卓球に必要なトレーニングとは?自宅でも練習できる基礎トレーニングを紹介!
卓球に必要なトレーニングとは、基礎を固めて強くなる土台を作る練習のことです。自宅でも練習できる基礎トレーニングには、素振りやボールリフティングがあります。上手くなるトレーニングは、空いた時間に遊び感覚でやるだけで、強さを手に入れる土台となります。
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公式ライター Activel_director
卓球に必要なトレーニングとは?
基礎を強化する卓球が上手くなるトレーニングは、時間をかけて練習すればするほど卓球を上達させることが可能です。
フットワーク(瞬発力)
フットワークを鍛えると、広くボールを拾うことや、フォアハンドとバックハンドのときに自分の得意な側に回り込んで打つことができるようになります。
筋力トレーニング
戦術が重要なスポーツの卓球では、チャンスボールを筋肉を上手く使って鋭いボールを叩き込めれば着実に得点を重ねることができます。
イメージトレーニング
対戦相手の情報がある場合は、映像から相手の癖や特徴を見つけて試合を想定しながらイメージトレーニングをすることが重要です。
卓球で鍛える必要な筋肉
・上半身
・下半身
・体幹
・腕、手首
4箇所の筋肉を鍛えることで、試合中に重心がぶれることがなくなり、得点獲得が期待できます。
上半身
上半身がぶれなくなると、試合中に多少無理な体勢に追い込まれても、力のあるスイングで鋭いボールを打ち返すことができます。上半身を鍛えて身体を安定させると、ドライブの威力を上げることに効果的です。
下半身
下半身を鍛えることは、溜めを作ってスマッシュやドライブの効果を上げることに有効です。強化された下半身で打つと、溜めからの体重移動でボールへ強い力が伝わり、威力のあるボールが打てます。
体幹
体幹を鍛えると、下半身から上半身へと溜めを逃さずに伝えられるようになり、激しい動きや厳しい姿勢でも力強いスイングをすることが可能となります。
腕・手首
ボールに回転をかける技が豊富な卓球では、手首の強化で回転数が増大する効果が期待できます。
卓球の基礎トレーニングメニュー
・素振り
・ボールリフティング
・壁打ち
素振りは安定したボールを打つためのフォーム固め、ボールリフティングは、ボールの回転に慣れ効果が得られます。壁打ちは、実際にフォームと回転を確認しながらボールを打ち込みましょう。
素振り
強度 | ★☆☆☆☆ |
トレーニング効果 | ★☆☆☆☆ |
期待される効果 | 正しいフォームの習得 |
回数/時間 | フォア・バック各1000回 |
【フォアハンドのやり方】
①足を肩幅より少し広めに開き、膝を少し曲げやや前傾姿勢になる
②ラケットを持つ手を90度に曲げる
③反対側の手も同じ程度に曲げる
④腰を回しながらラケットを引き、戻しながらラケットを振る
⑤元のスタンスに戻り繰り返す
【注意点】
・作業ではなく、ボールがあるようにイメージしながら振る
ボールリフティング
難易度 | ★★☆☆☆ |
トレーニング効果 | ★★☆☆☆ |
期待される効果 | ボール感覚の習得 |
回数/時間 | ラケットでバウンド:各面100回,ボールの受け止め:10回連続 |
【ボールリフティングのやり方】
①ラケットの同じところでバウンドさせる
②慣れたら面を変えながらバウンドさせる
③ボールに回転をかけて、ラケットを持たない手の爪で受け止める
④高く上げたボールをラケットでバウンドさせずに受け止める
【注意点】
・練習と気負わず、遊び感覚で長続きさせる
壁打ち
難易度 | ★★☆☆☆ |
トレーニング効果 | ★★★☆☆ |
期待させる効果 | 基礎技術の確認 |
回数/時間 | 各100回連続 |
【壁打ちのやり方】
①フォアハンドで打ち込む
②バックハンドで打ち込む
③フォアとバックを切り替えながら打ち込む
④カットやドライブの回転をかけながら打ち込む
【注意点】
・慣れてくるにつれてボールが床や台に着く位置を壁に近づけていく
卓球のフットワークトレーニングメニュー
・反復横跳び
・ラダートレーニング
・シャドーフットワーク
反復横跳びでは左右の動きの強化、ラダートレーニングでは前後の動きを鍛えるとこができます。シャドーフットワークでは、全ての動きを確認しながら実践していくことが可能です。
反復横跳び
難易度 | ★★☆☆☆ |
トレーニング効果 | ★★☆☆☆ |
期待される効果 | 左右の動きの強化 |
回数/時間 | 20秒間/3セット |
【反復横跳びのやり方】
①1m感覚に目印を横に3つ並べる
②中央から左右どちらかの目印に届くようにステップし中央に戻る
③反対側の目印に同じようにステップし中央へ戻る
④20秒間左右交互に繰り返す
【注意点】
・はじめは足元を意識しゆっくりと、慣れてきたらスピードを意識する
ラダートレーニング
難易度 | ★★☆☆☆ |
トレーニング効果 | ★★☆☆☆ |
期待される効果 | 前後の動きの強化,バランス感覚と体幹の強化 |
回数/時間 | 各種目1セットずつ |
【ラダートレーニングのやり方】
