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須江航監督の名言30選!仙台育英の「青春って、すごく密なので」と人生は敗者復活戦

須江航監督の名言30選!仙台育英の「青春って、すごく密なので」と人生は敗者復活戦

仙台育英の須江航監督の名言30選を、2018年の監督就任から2026年夏の甲子園まで年ごとに。「青春って、すごく密なので」の優勝インタビューや「人生は敗者復活戦」の場面、須江航監督が著書に書いた指導の名言も、何年のどの試合の言葉かと一緒に読めます。

2026.10.17 | 野球

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公式ライター
Activel編集部

「青春って、すごく密なので」。2022年8月22日、夏の甲子園で東北勢として初めて優勝した仙台育英の須江航監督は、優勝インタビューでコロナ禍の高校生をこうたたえました。須江航監督の名言30選を、監督になった2018年から2026年夏の甲子園まで、どの試合の後の言葉かと一緒に年ごとに並べ、最後に著書の名言も載せています。

須江航監督のプロフィール

仙台育英の選手としては試合に出ないまま高校野球を終えた須江航監督は、中学校の監督を経て、母校の硬式野球部の監督になりました。名言の多くは、仙台育英の野球部の監督として甲子園や宮城大会を戦った試合の後に生まれています。

基本プロフィール

須江航監督の経歴と名言の年表(2006年の秀光中の監督から2026年夏まで)

埼玉県で生まれた須江監督は、高校から宮城県の仙台育英に進みました。

項目 内容
生年月日 1983年4月9日
出身地 埼玉県
出身校 仙台育英高校・八戸大学
秀光中の監督 2006年〜
仙台育英の監督 2018年1月〜
夏の甲子園 2022年優勝・2023年準優勝
担当教科 情報科
著書 3冊

高校では2年の秋から選手をやめてチームを支える裏方(グラウンドマネージャー)になり、3年の春と夏は記録員として甲子園のベンチに入りました。八戸大学では学生コーチを務め、2006年から仙台育英の系列校、秀光中等教育学校の軟式野球部を率いて、2014年に全国中学校軟式野球大会で優勝しています。2018年1月に仙台育英の監督に就任し、2022年夏に東北勢初の全国制覇、2023年夏に準優勝、2026年夏に8強入りしました。

仙台育英がどんな学校と宮城の代表を争ってきたかは、宮城県の野球が強い強豪高校で紹介しています。

座右の銘

須江監督の座右の銘は「人生は敗者復活戦」です。2022年12月の著書『仙台育英 日本一からの招待』の第1章に「私の座右の銘は、『人生は敗者復活戦』です。」と書き、続けて「人生というのは、負けて終わるのではなく、負けから始まるものです。ずっと勝ち続ける人生など、絶対に存在しません。」とつづっています。2023年1月のインタビューでも、座右の銘を聞かれて同じ言葉を答えました。

須江航監督の名言30選

須江航監督の名言は、監督1年目の2018年8月に甲子園の初戦で0対9と大敗した後の「2018年8月12日という日を一生忘れないようにしたい」に始まり、2026年8月に準々決勝で敗れた夜の「何1つマイナスにはならない」まで続きます。年ごとの言葉の後には、著書に書いた指導の言葉が続きます。

監督に就任してから優勝の前まで(2018〜2021年)

須江監督が就任したのは、2017年12月に部員の不祥事で前の監督が辞めた直後で、チームは対外試合禁止の処分を受けていました。2018年夏の甲子園は初戦で敗れ、2019年夏は8強、2020年は新型コロナで春夏の甲子園が中止になり、2021年春のセンバツは8強でした。

01「ここからの2年間で、向こう20年間の仙台育英の野球を作るつもりで取り組んでいく」

— 2018年1月、監督に就任してすぐの部員77人との面談で

02「勝ちたい選手が目の前にいて、勝利に導けませんでした。指導者として、2018年8月12日という日を一生忘れないようにしたいと思います」

— 2018年8月12日、監督として初めての甲子園の初戦で浦和学院に敗れた後

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発言時期: 2018年8月12日(第100回全国高校野球選手権の2回戦)

発言状況: 対外試合禁止の処分を受けた状態から始まった監督1年目の夏に甲子園の出場権をつかみましたが、浦和学院との初戦は0対9の大敗でした。この試合の後の取材で、須江監督は「1000日以内に甲子園で優勝したいと思います」とも宣言しています。2021年3月には、「3年間、1000日で全国優勝するという目標」をまだ達成できていないと話していました。

