サッカーでボールタッチの感覚を上げる方法とは?足元の技術をレベルアップ
サッカーの全ての動きの基盤はボールタッチです。少年サッカーや初心者の練習に取り入れている、基礎的なトレーニングとして有名です。しかし、世界を相手に戦うプロのプレイヤーも、ボールタッチを練習メニューに取り入れています。実はかなり繊細な動きであるボールタッチをモノにすることで、個人技術が格段にレベルアップします。
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サッカーのボールタッチとは?
基礎トレーニングではありますが、そのバリエーションの多さゆえに初心者からベテランまでが様々な難易度で取り組めます。また、ボールタッチは、ドリブルやフェイントといった個人技に必ず反映される動きです。
個人技術のレベルアップ
ボールフィーリングの向上
【ボールタッチで得られるボールフィーリング】
・力加減
・足の角度
・ボールの動きの予測
上記のような操作のコツを掴みながら、ボールへの最善の触れ方を習得できます。
・ボールタッチの上達によって、意思の通りにボールを動かせるようになる
ボールタッチの種類
足裏タッチ(移動なし)
フットサル基礎練習 両足裏ボールタッチ サファリ
①両足をボールに交互に乗せる
②慣れてきたら入れ替える足を素早くする
足指の付け根を意識し、体重をかけすぎないようにします。足裏全体がボールに乗ってしまうとリズミカルな動きができません。
足裏タッチ(移動あり)
フットサル基礎練習 足裏横ボールタッチ サファリ
①ボールを身体の目の前(真横)に置く
②片足でボールを撫でながら進む
【足裏タッチ(前進・後退移動)】
①両足をボールに交互に乗せる
②ボールを踏むと同時に前進・後退する
毎回しっかりボールに触れられるように、ボールの横(後ろ)を常にキープします。
ロール(インサイド・アウトサイド)
Coerver Coaching – Technique of the Week, 2
①片足をボールに乗せる
②インサイドと足裏を使ってボールを左右に転がす
【アウトサイドロール】
①片足をボールに乗せる
②アウトサイドと足裏を使ってボールを左右に転がす
膝から下を使ってボールを左右に振ります。ステップや方向転換を取り入れることで実践向けの練習となります。
ロール(つま先・かかと)
Coerver Coaching – Technique of the Week, 1
①片足をボールに乗せる
②足の指付け根からかかとを使ってボールを前後に転がす
ボールに触れている足の足首を柔軟に使います。また、軸足でステップを踏むことでバランスを取りながらタッチを安定させます。
インサイドタッチ
サッカーボールタッチ基本テクニック~インサイド編【ビエボ】 | サッカー・フットサル
①両足を軽く開き、真ん中にボールを置く
②軽く腰を落とす
③インサイドを使い両足間でボールを行き来させる
ひざ下を柔軟に使い、ブレないようにリズムよくステップします。インサイドにしっかり当てることが上達のポイントです。
アウトサイドタッチ
アウトサイドタッチステップ サッカー・フットサルの基礎練習メニューボールタッチドリル
①両足を軽く開き、ボールを真ん中に置く
②軽く腰を落とす
③片足のアウトサイドでボールを外側に押し出す
④サイドステップでボールの先回りをし、両足の真ん中にボールが来る位置につく
⑤もう片足のアウトサイドでボールを反対側へ押し出す
ボールに強くタッチすれば、サイドステップが大きな歩幅になります。
シザース
初心者向け!シザースステップ サッカーが今より楽しくなるボールコントロール基本 Vol.1
①目の前にボールを置く
②片足をボールの内側から外側へ回す
③もう片足をボールの内側から外側へ回す
なるべくボールの側面に沿って足を回します。動いているボールをシザースすると、フェイントとドリブルを組み合わせた動きになります。
ボールタッチの基礎
正しい姿勢
ボールへの触れ方
目線
