パッシングザセンターラインとは?【バレーボールのルール解説】
パッシングザセンターラインとは、選手の体の一部がセンターラインを踏み越えたときに取られる反則です。ネット際の着地のときにセンターラインを踏み越えやすくなり、自分や相手が怪我をする可能性が高くなります。パッシングザセンターラインは、フォワードプレーヤーの危険防止のための重要なルールです。
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公式ライター Activel_director
パッシングザセンターラインとは?
基本的にはラリー中にセンターラインを完全に越えたときに取られる反則で、少しでもセンターラインに触れていれば反則を取られません。
パッシングザセンターラインの意味
passの進行形のpassingの意味は通過・通行で、センターラインを通過したの意味になります。
ネットの上でパッシングした場合はオーバーネットの反則になり、ネット下のセンターラインを踏み越えた場合がパッシングザセンターラインの反則です。
パッシングザセンターラインは新ルール?
以前は体のどの部分もセンターラインを越えた場合反則を取られましたが、現在では足以外の部分ならば相手チームのプレーを妨害しないときは反則を取られません。ただし、相手コートの選手に触れていなくても、審判がプレーの妨害とみなした場合はフォルトとなり相手の得点になります。
ペネトレーションフォルトとの違い
オーバーネットは、ラリー中にネットの上を超えて相手コートにあるボールに触れたときに取られる反則で、パッシングザセンターラインはネット下のセンターラインを踏み越える反則です。ペネトレーションフォルトは、全ての場所で相手コートに侵入するプレーの総称となります。
パッシングザセンターラインの反則の例
レシーバーがフライングレシーブなどでセンターラインに突っ込むケースもあり、インプレーの最中に相手選手の妨害になった場合もパッシングザセンターラインの反則を取られます。
スパイクの着地でセンターラインを踏んだ場合
足が残っていても膝など他の部分が相手コート内の空間に大きく侵入してプレーの妨害をしたとみなされた場合は、審判はパッシングザセンターラインとみなします。
かかとの一部がライン上にあっても、足の大部分が相手選手の足を踏んでプレーの妨害をした場合も反則を取られます。
足以外の部分がセンターラインに触れた場合
パッシングになるかならないかは、センターラインを踏み越したことともう1つ、相手チームのプレーの妨害になったかがポイントになります。見やすい位置でチェックしている副審がパッシングザセンターラインと判断することが多いです。
パッシングザセンターラインは危険な行為
実際の公式試合でも重大な事故がおきたケースがあるので、普段の練習のときからパッシングザセンターラインをしない習慣をつけることが大切です。
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