2020年4月6日 更新

サッカーのVARとは?ビデオアシスタントレフィリーで判定はどう変わるか?

サッカーのVARとは、ビデオを使って審判が肉眼では確認しにくい判定をサポートするシステムのことでビデオアシスタントレフェリー制度ともいいます。VARを導入することで判定がどのように行われ、どのように判定が変わるのか解説します。

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サッカーのVAR判定

⚽🇧🇬4-4-2🇧🇬⚽ on Instagram: “VAR дебютира в България🙃🤯🤪” (120374)

サッカーのVAR判定はメリットもデメリットもあります。

VARは万能ではないので、最後は主審の主観的な判断が加わることを理解する必要がありますし、その判断を尊重する必要があります。

メリット

VARのメリットは、正解が明確にあるオフサイドのような判定での誤審はVARで限りなくゼロに近づけることができます。

また、VARによってリプレイで時間をかけてジャッジしている間に細かい解説を入れるとルールが周知されるので、サッカーを良く知るきっかけになります。
ビデオで細かく見られていることを選手が意識すると、主審が見えないところで悪質なファウルが無くなり怪我の防止につながることもメリットです。

デメリット

サッカーは接触プレーなどは正解がない判定が多いので、VARで行った判定が必ずしも正しいわけではありません。

VARを行うことで、選手、サポーターが微妙な判定にストレスを増大させることもあるのがVARのデメリットです。

サッカーには、細かく見れば見るほどどっちにもとれる判定があり、どちら側の視点で見るか、競技規則を把握しているかによって判定への印象はまったく異なります。VARの判定に時間がかかることもデメリットです。
誤審も含めてサッカーの醍醐味といった考え方もあって、もしVARが導入されていたら、1986年メキシコワールドカップのマラドーナの神の手ゴールは存在しませんでした。
誤審を語ることの面白さがなくなってしまうのはデメリットです。

VAR導入リーグ

VARが導入されているリーグはすでに世界中にありますが、テクノロジーを使うのは人間ですからVARの運用の仕方や考え方はさまざまです。

ヨーロッパの主要リーグではVARが基本的に導入され、アジアでは中東やJリーグで導入されています。

JリーグのVAR導入

2020年シーズンからVARを導入したJリーグでは、審判の数が少なく、ビデオルームの人材不足が問題となっています。

VARが介入するかどうかの基準もまだ定まっておらず、試行錯誤の状態が続いています。JリーグのVARはyoutubeで試合後に開設動画を流して判定の裏側も公開して詳しく説明しています。

JリーグのVARの例

【Jリーグジャッジリプレイ番外編】ルヴァンカップ決勝VAR大特集(後編)

動画の冒頭からのシーンでは、2019年ナビスコカップ決勝でVARでイエローカード判定がレッドカードに変更になるまでの流れがすべてわかるようになっています。

3人がモニターをチェックしており、主審に無線を使って助言を行いますが、最終的にはオンフィールドレビューで主審が判断をすることになります。

オンフィールドレビューの結果、意図的に決定的機会を阻止したとして川崎フロンターレの選手にレッドカードが提示されました。

プレミアリーグのVAR

Kirsten Andersen on Instagram: “I love VAR 💙 - especially at the Etihad Stadium 😁 Jesus scored the winner, the Etihad went mad The ref went to the camera, but it was…” (120370)

プレミアリーグのVARは、主審がVARなしで下した判定を尊重する傾向が強く、明らかな誤審でない限りVARは介入しません。

しかし、オフサイドに関してはミリ単位に拡大して精密にVARで判定するのがプレミアリーグの特徴です。ディフェンスラインの背後を狙うタイプのフォワードは、プレミアリーグでは何度もゴールを取り消されています。

ワールドカップのVAR

Gazelle Sports Soccer on Instagram: “Call for replay. I cannot believe what we just saw. These past two days of @championsleague football have been what it’s all about.…” (120380)

ワールドカップのVARは世界中の審判が集まり、世界中の国が集まる大会なので、混乱が生じやすくVARが乱発される傾向にあります。

ただし、審判の人員が多いので10人中8人が異議を唱える場合にVARが介入するやり方が採用されていて、多国籍審判員による判定のブレを人数でカバーしています。

2018年ロシアワールドカップで初めてVARが導入されましたが、過去最多のPK回数となり、大会中に判定基準を変更させる混乱も生じました。

アジア杯のVAR

アジアカップのVARは、アジアの審判の水準と信頼性が低く、VARがあることでかえって偏った判定が多くなる傾向があります。

VARが介入するかどうかの基準もあいまいで、恣意的に判定を下しているのでは?という疑念がさらに大きくなる傾向がアジアにはあります。VARが導入されても審判買収のリスクはなくなりません。

サッカーのVARの問題点

Vanity Domains on Instagram: “VAR.Technology No Blurred Lines, Just Perfect Decisions. Own the Brand Domain Today. Make an Offer.  #var #technology #vartechnology…” (120379)

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