03「年功序列じゃない文化が、仙台育英にはあるからです」

— 2019年12月、1年生が活躍できる理由を聞かれて

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発言時期: 2019年12月(インタビュー)

発言状況: 2019年夏の甲子園でベスト8に入った仙台育英は、ベンチ入り18人のうち4人が1年生で、1年生の投手が先発も任されました。「仙台育英はなぜ1年生が活躍できるのですか?」と聞かれた須江監督の答えです。同じインタビューでは、「どの選手に対しても、扉が開いた状態でいるのが仙台育英のやり方です」とも話しています。

04「僕は監督の仕事はふたつしかないと思っています。ひとつはモチベーターであること。監督の発言や振る舞いによって、生徒のやる気を上げることですね。生徒に夢と希望を与えてあげられるモチベーターじゃなきゃいけない。同時に、思考の交通整理をしてあげること。いまの時代にはそれが絶対に必要なんです」

— 2021年3月、センバツの期間中のインタビューで

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発言時期: 2021年3月(第93回選抜高校野球大会の期間中)

発言状況: 高校野球の監督の仕事をどう考えているかを語った言葉です。2020年のコロナ禍で選手を家に帰した間も、須江監督はリモートでミーティングを重ね、練習の方法は選手に任せました。全体練習を再開した後の測定で数値が上がっていたことから、「僕が考えている以上に高校生は大人だとわかりました」と話しています。

2022年夏の甲子園優勝と「青春って、すごく密なので」

2022年8月22日、仙台育英は夏の甲子園の決勝で下関国際に8対1で勝ち、東北勢として初めて優勝しました。2018年夏の初戦で大敗した後に「1000日以内に甲子園で優勝したい」と宣言してから、4年後の優勝でした。決勝の後の優勝インタビューのスピーチで語った「青春って、すごく密なので」は、その年の新語・流行語大賞で選考委員特別賞に選ばれています。9月に始まった新チームでは、「2回目の初優勝」を目標に掲げました。

05「100年、開かなかった扉が開いたので、多くの人の顔が浮かびました。準決勝を勝った段階で、東北や宮城の皆さんのメッセージをいただいたので、熱い思いに応えられてよかった」

— 2022年8月22日、夏の甲子園の決勝の後の優勝インタビューで

06「入学どころか、おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて、高校生活は、なんというか、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんです。青春ってすごく密なので。でもそういうことは全部ダメだダメだと言われて、活動をしていてもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、諦めないでやってくれた」

— 2022年8月22日、同じ優勝インタビューで、3年生をたたえて

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発言時期: 2022年8月22日(第104回全国高校野球選手権の決勝の後)

発言状況: 優勝した3年生は、新型コロナの感染が広がり始めたのと同時に高校に入学した学年です。須江監督は何度も涙をぬぐいながら、行事や部活動を何度も止められてきた3年間を振り返りました。この言葉は2022年12月1日、ユーキャン新語・流行語大賞の選考委員特別賞に「青春って、すごく密なので」の形で選ばれています(受賞者は仙台育英学園高等学校)。

出典: 新語・流行語大賞 第39回 2022年 授賞語(自由国民社)

07「本当にすべての高校生の努力の賜物で、ただただ僕たちが最後にここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います」

— 2022年8月22日、同じ優勝インタビューの最後に

08「その難しいことをやったのは決してここにいる18人のメンバーだけでなく、控えの選手や学校の皆さん、吹奏楽部、チアリーディング、生徒会執行部、みんなで成し遂げたことなんです」

— 2022年8月23日、学校で開かれた優勝報告会のあいさつで

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発言時期: 2022年8月23日(決勝の翌日)

発言状況: 仙台に戻った硬式野球部の優勝報告会が、宮城野校舎のゼルコバホールで開かれました。須江監督はあいさつで、東北勢として13度目の決勝で初めて勝ったことに触れ、「107年間に13度も挑戦した」と話したうえで、この言葉を続けています。

出典: 仙台育英学園高等学校「硬式野球部 優勝報告会と表敬訪問」

09「幸福度の高い運営をして、2回目の初優勝を目指す」

— 2022年9月1日、新チームが始まった日のミーティングで

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発言時期: 2022年9月1日(新チームの始動の日)

