バドミントンラケットのグリップ特集!太さやサイズのこだわりとは?
バドミントンラケットのグリップにはどんな判断基準があるのでしょうか?太さやサイズはどれくらいこだわりが?そんなラケットのグリップに関する選び方の紹介とおすすめをご紹介します。グリップのサイズは実は戦略にも関わるのです。関連するグリップテープについても触れます。
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公式ライター Activel_director
バドミントンラケットの種類
一般的にバドミントンラケットの種類はグリップと振りさばきで分別される
バドミントンラケットのブランド名はもちろんですが、「サイズ」、「フレックス」、「スウィングバランス」など難しい専門用語が並んでいて悩む方もいるのでは?
バドミントンラケットは、主にグリップのサイズ・重さと振りさばきで分別されます。
まずは知ってほしいバドミントンラケットグリップの選び方
バドミントンラケットのグリップの太さ、ラケットそのものの重さについて理解していれば、少なくとも自分に適したバドミントンラケットを手に入れることができるでしょう。
バドミントンラケットのサイズ
フレームの全長が680mm以内、幅は230mm以内。
この規定サイズから外れたバドミントンラケットは販売されていません。
つまり、サイズにおけるバドミントンの種類という概念はありません。
バドミントンの種類は、サイズの代わりに重さやグリップの太さによって変化づけられています。
バドミントンラケットのグリップの太さ
太さはG4、5、6の3タイプが主に使われており、特にその中でもG5が一般的です。
G5のみを販売するバドミントンラケットが主流になりつつあるようです。
G6=太さが細いことで握り替えの機敏性が出る細いタイプのグリップ
また、バックハンドとフォアハンドの握り替えが素早くできることも特徴の一つです。機敏性が高いことが優先されるバドミントンプレイヤーにはおすすめですね。グリップの太さはバドミントンの戦略にも関わってきます。
G6=カスタマイズ性が高い太さのグリップ
他記事で紹介したように、オーバーグリップテープやアンダーラップでバドミントンラケットのグリップを自分の手に合うように調整する手順が発生した際に、様々なテープを巻いても太くなりすぎないのがG4グリップの良いところです。
太さはほしくないけれどクッション性や通気性のカスタマイズにこだわりがあるバドミントンプレイヤーは、G4が正しい選び方です。
G5=一般的で誰にでも適応する太さのグリップ
太い、細いというよりはバドミントンラケットと言えばこの太さ、という所でしょう。
特にこだわりのないバドミントンプレイヤーやこれからバドミントンを始めるバドミントン初心者の方は、まずはG5を購入するのが無難な選び方なのでおすすめです。
G4やG6の太さは見つけづらくても、G5がないバドミントンラケットは皆無でしょうから選ぶ時もトラブルはないはずです。
G4=大きい手にあわせた太いグリップ
手が大きいというと手のひらの部分が大きいことを想像する方も多いと思いますが、バドミントンラケットのグリップについては、指の長さが握り心地に大きく影響します。
あまり手が大きい印象のない方でも、指が長いとG6の太さがしっくりくるという声も聞くので、G5とG6の太さを持ち比べるのが一番良い選び方でしょう。
G4=カスタマイズの時はインナーグリップテープを外すのもこだわりの一つ
元の太さが邪魔してカスタマイズするとあまりに太いという場合は、インナーグリップテープを外してしまいましょう。
バドミントンラケットのタイプにもよりますが、インナーグリップテープを外してアンダーラップとオーバーグリップテープを付けたほうが手にあうという意見が多いです。
バドミントンラケットのグリップの長さは全種ほぼ一定
バドミントンラケットの長さは規定されている
従ってグリップの長さもブランドによって大きな変化があることはなく、長さを表す単位や具体的な商品への記載もありません。ですので、バドミントングリップの長さで商品を選ぶことはおすすめしません。
バドミントンラケットのグリップの長さは握り方で変える
バドミントンラケットのグリップを短く持つと、スウィングも短くなりミスが少なくなります。一方、長く持つとパワーが伝わりやすくなるのでおすすめです。
それぞれどの部分を支点に回転をかけるかで大きくバドミントンラケットの能力値が変わりますので、グリップの長さはグリップの選び方ではなく、自分の持ち方で変えると考えてください。
バドミントンラケットのグリップの素材
このグリップのインナーグリップテープを外したり、上からオーバーグリップテープを巻いて多くのバドミントンユーザーは試合に挑みます。
バドミントンラケットのグリップは木材の上に合成レザーテープとそのほかのテープ、という素材で出来ているわけですね。
あわせて覚えておきたいバドミントンラケットの重さについて
バドミントンラケットの重さは「U」で表す
「U」はバドミントンラケットの重さを表しており、「G」と反対に数字が少なくなればなるほど重くなります。
「U」の表すバドミントンラケットの重さ一覧
5U 75.0g~79.9g
4U 80.0g~84.9g
3U 85.0g~89.9g
2U 90.0g~94.9g
バドミントンラケットの重さと選び方
また、先にご紹介した握った太さやサイズ感覚のほうが触覚的に判断しやすいため、重さについてはわかりません。ただし、バドミントンを実際プレイすると大きな違いがあります。
女性や筋肉が不足しているバドミントン初心者の方はなるべく軽いバドミントンラケットをおすすめします。一方、若い男性の方やバドミントンに慣れているプレイヤーは重いバドミントンラケットをおすすめします。
バドミントンラケットが重ければ重いほどパワフルなバドミントンプレイができる
重ければ重いほどスマッシュのパワーや飛び方が大きくなるため、プロのバドミントン選手はラケットは重いものを選ぶようです。誰でも重ければ良いというわけではありませんので、パワフルになりたいからと言って重いラケットを選ぶことはおすすめしません。
選び方は人それぞれですが、自分のレベルや実力、筋力にあったものを選ぶことをおすすめします。
バドミントンラケットのグリップ/プロの選び方
バドミントンのプロのラケットグリップのこだわりとは?
