サッカーの監督ランキングベスト10!最強監督は誰なのか?
サッカー監督には様々なタイプが存在し、監督によって用いる戦術やフォーメーションが異なります。今回は2018年のサッカー監督をランキング形式で紹介します。各監督の特徴を知ることで、サッカーをより一層深く、そして楽しく見ることができます。
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公式ライター Activel_director
サッカーの監督ランキング第10位
マルセロ・ビエルサ
国籍 | アルゼンチン |
生年月日 | 1955年7月21日(2018年現在63歳) |
プロサッカー選手経験 | あり |
サッカー監督 | 履歴 |
エスパニョール (スペイン) | 1998 |
アルゼンチン代表 | 1998-2004 |
チリ代表 | 2007-2011 |
アスレティック・ビルバオ (スペイン) | 2011-2013 |
マルセイユ (フランス) | 2014-2015 |
ラツィオ (イタリア) | 2016-2017 |
リール (フランス) | 2017-2018 |
リーズ・ユナイテッド (イングランド) | 2018 |
サッカーの基本戦術とフォーメーション
ビエルサが用いるフォーメーションは3-4-3と4-3-3の2通りあり、相手が1トップの際は4バック、2トップの場合は3バックを採用しています。
基本戦術は守備面ではマンマークを採用し、例えば相手がパスアンドゴーをしてきた際には、マークを受け渡さずについていくように守備をします。攻撃面では長短縦に速いパスを使う戦術を用い、運動量の非常に多いサッカーを展開しています。
このようにビエルサは現代ではあまり用いられないようなマンマークを採用したり、尋常ではない運動量を求める非常に独特なスタイルのサッカーの考えを持ち、名将の1人と言えます。
サッカーの監督ランキング第9位
ロベルト・マルティネス
国籍 | スペイン |
生年月日 | 1973年7月13日(2018年現在45歳) |
プロサッカー選手経験 | あり |
サッカー監督 | 歴 |
スウォンジー・シティAFC (ウェールズ) | 2007-2009 |
ウィガン・アスレティックFC (イングランド) | 2009-2013 |
エヴァートンFC (イングランド) | 2013-2016 |
ベルギー代表 | 2016- |
サッカーの基本戦術とフォーメーション
マルティネスが用いるフォーメーションは3-4-3で、ワールドカップでもこのシステムを採用しました。基本戦術は守備面ではボールを失った瞬間にプレッシングをかけて奪い返すスタイルで、相手に押し込まれている時は両サイドのウイングバックが落ちて5バックになるなど柔軟に対応します。
攻撃面ではポゼッションスタイルをとっており、両サイドのウイングバックが高い位置を取り攻撃に厚みを増し、中央の3トップが個人戦術を十分に発揮させて相手ゴールへと迫るというサッカースタイルです。ワールドカップもこの戦術で戦い、3位という歴代最高の記録を残しました。
サッカーの監督ランキング第8位
ウナイ・エメリ
国籍 | スペイン |
生年月日 | 1971年11月3日(2018年10月現在46歳) |
プロサッカー選手経験 | あり |
サッカー監督 | 履歴 |
ロルカ・デポルティーバ (スペイン) | 2004-2006 |
アルメリア (スペイン) | 2006-2008 |
バレンシア (スペイン) | 2008-2012 |
スパルタク・モスクワ (ロシア) | 2012-2013 |
セビージャ (スペイン) | 2013-2016 |
パリ・サンジェルマン (フランス) | 2016-2018 |
アーセナル (イングランド) | 2018- |
サッカーの基本戦術とフォーメーション
戦術はポゼッションを好み、ディフェンスラインからボールをチームとしてコントロールするスタイルをとっています。このビルドアップの特徴的な点はスピードで、相手の陣形が整う前に仕掛けるため、相手の対応が遅れるというメリットがあります。また、守備面においては常にボールロスト後のことを意識させており、それが場所や状況ごとで細かく設定されています。