発言状況: 決勝の後に1週間の休みを取り、9月1日の初日のミーティングで選手に伝えた目標です。須江監督は著書『仙台育英 日本一からの招待』で、「このチームで、初めての優勝を目指そう」という意味を込めたこと、秀光中で2014年に全国大会を制した後にも同じ言い方をしたことを書いています。

10「高校生の二度と返ってこない青春の時間が奪われてしまうのが、本当にやるせない。これを言ったら怒る人もいるかもしれませんが、大人の1年よりも、子どもたちの1年のほうが“密”ですから」

— 2022年秋、優勝インタビューの言葉が注目されたことについて聞かれて

2023年夏の準優勝とグッドルーザー

2023年夏、仙台育英は2年続けて甲子園の決勝に進みましたが、慶応に2対8で敗れて準優勝でした。選手たちは試合の後、慶応の優勝インタビューの間ずっと拍手を送り、須江航監督は「グッドルーザー(よき敗者)であれ」という日ごろの教えを口にしています。この姿勢が評価され、須江監督は2024年に日本スポーツマンシップ大賞2024のグランプリに選ばれました。

11「僕らが2年連続決勝に進出できたのは奇跡みたいな話なので。この奇跡みたいな瞬間を楽しもうと。とびきりの笑顔でやってくれたら。準備はもうしっかりできましたから。結果はあとからついてくる」

— 2023年8月22日、慶応との決勝の前日に

12「慶応がただただ強かった。完敗です。選手たちも最高のプレーをしてくれた。点差は開いたが、最高のベストゲームだった」

— 2023年8月23日、決勝で慶応に敗れた後の取材で

13「2年間で頂点、あとひとつの悔しさ、ともに味わうことができた。人生は敗者復活です。この経験を次に生かします」

— 2023年8月23日、同じ取材で

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発言時期: 2023年8月23日(第105回全国高校野球選手権の決勝の後)

発言状況: 前の年に優勝し、2年続けて決勝に進んだ仙台育英は、慶応に五回までに8点を奪われて敗れました。須江監督は試合の後、慶応の森林貴彦監督に「おめでとうございます」と声をかけ、インタビューを受ける森林監督にベンチから拍手を送っています。報道陣の取材で選手をたたえた後に続けたのが、この言葉です。

14「負けたときに人間の価値が出るから、グッドルーザーであれと言ってきた。ずっと拍手してたので誇りですね」

— 2023年8月23日、決勝で敗れた後、選手が慶応に拍手を送り続けたことについて

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発言時期: 2023年8月23日(決勝の後の取材)

発言状況: 敗れた仙台育英の選手たちは、慶応の優勝インタビューの間、拍手を送り続けました。須江監督は、負けた時には全力で相手に拍手をしてほしいと、この夏の宮城大会の初戦の前日に選手に伝えていたと話しています。決勝の後の取材では「ここで勝ちきれるようになるかが、求められるところ」とも語りました。

15「秋のミスは“成長痛”なので」

— 2023年秋、秋の大会の初戦で苦戦した後に

2024年〜2025年の言葉

2024年夏は宮城大会の決勝で聖和学園に敗れて甲子園を逃し、須江監督は直後に1・2年生へ座右の銘の「人生は敗者復活戦」を説きました。2025年夏は2年ぶりに甲子園へ戻り、3回戦で沖縄尚学に延長タイブレークの末に3対5で敗れています。この年の甲子園では、夕方の試合について「人生最高の夜更かし」という言葉も生まれました。

16「成功ではなく、失敗にこそ再現性があります。多くの人が、成功した話を聴きたがりますが、その人、その環境、さらに言えば、運や偶然の要素も絡み合っていて、残念ながら、成功には再現性がありません。」

— 2024年2月、愛知県の東海中学・高校での講演で

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発言時期: 2024年2月(講演)

発言状況: 東海中学・高校が開いている土曜市民講座「サタデープログラム」に講師として招かれ、「青春時代をどう過ごす? 中高生時代に身につけてほしいこと」をテーマに約1時間半話しました。この言葉の後には「学ぶべきことは失敗です。自分の失敗はもちろん、他者の失敗から学べることはたくさんあります。」と続け、他者の話に素直に耳を傾ける大切さを伝えています。

17「『人生は敗者復活戦』なんだから、負けて学べるかどうかなんだ。口で言うのと、体で感じるのとは違うんだ。きょうのことは一生忘れたくないよな。負けたということを忘れずにいたい。沈んだ後なんだから、ジャンプできるのは」