①ストレートジャンプ:1マスずつ両足でジャンプしながら進む
②スラローム:両足でラダーの左→中央→右にジャンプしながら1マスずつ進む
③スキップラン:スキップしながら1マスずつ進む
【注意点】
・トレーニングの種類が豊富で、さまざまな方法を実践していく
シャドーフットワーク
難易度 | ★★★☆☆ |
トレーニング効果 | ★★★☆☆ |
期待される効果 | ステップの確認,試合のイメージの具現化 |
回数/時間 | 5分間/2セット |
【シャドーフットワークのやり方】
①左右にステップをしながらフォアハンド
②左右のフォアハンドとバックハンドの繰り返し
③ほかさまざまな動きを想定してフットワークをする
【注意点】
・単調の動きではなく実際の試合をイメージする
卓球の筋力トレーニングメニュー
・上半身
・下半身
・体幹
・腕、手首
上半身を鍛えるトレーニング
難易度 | ★★☆☆☆ |
筋トレ効果 | ★★☆☆☆ |
効く部位 | 広背筋,僧帽筋 |
回数/時間 | 各動作20秒間 |
【チューブトレーニングのやり方】
①足を伸ばして座りチューブを足にくくりつけ、両手でチューブを引き寄せる
②片足でチューブを踏み、片手でチューブを引き上げる
③両足を開いてチューブを踏み、両方のグリップを握り肩を上下に動かす
【注意点】
・引いた手を戻すときは、チューブに負けないようにする
下半身を鍛えるトレーニング
難易度 | ★☆☆☆☆ |
筋トレ効果 | ★★☆☆☆ |
効く部位 | 下腿三頭筋 |
回数/時間 | 各動作20秒間 |
【カーフレイズのやり方】
①壁に手をつき、身体を持ち上げるように踵を上下に動かす
②片足を浮かせ、もう一方の足のかかとを上下に動かす
③反対側の足でも同様にする
④両足のかかとを浮かすときに、やや足の甲を外側へ向ける。内側に向ける動きの同様にする
【注意点】
・かかとが床に着かないようにする
体幹を鍛えるトレーニング
難易度 | ★★☆☆☆ |
筋トレ効果 | ★★★☆☆ |
効く部位 | 腹横筋,腹直筋 |
回数/時間 | 各動作20秒間 |
【プランクのやり方】
①うつ伏せになり両方の肘を床につき、つま先を立てて身体を浮かせまっすぐに保つ
②身体を横に向け、片方の腕と同じ方の足で身体を浮かせ姿勢を保つ
③仰向けになり両手のひらを床につけ、伸ばした腕とかかとで身体を浮かせ保つ
【注意点】
・腰やお尻が落ちて身体が曲がらないようにする
腕・手首を鍛えるトレーニング
難易度 | ★☆☆☆☆ |
筋トレ強度 | ★☆☆☆☆ |
効く部位 | 手首 |
回数/時間 | 5分間 |
【手首ストレッチのやり方】
①湯舟の中に手全体をつける
②手首の可動域の限界までゆっくりと手首を左右に動かす
【注意点】
・手は激しく動かさず、ゆっくりと大きく動かす
卓球の自宅でできるトレーニングメニュー
家で一人でできるおすすめトレーニング
難易度 | ★☆☆☆☆ |
トレーニング強度 | ★★★☆☆ |
期待される効果 | 基礎の確認,上達のヒントの獲得 |
回数/時間 | 空いた時間を極力使う |
【自宅で一人でできるトレーニングのやり方】
①ラケットの握り方を確認する
②雑誌や本から情報収集をする
③卓球関連以外の本を読む
④動画でプロの試合を見てイメージトレーニングする
⑤サーブの瞬間を繰り返し見て技術を盗む
【注意点】
・練習と気負いすぎず、楽しみながらすること
卓球のトレーニングの疑問
必要な道具やトレーニングマシンを揃えることができると、効率的に練習をすることができます。通勤通学中や空いた時間にできるトレーニングを知っていれば、練習以外の時間も有効に使うことができます。
卓球の練習で必要な道具とは?
・ラケット
・ボール
・卓球台
ラケットとボールは、自宅で練習するときにも、ラケットとボールに触れる感覚を忘れないために役立つ卓球練習の必需品です。練習場で練習する場合は、卓球台があると、実際の試合に近い環境に近づけて練習ができるため便利です。
筋トレ以外にするべきことは?
動体視力を鍛えるトレーニングには、自分の指を動かし目で追いかける方法があります。鍛えるときには、指を前後左右や円を描くように動かすことが効果的です。インターネットを使用する場合は、ランダムに点が出てきて目で追って動体視力を鍛えることができる動画を活用することが有効です。
家で使えるトレーニングマシンは?
床置き型で自宅に置けて、ラケットを振れる程度のスペースに設置することができるラリーメイトは、フォームを意識しながらのフォアハンドや、切り返しのレシーブの確認に有効です。
通勤通学中にできるトレーニングは?
車のナンバープレートの足し算は、通り過ぎていく車のナンバープレートを目で追うことで動体視力、瞬時に足し算をすることで反射神経と頭の回転を鍛えることができます。
自宅での基礎トレーニングが強くなるための土台に!
卓球で強くなりたい人は、自宅の空いた時間をトレーニングに回して基礎を固め、強くなる土台作りに役立てましょう!
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