2020年2月12日 更新

リードブロックとコミットブロックの違いとは?ブロックの種類を理解しよう

リードブロックは、見て動くブロック、コミットブロックは上がる前に跳ぶブロックのことです。現代バレーではリードブロックが標準の戦略ですが、コミットブロックも状況に応じて使われることがあります。ブロックのシフトも様々なものがありますので、ブロックの種類と組み合わせて、相手の攻撃に対応できるようにしましょう。

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ブロッカーがリードブロックを習得する上で必要なことは、横移動の速さです。そのために、クロスステップスイングブロックを覚える必要があります。

これら2つをマスターすると、横移動が速くなり、ジャンプが流れにくくなり、真上に跳ぶことができるようになります。

初心者段階から導入すべき「クローズド・スキル」の1例【スイング・ブロック】

コミットブロックとは?

コミットは「託す」「委ねる」という意味

@38_nao on Instagram: “2019.12.28ハンナ、ブロックの手がほんとに綺麗!この日もハンナのブロック祭りだった🥳💕#ハンナタップ 選手#Hannahtapp#佐藤美弥 選手#日立リヴァーレ#Vリーグ” (99157)

コミットブロックは、「託す」「委ねる」ブロックという意味で、トスが上がる前に跳びに行くというブロックです。トスが上がる前に跳ぶため、跳んだところにトスがきた場合には、ブロックの体制が万全の状態で待ち構えることができ、ブロックで得点できる可能性が上がります。

ただ、跳んだところにトスが来なかった場合は、ブロックの枚数が減り、相手のアタッカーに自由に打たせてしまうリスクを伴います。コミットブロックは、ポイントを絞って使っていくのが良いでしょう。

コミットブロックを使う場面

コミットブロックを使用するタイミングは基本的に以下の3パターンが考えられます。

①サーブ等で相手のディフェンスを崩した結果、相手の攻撃の選択肢が1つしかなくなり、トスがどこに上がるかが誰の目にも明らかな場合

②スカウティング(相手チームの分析)によって、セッターのトスワークなどが掴めており、タイム明け後の最初の相手の攻撃にコミットブロックで勝負を仕掛ける場合

③相手ミドルのクイック攻撃が脅威で、サイドのブロックを減らしてもミドルに対応した方が良いとチームで判断した場合

リードブロックとコミットブロックの違いとは?

リードブロックとコミットブロックの違い (99402)

これまでのまとめになりますが、リードブロックとコミットブロックの違いをまとめます。

リードブロック:トスが上がってから動く
コミットブロック:トスが上がる前に跳ぶ

カテゴリーに応じた使い分け

中学から高校の県大会レベルのカテゴリーでは、アタッカーの枚数がそろっていないことも多く、リードブロックではなくコミットブロックでも十分に対応可能な場合もあります。

リードブロックは相手が3枚以上で常時攻撃をしてくる場合にとても有効ですが、相手の攻撃がエースアタッカー1枚のみだったり、ミドルのクイックとレフトエースの攻撃の2枚の場合などは、コミットブロックでも十分に対応ができます。

また、リードブロックは技術と経験が要求されるので、中学レベルで勝ち進むにはコミットブロックの方が選手には分かりやすいということも考えられます。
コミットブロックでいかに勝てたとしても、リードブロックが現代の世界標準の戦術ということは変わりません。中学~高校でも上位のチームにおいてはリードブロックの練習は積極的に練習していくと、大学以上のカテゴリーに上がった際に役に立ちます。

ブロックシフトの種類

バンチ・シフト

ブロックシフト①バンチ・シフト (104660)

via ブロックシフト①バンチ・シフト
バンチとは「束」を意味し、ブロッカーが中央で束になってポジショニングするために、バンチ・シフトと呼ばれます。

中心に3人が集まるため、相手の中央付近の攻撃に対してブロック2枚以上で対応することが可能です。サイドからの攻撃には、素早い横移動で対応します。

サイドアタッカーのストレート打ちにはブロックが間に合わないことが多いので、最初から空けておき、レシーバーを配置するというルールを決めておくと良いでしょう。
バンチリードブロック
現在、世界で標準的になっているブロックシステムがバンチ・リードブロックです。バンチ・シフトとリードブロックを組み合わせたもので、レベルの高いチームでは、相手がどこから攻撃してきてもブロックを2枚以上で対応することが可能です。

リリース・シフト

ブロックシフトの種類③リリース・シフト (104841)

via ブロックシフトの種類③リリース・シフト
リリース・シフトはバンチ・シフトの派生系です。基本的にはコートの中心でポジショニングするものの、レフトブロッカーもしくはライトブロッカーのみ、どちらかのサイドに前もって寄っているというシフトです。

相手のアタッカーに特にマークする選手がいて、マークするアタッカーの攻撃にまず1枚がしっかりつくことができるというメリットがあります。

デディケート・シフト

ブロックシフト③デディケート・シフト (104662)

via ブロックシフト③デディケート・シフト
デディケート・シフトもバンチ・シフトの派生で、ブロッカーが束になったまま、束ごとにレフト寄りかライトに寄りにポジショニングします。

メリットは、大きく2つあります。
①相手のアタッカーがレフトもしくはライトに寄っている場合に、前もってブロッカーが寄っていることで移動のロスが減る。
②事前にシフトを寄せておくことで、相手のセッターを考えさせる(揺さぶる)ことができる。

ただ、一方のサイドを完全に空けるというリスクがあるので、使用する際にはチームでの戦術理解が必要です。
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