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バドミントンラケットのグリップ特集!太さやサイズのこだわりとは?

バドミントンラケットのグリップ特集!太さやサイズのこだわりとは?

バドミントンラケットのグリップにはどんな判断基準があるのでしょうか?太さやサイズはどれくらいこだわりが?そんなラケットのグリップに関する選び方の紹介とおすすめをご紹介します。グリップのサイズは実は戦略にも関わるのです。関連するグリップテープについても触れます。

2022.12.30 バドミントン

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バドミントンラケットの種類

Badminton Cliparts - Clip Art Library (6417)

一般的にバドミントンラケットの種類はグリップと振りさばきで分別される

バドミントンラケットをいざ買おうと思うと、色々な種類が出てくると思います。
バドミントンラケットのブランド名はもちろんですが、「サイズ」、「フレックス」、「スウィングバランス」など難しい専門用語が並んでいて悩む方もいるのでは?

バドミントンラケットは、主にグリップのサイズ・重さと振りさばきで分別されます。

まずは知ってほしいバドミントンラケットグリップの選び方

バドミントンラケットの柔らかさやバランスなどすべて総合した選び方がベストかもしれませんが、今回はグリップ部分に特化した紹介をします。

バドミントンラケットのグリップの太さ、ラケットそのものの重さについて理解していれば、少なくとも自分に適したバドミントンラケットを手に入れることができるでしょう。

バドミントンラケットのサイズ

Laws of badminton (6418)

バドミントンラケットはサイズが規定されています。
フレームの全長が680mm以内、幅は230mm以内。
この規定サイズから外れたバドミントンラケットは販売されていません。
つまり、サイズにおけるバドミントンの種類という概念はありません。
バドミントンの種類は、サイズの代わりに重さやグリップの太さによって変化づけられています。

バドミントンラケットのグリップの太さ

Free illustration: G, Letter, Alphabet, Alphabetically - Free Image on Pixabay - 1015535 (6419)

グリップの太さは「G」という単位で表記されます。
太さはG4、5、6の3タイプが主に使われており、特にその中でもG5が一般的です。
G5のみを販売するバドミントンラケットが主流になりつつあるようです。

G6=太さが細いことで握り替えの機敏性が出る細いタイプのグリップ

G4は手が小さいバドミントンプレイヤーにおすすめの太さです。最も細く、女性のバドミントン練習にはおすすめです。

また、バックハンドとフォアハンドの握り替えが素早くできることも特徴の一つです。機敏性が高いことが優先されるバドミントンプレイヤーにはおすすめですね。グリップの太さはバドミントンの戦略にも関わってきます。

G6=カスタマイズ性が高い太さのグリップ

G4タイプのグリップは、このほかに細いがゆえにその上にテープを巻きやすいというこだわりポイントがあります。

他記事で紹介したように、オーバーグリップテープやアンダーラップでバドミントンラケットのグリップを自分の手に合うように調整する手順が発生した際に、様々なテープを巻いても太くなりすぎないのがG4グリップの良いところです。

太さはほしくないけれどクッション性や通気性のカスタマイズにこだわりがあるバドミントンプレイヤーは、G4が正しい選び方です。

G5=一般的で誰にでも適応する太さのグリップ

G5は最も市販のバドミントンラケットに多くみられる太さです。
太い、細いというよりはバドミントンラケットと言えばこの太さ、という所でしょう。

特にこだわりのないバドミントンプレイヤーやこれからバドミントンを始めるバドミントン初心者の方は、まずはG5を購入するのが無難な選び方なのでおすすめです。

G4やG6の太さは見つけづらくても、G5がないバドミントンラケットは皆無でしょうから選ぶ時もトラブルはないはずです。

G4=大きい手にあわせた太いグリップ

手の大きい男性バドミントンプレイヤーは太いG6がおすすめのグリップの太さです。
手が大きいというと手のひらの部分が大きいことを想像する方も多いと思いますが、バドミントンラケットのグリップについては、指の長さが握り心地に大きく影響します。