これまでも結果を残してきたエメリは間違いなく名監督の1人に数えられ、今後アーセナルをどのようなチームへと変貌させていくのか注目されています。
サッカーの監督ランキング第7位
マウリシオ・ポチェッティーノ
生年月日:1972年3月2日生まれの46歳(2018年10月現在)
プロサッカー選手経験:あり
サッカー監督歴:
エスパニョール (スペイン) 2009-2012
サウサンプトン (イングランド) 2013-2014
トットナム・ホットスパー (イングランド )2014-
サッカーの基本戦術とフォーメーション
フォーメーションは4-2-3-1を採用し、攻守両面においてバランスのとれたメンバーを選定しています。
サッカーの戦術としては守備面では前線からの強度の高いプレッシングをベースとしており、そこからのショートカウンターも魅力的です。攻撃面ではショートパスとダイナミックな展開を使い分けて、相手を動かして主導権を握る戦術が特徴的です。
また、若手サッカー選手を積極的に採用しており、チームを勝利に導くだけではなく、育成面においても強みを持つ監督です。
サッカーの監督ランキング第6位
ディエゴ・シメオネ
生年月日:1970年4月28日生まれの48歳(2018年10月現在)
プロサッカー選手経験:あり
サッカー監督歴:
ラシン・クラブ (アルゼンチン) 2006
エストゥディアンテス (アルゼンチン) 2006-2007
リーベル・プレート (アルゼンチン) 2007-2008
サン・ロレンソ (アルゼンチン) 2009-2010
カターニア (イタリア) 2011
ラシン・クラブ (アルゼンチン) 2011
アトレティコ・マドリード (スペイン) 2011-
サッカーの基本戦術とフォーメーション
サッカーのフォーメーションは4-4-2を用いており、これはシメオネの代名詞とも言えるシステムで海外の多くのチームが参考にしています。
基本戦術は堅守速攻の素速いカウンターアタックで、今年のワールドカップでもシステムは違えど、この戦術を見本に用いているチームが多く存在しました。また、特徴的な点は前線の選手に対して守備を徹底的にさせる点で、守備時に誰一人休むということはあり得ません。
それほどシメオネの戦術は運動量が多く、またスター選手にもそれをさせるだけの人間的魅力と手腕を持ち合わせた代表的な名将です。
サッカーの監督ランキング第5位
ユルゲン・クロップ
生年月日:1967年6月16日生まれの51歳(2018年10月現在)
プロサッカー選手経験:あり
サッカー監督歴:
マインツ (ドイツ) 2001-2008
ボルシア・ドルトムント (ドイツ) 2008-2015
リヴァプール (イングランド) 2015-
サッカーの基本戦術とフォーメーション
フォーメーションは4-3-3をベースにしており、攻守両面においてハードワークを要求します。
基本戦術はゲーゲンプレッシングと呼ばれる高い位置からのプレッシングで、これを高いレベルで遂行してボールを奪いショートカウンターを繰り出すというのが攻守における特徴です。
これは特にマンチェスター・シティなどビルドアップを主体とするチームに効果的で、相手の特徴を消して攻撃につなげることができます。
このようなサッカーの新しい潮流を築いたクロップは、間違いなく歴代の名将に名を連ねる監督です。
サッカーの監督ランキング第4位
ジネディーヌ・ジダン
生年月日:1972年6月23歳生まれの46歳(2018年10月現在)
プロサッカー選手経験:あり
サッカー監督歴:
レアル・マドリード アシスタント (スペイン) 2013-2014
レアル・マドリード・カスティージャ (スペイン) 2014-2016
レアル・マドリード (スペイン) 2016-2018
サッカーの基本戦術とフォーメーション
フォーメーションは4-3-3を採用しており、世界最高峰のクオリティをもつ選手たちによりサッカーが展開されます。
基本戦術は前線の3枚の攻撃力を最大限に生かしたスピードのある攻撃を軸に、堅守な守備からのカウンタースタイルを用いていました。また、相手によってはビルドアップから攻撃するなど柔軟な対応力を見せており、選手起用に関しても大胆な采配を見せることもありました。
