当てるだけ、運ぶ必要はありません。無理にセッターに返そうとすると相手コートに戻ってしまうので、コートの中心あたりを狙ってボールを上げるようにしましょう。

③チャンスボールの処理

ワタナベ・タオルマン on Instagram: “#volleyballgraph#女子バレー  #東京カメラ部 #tokyocameraclub#Vリーグ#バレーボール好きな人と繋がりたい #写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 #山岸あかね” (61659)

チャンスボールをセッターに返すのはアンダーハンドパスの基本です。山なりに返ってくるボールの場合も、落下地点を素早く判断して、早めに移動して低く構えましょう。そして下半身を使って丁寧にセッターにボールを運びます。
チャンスボールはゆるいボールがほとんどなので、レセプションやディグより簡単だと思われがちです。しかしボール自体に力がないので、自分で方向と距離、そして力加減を操作してセッターに返さなくてはなりません。アンダーハンドパスの基本を意識して、トスしやすいボールをセッターに返しましょう。セッターに片手を上げてもらって、そこを目標にレシーブを上げる練習も有効です。

④二段トス

68 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

シザーズジャンプのやり方とは?バレーボールで高くジャンプできる効果がある?

シザーズジャンプのやり方とは?バレーボールで高くジャンプできる効果がある?

シザーズジャンプは、手軽にジャンプ力アップを目指すことができるトレーニング方法です。骨盤まわりの筋肉をバランスよく鍛えるシザーズジャンプは、バレーボールに必要なジャンプ力アップ効果があります。シザーズジャンプは下半身痩せ効果もあり、すべての人におすすめの筋トレです。
オープントスのやり方とは?初心者にメリット・デメリットを解説!

オープントスのやり方とは?初心者にメリット・デメリットを解説!

バレーボールのオープントスは、レフトとライトのウイングスパイカーに向けて上げるトスで、高く大きな弧を描くことが特徴です。オープントスはバレーボールの試合中に一番使われるトスで、打ち手の能力を十分活かせることがメリットですが、ブロックが必ずつくデメリットもあります。
アンダーハンドサーブの打ち方!サーブを決める5つのコツを解説!

アンダーハンドサーブの打ち方!サーブを決める5つのコツを解説!

アンダーハンドサーブは学校の体育で使われる初心者向けの技で、腕を振り子のように下から上へすくい上げる動作で打ちます。アンダーハンドサーブの成功には、正しい基本フォームの習得が必須で、ボールと打つ手を丁寧かつ確実に当てることやおへそを打ちたい方向へ向けることが大切です。
サイドハンドサーブの打ち方とは?練習方法とコツをわかりやすく解説!

サイドハンドサーブの打ち方とは?練習方法とコツをわかりやすく解説!

バレーボールのサイドハンドサーブは、腕を伸ばして体の横でボールを打つサーブです。肩や肘の負担が少ないサイドハンドサーブは、筋力に自信がない人やバレーボール初心者も飛距離が出せるのが特徴です。トスを安定させてボールをミートする練習を重ねることがコツとなります。
バレーボールの平行トスとは?打ち方やコツを簡単に解説

バレーボールの平行トスとは?打ち方やコツを簡単に解説

バレーボールの平行トスとは、アタッカーに対してネットに平行に直線的に上げるトスです。平行トスはブロック完成前に打てることがメリットで、バレーボールのコンビネーションで有効な得点手段の1つとなります。平行トスを打つコツはコンパクトなフォームでミートすることです。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

まる蔵 まる蔵