ステップワーク
ボールタッチが上達する練習メニュー【家の中・自宅】
素足でボールタッチ
グランドリフティング
1分で覚える座ってリフティングの練習法 1min Sitting juggling Tutorial
フォームの矯正
インナーマッスルの強化
【10分間】サッカー長友選手も行う体幹トレーニング!10 minute Core Workout
【自宅でできる体幹トレーニング】
・床にひじをつき腕立ての状態でお腹を持ち上げる
・床にひじをつき仰向けになり、お尻を上げる
・床にひじをつき地面に対して垂直の向きで腰を持ち上げる
・腹筋の状態で頭とつま先を持ち上げる
・片足でリフティング
家の中でできる練習方法なので、毎日行うのが効果的です。
身体の芯を鍛えることで重心移動がスムーズになり、柔らかいボールタッチにも繋がります。
ボールタッチが上達する練習メニュー【チームなど】
リフティング
【リフティングのチーム練習方法】
・回数を競う
・枠から出ないリフティング
・様々な足の部位でのリフティング
回数でチームを編成したり、できる種類によって表彰したりと、モチベーションを保ちながらトレーニングするのがポイントです。
ラダー
ラダートレーニング≪初級編≫
【ラダーのチーム練習方法】
・一枠一歩ずつ進む
・一枠二歩ずつ進む
・スラローム
・ケンケンパ
・スキップ
・ラダーのあとにダッシュ
繊細なステップを踏み、足元の操作に慣れるためにも、ラダーは効果的です。
ドリブル
少年サッカー練習メニュー ドリブル練習基礎「運ぶ」ドリブル応用編
【ドリブルのチーム練習方法】
・インサイド、アウトサイドで進む
・足裏タッチで進む
・ロールで進む
・ジグザグに進む
ドリブルに慣れてきたら前進後退、片足縛りなどで展開します。また、枠内を縦横無尽にドリブルするなどで顔を上げる練習をするのも有効です。
一対一トレーニング
対人プレーを強化する1対1の2ゴールゲーム – / Soccer tutorial
【一対一のチーム練習方法】
・ゴールを設置
・枠内で数組同時に一対一
・ルーズボール奪取でスタート
その他にも一対一のシチュエーションは様々です。相手の様子を確認しながらのプレーなので、咄嗟にボールをコントロールする判断が必要です。少年サッカーでも行われるメニューで、相手がいることで楽しみながら練習することができます。
ボールタッチの感覚をアップするポイント
足裏の感覚
【主な足裏の部位】
・指の腹
・指の付け根
・土踏まず
・かかと
足裏の技術向上によって足元でボールキープができるようになり、一対一に強くなることが期待されます。
家の中でボールに触れる習慣をつくるのも、感覚力のアップになります。
足元の感覚
【主な足元の部位】
・インサイド
・アウトサイド
・インフロント
・足首
・くるぶし
トレーニングのなかで、強弱や足首の角度を自分なりに微調整する意識が大切です。
また、自宅で一人でできるメニューでも、丁寧にボールタッチをすることで足元の感覚を掴みます。
初心者がボールタッチをするときに注意すること
ボールタッチの精度
【ボールタッチの精度を上げる方法】
・正しい姿勢で行う
・優しくソフトタッチを心がける
・色々な部位でボールに触れる
スピードは遅くてもいいので、ボールに確実に触るように心がけます。基礎練習では、軸足や姿勢も意識してトレーニングすることが大切です。お手本になる人がいないの自主トレでは、雑な動きにならないように注意します。
ボールタッチのスピード
【ボールタッチのスピードを上げる方法】
・はじめはゆっくり丁寧に
・触る回数を増やす
・タッチのリズムを維持する
はじめは柔らかいボールタッチができなくても、基礎練習を繰り返すことで必ず上達します。
自由自在なボールタッチ
さらに、磨き上げた技術で自分だけの独特のリズムを作ることで、試合で活躍するプレーヤーになることが期待されます。
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