グリップは細いほうが好きです。なので、もともと貼ってあるものを取ったあと、薄くアンダーラップを巻いて、いまはタオルグリップを使っています。細目に巻くので、テープは結構余りますね。みんなと同じような巻き方だと思いますが、細いほうが、力が入りやすいというか、うまく感覚が伝わる気がするんです。
タオルグリップを使っているのは、長時間の試合で、握った感触と心地よさが一番だからです。ヨネックスのタオルグリップは“MADE IN JAPAN”で、一番いいグリップだと思います。
プロのバドミントンラケットのグリップが比較的細い理由
太いサイズのバドミントンラケットグリップの利点は、パワフルなスマッシュや力の伝達力です。しかし、プロのバドミントンプレイヤーともなると正確かつ適切な筋肉の使い方を分かっているので、グリップの太さやサイズに頼らずともパワーは十分発揮できるのでしょう。
となると俊敏性がいかに速くなれるかがプロの勝負になるため、比較的細いグリップが多くなるのではないかと思います。確かな実力に支えられた選択と言えますので、全てのバドミントンプレイヤーにおすすめするわけではありません。
多くのプロがバドミントンラケットのグリップにテープのこだわりがある
タオルグリップテープを使うバドミントンプロが多いようですが、それはプレイングや季節によって変わるようです。特に季節によってテープを変えるのは是非皆さんにもおすすめしたいこだわりです。
プロはシングルスとダブルスでもグリップに変化がある
いずれのラケットも使い分けているバドミントン選手が多いです。太さはもちろん、巻くグリップテープも違うようなので、どちらもやる方は変化をつけることがおすすめ。
求められるプレイングが変わればバドミントンラケットもグリップも変える、これがプロのスタイルということですね。
プロのバドミントンラケットのグリップは太さだけでなく膨らみも大事
僕は試合中、つねに同じところでグリップを握りたい。握る場所が変わると、プレーが変わってしまう感覚があるんです。だから、グリップエンドの膨らみは大切。これがないとラケットが抜けてしまう感覚がありますが、それをグッと止められるので、つねに同じところで握ることができます。
つまり、汎用性というところでは太すぎない選び方が大切かもしれませんね。ご自身の手の握り心地に忠実なラケットをおすすめします。
バドミントンラケットのグリップについては、自分のこだわりを大切に
グリップの太さやこだわりについてはプロの真似=正しいは間違い!
プロの意見やコーチのアドバイスも大切かもしれませんが、まずは自分の手になじむことと長時間バドミントンの練習をしても疲れないことを判断基準にするのが最も適切な選び方としておすすめです。
太さや重さを比較して素振りするのが一番のテスト
バドミントン素振り 頑張らない素振り練習法
素振りしてみないとわからない部分はたくさんありますので、ただ持っただけで満足せず、心行くまで確認するのがおすすめ。
ちなみに長さも同じことが言えますので、購入する前に自分の持ち手を様々な場所に変え、ラケットの長さを変えたテストもやってみてください。
バドミントンプレイヤーおすすめのグリップのこだわり方
おすすめ①手汗が気になる方はテープで吸汗性アップ
マイクロファイバー製タオルグリップロール 10m
長さ:10.2メートル
幅:3.5センチメートル
通常のタオル地以上に吸水性に優れたマイクロファイバー製のグリップです。夏場や多汗症の方のラケットが滑りやすい症状を軽減します。
・タオル地に比べ、触感もさらさらと非常に心地良いのもマイクロファイバー製の特徴です。
ということで、汗っかきな方は細いグリップのバドミントンラケットを選んだうえで、アンダーラップとタオルグリップテープを組み合わせた汗っかき仕様のグリップをカスタマイズするのがおすすめです。
おすすめ②手の大きい方はデコボコグリップテープ
最も厚みが出た上で握るふくらみも作れるパワフルなグリップが出来上がるでしょう。
おすすめ③握力に自信のない方は吸着性のあるウェットテープ
ホライズンのオクトパスウェットオーバーグリップテープ
・長さ110cm×幅2.5cm×厚さ0.6mm
・耐久性も非常に高く、交換の回数が少なく
コストパフォーマンスに優れます♪。
・グリップを変えただけで、球質が変わるのを
実感いただけると思います!
そういう方はバドミントンラケットは細いグリップを選択した上で、インナーグリップテープを外して最も細いサイズを目指した上でウェットテープ(特にオクトパスパターンのものがおすすめ)を巻くと、細くて握りやすいグリップにすることができるのでおすすめです。
おすすめ④アンダーラップの巻き方に緩急をつけてあなた好みのふくらみを
自分の手の握り方に合わせてふくらみを作りたい方は、アンダーラップを巻く時に意識的にふくらませたい部分の巻き数を増やして調整するこだわり方法をおすすめします。
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