あまり手が大きい印象のない方でも、指が長いとG6の太さがしっくりくるという声も聞くので、G5とG6の太さを持ち比べるのが一番良い選び方でしょう。

G4=カスタマイズの時はインナーグリップテープを外すのもこだわりの一つ

G6は太いと一言で言っても、オーバーグリップテープやアンダーラップのカスタマイズをしたほうがやはりバドミントンはしやすくなります。
元の太さが邪魔してカスタマイズするとあまりに太いという場合は、インナーグリップテープを外してしまいましょう。

バドミントンラケットのタイプにもよりますが、インナーグリップテープを外してアンダーラップとオーバーグリップテープを付けたほうが手にあうという意見が多いです。

バドミントンラケットのグリップの長さは全種ほぼ一定

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バドミントンラケットの長さは規定されている

バドミントンラケットについては、競技規則の第4条第1項でフレームの全長680ミリメートル以内と規定されいます。
従ってグリップの長さもブランドによって大きな変化があることはなく、長さを表す単位や具体的な商品への記載もありません。ですので、バドミントングリップの長さで商品を選ぶことはおすすめしません。

バドミントンラケットのグリップの長さは握り方で変える

バドミントンラケットのグリップの長さについてこだわりや悩みのある方は、ラケットそのものの変更ではなく握り方の工夫で解決する必要があるでしょう。

バドミントンラケットのグリップを短く持つと、スウィングも短くなりミスが少なくなります。一方、長く持つとパワーが伝わりやすくなるのでおすすめです。
それぞれどの部分を支点に回転をかけるかで大きくバドミントンラケットの能力値が変わりますので、グリップの長さはグリップの選び方ではなく、自分の持ち方で変えると考えてください。

バドミントンラケットのグリップの素材

Fix Your Broken Badminton Racket Handle: 7 Steps (with Pictures) (6421)

バドミントンラケットのグリップは木製で作られており、上から合成レザーのテープが巻かれています。
このグリップのインナーグリップテープを外したり、上からオーバーグリップテープを巻いて多くのバドミントンユーザーは試合に挑みます。

バドミントンラケットのグリップは木材の上に合成レザーテープとそのほかのテープ、という素材で出来ているわけですね。

あわせて覚えておきたいバドミントンラケットの重さについて

無償のイラストレーション: U, 手紙, アルファベット, アルファベット順, Abcの - Pixabayの無料画像 - 1015549 (6422)

バドミントンラケットの重さは「U」で表す

バドミントンラケットの選び方として、グリップの太さを表す「G」と同じくらい良く見る単位が「U」です。
「U」はバドミントンラケットの重さを表しており、「G」と反対に数字が少なくなればなるほど重くなります。

「U」の表すバドミントンラケットの重さ一覧

5U 75.0g~79.9g
4U 80.0g~84.9g
3U 85.0g~89.9g
2U 90.0g~94.9g
この一覧に表されているように、U2~U5までの重さがあります。

バドミントンラケットの重さと選び方

ただ持っただけではバドミントンラケットの重さはあまり変化が感じられないようです。
また、先にご紹介した握った太さやサイズ感覚のほうが触覚的に判断しやすいため、重さについてはわかりません。ただし、バドミントンを実際プレイすると大きな違いがあります。

女性や筋肉が不足しているバドミントン初心者の方はなるべく軽いバドミントンラケットをおすすめします。一方、若い男性の方やバドミントンに慣れているプレイヤーは重いバドミントンラケットをおすすめします。

バドミントンラケットが重ければ重いほどパワフルなバドミントンプレイができる

バドミントンラケットの重さによってプレイングも変わってきます。
重ければ重いほどスマッシュのパワーや飛び方が大きくなるため、プロのバドミントン選手はラケットは重いものを選ぶようです。誰でも重ければ良いというわけではありませんので、パワフルになりたいからと言って重いラケットを選ぶことはおすすめしません。

選び方は人それぞれですが、自分のレベルや実力、筋力にあったものを選ぶことをおすすめします。

バドミントンラケットのグリップ/プロの選び方

バドミントンのプロのラケットグリップのこだわりとは?