— 2024年7月23日、宮城大会の決勝で敗れた後、1・2年生に

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発言時期: 2024年7月23日(夏の宮城大会の決勝)

発言状況: 仙台育英は決勝で聖和学園に5対8で敗れ、甲子園の出場を逃しました。須江監督は、勝った聖和学園の校歌を聴いた後、わずか2、3分で新チームを担う1・2年生をベンチに集め、この言葉で語りかけています。試合については「強みである投手陣を攻略されてしまった。負けるべくして負けた」と話しました。

18「正直言って、選手たちを叱る意味を年々感じなくなってきています。こちらが叱ったところで、その気持ちや言葉が選手には伝わっていないんですよね。」

— 2025年2月に公開された、臨床心理士の村中直人さんとの対談で

19「初めての甲子園みたいなもの。表現がおかしいかもしれないが、Tシャツとジーパンで行くくらいのラフな、フラットな気持ちで目の前のことに集中して、一戦必勝で戦えたら」

— 2025年7月28日、宮城大会で優勝し、2年ぶりの夏の甲子園出場を決めて

20「甲子園は倍速どころか、1日に1年分の経験を積める。ドラゴンボールだと『精神と時の部屋』、1日で1年分の修業ができる。まさにそういうスピード感で成長している」

— 2025年8月14日、夏の甲子園2回戦で1年生のショートとセカンドが併殺を決めた試合の後

21「人生最高の夜ふかしですよ。夏休みに友達と夜ふかししたんだっていう、最高の思い出じゃないですか。だから僕は肯定的に考えています」

— 2025年8月、夏の甲子園の夕方の試合について

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発言時期: 2025年8月(夏の甲子園の期間中の取材)

発言状況: 暑さ対策で、甲子園は試合を朝と夕方に分ける2部制を取り入れ、夕方の試合は終わる時間が遅くなるという声もありました。須江監督はどう思うかを聞かれ、この言葉で答えています。この夏、仙台育英はナイターの試合をしていません。

2026年夏の甲子園(8強)の言葉

2026年夏、仙台育英は甲子園の開幕戦で札幌日大に3対1で勝って8強まで進み、準々決勝で智弁和歌山に3対11で敗れました。開幕戦はナイターで、須江航監督は前の年に生まれた名言「人生最高の夜更かし」を「やっぱりそうでした」と振り返り、選手に聞くと「夏祭りより、甲子園のナイターのほうが楽しい」と答えたと明かしています。準々決勝で敗れた夜には、宿舎でのラストミーティングで選手に語りかけました。

22「連覇という概念はない。毎年生徒は変わりますから。毎回初優勝みたいな感じ。甲子園なんて、まだまだ見えていないので。甲子園のことなんて考えないで、1イニング一球一球に集中して、自信を持ってやってもらいたいなと思います」

— 2026年7月27日、宮城大会の準決勝に勝った後

23「彼らがここまで味わってきた、人生最高の夜更かしだと思います」

— 2026年8月5日、ナイターで行われた夏の甲子園の開幕戦に勝った後

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発言時期: 2026年8月5日(第108回全国高校野球選手権の開幕戦)

発言状況: 暑さを考えて開会式は午後4時から、開幕戦は午後5時39分からという日程で、仙台育英は札幌日大に3対1で勝ちました。前の年の仙台育英はナイターの試合をしていませんでしたが、須江監督は取材で夕方の試合について聞かれ、「人生最高の夜更かし」と答えていました。

24「素晴らしいジャッジでしたね、みなさん。何一つ疑問を持つようなジャッジはなかったですね」

— 2026年8月5日、この大会から入った、審判の判定を映像で確かめるビデオ検証について

25「総じて力負けです。シンプルに力負けですね。完全にノックアウト負けですから。判定でもなけりゃ何でもないので。こんなにすがすがしいというか、もう次にやるぞと思えるような完敗は気持ちいいぐらいですね」

— 2026年8月18日、夏の甲子園の準々決勝で智弁和歌山に敗れた後

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発言時期: 2026年8月18日(第108回全国高校野球選手権の準々決勝)

発言状況: 仙台育英は初回に5点を先に取られ、智弁和歌山に3対11で敗れました。須江監督は大敗の原因を「監督の年間を通したマネジメントと、あとは一人一人の発揮能力みたいなところが智弁和歌山さんに及ばなかった」と振り返りました。同じ取材では「来年のための敗戦なんてそんな安いことは言えないです。3年生は今年しかないんですから」とも話しました。

