2020年7月13日 更新

パッシングザセンターラインとは?【バレーボールのルール解説】

パッシングザセンターラインとは、選手の体の一部がセンターラインを踏み越えたときに取られる反則です。ネット際の着地のときにセンターラインを踏み越えやすくなり、自分や相手が怪我をする可能性が高くなります。パッシングザセンターラインは、フォワードプレーヤーの危険防止のための重要なルールです。

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パッシングザセンターラインとは?

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パッシングザセンターラインとは、プレーヤーの足や手のひらがネット下のセンターラインを踏み越えて、完全に相手側のコートに入ったときに適用される反則です。

基本的にはラリー中にセンターラインを完全に越えたときに取られる反則で、少しでもセンターラインに触れていれば反則を取られません。

パッシングザセンターラインの意味

パッシングザセンターラインは、英語表記ではpassing the centerline です。
passの進行形のpassingの意味は通過・通行で、センターラインを通過したの意味になります。

ネットの上でパッシングした場合はオーバーネットの反則になり、ネット下のセンターラインを踏み越えた場合がパッシングザセンターラインの反則です。

パッシングザセンターラインは新ルール?

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パッシングザセンターラインの反則は新ルールではなく、以前からあるフォルトですが、内容は変わっています。

以前は体のどの部分もセンターラインを越えた場合反則を取られましたが、現在では足以外の部分ならば相手チームのプレーを妨害しないときは反則を取られません。ただし、相手コートの選手に触れていなくても、審判がプレーの妨害とみなした場合はフォルトとなり相手の得点になります。

ペネトレーションフォルトとの違い

ペネトレーションフォルトとは相手コートに侵入する反則のことをいい、オーバーネットとパッシングザセンターラインの2種類があります。

オーバーネットは、ラリー中にネットの上を超えて相手コートにあるボールに触れたときに取られる反則で、パッシングザセンターラインはネット下のセンターラインを踏み越える反則です。ペネトレーションフォルトは、全ての場所で相手コートに侵入するプレーの総称となります。

パッシングザセンターラインの反則の例

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パッシングザセンターラインは、おもにブロックやスパイクのときに発生しやすい反則です。ネットの近くでジャンプをする選手が着地をするときにセンターラインを踏むケースが多くなります。

レシーバーがフライングレシーブなどでセンターラインに突っ込むケースもあり、インプレーの最中に相手選手の妨害になった場合もパッシングザセンターラインの反則を取られます。
パッシングザセンターラインは、インプレー中に発生します。審判が笛を吹きラリーが終了した後に相手コートに入るのは許可されています。

スパイクの着地でセンターラインを踏んだ場合

スパイク後の着地でセンターラインを踏んだ場合は、つま先は侵入していても線上に少しでも足が残っていればパッシングザセンターラインを取られません。

足が残っていても膝など他の部分が相手コート内の空間に大きく侵入してプレーの妨害をしたとみなされた場合は、審判はパッシングザセンターラインとみなします。

かかとの一部がライン上にあっても、足の大部分が相手選手の足を踏んでプレーの妨害をした場合も反則を取られます。

足以外の部分がセンターラインに触れた場合

相手選手の妨害をしない限り、足首から上の部分がセンターラインや相手コートに触れても反則にはなりません。

パッシングになるかならないかは、センターラインを踏み越したことともう1つ、相手チームのプレーの妨害になったかがポイントになります。見やすい位置でチェックしている副審がパッシングザセンターラインと判断することが多いです。

パッシングザセンターラインは危険な行為

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バレーボールのネット付近の攻防は空中ですることが多く、着地位置がクロスすることも珍しくありません。他の選手の足の上に着地すると捻挫や転倒の危険性があり、靱帯を損傷するなど選手生命を脅かす重大な事態になるケースもあります。

実際の公式試合でも重大な事故がおきたケースがあるので、普段の練習のときからパッシングザセンターラインをしない習慣をつけることが大切です。
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