Cristiano Ronaldo | Sports Digital Strategies (6423)

バドミントンプロが選ぶラケットは、有名メーカーの平均2万円以上のラケットばかりです。グリップサイズは手の大きさによりますが、選手たちのインタビュー内容から判断すると細さ重視の選手が多いようです。
グリップは細いほうが好きです。なので、もともと貼ってあるものを取ったあと、薄くアンダーラップを巻いて、いまはタオルグリップを使っています。細目に巻くので、テープは結構余りますね。みんなと同じような巻き方だと思いますが、細いほうが、力が入りやすいというか、うまく感覚が伝わる気がするんです。
桃田賢斗選手は細いグリップにタオルを巻くのがこだわりだそうです。
また、グリップにはタオルグリップテープを巻いている選手が多いですね。長時間のバドミントンプレイングにも対応できる汗の吸収性がこだわりポイントのようです。汗っかきの方にはおすすめですね。
Badminton Racquet Grip Size | Racquet Network (6424)

タオルグリップを使っているのは、長時間の試合で、握った感触と心地よさが一番だからです。ヨネックスのタオルグリップは“MADE IN JAPAN”で、一番いいグリップだと思います。
男子シングルス 世界ランク2位のヤン・O・ヨルゲンセン選手はヨネックスのタオルグリップテープを愛用しているそうです。

プロのバドミントンラケットのグリップが比較的細い理由

プロのバドミントンラケットのグリップが細い理由は、おそらく基礎力の圧倒的蓄積によるものだと思います。

太いサイズのバドミントンラケットグリップの利点は、パワフルなスマッシュや力の伝達力です。しかし、プロのバドミントンプレイヤーともなると正確かつ適切な筋肉の使い方を分かっているので、グリップの太さやサイズに頼らずともパワーは十分発揮できるのでしょう。

となると俊敏性がいかに速くなれるかがプロの勝負になるため、比較的細いグリップが多くなるのではないかと思います。確かな実力に支えられた選択と言えますので、全てのバドミントンプレイヤーにおすすめするわけではありません。

多くのプロがバドミントンラケットのグリップにテープのこだわりがある

Do You Know About The Various Types Of Grips In Badminton Rackets? - Playo (6425)

プロのバドミントンラケットのグリップに共通して言えることは、必ずアンダーラップとオーバーグリップテープでグリップのカスタマイズをしているところです。

タオルグリップテープを使うバドミントンプロが多いようですが、それはプレイングや季節によって変わるようです。特に季節によってテープを変えるのは是非皆さんにもおすすめしたいこだわりです。

プロはシングルスとダブルスでもグリップに変化がある

Badminton Doubles Formations | ARKAZLIVE (6432)

シングルスとダブルスでもバドミントンラケットのグリップに変化があるのがプロのこだわりポイント。
いずれのラケットも使い分けているバドミントン選手が多いです。太さはもちろん、巻くグリップテープも違うようなので、どちらもやる方は変化をつけることがおすすめ。
求められるプレイングが変わればバドミントンラケットもグリップも変える、これがプロのスタイルということですね。

プロのバドミントンラケットのグリップは太さだけでなく膨らみも大事

プロの中にはバドミントンラケットのグリップについて太さが太い細いという考え方ではなく、膨らみが必要なところに作れるかどうかで判断している選手もいるようです。
僕は試合中、つねに同じところでグリップを握りたい。握る場所が変わると、プレーが変わってしまう感覚があるんです。だから、グリップエンドの膨らみは大切。これがないとラケットが抜けてしまう感覚がありますが、それをグッと止められるので、つねに同じところで握ることができます。
渡邉航貴選手は同じ場所で握るためのふくらみをグリップに求めているそうです。
バドミントンラケットのグリップについては、プロに近づけば近づくほど自分好みにカスタマイズできるかどうかが非常に重視されているようです。

つまり、汎用性というところでは太すぎない選び方が大切かもしれませんね。ご自身の手の握り心地に忠実なラケットをおすすめします。

バドミントンラケットのグリップについては、自分のこだわりを大切に

グリップの太さやこだわりについてはプロの真似=正しいは間違い!