26「最初から失敗してもいいやと思って失敗することに得られるものなんてないんですが、絶対に成功したいとか、成長したいという心意気や行動で失敗したことというのは、何1つマイナスにはならないわけですよ」

— 2026年8月18日の夜、宿舎での最後のミーティングで

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発言時期: 2026年8月18日(準々決勝の敗戦から約6時間後)

発言状況: 甲子園での戦いを終えた夜、宿舎で開いた最後のミーティング(ラストミーティング)で選手に伝えた言葉です。須江監督は、引退という言葉は野球をやめる時に使えばよいと話して「終わりではありません。始まりです。」と伝え、高校3年間のほとんどの瞬間で負けてきたことにこそ価値があったと語りかけました。

著書に書いた指導とチームづくりの言葉

須江監督の著書は、2020年の『二度消えた甲子園』、2022年の『仙台育英 日本一からの招待』、2023年の『伝わる言葉。 失敗から学んだ言葉たち』の3冊です。『仙台育英 日本一からの招待』には、チームスローガン「日本一からの招待」の意味や、就任1年目から選手に伝えてきたチームづくりの考え方が書かれています。

27「すなわち日本一は勝ち取るもの以上に、招かれるものである、と。」

— 著書『仙台育英 日本一からの招待』(2022年12月)で、チームスローガンについて

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発言時期: 2022年12月(著書の刊行)

発言状況: 「日本一からの招待」は、須江監督が2018年1月に仙台育英の監督に就任した時から掲げ続けているチームスローガンです。大会ごとに部員に配る資料には「心技体すべての条件を満たせたとき、100年以上閉ざされた扉を開けて、東北地方初の日本一へ招かれる」と書き、技術だけでも心だけでも足りないと伝えてきました。著書の序章では、その資料の言葉を引いたうえで、意味をこの一文にまとめています。

28「チーム作りは文化作り。今後、5年、10年と続いていくような、文化を作り上げてほしい」

— 著書『仙台育英 日本一からの招待』(2022年12月)で、就任1年目の選手に繰り返し伝えた言葉として

29「現状を「仕方がない」と思ってしまったら、何も生まれません。」

— 著書『仙台育英 日本一からの招待』(2022年12月)で、コロナ禍でより強く実感するようになった日ごろの心がけとして

30「この世のなか、ほとんどのひとはなにかに傷ついていると思うのです。そう考えるだけで、相手とのコミュニケーションが大きく変わるはずです。」

— 著書『伝わる言葉。 失敗から学んだ言葉たち』(2023年3月)の「伝える」の章で

高校野球のほかの強豪校は高校野球の全国強豪ランキング、プロ野球選手の名言はプロ野球選手の名言60選で読めます。

よくある質問(Q&A)

Q1. 「青春って、すごく密なので」はいつの言葉?スピーチの全文は?

2022年8月22日、夏の甲子園の決勝で下関国際に勝った後の優勝インタビューの言葉です。スピーチは、100年開かなかった扉が開いた喜び、コロナ禍で入学した3年生へのねぎらい、全国の高校生への拍手の呼びかけ、の順に話しています。全文ではなく、それぞれの部分の言葉を2022年の名言に載せています。

Q2. 「人生は敗者復活戦」は誰の言葉?

須江監督の座右の銘です。2022年12月の著書に「私の座右の銘は、『人生は敗者復活戦』です。」と書き、2024年7月に宮城大会の決勝で敗れた後も、1・2年生にこの言葉で語りかけました。

Q3. 「青春って、すごく密なので」は流行語大賞をとった?

2022年のユーキャン新語・流行語大賞で、選考委員特別賞に選ばれました。受賞者は仙台育英学園高等学校です。

Q4. 須江監督の言う「グッドルーザー」とは?

「よき敗者」のことです。2023年夏の決勝で慶応に敗れた後、選手たちが相手に拍手を送り続けた姿について、須江監督は「負けたときに人間の価値が出るから、グッドルーザーであれと言ってきた」と話しました。

Q5. 須江監督の本は?

『二度消えた甲子園』(2020年・ベースボール・マガジン社)、『仙台育英 日本一からの招待』(2022年・カンゼン)、『伝わる言葉。 失敗から学んだ言葉たち』(2023年・集英社)の3冊です。


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