次のチームでジダンが戦術的手腕を見せ、名監督の仲間入りできるか今後注目されています。
サッカーの監督ランキング第3位
マッシミリアーノ・アレッグリ
生年月日:1967年8月11日生まれの51歳(2018年10月現在)
プロサッカー選手経験:あり
サッカー監督歴:
ACアグリアネーゼ (イタリア) 2003-2004
SPAL (イタリア) 2004-2005
USグロッセート (イタリア) 2005-2006
USサッスオーロ・カルチョ (イタリア) 2007-2008
アリアリ・カルチョ(イタリア) 2008-2010
ACミラン (イタリア) 2010-2014
ユヴェントス(イタリア) 2014-
サッカーの基本戦術とフォーメーション
フォーメーションは4-2-3-1を用いていましたが、クリスティアーノ・ロナウドの加入により4-3-3へと変更されています。また、試合の状況に応じて3バックにするなど戦術的柔軟性に富んでいます。
基本戦術はプレーのテンポを落としたポゼッションスタイルを採用しており、より選手が自由に流動的に動き個性を発揮できるようにしています。守備も硬く、失った瞬間のプレッシングと、突破された後のリトリートの守備を使い分けています。
代表監督への声もかかるほどであり、海外からのオファーも絶えないこの名監督の今後の動向にも注目が集まっています。
サッカーの監督ランキング第2位
ディディエ・デシャン
生年月日:1968年10月15日生まれの50歳(2018年10月現在)
プロサッカー選手経験:あり
サッカー監督歴:
モナコ (モナコ) 2001-2005
ユヴェントス (イタリア) 2006-2007
マルセイユ (フランス) 2009-2012
フランス代表 2012-
サッカーの基本戦術とフォーメーション
システムは4-2-3-1を採用しており、世界有数の選手たちを配置させています。
基本戦術は堅守からの速攻で、しっかりと守備をして前線のグリーズマンやジルー、また高い個を持ったムバッペによって中央からもサイドからも攻撃が組み立てられていきます。リードした局面では極端なほど守備を固め、勝ち切るスタイルがワールドカップでは話題になりました。
ワールドカップ優勝監督として、この名将は引き続きフランス代表を指揮し、今後どのように進化させていくのかということが注目されています。
サッカーの監督ランキング第1位
ジョゼップ・グラウディオラ
生年月日:1971年1月11日生まれの47歳(2018年10月現在)
プロサッカー選手経験:あり
サッカー監督歴:
バルセロナB (スペイン) 2007-2008
バルセロナ(スペイン) 2008-2012
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) 2013-2016
マンチェスター・シティ(イングランド) 2016-
サッカーの基本戦術とフォーメーション
フォーメーションは4-3-3をベースにしていますが、特徴はその戦術にあります。ポゼッションスタイルを基本とし、サイドバックがボランチの位置に入りビルドアップを行い、ボランチはさらに高い位置へと押し上げられ、前線での攻撃の枚数を増やします。
また、マンチェスター・シティでは縦に素早い攻撃も並行して使用しており、戦術に幅をもたせています。守備においては前線からのプレッシングが特徴で、ゴールキーパーの位置まで追いかけることも厭いません。
サッカーの監督ランキングまとめ
サッカー監督は選手や、ファン、またその他の人々にサッカーを通じてどのような価値を与えられるかも問われていて、与える価値がサッカー監督によって異なり、それが監督の特徴となってサッカーに表現されます。
今回ランキングのトップのグラウディオラは、勝利とともにサッカーの新しいスタイルを世界の人々に発信し、魅了し続けている面でも歴代最強の監督と言えます。
歴代監督の全てを入れるとこのランキングも変動しますが、今回ランキングされた監督のサッカーは全て特徴的で面白みがありますので、監督の考えにも今後注目してみてください。
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