バドミントンラケットのグリップは奥深く、プレイングや目的以外にバドミントンプレイヤー自身のテクニックや経験値によっても適切なグリップが変わってきます。

プロの意見やコーチのアドバイスも大切かもしれませんが、まずは自分の手になじむことと長時間バドミントンの練習をしても疲れないことを判断基準にするのが最も適切な選び方としておすすめです。

太さや重さを比較して素振りするのが一番のテスト

バドミントン素振り 頑張らない素振り練習法

バドミントンラケットを多く取り扱うお店で実際に太さを確かめ、バドミントンラケットのグリップを握り、細いものから太いものまで試して素振りしてみるのがおすすめの選び方です。

素振りしてみないとわからない部分はたくさんありますので、ただ持っただけで満足せず、心行くまで確認するのがおすすめ。

ちなみに長さも同じことが言えますので、購入する前に自分の持ち手を様々な場所に変え、ラケットの長さを変えたテストもやってみてください。

バドミントンプレイヤーおすすめのグリップのこだわり方

おすすめ①手汗が気になる方はテープで吸汗性アップ

マイクロファイバー製タオルグリップロール 10m

1,980
・素材:マイクロファイバー
 長さ:10.2メートル
 幅:3.5センチメートル

通常のタオル地以上に吸水性に優れたマイクロファイバー製のグリップです。夏場や多汗症の方のラケットが滑りやすい症状を軽減します。

・タオル地に比べ、触感もさらさらと非常に心地良いのもマイクロファイバー製の特徴です。

バドミントンのプロはタオルグリップテープを利用している人が比較的多いようですが、吸汗性の高さはやはりタオルグリップテープが一番。

ということで、汗っかきな方は細いグリップのバドミントンラケットを選んだうえで、アンダーラップとタオルグリップテープを組み合わせた汗っかき仕様のグリップをカスタマイズするのがおすすめです。

おすすめ②手の大きい方はデコボコグリップテープ

ヨネックスのウェットスーパーデコボコG

520
・原産国:インドネシア
・幅28×長さ1020×厚さ0.6~2.6mm
・長尺対応
・1本入
とても手の大きいバドミントンプレイヤーの方におすすめのこだわり方法は、太いグリップのバドミントンラケットに更にアンダーラップとデコボコグリップテープを巻くことです。

最も厚みが出た上で握るふくらみも作れるパワフルなグリップが出来上がるでしょう。

おすすめ③握力に自信のない方は吸着性のあるウェットテープ

ホライズンのオクトパスウェットオーバーグリップテープ

198
・手汗をかかない方におすすめ
・長さ110cm×幅2.5cm×厚さ0.6mm
・耐久性も非常に高く、交換の回数が少なく
 コストパフォーマンスに優れます♪。
・グリップを変えただけで、球質が変わるのを
 実感いただけると思います!
女性の方含め、物を握り続ける力に自信のない方はいるかと思います。
そういう方はバドミントンラケットは細いグリップを選択した上で、インナーグリップテープを外して最も細いサイズを目指した上でウェットテープ(特にオクトパスパターンのものがおすすめ)を巻くと、細くて握りやすいグリップにすることができるのでおすすめです。

おすすめ④アンダーラップの巻き方に緩急をつけてあなた好みのふくらみを

ヨネックスのクッションラップ

660
・素材:ポリウレタン
・サイズ:幅70mm×長さ27m
・アメリカ製
・カラー:ブルー、イエロー、ピンク
プロも使っている方法ですが、バドミントンラケットのグリップにどうしても初期ではないのがふくらみです。
自分の手の握り方に合わせてふくらみを作りたい方は、アンダーラップを巻く時に意識的にふくらませたい部分の巻き数を増やして調整するこだわり方法をおすすめします。

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